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2012/03/30

人を魅了する

ガイ・カワサキの「人を魅了する -一流の職業人であるための技術-」を読みました。






1章 人を魅了すれば、世界が変わる

2章 まずは好感を持ってもらう

3章 信頼がなくては魅了できない

4章 正しい準備の仕方

5章 市場に投入する方法

6章 変化に対する抵抗を克服する

7章 いつでも魅了する秘訣

8章 「プッシュ」技術の使い方-パワーポイント、
   ツイッター、Eメールを武器にする

9章 「プル技術」の使い方-ウェブ、ユーチューブ、
   SNSを自在に操る

10章 従業員を魅了する

11章 上司を魅了する

12章 アブナい「魅了」の対処法


目次を見ただけで、興味をそそる内容です。読んでもおもしろい。最近読んだ本の中ではチェックするところがとても多かった本です。

最後には、GREATテストと題して、この本を復習させてくれています。いい研修のようです。

私の大好きな「影響力の武器」(上でクルクル回っている本です)も何回も引用して紹介してくれています。


読みやすくて、おススメめの1冊です。

2012/03/29

「ソーシャルラーニング」入門

トニー・ビンガム、マーシャ・コナーの「「ソーシャルラーニング」入門 -ソーシャルメディアがもたらす人と組織の知識革命-」を読みました。





 
ASTDのCEOの著者が、今話題のソーシャルラーニングについて書かれていると知り、それに、序文がダニエル・ピンクが書いており、即買いました。
 
ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアを「学び」に生かせるか、つながりや相互作用を生み出すかがテーマです。
 
ツイッターやフェイスブックは会社のPCでは制限されている会社も多いと思うのですが、将来的には積極活用するんでしょうかね(アメリカの諜報機関CIAで活用されているのには驚きました)。
 
 
私の所属する会社は公共機関より官僚的なので、活用するのは当分先でしょうが、知人のところでは、研修中にハッシュタグを付けてつぶやいたりできるようにしていることはよくあるようです。
 
今の時代、研修講師がエキスパート、何でも知ってるということはあり得ないでしょうし、現場の知、一人ひとりの知が混ざり合うというのは非常に面白いと思います。
 
研修に物理的に参加できない人のために、ユーストリームで中継して、スカイプやツイッターで参加したり、全国展開している生命保険業界にはすごくいいツールだと思います。
 
 
あと、読んでていて、これはいい!と思いついたことは、「代理店ウキペディア」を作るということです。ウキペディアの代理店バージョンです。代理店名を入れると検索できるシステムですが、既存のデータベースとの違いは、現担当者、歴代担当者がどんどん上書きでき、代理店住所や募集人登録などの「死んだ」情報だけではなく、代理店さんごとのつながり、他の代理店さんとのつながりなど「生きた」情報が見られるということです。
 
これが、代理店さんとの深いつながりや新しい代理店さんの設置につながると思います。今のシステムでは、代理店設立の経緯、設置の歴史、代理店の進化(新しい店員さんの情報や独立された店員さんの情報など)など重要な情報が欠落しています。
 
そのため、代理店さんからいつも言われることは、「担当者をころころ変えないでほしい。」「せっかく慣れてきた(人間関係ができ、当代理店のことがわかってきた)頃に担当者を変えられると仕事がやりにくくて仕方がない。」などなど。
 
 
 
是非読んでほしい1冊です。
 

2012/03/26

成功するのに目標はいらない

平本相武氏の「成功するのに目標はいらない -人生を劇的に変える「自分軸」の見つけ方-」を読みました。






これも電子書籍を購入しました。85円。

この本で今まで謎だったことが、解決しました(うれし~)。

解決したことは、この本のタイトルのことです。

前にも書いたと思いますが、私も目標を立てるのが苦手というか、大嫌いなんです。

そもそも目標を立てないと数字が達成できない、ということが理解できませんでした。代理店さんに喜んでもらうことの先に数字があるのであって、喜んでもらうことにゴールなんか無くって、ひたすらそれに向かって進むだけだと思っていました。


