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2012/04/30

教育効果測定の実践

堤宇一編著、木村覚、早川勝夫、柳美里、和田修一著の「教育効果測定の実践 -企業の実例をひも解く-」を読みました。





「はじめての教育効果測定」の実践編です。








経費削減の影響もあるのでしょうか。最近は「研修の効果」を頻繁にいわれるようになったような気がします。

ジャック・フィリップスがいうROIレベルやカーク・パトリックがいうResultsレベルです。研修をした結果、どれだけリターンがあったのか、どれだけ成果が上がったのかということです。


ソリシター向けの研修を考えた場合、ROIレベルやResultsレベルで効果を上げようとすると、どのようにインストラクションをデザインしたらよいのか、どのようなレベルの人にどんなコンテンツを用意すればいいのかなど、難しい問題です。

複数の保険会社の研修や施設を見せていただいたり、お話を聞かせていただいたことがありますが、ROIレベルやResultsレベルかどうかは?です。



いろんな代理店さんからソリシターのレベルが落ちた(低い)という話をよく聞きます。逆に、この部分は他社との差別化のポイントになるかもしれません。

2012/04/28

フューチャーセンターをつくろう

野村恭彦氏の「フューチャーセンターをつくろう -対話をイノベーションにつなげる仕組み-」を読みました。





 
フューチャーセンターの6つの原則
 
①フューチャーセンターでは、想いを持った人にとっての大切な問いから、すべてが始まる
 
②フューチャーセンターでは、新たな可能性を描くために、多様な人たちの知恵が一つの場に集まる
 
③フューチャーセンターでは、集まった人たちの関係性を大切にすることで、効果的に自発性を引き出す
 
④フューチャーセンターでは、そこでの共通経験やアクティブな学習により、新たなよりよい実践が創発される
 
⑤フューチャーセンターでは、あらゆるものをプロトタイピング(試作)する
 
⑥フューチャーセンターでは、質の高い対話が、これからの方向性やステップ、効果的なアクションを明らかにする
 
 
上記で、「フューチャーセンター」がなんとなくイメージできるのではないでしょうか。
 
先日、著者の話を直接伺いましたが、「フューチャーセンター」を一言であらわすのは難しそうです。
 
 
「フューチャーセンター」という言葉は、3年ほど前に初めて聞きましたが、最近はかなり頻繁に聞くようになりました。
 
私もこのブログを始めた理由が、「「ソリシター」フューチャーセンター」を立ち上げたかったのです。
 
本当は集まりたいのですが、なかなか全国から集まれないので、スカイプを使うなどいろいろ考えたのですが、とりあえず、ブログを始めたという感じで、4,5年も続いています。
 
一方的に何かを書くのは、おもしろくないんですよね。インタラクティブに関係性の中で新しいものを創発したいんですよね。それもやる気はあるんだけど、もやもやしている人たちと。
 
 
この本の中では、保険業界でもフューチャーセンターを立ち上げている会社の名前もあります。企業内フューチャーセンターがスタートするには、一番ハードルが低そうですが、業界全体を巻き込んだ形で、フューチャーセンターをやりたいですね。
 

2012/04/26

アイデア・バイブル

マイケル・マハルコの「アイデア・バイブル -創造性を解き放つ38の発想法-」を読みました。





 
「アイデアのおもちゃ箱」のセカンドエディションです。
 
 
だまし絵や錯視、クイズなどがたくさん載っていて、それだけでも十分楽しめます。頭の固さ、視野の狭さ、思い込みの強さなど思い知らされます。
 
38の発想法は使い勝手がありそうです。
 
なかなか会議をしても新しい発想が出てこないので、このようなツールを知っているということは役に立つと思います。
 
 
ひとつ紹介しておきますと、
 
 
 
「SCAMPER(スキャンパー)」
 
S=Substitute
  代用品はないか?
C=Combine
  結びつけられないか?
A=Adapt
  応用することはできるか?
M=Modify or Magnify
  修正、あるいは拡大できないか?
P=Put to other uses
  他の用途はないか?
E=Eliminate or minify
  削除するか、削減することはできないか?
R=Reverse or Rearrange
  逆にするか、再編成できないか?
 
