ソニー生命ライフプランナー太田龍樹氏の「ディベートの基本が面白いほど身につく本」を読みました。
非常に分かりやすく、読みやすい本です。
ソニー生命のライフプランナーが書いているから買ったわけではなくて、ネットで買ったらたまたま著者がソニー生命のライフプランナーでした。
ライフプランナーがディベート?と思いましたが、著者はコラムで、以下のように言っています。
コンサルティング営業というのは、商品ありきではありません。お客様の現状をしっかり分析し、お客様が感じている欲求・興味・問題・心配・不安などをまず明らかにしなければなりません。
そのためには、営業パーソンである自分が一方的にしゃべるのではなく、逆に、お客様にいろいろなことを話してもらわなければなりません。そのうえで、その問題点などを解決するのが自社の商品(プラン)であることを示すことになります。
これは、まさしくディベートの思考プロセスとまったく同じです。
後半は、ディベートとセールスに共通するような「非言語チェック」や「ひとりディベート」、「キャストライトアップ」などコンテンツが数多く書かれていますが、前半は、ディベートの基本的なポイントをまとめて書いています。
ディベートの定義
「ルールのある、相手あっての議論または討論」
ディベートの3要素
①ロゴス=論理
②パトス=感情・感動・情熱
③エトス=信頼・安心
ディベート全体の流れ
情報収集
↓
議論の構成・シミュレーション
↓
1stクォーター 立論
↓
2ndクォーター 反対尋問
↓
3rdクォーター 反駁
↓
4thクォーター 最終弁論
↓
判定
ディベートの3つのルール
①時間制限を設けよ
②主張するなら理由を示せ
③内容と人格は切り離せ
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