諏訪功氏の「仕事もお金も情報もみんな「人」からやってくる! -普通のサラリーマンが、経営者出資者・ビジネスパートナーと知り合う方法-」を読みました。
これも電子書籍で85円でした。
異業種交流会を主宰している著者が、異業種交流会での「人脈(ビジネスを中心とした社会人のつながり)」の作り方のノウハウを書いています。
「GIVE & GIVE」とか「謙虚な姿勢」とか「笑顔」とか「ポジティブ」とか当たり前のこともいっぱい書いてありますが、おしゃべりな人の話の終わらせ方とか知り合って2回目に会うポイントとか使えるノウハウもたくさん書いてあります。
ソリシターはあまり行かないとことかもしれませんが、ライフプランナーや代理店さんはたくさん顔を出しているところだと思います。
代理店さんと共通の話題で話をするためには読んでおいたほうがいい本かもしれません。
2012/08/31
2012/08/29
きみたちはどう迷うか
酒井穣氏の「きみたちはどう迷うか -これからキャリアを築くために必要なこと-」を読みました。
著者の最新刊です。
就職活動、入社、仕事に慣れてきた頃などのステージを著者と若者の対話でキャリアについての話が進められています。
会話がベースになっていますので、スラスラ読めます。
少なくとも、私の知っている会社でキャリア開発に一生懸命取り組んでいる会社はありませんので、不安や不満のある方も多いと思います。入社1年目~5年目ぐらいの人には是非読んでほしいと思います。
私の年齢でも最後の方は、考えさせられますし、とても興味深いです。
人間の成長、七つのステップ
1.やりたいことが見えない段階
2.できることをしながら、やりたいことを探す段階
3.できることを、やりたいことに近づける段階
4.やりたいことをやる段階
5.やりたいことをやりながら、すべきことを探す段階
6.やりたいことを、すべきことに近づける段階
7.すべきことをする段階
著者の最新刊です。
就職活動、入社、仕事に慣れてきた頃などのステージを著者と若者の対話でキャリアについての話が進められています。
会話がベースになっていますので、スラスラ読めます。
少なくとも、私の知っている会社でキャリア開発に一生懸命取り組んでいる会社はありませんので、不安や不満のある方も多いと思います。入社1年目~5年目ぐらいの人には是非読んでほしいと思います。
私の年齢でも最後の方は、考えさせられますし、とても興味深いです。
人間の成長、七つのステップ
1.やりたいことが見えない段階
2.できることをしながら、やりたいことを探す段階
3.できることを、やりたいことに近づける段階
4.やりたいことをやる段階
5.やりたいことをやりながら、すべきことを探す段階
6.やりたいことを、すべきことに近づける段階
7.すべきことをする段階
2012/08/28
なぜビジョナリーには未来が見えるのか?
エリック・カロニウスの「なぜビジョナリーには未来が見えるのか? -成功者たちの思考法を脳科学で解き明かす-」を読みました。
私の大好きな本がたくさん引用されています。
予想どおりに不合理
EQこころの知能指数
第1感「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい
急に売れ始めるにはワケがある
他にもここで紹介した本がたくさん引用されています。
ビジョナリーな偉大な人が持っている力として、発見力、想像力、直観、勇気と信念、共有力、運が上げられています。
それを脳科学の観点から書いているところが面白いです。
脳科学のことがたくさん書かれていますので、脳科学で明らかになっていることをセールスに使うためにはどうしたらいいかという観点で読んでいっても面白いと思います。
私の大好きな本がたくさん引用されています。
予想どおりに不合理
EQこころの知能指数
第1感「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい
急に売れ始めるにはワケがある
他にもここで紹介した本がたくさん引用されています。
ビジョナリーな偉大な人が持っている力として、発見力、想像力、直観、勇気と信念、共有力、運が上げられています。
それを脳科学の観点から書いているところが面白いです。
脳科学のことがたくさん書かれていますので、脳科学で明らかになっていることをセールスに使うためにはどうしたらいいかという観点で読んでいっても面白いと思います。
2012/08/26
人との出会いを奇跡に変える共感力
藍川眞樹氏の「人との出会いを奇跡に変える共感力」を読みました。
これも電子書籍です。