この本では、「ビジョン型」の人と「価値観型」の人がいると言っています。なんて書いてあるかというと、



 「ビジョン型」は、未来に実現したい自分の「ありたい姿」を思い浮かべ、「あの姿にたどりつきたい」と思うことでモチベーションが上がる人。「夢」とか「目標」というとワクワクする人です。
 「価値観型」は、今までの経験のなかで育まれてきた「自分らしさ」に基づき、「自分にとって大事なことで一日一日を満たしたい」と思うことでモチベーションが上がる人。



こうも言っています。



価値観型は、一歩ずつ進んでいった結果、頂上にたどり着く。ビジョン型は、頂上を目指して到達する。成果を出すという点では同じだけれど、成果を「(結果的に)引き寄せる」か「(始めから)目指す」かの違いです。





私は、明らかに「価値観型」です。

著者は、日本人の7~8割が「価値観型」ではないかと言っています。


欧米流のマネジメントで、「ビジョン」という言葉が頻繁に使われますが、自分(日本人)にあった「やる気の素(自分軸)」(上司は、部下のやる気の素)を知る必要がありますね。

2012/03/25

インプロする組織

高尾隆先生、中原淳先生の「Learning☓Performance インプロする組織 -予定調和を超え、日常をゆさぶる-」を読みました。





からだを動かして表現することによって、予定調和を超え、日常をゆさぶる。その可能性を、インプロ(即興演劇)をおこなっている組織をみることで考えていくのが本書のテーマです。



と、一番はじめに書いています。


 
インプロは前々から気になっているのですが、すでに導入している会社があるようです。
 
 
保険会社にも伺いました。伺った部署は保険販売員用の研修・教育プログラムを開発しているところでした。保険の知識は研修でいくらでも伝えることはできる。しかし、実際に人が保険に入るかどうか判断するときには、保険についての情報よりむしろ、その保険員とコミュニケーションをとる中で、いい印象を持てるかどうか、信頼できると感じられるかどうかということが効いています。今までそういったことはトレーニングできないと思っていました。しかし、このようなことはほんとうにトレーニングできないのだろうか?そう思ってさまざまなものを探しているうちに、インプロにたどり着き、ひょっとしてヒントがあるかもしれないということで呼んでくれました。
 
 
 
ちょっと長くなってしまいましたが、高尾先生がこのように書いています。「営業は準備8割」というのも同意しますが、「営業はインプロそのもの(お客様に合わせて臨機応変に対応していかないといけない)」と言った人がいますが、それにも同意します。
 
第3章で11のアクティビティを紹介していて、それがすごくわかりやすい。このようなアクティビティは文字にすると、良さが伝わってこないことが多いのですが、これは楽しさが伝わってきます。
 
講義やファシリテーションでは難しいものが、インプロでは克服できる、これは使えるな、と思いました。
 
 
研修をやっている人(特に教育部門)は是非読んでほしいと思います。
 

2012/03/24

ブルー・オーシャン戦略を使いこなす

古田靖氏の「ブルー・オーシャン戦略を使いこなす -戦略の組立てから実践まで-」を読みました。






本屋でたまたま偶然見つけて、即買いでした。

「ブルー・オーシャン戦略」も難解な本ではないのですが、ものすごくわかりやすかったです。





ブルー・オーシャン戦略とは、競合他社との血みどろの戦いを繰り広げていて「赤い海」(レッド・オーシャン)ではなく、競争のない市場(「ブルー・オーシャン」)を創造することです。

家電メーカーでは、液晶テレビの価格競争で、血みどろの赤い海の真っ只中ですが、この業界でも、逓増やガンなどでは返戻率競争で収益を削って、収入保障や医療などでは、保険料競争で収益を削って、レッド・オーシャンの真っ只中だと思います。

昨日今日と代理店営業でのブルー・オーシャンはどこにあるのかをずっと考えていますが、全く見つかりません(残念)。

いま思いつきで書いてみると・・


生命保険では、(ニッチマーケットに向けた商品は別ですが)商品はすぐに真似されてしまいますから、マーケティングから成約までプロセス全体を考えることで、模倣困難性が出てきますので、たとえば、