 
 
「SCAMPER」の質問をしてみて、新しいアイデアがないか考えてみると面白いと思います。

2012/04/25

デキる!伝わる!話し方

箱田忠昭氏の「デキる!伝わる!話し方」を読みました。





これも電子書籍で読みました。

これも昨日、一昨日と同様な形式で書かれています。72のテクニックが紹介されています。


コミュニケーション全般についてテクニックが書かれいるんですが、最後の72番目に紹介されているテクニックが営業にすぐに使えると思います。


YES=AND法です。

YES=BUT法は有名です(今日たまたまこの話しました)が、YES=AND法です。

YES=BUT法は、結局は相手を否定するので、対峙してしまうことになるのですが、このYES=AND法は否定しません。

たとえば、「この医療保険高いね」と言われたときに、「そうなんです。ソリシター泣かせなんですよ。それなのになぜこの医療保険かというと、短期入院と先進医療の保障が厚いからなんです。」というような話し方です。


著者は、BUTを使わないことで、相手に身構える気持ちを与えず、自分の言いたいことを話すテクニックと言っています。


前にも書いたと思いますが、私もYES=BUT法は、あまり好きではありません。私は、YES=例話法をおススメしています。

例話を話すことで、相手の過去の経験・体験からくる思い込み(こだわり?)を根底から変えることができます。

2012/04/23

絶対成功する44のルール

苫米地英人氏の「絶対成功する44のルール」を読みました。







「人生を劇的に好転させる自己洗脳ルール44」を改編、改題し、電子書籍化したもののようです。

なので、すでに読まれた方も多いと思います。

これも44のルールの全部は紹介できませんので、変わったルールをピックアップしますと、


ルール 2   努力はしない
ルール 3   「私」という単語は使わない
ルール 9   睡眠時間は6時間以上とらない
ルール19   目標は紙に書いても、人に教えてもいけない
ルール23   本は2冊同時に読む
ルール29   複数の音楽を同時に聴く
ルール38   デヴィッド・リンチ監督や黒澤明監督の映画を見る


ルール2では、人間の脳はやりたくないこと、嫌いなことを無理やりするとIQが著しく下がるので、やりたいことだけをやればいいと言っています。

ルール3では、「私」という言葉を使うと、「私」に囚われてしまい、「私」という殻から抜けられないと言っています。



詳しくは読んでもらうのがいちばんです。他の自己啓発本と異なって、とても面白いと思います。

2012/04/22

人間関係、ラクになる

斎藤茂太先生の「人間関係、こう考えたらラクになる -胸のつかえがスッと取れる45のヒント-」を読みました。





 
著名な先生の本ですが、初めて読みました。これも電子書籍で85円でした。
 
精神科の先生にあった相談の答える形で書かれています。
 
友人関係、恋愛関係、職場関係、家族関係など、ありそうな悩みが多く書かれています。
 
最後には、好かれる性格トップ7と嫌われる性格トップ7、そして好かれる性格をアピールする3つの方法が書かれています。
 
 
・親切
・優しい
・頑張る
・おおらか
・明るい
・責任感がある
・努力する
 
 
・二枚舌を使う
・他人のせいにする
・意地悪
・人をあざける
・人を軽蔑する
・中傷する
・告げ口をする
 
 
1.苦手な相手でもよいところを見つける
2.時には相手に「スキ」を見せる
3.いちばんの「特効薬」は、ほめること
 
 
私はどれもできていませんでした。先生アドバイスありがとうございます、という感じです。

2012/04/20

事業計画書の作り方

原尚美氏の「51の質問に答えるだけですぐできる「事業計画書」のつくり方」を読みました。





 
ソリシターは独立される方が多いので、新しくビジネスを立ち上げる方には、便利な本だと思います。
 
 
51の質問は全部紹介できないので、特に、「これはソリシターにもいえるな」と思うものをちょっと書いてみたいと思います。
 
 
 
質問 1   あなたが喜ばせたい人は誰か?
 