「共感力」というタイトルをつけてしまうと、もっと別なことを期待してしてしまいそうです(私がそうです)。タイトルとしては、「人との出会いを大切にするとビジネスがうまくいく」の方がぴったりくる内容です。
仕事って、こうやるとうまくいくのはみんなわかっていると思うのですが、ほとんどの人ができないんですよね。
ソリシターの仕事も一緒で、こうやると代理店さんから好かれるよなと思うことがあっても、もちろん続けられないことが多いし、逆に、全く違う(嫌われる)ことをしてしまうことが多いのではないでしょうか。
今日、組織開発の専門家の人と上記のようなことを軽ーく雑談していたのですが、もちろん結論みたいなもは出ていませんが、こんなことかなあということを書いてみます。
・常にお客様はどうなのかを考える
・数字のプレッシャーを手放す
・会社の超短期的な対処療法(長期的には大きな副作用がある
こと)を軽く無視する
この本の最後の章は、宣伝なのでちょっと引いちゃいます。
・
これも電子書籍です。
「共感力」というタイトルをつけてしまうと、もっと別なことを期待してしてしまいそうです(私がそうです)。タイトルとしては、「人との出会いを大切にするとビジネスがうまくいく」の方がぴったりくる内容です。
仕事って、こうやるとうまくいくのはみんなわかっていると思うのですが、ほとんどの人ができないんですよね。
ソリシターの仕事も一緒で、こうやると代理店さんから好かれるよなと思うことがあっても、もちろん続けられないことが多いし、逆に、全く違う(嫌われる)ことをしてしまうことが多いのではないでしょうか。
今日、組織開発の専門家の人と上記のようなことを軽ーく雑談していたのですが、もちろん結論みたいなもは出ていませんが、こんなことかなあということを書いてみます。
・常にお客様はどうなのかを考える
・数字のプレッシャーを手放す
・会社の超短期的な対処療法(長期的には大きな副作用がある
こと)を軽く無視する
この本の最後の章は、宣伝なのでちょっと引いちゃいます。
・
2012/08/24
机の上に伝言メモを置かないで
以前の私はクラークにこんなことを言ってました。
「事務所にかかってきた電話が緊急かそうでないかは私が判断します。だから、伝言メモは置かないで、すぐに携帯電話に電話してください。」
携帯電話に電話するときも、「「〇〇さんのお電話ですか?〇〇支社の〇〇です。お疲れ様です。」という前置きは伝言に入れないでください。地下鉄が駅に着いたら留守番電話を聞くのに、前置きが長いと本論までたどり着かないでしょ。留守番電話に入れるのは、「〇〇代理店の〇〇さんから電話ありました。」だけでいいです。それなら地下鉄が駅に着いたときに留守番電話を最後まで聞けるし、緊急であれば、下車して折り返し電話することができるの。」
面倒くさい人ですねえ。(笑)
「事務所にかかってきた電話が緊急かそうでないかは私が判断します。だから、伝言メモは置かないで、すぐに携帯電話に電話してください。」
携帯電話に電話するときも、「「〇〇さんのお電話ですか?〇〇支社の〇〇です。お疲れ様です。」という前置きは伝言に入れないでください。地下鉄が駅に着いたら留守番電話を聞くのに、前置きが長いと本論までたどり着かないでしょ。留守番電話に入れるのは、「〇〇代理店の〇〇さんから電話ありました。」だけでいいです。それなら地下鉄が駅に着いたときに留守番電話を最後まで聞けるし、緊急であれば、下車して折り返し電話することができるの。」
面倒くさい人ですねえ。(笑)
2012/08/22
松下幸之助から未来のリーダーたちへ
佐藤悌二郎編著の「松下幸之助から未来のリーダーたちへ」を読みました。
松下幸之助の名言はたくさん残っていますが、この本はその名言が出たストーリーが分かるので、非常に面白いです。
PHP研究所の方が書かれているので、この辺りが細かく書かれています。
従業員や販売店のことをこれだけ思って経営をしていると、みんなついていきたくなると思います。
これだけ偉大な経営者がいなくなると、後を任されて経営する人は大変でしょうね。どうしても比較されてしまいますかね。
松下も厳しくなってしまうのも仕方ないのかなと思ってしまいました。
松下幸之助の名言はたくさん残っていますが、この本はその名言が出たストーリーが分かるので、非常に面白いです。
PHP研究所の方が書かれているので、この辺りが細かく書かれています。
従業員や販売店のことをこれだけ思って経営をしていると、みんなついていきたくなると思います。
これだけ偉大な経営者がいなくなると、後を任されて経営する人は大変でしょうね。どうしても比較されてしまいますかね。
松下も厳しくなってしまうのも仕方ないのかなと思ってしまいました。
2012/08/21
ステーキを売るな、シズルを売れ!