・シニア・ミドルのマーケティング-ニード喚起-介護

の(商品開発を含めた)プロセスデザインをすることが必要ですね。



ブルー・オーシャン戦略を実現するための方法・ツールはわかりやすく紹介されていますので、詳しくは是非読んでほしいと思います。

2012/03/21

ブレイン・ルール

ジョン・メディナ氏の「ブレイン・ルール」を読みました。





滅茶苦茶おもしろいです。

DVD付きの本で、DVDを見るだけでも価値があります。笑えますし、車で営業をしている人には、ぜひ見てほしいメッセージもあります。

12のブレイン・ルールは以下の通りです。


ルール 1   運動
 運動で脳力がアップする

ルール 2  サバイバル
 人間の脳も進化をとげた

ルール 3  配線
 脳は人それぞれに配線が異なる

ルール 4  注意
 人は退屈なことには注意を向けない

ルール 5  短期記憶
 繰り返しておぼえる

ルール 6  長期記憶
 おぼえてなお繰り返す

ルール 7  睡眠
 たっぷり眠ればよく考えられる

ルール 8  ストレス
 ストレス脳はふだんどおりに学べない

ルール 9  感覚の統合
 より多くの感覚を刺激する

ルール10  視覚
 視覚はどんな感覚も打ち負かす

ルール11  ジェンダー
 男性と女性の脳はちがう

ルール12  探検
 人はみな生まれながらのたくましい探検家



このルールを読んだだけでもわかることと思いますが、営業をしている人は知っていた方がいいのはもちろん、代理店さんに研修をしている人は研修の仕方も変わると思います。

今までのコミュニケーションや研修がブレインルールからすると、間違いだらけだったことがよくわかります。


「脳」関連の本を過去に何冊か紹介しましたが、一番面白かったです。

360ページ以上あって、DVD付きで、この値段というのはとてもお買い得な本だと思います。

2012/03/20

「超ネット社会」の成功術

苫米地英人氏の「「超ネット社会」の成功術」を読みました。






これも電子書籍を購入しました。

本のタイトルは「「超ネット社会」で絶対成功する脳と心のつくり方」のようですね。

オウム真理教の脱洗脳で有名な著者の本を初めて読みました。ワイドショーでも占い師の脱洗脳で名前が出ていますよね。

見た目が怪しい(怒られますね)ので、食わず嫌いでしたが、面白かったですね。私の好きな分野の本です。

インターネットの基本のところから、最後は瞑想まで、幅広いといえば幅広に書かれています。

この本の中で、匿名のサイトなんか読むな!と言っているので、このブログは読んではいけないことになりますね(笑)。


著者がこの本で言っていることを一言でいうと、抽象度を上げて、ネット社会の操られないように、逆に高い視座から新しいシステムを創造するようにということになると思います。

これが「世界を変える」と大げさに書かれていますが、マネジャーに最も必要なスキルのひとつだと思いますし、私たちが仕事で抱えている問題解決の方法だとも思います。


おススメの1冊です。

2012/03/17

第3の案

スティーブン・R・コヴィー、フレック・イングランドの「第3の案」を読みました。





 
「7つの習慣」のコヴィーの最新作です。
 
内容はタイトルそのままです。ほとんどの場合、2つの意見に分かれます(二者択一)が、シナジーを起こして「第3の案」を考えようということです。
 
シナジーは妥協とは違ってwin-winの状態です。
 
そのために、
 
まず、自分自身を見つめ、相手を見る、そして相手の考えを求め、二人で協力し未来を創造する。
 
 
 
「対話」から新しいアイデアを創造するというのは、旬ですね。最近教育会社の社長にもこの研修を作ってくださいと言ったばかりです。
 
 
読んでいて、「U理論」に近いものを感じました。
 

 
 
 

2012/03/16

成功する人の77のルール

箱田忠昭氏の「成功する人の77のルール -箱田流 夢をかなえる仕事術-」を読みました。





 
3日連続、有名な著者の電子書籍です。名前は前々から知っていましたが、初めて読みました。
 
 
もくじ(77のルールです)
 
第1章 デキル人はこう考える!
 