質問 4   なぜ、あなたは喜ばせることができるのか?
 
質問 8   顧客に提供できる本質的な価値は?
 
質問17   競合他社を3社あげてみる
 
質問18   競合他社の強みは何か?
 
質問23   顧客求められる独自の強みは何か?
 
質問48   強みを維持する仕組みはどこか?
 
 
 
事業計画書を策定するのもそうなんですが、会社を経営するうえで知っておかないといけないことがさりげなく書いてあるので、代理店主と話すときにとても参考になると思います。

2012/04/19

自己愛心理学

高橋美保先生の「自分をわかってあげる自己愛心理学」を読みました。





これも電子書籍で85円でした。アマゾンの中古では1円ですね。

表紙や挿絵から女性に向けに書かれているようですが、内容は男性が読んでも抵抗がないと思います。


「自己愛」はマイブームだったので、ダウンロードしたのですが、そのことについては詳しく書かれておらず、その点では残念でしたが、見た目と違ってしっかり書かれていて、面白かったですね。

恋愛のくだりなんかは、あー、なるほどねー、と納得してしまいましたし、携帯のくだりは反省しきりでした。携帯の使い方は、気をつけないといけないです。昼食時なんか頻繁に携帯さわってしまっていました。



最近、社内でもこの話題になったんですが、同じことを著者も書いていました。



自分と縁のあった仕事を楽しくする工夫と、よりよい仕事にする努力を惜しまなければ、その仕事はおのずと楽しいものになります。(中略)工夫と努力で取り組み続けた仕事は、必ず<好き>で<やりがい>のあるものになるからです。

2012/04/18

最強リーダーのパーフェクト・コーチング

上村光弼氏の「最強リーダーのパーフェクト・コーチング -部下のこころに火をつける9つの法則-」を読みました。





 
この本も著者のメルマガが無料配布の告知をしていたので、ダウンロードしてスマホで読みました。
 
 
3つのベース・スキル
 
①リスニングの技術を磨く
②アスキングの技術を磨く
③フィードバックの技術を磨く
 
 
6つのコア・スキル
 
①現状認識-適切な現状認識が、突破を作る!
②目標設定-目標として認識できる目標作り
③目的明確化-人間が動く三大要素なしに、目標は到達できない
④選択肢-思考を広げる
⑤行動計画-綿密に、そしてとらわれず
⑥意思確認-コミットメントの効用
 
 
9つのスキルを丁寧に説明、実際のコーチングの例まで載せてくれていて、コーチングスキルの本なのですが、著者のメッセージは、スキルではなくて、「あり方」です。
 
コーチングがなかなか根付かない理由でもあります。コーチングを学ぶと、ただ質問すればいい、ただ傾聴すればいいというようなことになりがちです(残念)。
 
 
コーチもファシリテーターもソリシターのスキルではなくて、「あり方」が大切だと思います。今まで、卓越した成果を出している人にお話をお伺いしても、共通するのは、セールススキルや知識量ではなく、「あり方」でした。
 
 
この本もおススメです。
 
 
 
 

2012/04/16

職場学習の探究

中原淳先生編著の「職場学習の探究 -企業人の成長を考える実証研究-」を読みました。





 
中原先生の研究室の大学院生の論文集です。
 
学術論文なので、読みにくいです(笑)。おススメしません(笑)。
 
ただ、個人的には、興味深いものがありました。特に最終章の舘野さんの論文です。
 
論文のタイトルは、「職場を越境するビジネスパーソンに関する研究 -社外の勉強会に参加しているビジネスパーソンはどのような人なのか-」です。
 
私も以前は週2回ぐらい社外の勉強会に参加していました。今は残念ながら、月に1~2回ですかね。
 
参加したのは1度だけという人がいちばん多いようですが、2番目に多いのは、月1~2回ということです(多数派です)。
 
参加する理由もいろいろありましたが、私は少数派でした。
 
参加している人の成長実感の検証も興味深いです。
 
 
 