エルマー・ホイラーの「ステーキを売るなシズルを売れ! -ホイラーの公式-」を読みました。
タイトルがいいですね。
シズルとは、ステーキのジュージュー焼ける音のことです。
生命保険を販売するときには、著者の言うとおり、シズルを売らないと卓越した成果を上げることは難しいと思います。シズルを売るように研修で徹底している会社もあると思います(残念ながら、私のいる会社はステーキの説明をうまくやれば売れると思っていて、、生命保険のシズルについての話は聞いたことがありません)。
ホイラーの公式とは、
第一条
ステーキを売るな、シズルを売れ!
第二条
手紙を書くな、電報を打て!
第三条
花を添えて言え!
第四条
もしもと聞くな、どちらと聞け!
第五条
吠え声に気をつけろ!
第二条は、できるだけ少ない言葉でお客様の注意を引くつけろという意味です。
第三条は、言葉だけではなく、身振り手ぶりをつけろという意味です。
第四条は、いわゆるバブルバインドです。いつが都合がいいですか?と聞くのではなく、月曜の2時と火曜の3時ではどちらがいいですか?と聞けという意味です。
第五条は、言うことだけではなく、言い方に気をつけろという意味です。
この本のいいところは、生命保険販売やそれ以外のセールスのセールストークをこれでもかというぐらい紹介してくれています。
良い例と悪い例の比較もあり、悪い例は思わず、「あるあるある」と強く同意する場面もたくさんあり、とても参考になります。生命保険以外のセールスについては、もちろんそのまま使えるわけではないですが、ホイラーの公式を理解するのにはとても役立ちます。
超お勧めです。
タイトルがいいですね。
シズルとは、ステーキのジュージュー焼ける音のことです。
生命保険を販売するときには、著者の言うとおり、シズルを売らないと卓越した成果を上げることは難しいと思います。シズルを売るように研修で徹底している会社もあると思います(残念ながら、私のいる会社はステーキの説明をうまくやれば売れると思っていて、、生命保険のシズルについての話は聞いたことがありません)。
ホイラーの公式とは、
第一条
ステーキを売るな、シズルを売れ!
第二条
手紙を書くな、電報を打て!
第三条
花を添えて言え!
第四条
もしもと聞くな、どちらと聞け!
第五条
吠え声に気をつけろ!