①大きな目標を作ろう!
②目標は紙に書き出そう!
③「できる!」と考えよう!
④潜在能力を使いこなそう!
⑤自分のことをよく知ろう!
⑥失敗なんてこの世にない!
⑦自分の幸せは自分で決めよう!
⑧ねたむ心は捨ててしまおう!
⑨成功は分かち合おう!
⑩思いやりを忘れないようにしよう!
⑪つねに遊び心を持とう!
 
 
第2章 デキる人はこう生きる!
 
①1日1日にベストを尽くそう!
②目標は細かく分けて考えよう!
③目標のハードルを徐々に上げていこう!
④誰にも負けない自分の武器を作ろう!
⑤自分に投資しよう!
⑥先延ばしをやめよう!
⑦ギャンブルはやめよう!
⑧苦労をプラスに考えよう!
⑨小さな仕事こそ一生懸命やろう!
⑩笑顔を忘れないようにしよう!
⑪なりたい自分になりきって生きよう!
 
 
第3章 デキる人はこう働く!基本
 
①なんのために働くかを考えよう!
②「3C」を身につけよう!
③会社の中ではテキパキと働こう!
④スケジュール管理をしっかりしよう!
⑤仕事には期限をつけよう!
⑥面倒な仕事は手を先に動かそう!
⑦朝型になろう!
⑧広い視野を持って働こう!
⑨適度なストレスをバネにしよう!
⑩最悪の時のことを考えておこう!
⑪会社に人生をかけない!
 
 
第4章 デキる人はこう働く!実践
 
①死にものぐるいで働こう!
②ルーティンワークはマニュアル化しよう!
③コマ切れ時間をうまく使おう!
④机の周りキレイにしておこう!
⑤どうでもいい仕事を進んで買って出よう!
⑥ビジネスのコツはここにある!
⑦クレームにはこう対応しよう!1
⑧クレームにはこう対応しよう!2
⑨若手はこうして人を動かそう!
⑩勉強の基本は「コソベン」!
⑪働くに値する仕事を求めよう!
 
 
第5章 デキる人はこう付き合う!
 
①好かれることが第一!
②相手のいいところを見よう!
③明るい雰囲気を身にまとおう!
④あいさつで落とそう!
⑤同僚とはこう付き合おう!
⑥異性の社員とはこう付き合おう!
⑦上司とのアクターファイブはこう過ごそう!
⑧ファッションにはお金をかけよう!
⑨ウソをつくのは最低限にしよう!
⑩人の悪口は言わないようにしよう!
⑪つねに感謝の気持ちを忘れない!
 
 
第6章 デキる人はこう話す!
 
①いい話し方の条件はこれ!
②デキる人のデキる声の出し方
③わかりやすい話し方を心がけよう!
④悪い報告こそ早くしよう!
⑤専門用語の使い方に気を配ろう!
⑥話下手なら聞き上手になろう!
⑦相手の言葉を否定しない!
⑧ほめ上手になろう!
⑨できる人の交渉術1
⑩できる人の交渉術2
⑪ボディランゲージはこう使おう!
 
 
第7章 デキる人のプライベート
 
①デキる人のプライベートとは?
②会社を離れても、仕事のことは忘れない!
③プライベートでも目標を持とう!
④自分の興味を追求しよう!
⑤いろんなことをやってみよう!
⑥お金にチマチマしない!
⑦休日出勤はこう考えよう!
⑧有給休暇はこう取ろう!
⑨恋愛と仕事の両立はこうしよう!
⑩エネルギーを仕事に還元しよう!
⑪とにかく毎日を楽しく過ごそう!
 
 
「セチヤの法則」(成功するまで・違う方法で・やり続ける)とか、「3C」(コンヒピュータ・コミュニケーション・コア・コンピタンス)とか、「丁賞感関謝」(丁重・ほめる・感謝・関心・謝る)とか「説得のコップ理論」(相手のコップを空にする)とか、「NTT」(下手な人の話とは、眠い・つらい・退屈)とか、「TWA」(話のうまい人は、楽しい・わかりやすい・ありがたい)とか、「ミホコ」(話を聞くコツは、認める・ほめる・肯定する)とか、「してよニッコリ」(ボディランゲージのコツは、視線・手のジェスチャー・よい姿勢・笑顔)とか、「モケジフォの法則」(目標・計画・実行・フォローアップ)などなど、新しい言葉をたくさん作って、ポイントをまとめてくれています。
 