がっつり読みたい人は読んでみるといいかもしれません。
 
 

2012/04/15

部下を本気にできる上司、できない上司

上村光弼氏の「部下を本気にできる上司、できない上司」を読みました。





 
この著者のメルマガで、この本のPDFをプレゼントしていたので、早速頂いて読みました。
 
 
上司のための本のようなタイトルですが、新入社員の人が読んでも、非常に参考になると思います。
 
上司のための知識やスキル、在り方というわけではなく、ビジネスパーソンとしての知識やスキル、在り方がこれでもかというぐらい書いてあります。
 
 
書いてあるのは、これらの力についてです。
 
 
対「自己」本気力
 自尊力
 自立力
 自己責任力
 スタンス力
 
対「仕事」本気力
 ミッション力
 ビジョン力
 パッション力
 アクション力
 
対「人間」本気力
 感謝力
 尊敬力
 信頼力
 コミュニケーション力
 
 
どれも最後にはアセスメントがあり、自分の「力」をはかることができます。
 
 
知識やスキルもそうなんですが、呼んでいる私たちの「在り方」を問うている本です。ソリシターにとって一番重要なことのひとつだと思いますので、読まれることをお勧めします。

2012/04/13

ビジネス人間学

ハーヴィ・マッケイの「ビジネス人間学」を読みました。





 
ちょっと古い本ですが、とても濃密で、お買い得な本です。
 
著者がいちばん書きたかったことで、私たちに非常に参考になるのが、「マッケイ顧客プロフィール66」です。
 
業種が違うので、66すべては必要ないと思いますが、前にも書いたとおり、代理店さんのことをもっと知り、データベース化する必要があると思います。
 
「マッケイ顧客プロフィール66」と代理店さんのプロフィールで共通するなあと思うところをピックアップしてみると、
 
 
20 以前の業務経験
30 顧客がもつ長期の職業上の目標
31 顧客がもつ当面の職業上の目標
51 興味のある話題
58 顧客に対するとき、どのような道徳的もしくは倫理的な
   配慮を要するか
63 顧客から見た重要な問題はなにか
 
 
 
新年度になり、転勤したりして担当が変わった人も多いと思いますが、なかなか重要な情報が引き継ぎされていないのではないでしょうか?
 
新しい担当者は(私もですが)、データベース化をすすめ、引き継いでいかないといけないですね。
 
 
 
他にも競合他社のプロフィールも興味深いです。
 
これもなかなかできていないことが多いと思います。自社商品と競合商品の比較はあると思いますが、ソリシターや事務、システム、表彰規定などなど、細かい比較をひとくくりにしてデータベース化する必要もあると思います。
 
自社のことと競合他社の商品・手数料をみて、戦略・戦術を作っているケースが多いと思いますが、もう少し広い視野で捉え、戦略・戦術を実行したときに、どのような反撃や副作用があるかまで考えて行動しないと墓穴を掘ってしまうことなりかねませんからね。
 
 
データベースのところだけを紹介しましたが、この本はそれだけではありません。セールス、マネジメントなど幅広い内容の本です。

2012/04/11

幸福のマネジメント

今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のタイトルのひとつです。

今月号のテーマは「幸福」で、「幸福」に関する論文がたくさん掲載されています。ソリシターは辛そうに見える人が多い?ので、今月号はいいかもしれません。


さて、この論文では、



「我々が安定的に高業績を上げる組織の秘訣について調査したところ、「幸福感を抱く社員は、そうでない人と比べて長期にわたって高いパフォーマンスを上げる」ということが明らかとなった。」



成功している社員は二つの特徴を持つことがわかった。第一として、彼らは活力をみなぎらせている。生きているという実感と情熱にあふれ、胸を高鳴らせている。活力ある人材は自分と周囲のやる気を燃え立たせる。(中略)第二の特徴は、たゆまぬ学習である。新しい知識や技能を身につけ成長していくのだ。