第二条は、できるだけ少ない言葉でお客様の注意を引くつけろという意味です。
第三条は、言葉だけではなく、身振り手ぶりをつけろという意味です。
第四条は、いわゆるバブルバインドです。いつが都合がいいですか?と聞くのではなく、月曜の2時と火曜の3時ではどちらがいいですか?と聞けという意味です。
第五条は、言うことだけではなく、言い方に気をつけろという意味です。
この本のいいところは、生命保険販売やそれ以外のセールスのセールストークをこれでもかというぐらい紹介してくれています。
良い例と悪い例の比較もあり、悪い例は思わず、「あるあるある」と強く同意する場面もたくさんあり、とても参考になります。生命保険以外のセールスについては、もちろんそのまま使えるわけではないですが、ホイラーの公式を理解するのにはとても役立ちます。
超お勧めです。
2012/08/20
入門キャプテンシップ
本間正人氏、椿景子氏の「入門 キャプテンシップ -現場で自ら動くプレーヤーのための新リーダーシップ論-」を読みました。
この本の最初の問題提起は、私自身いつも感じていたことです。
企業研修は、新人研修と15年ぐらい後の管理職研修の間に全く研修がありません。もちろん、人材育成プログラムがしっかりしていて、もっと頻繁に研修が組み込まれている会社もあると思いますが、10年、15年何もないという会社も多いと思います。私も久しく会社で研修を受けたことがありません。
ビジネスにおけるリーダーの4分類
・エグゼクティブシップ
エグゼキュート(Execute)結果を出すことが求めら
れる
・ディレクターシップ
ディレクション(Direction)方向性を打ち出すことが
求められる
・マネジャーシップ
経営資源をいかに活用して目標を達成するかが
求められる
・キャプテンシップ
メンバーと汗を流しながら、目標に向けて突き進む
器量・資質が求められる
この分類から、キャプテンシップは、主任や係長、課長代理クラスが想定されています。
キャプテンの3つのキーワード
Let‘s -協- ともに考え、ともに取り組む
Ation -動- 自ら率先して体を動かし、汗を流す
Trust -信- 相手を信じ、相手からも信頼を得る
器量を持つ
キャプテンの条件
POINT1 現場にいる
同じ環境で状況を判断し、指示を出す
POINT2 自ら動く
自ら率先して体を張って動く
POINT3 リーダーとしての行動
キャプテンシップはリーダーシップの一つ
POINT4 器量(Capacity)が求められる
立場に応じた「器量」が求められる
キャプテンシップの7つの要素
Communication:コミュニケーション
Ableness:職務遂行能力・自信
Power:対人影響力
Teamwork:協調性
Assertiveness:競争心・積極性
Independence:独立心・落ち着き
Navigation:方向・目標意識
3つの行動指針
とにかくやってみる・挑戦してみる
繰り返しやってみる
ほかの人の方法から学びとって、活かす
この本は「会社を変える」(変革)と「会社を変わる」(転職)の2つの内容をセットにした本です。
「会社を変える」の方は、ファシリテーションで有名な黒田氏が、「会社を変わる」方は、世界最大のエグゼクティブ・サーチ会社の日本代表が書かれています。
「会社を変わる」については、エグゼクティブのことが書かれているので、私とは無縁ですが、はじめて読みましたので、とても衝撃的でした。お見合いの仲人のような仕事で、時間も神経も使う仕事です。
外資系企業のエグゼクティブが中心ということで、やはり英語は必須のようです。こういう本を読むたび、英語を勉強しなきゃ、と思うのですが全く続きません。(反省)
「会社を変える」の方は、ファシリテーションとコーチングについて書かれています。これもリーダーには必須スキルですね。
この本の最初の問題提起は、私自身いつも感じていたことです。
企業研修は、新人研修と15年ぐらい後の管理職研修の間に全く研修がありません。もちろん、人材育成プログラムがしっかりしていて、もっと頻繁に研修が組み込まれている会社もあると思いますが、10年、15年何もないという会社も多いと思います。私も久しく会社で研修を受けたことがありません。
ビジネスにおけるリーダーの4分類
・エグゼクティブシップ
