ヘンリー・フォードの「藁のハンドル」を読みました。
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ヘンリー・フォードは、車のフォードの創業者です。
ヘンリー・フォードの起業家精神というか経営哲学が書かれている本です。
古い本で期待しないで読みはじめましたが、この人すごい(失礼な言い方ですいません)。
もちろん、知っているエピソードもたくさんありますが、20世紀の頭にこの考え方、斬新です。
ビジョナリーです。
ピックアップしたところがたくさんましたが、経営に関するところだけいくつか抜粋します。
「産業の最終的な目的というのは、人々が頭を使わないですむ、標準化され、自動化された世界をつくることではない。その目的は、人々にとって頭脳を働かす機会が存在する世界をつくることである。」
「産業の真の目的は、一つの型に人間をはめこむのことではない。また労働者を出世させて、見かけだけの最高の地位にまでつかせることでもない。産業は、労働者も含めて大衆に、サービスを行うために存在する。産業の真の目的は、この世を良質で安価な生産物で満たして、人間の精神と肉体を、生存のための労苦から解放することにある。」
「事業の目的の一つは、消費者に対する供給だけではなく、消費者を創造することにある。」
「産業は金ではない。産業は、理念、労働および経営から成り立つものであり、そしてこれらに大事なのは、配当ではなく、実用性、品質および入手しやすさである。」
おススメの1冊です。
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