これがキャッチーで人気があるんでしょうね。
 

2012/03/14

初めての人とでもスムーズに話せる質問力

マツダミヒロ氏の「初めての人とでもスムーズに話せる質問力 -沈黙で気まずくならない53のポイント-」を読みました。





 
これも電子書籍で読みました。
 
 
53のポイント
 
 1.話さない
 2.無理しない
 3.期待しない
 4.求めない
 5.感謝する
 6.うなづく
 7.あいづちを打つ
 8.繰り返す
 9.キーワードを見つける
10.キーワードを質問する
11.興味を持つ
12.いいところを見つける
13.心の距離を縮める
14.共通点を見つける
15.目で話す
16.表情で話す
17.体で話す
18.気持ちで話す
19.1つだけ伝える
20.待つ
21.練習をする
22.準備しない
23.直感で話す
24.最高の自分を覚えておく
25.演じる
26.リラックスする
27.ムードを創る
28.空気を柔らかくする
29.道具を準備する
30.選択肢を与える
31.「私」を付け加える
32.自分のフィルタを通す
33.その先を聴く
34.その先を伝える
35.続く質問をする
36.知っていることを質問する
37.知らないことを質問する
38.選択肢で質問する
39.視点を変えてあげる
40.視点を変える2つの方法
41.一緒に体験する
42.質問の順番を考えてみる
43.その順番をすべて忘れる
44.全体を見渡す
45.全員で創る
46.言葉を選ぶ
47.相手を事前に知る
48.会う前に質問をする
49.ストーリーを準備する
50.相手に合わせる
51.リズムを創る
52.与える
53.抽象度を上げる
 
 
他にも「会話上手になれる100の「魔法の質問」」というのも書かれています。
 
 
ポイントだけ読んでも、想像できるものもありますが、よくわからないですよね。詳しくは読んでみてください(笑)。
 
 
上記のポイントでいちばん目をひいたのは、40番目の「視点を変える2つの方法」です。
 
視点を変える質問の作り方として、2つの方法が書かれています。
 
 
・時間軸を変える
・立場を変える
 
 
「視点を変える」というのは、よく言われるのですが、なかなか自分の枠組みからでることができません。
 
枠組みから抜けられないので、いつも同じ思考、同じ答えになりがちです。新しいことをやっていくためには、この方法を覚えておくのは有効ですね。
 
 
ここでは2つの方法が示されていますが、他にもあるのではないかと思っています、というか、前々から視点を変える方法を定義したいなと思っています。
 
 
というのはさておき、他にも、43番目などは、気をつけないといけないと反省させられました。
 
 
 

2012/03/13

紹介だけで一生売れる技術

神尾えいじ氏の「営業が苦手な人のための紹介だけで一生売れる技術」を読みました。





 
これも電子書籍です。変わったパターンの書籍で、62枚のカードのようになっていて、表にテーマ、裏に説明が書いてある仕立てです。
 
カードを「お気に入り」のフォルダに入れられるようになってはいますが、マーカーが引けないのがイマイチ。
 
 
「お気に入り」のフォルダに入れたのは、以下の3枚。
 
 
08 応援団にはキャッシュバックをしてはいけない。
09 「商品が嫌いだ」と言われた場合、商品の説得をしてはいけない。
22 相手が「なるほど」と納得できる仕事の選択理由を持つ。
 
 
 
代理店さんも一番困っているのが、「見込客がいない」ということだと思います。
 
「紹介者」という言葉がよく使われますが、「応援団」の方がいいですね。その「応援団」をどうやって作っていけばいいかがとてもわかりやすく書いてあります。
 
内容は非常に参考になると思いますし、汎用性が高い手法だと思います。

2012/03/12

部門横断的に巻き込み高業績を実現する力

今日ももう一つ、ハーバード・ビジネス・レビューからです。

2日連続は初めてですね。


コラボレーションについての論文です。

ソシリシターの仕事のなかでも、コラボレーションの話はよくありますが、なかなかうまくいかないことが多いですね。

ここで言っているのは大企業のCEOの部門間のコラボの話ですが、これを読むと、視野の狭さや社外の交友関係の少なさ、影響力のなさを痛感してしまいます。



コラボレーション・リーダーの4つの条件

・「コネクター」の役割を果たす。
・さまざまな人材と関係をつくる。
・トップがコラボレーションの範を垂れる。
・チームが泥沼の論争に陥らないために強力な影響力を
 発揮する。