エグゼキュート(Execute)結果を出すことが求めら
れる
・ディレクターシップ
ディレクション(Direction)方向性を打ち出すことが
求められる
・マネジャーシップ
経営資源をいかに活用して目標を達成するかが
求められる
・キャプテンシップ
メンバーと汗を流しながら、目標に向けて突き進む
器量・資質が求められる
この分類から、キャプテンシップは、主任や係長、課長代理クラスが想定されています。
キャプテンの3つのキーワード
Let‘s -協- ともに考え、ともに取り組む
Ation -動- 自ら率先して体を動かし、汗を流す
Trust -信- 相手を信じ、相手からも信頼を得る
器量を持つ
キャプテンの条件
POINT1 現場にいる
同じ環境で状況を判断し、指示を出す
POINT2 自ら動く
自ら率先して体を張って動く
POINT3 リーダーとしての行動
キャプテンシップはリーダーシップの一つ
POINT4 器量(Capacity)が求められる
立場に応じた「器量」が求められる
キャプテンシップの7つの要素
Communication:コミュニケーション
Ableness:職務遂行能力・自信
Power:対人影響力
Teamwork:協調性
Assertiveness:競争心・積極性
Independence:独立心・落ち着き
Navigation:方向・目標意識
3つの行動指針
とにかくやってみる・挑戦してみる
繰り返しやってみる
ほかの人の方法から学びとって、活かす
この本は「会社を変える」(変革)と「会社を変わる」(転職)の2つの内容をセットにした本です。
「会社を変える」の方は、ファシリテーションで有名な黒田氏が、「会社を変わる」方は、世界最大のエグゼクティブ・サーチ会社の日本代表が書かれています。
「会社を変わる」については、エグゼクティブのことが書かれているので、私とは無縁ですが、はじめて読みましたので、とても衝撃的でした。お見合いの仲人のような仕事で、時間も神経も使う仕事です。
外資系企業のエグゼクティブが中心ということで、やはり英語は必須のようです。こういう本を読むたび、英語を勉強しなきゃ、と思うのですが全く続きません。(反省)
「会社を変える」の方は、ファシリテーションとコーチングについて書かれています。これもリーダーには必須スキルですね。
2012/08/17
儲かる会社の経営者は会社の未来を数字で読み解く②
昨日書こうと思っていて忘れていたことを書きます。
タイトルに準えて、代理店の未来を数字で読み解いていますか?
もちろん、正確な数字は分からないのですが、
・代理店事務所は一等地にありすぎないか、広すぎないか
・クラーク(非営業職)の数は多すぎないか、給与は高すぎないか
・セールスへの還元は多すぎないか、少なすぎないか
など
要は、経費(家賃や人件費)がかかりすぎていないかということです。
私は担当している代理店さんついては、上記のことをものすごく気にしています。ちょっと背伸びをしているなと感じたら、大きなお世話かもしれませんが、コスト削減を言うようにしています。
特に、独立したばかりの代理店さんは、社長をやりたい方が多いので、一等地に大きな事務所、クラークを雇って、備品をたくさん買い、システム開発をし、足が止まり事務所にいる時間が長くなることがあります。
代理店は仕入もなく、簡単なので、無駄な経費が見えやすいです。
代理店さんに稼いでもらうことが仕事と思ってますので、これも仕事の一環と思っています。
タイトルに準えて、代理店の未来を数字で読み解いていますか?
もちろん、正確な数字は分からないのですが、
・代理店事務所は一等地にありすぎないか、広すぎないか
・クラーク(非営業職)の数は多すぎないか、給与は高すぎないか
・セールスへの還元は多すぎないか、少なすぎないか
など
要は、経費(家賃や人件費)がかかりすぎていないかということです。
私は担当している代理店さんついては、上記のことをものすごく気にしています。ちょっと背伸びをしているなと感じたら、大きなお世話かもしれませんが、コスト削減を言うようにしています。
特に、独立したばかりの代理店さんは、社長をやりたい方が多いので、一等地に大きな事務所、クラークを雇って、備品をたくさん買い、システム開発をし、足が止まり事務所にいる時間が長くなることがあります。
