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2013/11/30

経営革命大全

ジョセフ・ボイエット、ジミー・ボイエットの「経営革命大全 -世界をリードする79人のビジネス思想-」を読みました。


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10年ぐらい前に読んだ本を引っ張り出してきて読みました。

セピア色になってました。


79人の権威(グル)のリーダーシップ、チェンジマネジメント、学習する組織、モチベーションなどのテーマに分けて書かれています。

79人のグルのうち、ここでも20人ぐらいは登場していると思います。


マーガレット・ウィートリー
エティエンヌ・ウェンガー
ロバート・K・グリーンリーフ
ジョン・P・コッター
スティーヴン・R・コヴィー
エドガー・H・シャイン
ピーター・M・センゲ
ノエル・M・ティシー


などなど


このメンバーを見ると、今も古さを感じさせないと思います。


いつも本に印をつけながら読んでいますが、ポイントのてんこ盛りで、本が印だらけになってしまいました(笑)。


ひとつだけ



高業績組織の特徴

・変革やリスクを支援する。
・学習を重視する。
・多くの技能が必要とされるような職務設計を行う。
・職能横断的な処理過程に着目してチーム作りを行う。
・管理職に代わってファシリテーターやコーチを置く。
・個人の業績を定期的にフィードバックする。
・管理職の階層はわずかしかない。
・全員を顧客の近くに配置する。
・柔軟な対応やチームワークを奨励する。
・業績ベースの給与体系を持つ。
・経営に関わる情報を全従業員に開示する。
・チームを支援するための情報システムを構築する。
・社会的システムと技術的システムのバランスがとれて
 いる。



この本は超お買い得だと思います。

2013/11/27

人をあきらめない組織

HRインスティチュートの「人をあきらめない組織 -育てる仕組みと育つ現場のつくり方-」を読みました。


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人:働くことを通して自分を進化させる可能性をもつ
  すべての人

あきらめない:人の可能性を信じ、人の中にある主体性を
         挽き出し続けること


上記のように定義されています。


組織の悪玉・善玉遺伝子というメタファで、この本のポイントが書かれています。



三つの悪玉遺伝子

①心のないコミュニケーション:心のない組織
 社員を大切にしていない
②仕組みがないマネジメント:仕組みがない組織
 社員の能力を活かせていない
③刺激がないオペレーション:刺激がない組織
 社員の可能性を挽き出せていない



善玉遺伝子を生み出す三つの経営要素

①プリンシプル=絶対的な人づくりへの理念と意志
②ウェイ・マネジメント=人づくりの遺伝子の仕組み化
③モチベーション・エンジン=やる気を挽き出すコミュニ
                  ケーション基盤と進化



代理店営業の支社づくりも、著者らが言っている「プリンシプル」「ウェイ・マネジメント」「モチベーション・エンジン」に集約されると思います。特に、人を育てる、「プリンシプル」が一番大切だと思います。



「経営トップの有言実行によって、はじめて社員に本気が伝わる」


「人づくりには根気が必要。愚直に伝え続けることで価値が絶対化される」


「人の共感を得られるプリンシプルなく会社は人から見捨てられる」


「現場への権限移譲でプリンシプルに血が通い出す」


「教育とは投資である。変化対応のできる人材を育てることの優先順位を上げるべき」


「現場で培ったアイデアを提案し、実行できることが社員を輝かせる」


「チームパフォーマンス向上には些細なことの積み上げが大切」



ポテンシャルは高いのに、力が発揮できていないソリシターが多い気がしています。この本はマネジャー向けかなあ。

2013/11/25

藁のハンドル

ヘンリー・フォードの「藁のハンドル」を読みました。


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ヘンリー・フォードは、車のフォードの創業者です。

ヘンリー・フォードの起業家精神というか経営哲学が書かれている本です。


古い本で期待しないで読みはじめましたが、この人すごい(失礼な言い方ですいません)。

もちろん、知っているエピソードもたくさんありますが、20世紀の頭にこの考え方、斬新です。

ビジョナリーです。




ピックアップしたところがたくさんましたが、経営に関するところだけいくつか抜粋します。



「産業の最終的な目的というのは、人々が頭を使わないですむ、標準化され、自動化された世界をつくることではない。その目的は、人々にとって頭脳を働かす機会が存在する世界をつくることである。」


「産業の真の目的は、一つの型に人間をはめこむのことではない。また労働者を出世させて、見かけだけの最高の地位にまでつかせることでもない。産業は、労働者も含めて大衆に、サービスを行うために存在する。産業の真の目的は、この世を良質で安価な生産物で満たして、人間の精神と肉体を、生存のための労苦から解放することにある。」