仕事への熱意を引き出し続ける方法

①判断の裁量を与える
②情報を共有する
③ぞんざいな扱いを極力なくす
④成果についてフィードバックを行う



と書かれています。


パワハラのようなマネジメントがまだまだ多いと思いますが、「幸福」のマネジメントのほうが、持続的だと思いますし、楽しいですよね。

2012/04/09

NLPの教科書②

昨日の続きで、ミルトンモデルでセールストークを考えてみました。

まず、「省略」で紹介されている例に、「簡単です」「多くの人に人気です」などがあります。

何と比べて簡単なのかわかりませんし、具体的に誰に人気があるのかわかりません。


「歪曲」で紹介されている例に、「今日は天気がいいので、楽しく過ごせますね。」というのがあります。天気がいいことと、楽しく過ごすことに因果関係はありません。


「前提」の例として出ているものとしては、




「ご契約の前に、確認されたいことはございますか?」と言うと、相手は、確認したいことがあるかどうかを考えます。どちらであっても、契約することが前提になっています。



「前提」でいくつか考えてみました。


「月曜日の午後と火曜日の午後とではどちらがよろしいですか?」(会うことが前提になっています。)


「月払いにされますか、それとも年払いされますか?」(払うことが前提になっています。)


「先進医療の保障が人気があることをご存知ですか?」(知っているかいないかに関わらず、人気があることが前提になっています。)




他にもたくさんの種類がありますので、作ってみると面白いと思います。

2012/04/08

NLPの教科書

前田忠志氏の「脳と言葉を上手に使う NLPの教科書」を読みました。





 
教科書というタイトルをつけるだけあって、わかりやすく教科書のように使えると思います。
 
特にわかりやすいなと感じたのは、ミルトンモデルの「説明」と「例」です。
 
ミルトンモデルとは、ミルトン・エリクソンの言葉の使い方をモデル化したものです。
 
 
この本を参考にセールストーク(というか言い回し)が考えられると思います。
 
「省略」「歪曲」「一般化」した言い回し、「前提」を含んだ言い回し、「誘導」を含んだ言い回しなど、日頃意識して使っている人もいると思いますが、言い回しを気にしていない人は読まれた方がいいと思います。
 
 
セールスの研修をすることがある人は、絶対読んだ方がいいですね。

2012/04/06

スタンフォード・インプロバイザー

パトリシア・ライアン・マドソンの「スタンフォード・インプロバイザー -一歩を踏み出すための実践スキル-」を読みました。





 
また、インプロをテーマにした本です。
 
しかし、先日紹介した「インプロする組織」とは、全く趣が異なります。
 
 





「インプロする組織」はアクティビティを行っているところをそのまま文字にしてありましたが、この本では、アクティビティについては簡単にしか書かれていません。
 
それよりも、冒頭で著者が書いていますが、内観と森田療法に強い影響を受けたとあって、スピリチュアルな内容です。
 
目次からもそれがうかがえます。
 
 
 
行動ルール 1  まず「イエス」と言う
         新しい冒険の世界へ足を踏み入れよう
 
行動ルール 2  準備をしなさい
         さっと行動できる柔軟な心を育てよう
 
行動ルール 3  とにかくその場へ行く
         シンプルな習慣で心をわくわくさせよう
 
行動ルール 4  いますぐその場で始める
         最初に思いついた考えを信頼しよう
 
行動ルール 5  完璧を求めない
         目の前にある大切なものに気づこう
 
行動ルール 6  周囲に目を凝らす
         気づき力を高めて自分の世界を広げよう
 
行動ルール 7  事実と向き合う
         あるがままを受け入れて新しい物語を創ろう
 
行動ルール 8  針路からそれない
         目的を確認することで迷いを振り払おう
 
行動ルール 9  贈り物に気づく
         感謝の心を持って互いに支え合おう
 
行動ルール10  どんどん失敗する
         自分を責めることなく果敢に挑戦しよう
 
行動ルール11  いますぐ行動する
         一歩踏み出すことで夢への扉を見つけよう
 
行動ルール12  互いを気遣う
          支え合いから生まれる高揚感を経験しよう
 
行動ルール13  いましていることを楽しむ
         自分の生きる道を輝く目で見つめよう
 
 
これらの行動ルールは、そのまま営業のルールとしてよさそうですね。これらのルールを実践していくためのアクティビティがいくつか紹介されていて、章の最後には、ポイントをまとめてくれていますので、使いやすいと思います。
 