代理店は仕入もなく、簡単なので、無駄な経費が見えやすいです。
代理店さんに稼いでもらうことが仕事と思ってますので、これも仕事の一環と思っています。
2012/08/16
儲かる会社の経営者は会社の未来を数字で読み解く
中小企業の経営者を守る税理士の会の「儲かる会社の経営者は会社の未来を数字で読み解く」を読みました。
会計が苦手な中小企業の社長向けに書かれた本なので、会計の基本的なことがわかりやすく書かれています。
法人契約を取り扱っているソリシターの方なら、ほとんど理解している内容だと思います。
「簿記3級ぐらいの知識がないと会計事務所に訪問してもリラックスして座ってられないでしょ。」と私はいつも言っています。それ以上難しいことは、会計事務所の先生に教えてもらえばいいので、保険税務以外のところは深い知識は要りません。
逆に、会計の苦手な方はおススメです。最後にケーススタディが付いているので、身につく仕立てになっていますが、これだけでは不十分だと思いますので、別の本も読まれた方がいいかもしれません。
この本の最後には、この会の税理士の名前や顔写真などが載っています。これを読んでいる人の中には担当している代理店さんが含まれている方もいるのではないでしょうか。私もお見かけしたことある(というか大変お世話になった)顔写真が複数ありました。
2時間程度で、会計の基本が復習できて有意義な時間が過ごせました。
会計が苦手な中小企業の社長向けに書かれた本なので、会計の基本的なことがわかりやすく書かれています。
法人契約を取り扱っているソリシターの方なら、ほとんど理解している内容だと思います。
「簿記3級ぐらいの知識がないと会計事務所に訪問してもリラックスして座ってられないでしょ。」と私はいつも言っています。それ以上難しいことは、会計事務所の先生に教えてもらえばいいので、保険税務以外のところは深い知識は要りません。
逆に、会計の苦手な方はおススメです。最後にケーススタディが付いているので、身につく仕立てになっていますが、これだけでは不十分だと思いますので、別の本も読まれた方がいいかもしれません。
この本の最後には、この会の税理士の名前や顔写真などが載っています。これを読んでいる人の中には担当している代理店さんが含まれている方もいるのではないでしょうか。私もお見かけしたことある(というか大変お世話になった)顔写真が複数ありました。
2時間程度で、会計の基本が復習できて有意義な時間が過ごせました。
2012/08/15
最強チームをつくる
今月号のハーバード・ビジネス・レビューのテーマです。
多くの論文に共通するのは、「コミュニケーション」ですね。
コールセンターの休憩時間をチーム全員が同じ時間に変更したら、生産性が向上したという調査
には驚きました。
コールセンターのような職場は交代で休憩するのが一般的で、それが仕事内容もそうですが、一人で対応、もしくはスーパーバイザーのような人と対応するという仕事で、暗黙知が共有されない業種です。
これはソリシターにも同じことが言えますね。
・対立に対処する
・自由に発言できる
・活発に意見が出る
・しっかり聴く
など
コミュニケーションを取るための仕組み・仕掛け・方法論を各企業の文化にあわせて考えてないといけないですね。
多くの論文に共通するのは、「コミュニケーション」ですね。
コールセンターの休憩時間をチーム全員が同じ時間に変更したら、生産性が向上したという調査
には驚きました。
コールセンターのような職場は交代で休憩するのが一般的で、それが仕事内容もそうですが、一人で対応、もしくはスーパーバイザーのような人と対応するという仕事で、暗黙知が共有されない業種です。
これはソリシターにも同じことが言えますね。
・対立に対処する
・自由に発言できる
・活発に意見が出る
・しっかり聴く
など
コミュニケーションを取るための仕組み・仕掛け・方法論を各企業の文化にあわせて考えてないといけないですね。
2012/08/13
会社を変える 会社を変わる
橘・フクシマ・咲江氏、黒田由貴子氏の「会社を変える 会社を変わる」を読みました。
「会社を変える」(組織変革)ということと「会社を変わる」(転職)の2つの内容をセットにした本です。
「会社を変える」の方は、ファシリテーションで有名な黒田氏が、「会社を変わる」方は、世界最大のエグゼクティブ・サーチ会社の日本代表が書かれています。