今月号は他にも面白い論文が多かったです。

2012/03/11

マネジャーをつくらない会社

今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のタイトルのひとつです。

著者は、あのゲイリー・ハメルです。


衝撃的なタイトルです。私たちはマネジャーがいるのが当然、、いる前提でものごと考えていますが、つくらないでやっている企業があるというのは目から鱗です。

確かに、ハメルがいうように、マネジメントは組織で最も非効率な活動です。私のいる会社のように偉い人(マネジャー)が多い会社からマネジャーをなくしたら、4分の3ぐらいの人数になるような気がします。人件費でいうと、もっと少なくなるということです。


マネジャーをおかない会社は、以下のようなことをしているそうです。


・ミッションを上司の代わりにする
・従業員同士で合意を形成させる
・全員に本当の意味で権限を与える
・従業員を枠にはめない
・昇進するためではなく、影響を及ぼすための競争を奨励する


マネジャーが必要というメンタルモデルで、いろんな研究がされてきてますが、マネジャーを置かないという視点で研究がすすでいくと面白いいかもしれませんね。

2012/03/09

グラッサー博士の選択理論

ウイリアム・グラッサーの「グラッサー博士の選択理論 -幸せな人間関係を築くために-」を読みました。





読みたいな、読みたいなと思っていた本をついに買いました(高かった~)。

しかし、値段の価値があります。

とはいっても、高いので、最後を立ち読みして、興味が沸いたら買って読んでみるといいかもしれません。その最後をちょっと引用しておきますと、


 
 
選択理論の十の原理
 
(1)私たちがコントロールできる行動は唯一自分の行動だけである。(中略)(2)私たちが与えることができるもの、他の人から受け取るものすべて、情報である。その情報をどう処理するかは、それぞれの選択である。(中略)(3)長期にわたるすべての心理的問題は、人間関係の問題である。(中略)(4)問題のある人間関係は、常に私たちの現在の生活の一部である。(中略)(5)過去に起こった苦痛は私たちの現在に大きく関係しているが、この苦痛な過去に再び戻ることは、今、私たちがする必要のあること、すなわち、重要な現在の人間関係を改善することに、ほとんど、あるいは全く貢献できない。(中略)(6)私たちは、遺伝子に組み込まれた五つの欲求、すなわち、生存、愛と所属、力、自由、そして楽しみの欲求によって駆り立てられている。(中略)(7)私たちは、上質世界に入っているイメージ写真を満足させることによってのみ、こうした欲求を満たすことができる。私たちの知っているすべての中で、上質世界に選択して入れるものが、もっとも重要である。(中略)(8)私たちが誕生して死を迎えるまでにできることはすべて、行動することである。あらゆる行動は、全行動で、四つの分離できない構成要素、行為、思考、感情、生理反応によって成り立っている。(9)すべての全行動は、動詞、あるいは不定詞や動名詞によって表現され、最も認めやすい要素によって呼ばれる。(中略)(10)すべての全行動は、選択されたものであるが、私たちが直接コントロールできる要素は行為と思考だけである。
 
 
 