 
個人的には、4と9を特に注意して実践したいなあと思っています。

2012/04/04

加速学習法実践テキスト

コリン・ローズの「コリン・ローズの加速学習法実践テキスト -「学ぶ力」「考える力」「創造性」を最大限に飛躍させるノウハウ-」を読みました。






以前に紹介した「コリン・ローズの加速学習法」の実践編です。





一番最初に「あなたが必要とする3つのスキル」として、以下のことが書かれています。

1)短時間で学習する能力
2)適切な意思決定を行う能力
3)創造的思考の能力


これがサブタイトルになっています。成功する会社は、(私の大好きな)「学習する組織」へ変化していて、そうなるためにはこの3つのスキルが必要だと言っています。

この3つのスキルを持つことが競合に勝つことができるともいっています。



効果的な学習には以下の6つの段階が含まれていると言っています。
 
 
 
学習の6つの段階(マスターモデル)
 
成功をもたらす心の準備
(A Mind Set for Success )
 
事実を入手する
(Acquire the Facts)
 
意味の探求
(Search out the Meaning)
 
記憶の活性化
(Trigger the Memory)
 
学んだことを試してみる
(Exhibit What you Know)
 
どのように学習したかを振り返る
(Reflect on How you Learned)
 
 
 
この6つの段階を説明するために、NLP、マインドマップ、学習する組織など、盛りだくさんの内容が含まれていて(というか盛りだくさん過ぎるかも?)お買い得の1冊だと思います。





 

2012/04/02

愛は脳を活性化する

松本元氏の「愛は脳を活性化する」を読みました。





 
ネットで買って、ずっとほったらかしにしていたので、タイトルと100ページ足らずの厚さから「恋愛」の本だったかなと思いながら読みはじめましたが、真面目な「脳」の本でした。
 
 
この本のタイトルは、右脳を大きく損傷した少年が家族の愛情によって、左半身が正常に回復したこと、大脳の視覚野を切除したラットも正常なラットと同じように情動学習するという実験から、「愛は脳を活性化する」と言っています。
 
他にも赤ちゃんがどのように言語を習得するか観察するため、生理欲求を満たすが、赤ちゃんと関わることをストップした実験結果で赤ちゃんがみんな死んでしまったいう事例を紹介しています。
 
 
 
子どもやラットでの実験結果が書かれていますが、仕事の中の大人にも言えることだと思います。仕事の中でも「愛」が大切です。
 
 
 
 
 

2012/04/01

著作権

中川勝吾氏の「60分でわかる! 図説 著作権」を読みました。 





 
著作権について、ほとんど全くわかっていませんでしたが、この本でよくわかりました。著作物として認められるのは、以下のように書いてあります。
 
 
 
「著作物として認められるには、①思想又は感情、②創作的に(創作性)、③表現したもの、④文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの、という4つの要件を満たす必要があることがわかります。これらの4つの要件のうち、一つでも欠けると著作物にはなりません。」
 
 
なので、①からただのデータは著作物ではないそうです。②からキャッチフレーズやタイトルも著作物ではなく、③からアイデアも著作物ではないそうです。知りませんでした。
 
引用するための要件も4つ書いてあります。
 
 
①引用目的
②明瞭区別性
③主従関係
④出所明示
 
 
 
オンカメラロープレをする機会も多い方もいると思いますが、肖像権について書いてくれてます。
 
 
 
「「肖像権」とは、「承諾なしに、みだりに自己の容貌、姿態を撮影されない権利」と「撮影されたものの公表をコントロールできる権利」の2つといわれています。」
 
 
 
「いわれています」と書かれていますが、肖像権は法律で定められているわけではなく、判例しかないそうです。これも初めて知りました。
 
 
資料を作ったり、写真や映像を使ったりする人は、一度読まれたらよいと思います。