「事業の目的の一つは、消費者に対する供給だけではなく、消費者を創造することにある。」


「産業は金ではない。産業は、理念、労働および経営から成り立つものであり、そしてこれらに大事なのは、配当ではなく、実用性、品質および入手しやすさである。」



おススメの1冊です。

2013/11/24

アイデアのちから

チップ・ハース、ダン・ハースの「アイデアのちから」を読みました。


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こちらもこの頃よく出てきます。ハース兄弟です。

5年前に書かれたもう古い本なのですが、12刷になってたので結構売れてるみたいですね。

売れているのは、分かりやすいからだと思います。

この本のテーマは、「記憶に焼きつく」です。



記憶に焼きつくアイデアの六原則

原則1 単純明快である
原則2 意外性がある
原則3 具体的である
原則4 信頼性がある
原則5 感情に訴える
原則6 物語性がある

これが成功するアイデアのチェックリスト「SUCCES」というアメリカ的な語呂合わせになっています(「単純明快で、具体性で、信頼性があって、感情に訴える物語(Simple Unexpected Concrete Credentialed Emotional Story)」。)



マルコム・グラッドウェルの「ティッピング・ポイント」がきっかけになって書かれたと書いてありますので、また読み返したいと思います。


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2013/11/23

シナリオ・プランニング

ウッディー・ウェイドの「シナリオ・プランニング -未来を描き、創造する-」を読みました。



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ビジネスモデルジェネレーションのような作りの本です。


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横長の写真集のような本です(いい本ですけど、置く場所に困ります)。


シナリオ・プランニングという言葉は、このごろよく聞くようになりました。

もちろん、昔から未来の予測などできないのですが、未来がどうなり得るかの探索とそれに対する準備がより必要になってきていると思います。

私の周りでいうと、超短期的なことしか見えていません(怖~い)。なので、3~6ヶ月後には対処療法が横行します(悲)。そして、3~6ヶ月後には、対処療法に対する大きな副作用に苦しみます(笑)。



シナリオ・プランニングのプロセス

 1 課題を設定する
 2 情報を収集する
 3 未来を動かす「ドライビング・フォース(原動力)」
   を特定する
 4 未来を左右する「分かれ道」になるような要因を
   見つける
 5 シナリオを考える
 6 骨組みに肉付けし、ストーリーを描く
 7 シナリオを検証し、追加の調査項目を特定する
 8 シナリオの意味をくみ取り、取りうる対応を
   決める
 9 目印を探す
10 シナリオを観察し、更新する



冗談はさておき、見た目も中身もいい本です。

2013/11/22

なぜ会社は変われないのか

柴田昌治氏の「なぜ会社は変われないのか -危機突破の風土改革ドラマ-」を読みました。


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オフサイトミーティングで有名なスコラコンサルトの社長の本です。

随分古い本です。

が、内容は古さを全く感じさせません。大企業病は昔も今も変わりませんね。


柴田社長の本、立てつづけに読んでます。


先日、私もオフサイトミーティングを行いましたが、同じ想いを持っている人がたくさんいることがわかりました。

この本に書いてある通りでした。


風土改革はとんでもなくハードルの高いプロセスだと思いますが、ここに書いてあることはそのまま使えそうな気がします。

2013/11/20

30秒で相手を動かす! コーピング・コミュニケーション術

田中ウルヴェ京氏の「30秒で相手を動かす! コーピング・コミュニケーション術 -「他人の感情」を作り変えるコーピングの技術-」を読みました。


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シンクロナイズドスイミングのメダリストの著者です。

数年前にセミナーに参加したことがありますが、現在はセミナー講師で活躍されているようです。


コーピングとは、「対処すること」なので、一言でいうと、ストレス対処法です。

本書では以下のように書いていあります。


・ストレスに対処する技術
・感情のひずみを調整する技術



まず、人の感情がどのように生まれるかということで、「心の4つのサイクル」が紹介されています。


心の4つのサイクル

刺激:ストレスの原因となる状況などのこと
評価:思考のフィルター
感情:評価を通ってきたものが感情へ反応として出てくる。
    身体反応から感情へ出てくることもあります。
身体:評価を通ってきたものが感情を通り、身体反応に及ぶ。
    または直接評価から身体反応で表れることがあります。