営業をしていると、落ち込むことも多々あると思います。「落ち込む」という行動は自分が選択して行っていることです。ほかの選択肢も選べるんですよね。
 
選択理論を一言でいうとこうことですかね。
 
読むと当たり前のことなんですが、そりゃそうだなあと気づかされました。
 
 
悩みの多い人には特にお薦めです。

2012/03/08

脳はなぜ「心」を作ったのか

前野隆司氏の「脳はなぜ「心」を作ったのか -「私」の謎を解く受動意識仮説-」を読みました。





とにかくおもしろい。特に最初の方が。

脳科学、心理学もそうですが、哲学っぽい話でもあり、とっつきにくいと思われる方もいると思いますが、前のめりになってしまう内容です。

目で見ているのではなく、脳で見ているとか、指を動かしはじめた後で、動かそうと意図しているとか、脳は錯覚するとか、指先の触覚は錯覚などなど。


最後は、著者が楽しんで書いているようなロボットの話です。

心を持ったロボットは作れるといった衝撃的な内容もあります。


ズバズバ書いているところも面白いです。おススメです。

2012/03/06

ディベートの基本が面白いほど身につく本

ソニー生命ライフプランナー太田龍樹氏の「ディベートの基本が面白いほど身につく本」を読みました。





 
非常に分かりやすく、読みやすい本です。
 
ソニー生命のライフプランナーが書いているから買ったわけではなくて、ネットで買ったらたまたま著者がソニー生命のライフプランナーでした。
 
ライフプランナーがディベート?と思いましたが、著者はコラムで、以下のように言っています。
 
 
 コンサルティング営業というのは、商品ありきではありません。お客様の現状をしっかり分析し、お客様が感じている欲求・興味・問題・心配・不安などをまず明らかにしなければなりません。
 そのためには、営業パーソンである自分が一方的にしゃべるのではなく、逆に、お客様にいろいろなことを話してもらわなければなりません。そのうえで、その問題点などを解決するのが自社の商品(プラン)であることを示すことになります。
 これは、まさしくディベートの思考プロセスとまったく同じです。
 
 
後半は、ディベートとセールスに共通するような「非言語チェック」や「ひとりディベート」、「キャストライトアップ」などコンテンツが数多く書かれていますが、前半は、ディベートの基本的なポイントをまとめて書いています。
 
 
ディベートの定義
 「ルールのある、相手あっての議論または討論」
 
 
ディベートの3要素
 ①ロゴス=論理
 ②パトス=感情・感動・情熱
 ③エトス=信頼・安心
 
 
ディベート全体の流れ
 情報収集
  ↓
 議論の構成・シミュレーション
  ↓
 1stクォーター 立論
  ↓
 2ndクォーター 反対尋問
  ↓
 3rdクォーター 反駁
  ↓
 4thクォーター 最終弁論
  ↓
 判定
 
 
ディベートの3つのルール
 ①時間制限を設けよ
 ②主張するなら理由を示せ
 ③内容と人格は切り離せ
 
 

2012/03/05

イノベーションのDNA

クレイトン・クリステンセン、ジェフリー・ダイアー、ハル・グレガーセンの「イノベーションのDNA -破壊的イノベータの5つのスキル-」を読みました。





 
「イノベーションのジレンマ」のクリステンセンの最新作です。
 
 

 



破壊的イノベータが興した企業の創業者や既存企業でイノベーションを促したCEOたちをインタビューした結果、サブタイトルの5つのスキルが浮かび上がってきたと言っています。
 
 
・関連づける力
・質問力
・観察力
・実験力
・ネットワーク力
 
 
これらを「イノベーションのDNA」と名付けています。イノベーティブな企業は、ほとんどイノベーティブなリーダーが指揮していると言っています。
 
数多くのCEOにインタビューしていて、その話だけでも面白いのですが、それぞれのスキルを高めるためのヒントも細かく書かれており、参考になります。
 
 
 