「会社を変わる」については、エグゼクティブのことが書かれているので、私とは無縁ですが、はじめて読みましたので、とても衝撃的でした。お見合いの仲人のような仕事で、時間も神経も使う仕事です。
外資系企業のエグゼクティブが中心ということで、やはり英語は必須のようです。こういう本を読むたび、英語を勉強しなきゃ、と思うのですが全く続きません。(反省)
「会社を変える」の方は、ファシリテーションとコーチングについて書かれています。これもリーダーには必須スキルですね。
「会社を変える」(組織変革)ということと「会社を変わる」(転職)の2つの内容をセットにした本です。
「会社を変える」の方は、ファシリテーションで有名な黒田氏が、「会社を変わる」方は、世界最大のエグゼクティブ・サーチ会社の日本代表が書かれています。
「会社を変わる」については、エグゼクティブのことが書かれているので、私とは無縁ですが、はじめて読みましたので、とても衝撃的でした。お見合いの仲人のような仕事で、時間も神経も使う仕事です。
外資系企業のエグゼクティブが中心ということで、やはり英語は必須のようです。こういう本を読むたび、英語を勉強しなきゃ、と思うのですが全く続きません。(反省)
「会社を変える」の方は、ファシリテーションとコーチングについて書かれています。これもリーダーには必須スキルですね。
2012/08/12
シナリオ・プランニングの技法
ピーター・シュワルツの「シナリオ・プランニングの技法」を読みました。
シナリオ・プランニングの本は、何度か取り上げていますが、絶版の本をついに手に取ることができました。
最初に、シナリオ・プランニングについて以下のように書いてあります。
「シナリオ・プランニングは、非常に不確実な現実世界において長期的視野を持つためのツールである。(中略)シナリオは、将来可能性のあるいくつかの異なった未来への道標を示し、それぞれの道筋において、とるべき適切な対応を見出すための方法論である。シナリオ・プランニングは、その結果がどうなるかについて理解したうえで、今この瞬間に決定を下すためのものである。」
カバーには、「シナリオ・プランニングの考え方」として、以下の4つが書かれています。
・未来を正確に予測することは不可能であるにもかかわらず、
戦略策定時に事業環境の見通しを一つしか持っていない
のは危険きわまりない。
・複数のシナリオを検討することで、自分が選択する戦略の
リスクを測り、注視すべき指標、とるべき対策を事前に
考えることができる。
・シナリオを作成することにより、企業変革に必要なマインド
セットの進化が促される。
・マインドセットが進化するとき、組織は学習する。シナリオが
組織内で共有されるとき、その組織の学習は促進される。
そしてこの「学習する組織」を築くことこそが、競争力の源泉で
ある変化に対応するスピードを生む。
戦略策定に必要な長期的視点、複数シナリオを取り入れることができ、とても興味深いツールだと思いますが、採用している企業の話を聞いたことがありません。(残念)
現場にいると、本社から発信される戦略が、短期的視点のみだったり、そんな風になるわけないでしょ(1つのシナリオ)、だったり、偉い人だけ考えたことは現場ニーズ、代理店ニーズに合わないことがよくあります。なかなかマルチステークホルダーで話すことに慣れてないので、どうしても視野が狭くなりがちです。
そういったことを「読者のためのガイド」として、最後にポイントをまとめてくれいます。
「戦略的対話というのは、企業中に散らばった重要な意思決定者が行う、考え抜かれた、それでいて形式にとらわれない徹底的な対話である。」
「なぜ、大半の組織ではこのような戦略的対話が行われてないのだろうか。理由は二つある。まず第一に、多くの組織は戦略的対話になじみがないからである。対話そのものはのべつ行われているが、非公式の対話が明示的に公式のプロセスに入り込んでくるということに経営者たちは慣れていない。第二に、経営者たちは変化が必要だとは考えていないからである。」
戦略的対話をどうやって作り上げるか
1 快適な環境を作る
2 キーパーソンと外部の人間を入れて最初のグループを結成する
3 企業の外部にある情報と外部者を入れよ