心理学系の本にはよく書いてありますが、刺激をどう評価するか、自分自身の評価のゆがみに対処する、相手の評価のゆがみに対処していく、両方が必要です。



代表的な認知のゆがみ

・べき思考
・どうせ思考
・根拠のない決めつけ
・読心
・過大評価、過小評価
・自己関連づけ



これを書きながら、「どうせ~だから」ということで、ここ2,3日悩んでいることを思い出しました(反省)。



コーピング・コミュニケーションの鉄則

1)固定観念を捨てろ
2)自分を持ち、自分を捨てよ、そうしなければ「誰もが
  幸せ」の達観ができない
3)ロシア人形の「マトリョーシカ」のように、世界に
  自分を貢献させること

  

2013/11/18

1063人の収入を60日で41%アップさせた目標達成する技術

マイケル・ボルダックの「1063人の収入を60日で41%アップさせた目標達成する技術 -どんな目標でも達成できる「成功の心理学」-」を読みました。


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著者の本は初めて読みました。

「私は7歳のときに母親を父親に殺されました!」という衝撃的な文章から始まります。


その影響で吃音になり、それを克服し、タイトルのような実績をあげた秘訣が書かれています。


まず、信念。

「自分を信じること。成功する方法を習得できると信じること」



目標

目標達成する人は、目標を作ったときには、方法なんて知らないのです。でも、どうしてもそれを達成しなくてはならない感情的な理由を持っているのです。



正しい信念を持つことや、目標を達成するために、コーチらしく、「質問」が大切と言っています。

それに加えて、成功イメージと「インカテーション」(自己暗示)と言っています。



とてもわかりやすく、実践しやすい内容だと思います。

2013/11/17

すぐに使える そうぞく対策と生命保険活用術

明治生命保険相互会社営業教育部実践販売研究室編の「すぐに使える そうぞく対策と生命保険活用術」を読みました。


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生命保険関係の本は、KASHの中でも、Attitude(態度)、Skill(技術)、Habit(習慣)の内容の本がほとんでですが、この本はKnowledge(知識)の本です。

流石、大手生保の営業教育部が書いた本とあって、わかりやすいのにマニアック。

使えます。


「そうぞく」としているのは「相続」と「争続」の両方の意味を持たせています。この本ではもう一つ、「事業承継」の3本柱で書かれています。

知らないことや忘れていたことが10こ以上あり、タイトルにある通り、すぐに明日から使えるところもいくつもありました。



提案商品がやたらと定期付終身になっていることがおもしろかったのと、事業承継の部分はあまりに内容がうすいがちょっと残念ですが、会社の机の引き出しに常備しておきたい本です。

2013/11/16

日本一のプロ秘書はなぜ「この気遣い」を大事にするのか?

中村由美氏の「日本一のプロはなぜ「この気遣い」を大事にするのか?」を読みました。


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すごい!

これぞプロフェッショナル。かっこいい。

同じ給料をもらって働いてるプロとして、見習わなければならないところがたくさんあります。


以前私も3年間で2人の秘書の方と働いたことがありますが、2人目の方が著者のような感じの方でした。


・言葉がきれい
・立ち居振る舞いがきれい
・身だしなみがきちんとしている
・無駄口・悪口を言ってるところを見たことがない
・喜怒哀楽の激しい役員を完璧にコントロールしている

などなど



著者の挙げている「日本一のプロ秘書のチェックリスト」の一部を抜粋します。


●お客様対応のオキテ
 
 □自分だけキレイに身なりを整えて「お足元の悪い
  なか・・・・・・」と言っていないか?
 □「大変だ」と愚痴を言うよりも、「必要なこと」と前向きに
 □意識して雑談をして、上司の気持ちに寄り添ってみる

●上司に仕えるオキテ
 □「合わないな」と感じる上司のほうが、仕事においては
  プラス
 □「苦手だ」ととらえるのではなく、「自分とは違う」と
  考えよ
 □自らの手柄を求めた段階で上司の信頼を失う

●守秘義務と危機対応のオキテ
 □どんなに孤立しようとも中立であることがプロの証
 □マイナスの空気を察知したら、サッとその場を立ち
  去る

●華麗なる仕事のオキテ
 □人なのか、時間なのか?上司の思考の優先順位を
  見抜け

●評価が上がる会話のオキテ
 □クッション言葉プラス提案で事態は改善される

●癒しをもたらす立ち振る舞いのオキテ
 □メイクよりも先に、手先、毛先、足先を意識する
 □視線をコントロールして、心にコンタクトする



おススメの1冊です。
 

2013/11/12

終身雇用を捨てよう

今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のタイトルの一つです。


外資系にいる方なら、終身雇用と思っていないでしょうから、あまり刺激的なと感じないかもしれませんが、国内生保にいらっしゃる方から見ると刺激的だと思います。


私も終身雇用は難しいと考えています。

日本の人口が減り、斜陽産業であり、護送船団の安定性は急激で予測できない変化にとって代わられ、年功序列や終身雇用を維持することは困難だと思います。終身雇用を約束すると、残念ながら、一日中会社でボーとしている人が出てきてしまいます(私の向かいに座っている人です(笑))。