2012/03/04

話し方の基本45

金井英之氏の「仕事でいちばん大切な話し方の基本45」を読みました。





これも電子書籍です。




基本 1  目的を達成し効果を上げてこそ「話し上手」
基本 2  「話し上手」でなければ「仕事上手」にはなりえ
       ない
基本 3  効果が上がる話し方にはコツがある
基本 4  「話し上手」と「おしゃべり」はこんなに違う!
基本 5  言葉の持つ無限の力を知る
基本 6  「あがり」に打ち勝つ3つの条件とは
基本 7  ウソでもいい、自信ありげな態度を装え
基本 8  話の材料は、いつも豊富に集めておこう
基本 9  説得力を持たせるためには、どのように話をまと
       めるか
基本10  積極人間になれば、自然と「話し上手」になって
       いる
基本11  話の効果は「聞き手」が決めるということを忘れ
       てはならない
基本12  聞いてもらうための第1歩は、よい人間関係を
       つくること
基本13  聞き手が聞きたがっていないときに話しても
       ダメ
基本14  第一印象は思っているよりも大切-聞き手の
       視覚に訴える
基本15  心から話をすれば、それが相手に伝わる-
       聞き手の聴覚に訴える
基本16  人間的魅力を身につけなければ「話し上手」
       にはなれない
基本17  「聞き上手」な人だけが「話し上手」になっていく
基本18  雰囲気を盛り上げたければ話題選びに気を
       配れ
基本19  敬語を正しく使えてこそ一人前の「話し上手」に
       なれる
基本20  わかりにくい話は誰も聞きたがらない
基本21  簡潔に話すことが、わかりやすさにつながる
基本22  印象深く話すためのちょっとした心がけ
基本23  ボディランゲージを上手に使えば効果満点
基本24  物事を正確に伝え、実行させる話し方-
       指示・命令
基本25  物事を正確かつ簡潔に伝える話し方-
       報告・連絡・相談
基本26  論理的に説明する話し方-納得・説得
基本27  イエスと言ってもらう話し方-交渉・説得
基本28  上手に議事進行をさせる話し方-会議の司会
基本29  企画などを選んでもらうための話し方-
       プレゼンテーション
基本30  いやらしくならずに自分を目いっぱい売り込む
       話し方-面接
基本31  不特定多数を飽きさせない話し方-スピーチ
基本32  言葉だけで伝えたいことを伝える話し方-電話
基本33  上手な叱り方-相手の自尊心を傷つけるのは
       もってのほか
基本34  上手なほめ方-相手の期待感を示せばやる
       気を引き出せる
基本35  上手な断り方-タイミングを計りアフター
       フォローをきめ細やかに
基本36  上手な頼み方-たとえ部下相手でも、迷惑を
       詫び、礼儀正しく
基本37  上手なとりまとめ方-冷静に、公平に、忍耐
       強く話し合いを誘導する
基本38  性格を瞬時に見抜きたかったら、「体型」に
       目をつける
基本39  相手の願望が知りたかったら、「髪型」や
       「好きな色」に注目する
基本40  隠れた心理を現す一瞬の「しぐさ」を見逃すな
基本41  性格の合わない人との話し方-お互いにイエス
       反応にもっていく
基本42  嫌いな人との話し方-自分が嫌えば嫌われる
基本43  自分たち2人対相手1人の場合は、相手を緊張
       させない配慮をする
基本44  自分たち2人対相手2人の場合は、黙っている
       人をつくらない努力をする
基本45  自分たち3人以上対相手3人以上の場合は、
       悟られずに議事進行を行う 
 


これが目次にもなっている基本45なのですが、「話し方」全般、幅広く書かれています。幅広いので全部に興味を惹かれることはないと思いますが、ちょっと読んでみたいと思うところがいくつかあると思います。
 
最後の複数での話し方は気にしたことなかったですね。20前後のところはできてないところが多く、耳が痛かったです。

2012/03/02

仕事で頭ひとつ抜きん出る裏トーク術

佐藤昌弘氏、堀之内高久先生の「日本一高いコンサルタントと心理臨床家が教える 仕事で頭ひとつ抜きん出る裏トーク術」を読みました。






佐藤氏の「セールストーク」と堀之内先生の心理療法の両方が楽しめる本です。どちらかにしか興味のない人には物足りない本かもしれません。

私は両方興味があるので、1冊で2冊分楽しめた感じです。佐藤氏のセールストークはいつものように感心してしまいます(これだけで元が取れます)し、堀之内先生の心理療法も興味深いです。

私の知人のなかにも、堀之内先生のワークショップに参加したことのある人がいますが、私も一度参加してみたいです。


文章は佐藤氏の文章なので、読みやすいです。
が、タイトルからは想像できませんが、結構、心理療法が書かれていますよ。ビジネス書では珍しいですね。




8種類の裏トーク術

①近づく
②売る
③断る
④謝る
⑤怒りを鎮める
⑥言い訳をする
⑦誤解を解く
⑧許す