リンクトインの創業者が書いているのですが、ここまでいくと強烈過ぎて、引いてしまいますし、日本では無理だと思いますが、代理店営業に携わるにあたって、ソリシターのビジネスパートナーは古コミッションのセールスパーソンであり、ソリシターがサラリーマン的な対応だと代理店さんとラポールが築けるはずがありません。今月売上が上がらないと「業廃」という気持ちで望まなければ難しいと思います。


2013/11/11

30ポイントで身につく!「ビジネスモデル思考」の技術

HRインスティチュートの「30ポイントで身につく!「ビジネスモデル思考」の技術」を読みました。


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先日、著者の研修を受けたので、復習をかねて読みました。


まず、ビジネスモデルとは、「市場への仕掛けと仕組みを掛け合わせた儲けの構造」と書かれています。

仕掛け=市場や顧客に問題提起し、問題を開発し、新たな
    価値を創造すること
仕組み=価値を届けるため、資源(人・モノ・金・情報)を
    整え最適化すること


仕掛けと仕組み価値を最大化するのに「」ビジネスモデル・デザインマップ」を使うとよいと言っています。

ビジネスモデル・デザインマップは「STV+6P」構成されていて、セグメント、ターゲット、価値の頭文字と商品、価格、場所、プロモーション、パートナー、ポジショニングの頭文字です。



ビジネスモデル構築の5つのプロセス&スキル

①ビジョン(目標)
②アイデア(発想力)
③バリューチェーン(価値連鎖)
④コンセプト(本質)
⑤プラン(計画)



ビジネスプラン策定の10のステップ

フェーズ1 ビジネスモデル・コンセプトを決定する
  ステップ1 ビジネスモデルの背景・問題意識を
        明確にする
  ステップ2 ビジネスモデル・コンセプトを仮説化
        する
フェーズ2 仮説検証サイクルを回す
  ステップ3 コンセプトの仮説を検証する
  ステップ4 ベンチマーキング&ベスト・
        プラクティスを実施する
  ステップ5 ドメインを決定する
フェーズ3 戦略的目標としてのビジネス・ビジョンを
      設定する
  ステップ6 市場規模を算定する
  ステップ7 ビジネス・ビジョンを設定する
フェーズ4 ビジネス戦略を体系化し、そのプランを
      ツリーで構築する
  ステップ8 ビジネス戦略体系を構築する
  ステップ9 ビジネス戦略をアクションに落とし
        込む
フェーズ5 事業収支/事業評価/ビジネス・リスク
      のシナリオを作成する
  ステップ10 事業収支と事業評価を想定する


生保の代理店営業でビジネスプランを考えるのが難しくて、いつもまとまりません。

もしかしたら、上記のフレームワークではうまくいかないのかもと思いつつ、モヤモヤしています。
 
 

2013/11/10

スタンフォード大学の超人気講座 実力を100%発揮する方法

シャザド・チャミンの「スタンフォード大学の超人気講座 実力を100%発揮する方法 -ポジティブ心理学が教えるこころのトレーニング-」を読みました。


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IQ、EQ、SQに続く、PQというのが書かれています。

PQ(Positive Intelligence Quotient)、ポジティブインテリジェンス指数です。

75以上がいいということで、先日紹介した「ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則」と同じ考えです。



PQを改善する3つの方法

1.妨害者を弱める
2.賢者を強める
3.PQ脳の筋力を強化する


妨害者はメタファで、10人挙げられています。


裁判官
潔癖症
八方美人
優等生
犠牲者
理屈屋
こわがり
移り気
仕切り屋
優柔不断


この妨害者の種類、妨害の内容を知っている事は重要です。知ってると対応できますから。


賢者の5つの偉大な力

1.大いなる好奇心と開かれた心をもって「探求」する力
2.自己や他人に共感をもって接し、いかなる状況にも
  「共感」する力
3.新たな視点や独創的な解決法を生み出すべく「革新」
  する力
4.自己の奥底にある価値観や使命感に最もふさわしい
  「方向」を選んで進む力
5.妨害者のせいで悩んだりじゃまされたり注意散漫に
  なったりすることなく、断固たる行動をとる「実行」の力



おススメの1冊です。

2013/11/07

こころと脳の対話

河合隼雄先生、茂木健一郎先生の「こころと脳の対話」を読みました。



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河合隼雄先生と茂木先生の対話本です。

茂木先生が聞き役で、河合先生が話し役といった感じです。

「箱庭療法」、「関係性」、「シンクロニシティ」などについて語られています。


箱庭療法については、一度詳しく読んでみたいと思っていたので、いい機会になりました。河合先生の別の本もあさってみたいと思います。


「関係性」「シンクロニシティ」もマイブームのワードなので、興味深かったです。



すごく温かい感じのする本でした。

2013/11/05

「みんなの意見」は案外正しい

ジェームズ・スロウィッキーの「「みんなの意見」は案外正しい」を読みました。


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集団の知恵(集合知)は優れているということを言っています。


専門家の意見を追いかけるのは間違い、ベストな意思決定は意見の相違や意義から生まれるのであって、合意や妥協から生まれるのではないから、多様性と独立性が重要など、認知的多様性を奨励しています。

ポイントは、「多様性」「独立性」「分散性」と言っています。



ビジネスの世界でも、多様性は叫ばれていますが、一人で決めた方が、誰かが決めたことを素直にきている方が楽なので、間違った方向に行きやすいということでしょうか。

2013/11/04

なぜ人と組織は変われないのか

ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒーの「なぜ人と組織は変われないのか -ハーバード流自己変革の理論と実践-」を読みました。


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昨日の続きのような、本のタイトルです(笑)。


人が変われないのは、本質的に変われないと思っている、何が変化を妨げているかわかっていない等を挙げています。


変わるための必要な3つの要素として、

1 心の底-変革を起こすためのやる気の源
2 頭脳とハート-思考と感情の両方にはたらきかける
3 手-思考と行動を同時に変える


変われない原因を見つけるために、「免疫マップ」を提唱しています。

第1枠 改善目標
第2枠 阻害行動
第3枠 裏の目標
第4枠 強力な固定観念


心理療法のようなアプローチですけど、3枠、4枠を考えないと変われないですからね。



まとめのような形で、本当の変化と成長を促したければ、リーダー個人の姿勢と組織文化が発達志向でないといけないと言っています。


発達志向の7つの要素

①大人になっても成長できるという前提に立つ
②適切な学習方法を採用する
③誰もが内に秘めている成長への欲求をはぐくむ
④本当の変革には時間がかかることを覚悟する
⑤感情が重要な役割を担っていることを確認する
⑥考え方と行動のどちらも変えるべきだと理解する
⑦メンバーにとって安全な場を用意する



組織学習がベースになっていて、おススメの1冊です。

2013/11/03

スイッチ!

チップ・ハース、ダン・ハースの「スイッチ! -「変われない」を変える方法-」を読みました。


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「変えらえない」ことは山ほどあります(笑)が、3つのキーワードでまとめています。


・象使い(に方向を教える)
・象(にやる気を与える)
・道筋(を定める)


「象」はメタファーで、「感情」を表わしています。「象使い」は「理性」を表わしています。



「変えられない」意外な真実として、

・人間の問題に見えても、実は環境の問題で
 あることが多い
・怠けているように見えても、実は疲れきって
 いる場合が多い
・抵抗しているように見えても、実は戸惑って
 いる場合が多い



と言っていて、だから3つを考えることが大切だと言っています。


・象使いに方向を教える
 ・ブライト・スポットを見つける
 ・大事な一歩の台本を書く
 ・目的地を指し示す
・象にやる気を与える
 ・感情を芽生えさせる
 ・変化を細かくする
 ・人を育てる
・道筋(を定める)
 ・環境を変える
 ・習慣を生み出す
 ・仲間を集める



書いてあることはとてもシンプルなのですが、上記の事例がてんこ盛りでとても分厚い本になってます。

2013/11/02

9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方

福島文二郎氏の「9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方」を読みました。


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今さらという感じですが(笑)、読みました。

ディズニー本はいつ読んでもすごい、凄すぎる。毎年リピート98%前後。私たちも爪の垢を煎じて飲まないと(笑)。

毎年ディズニーランド(かディズニーシ―)に行きますが、いつ行ってもすばらしい。混んでいて大変ですが、キャストがすべて中和させてくれるような気がします。


この本を読んで、再認識させられたのは、ミッションが全員に浸透しているということでしょうか。

これがあって、初めて、教え方、教育・研修ということになるのだと思います。

ミッションが見に染みついているので、上司や先輩の行動・言動ひとつひとつに意味がある、その背中を見て成長したアルバイトが次の世代に背中を見せるといったシステムになっていると思います。


本に書いてあることは目新しいことは何もありませんが、「ホスピタリティ・マインド」が浸透していること、徹底していることことの素晴らしさを感じました。