4 意志決定を下すはるか前から考えよ
5 現在と過去を見ることから始めよ
6 小グループで暫定的シナリオ作成を行う
7 対話を使って遊んでみる
8 恒常的な戦略的対話の中で生きる
シナリオ作成のステップ
ステップ1 焦点となる問題または決定を下すべき問題を
明確にする
ステップ2 部分的な事業環境におけるキーファクター
ステップ3 ドライビングフォース
ステップ4 キーファクターとドライビングフォースを重要性と
不確実性によって分類する
ステップ5 シナリオ・ロジックの選定
ステップ6 シナリオに肉づけする
ステップ7 シナリオの意味
ステップ8 先行指標と道標の選定
※ドライビングフォースというのはシナリオの筋書きを動かす要因
であり、物語の結末を決定するもの
最後の最後に付録として、アダム・カヘンが行ったアパルトヘイト後の南アフリカのシナリオ・プランニングの事例が引き込まれました。
この本が絶版とは悲しいですね。
シナリオ・プランニングの本は、何度か取り上げていますが、絶版の本をついに手に取ることができました。
最初に、シナリオ・プランニングについて以下のように書いてあります。
「シナリオ・プランニングは、非常に不確実な現実世界において長期的視野を持つためのツールである。(中略)シナリオは、将来可能性のあるいくつかの異なった未来への道標を示し、それぞれの道筋において、とるべき適切な対応を見出すための方法論である。シナリオ・プランニングは、その結果がどうなるかについて理解したうえで、今この瞬間に決定を下すためのものである。」
カバーには、「シナリオ・プランニングの考え方」として、以下の4つが書かれています。
・未来を正確に予測することは不可能であるにもかかわらず、
戦略策定時に事業環境の見通しを一つしか持っていない
のは危険きわまりない。
・複数のシナリオを検討することで、自分が選択する戦略の
リスクを測り、注視すべき指標、とるべき対策を事前に
考えることができる。
・シナリオを作成することにより、企業変革に必要なマインド
セットの進化が促される。
・マインドセットが進化するとき、組織は学習する。シナリオが
組織内で共有されるとき、その組織の学習は促進される。
そしてこの「学習する組織」を築くことこそが、競争力の源泉で
ある変化に対応するスピードを生む。
戦略策定に必要な長期的視点、複数シナリオを取り入れることができ、とても興味深いツールだと思いますが、採用している企業の話を聞いたことがありません。(残念)
現場にいると、本社から発信される戦略が、短期的視点のみだったり、そんな風になるわけないでしょ(1つのシナリオ)、だったり、偉い人だけ考えたことは現場ニーズ、代理店ニーズに合わないことがよくあります。なかなかマルチステークホルダーで話すことに慣れてないので、どうしても視野が狭くなりがちです。
そういったことを「読者のためのガイド」として、最後にポイントをまとめてくれいます。
「戦略的対話というのは、企業中に散らばった重要な意思決定者が行う、考え抜かれた、それでいて形式にとらわれない徹底的な対話である。」
「なぜ、大半の組織ではこのような戦略的対話が行われてないのだろうか。理由は二つある。まず第一に、多くの組織は戦略的対話になじみがないからである。対話そのものはのべつ行われているが、非公式の対話が明示的に公式のプロセスに入り込んでくるということに経営者たちは慣れていない。第二に、経営者たちは変化が必要だとは考えていないからである。」
戦略的対話をどうやって作り上げるか
1 快適な環境を作る
2 キーパーソンと外部の人間を入れて最初のグループを結成する
3 企業の外部にある情報と外部者を入れよ
4 意志決定を下すはるか前から考えよ
5 現在と過去を見ることから始めよ
6 小グループで暫定的シナリオ作成を行う
7 対話を使って遊んでみる
8 恒常的な戦略的対話の中で生きる
シナリオ作成のステップ
ステップ1 焦点となる問題または決定を下すべき問題を
明確にする
ステップ2 部分的な事業環境におけるキーファクター
ステップ3 ドライビングフォース
ステップ4 キーファクターとドライビングフォースを重要性と
不確実性によって分類する
ステップ5 シナリオ・ロジックの選定
ステップ6 シナリオに肉づけする
ステップ7 シナリオの意味
ステップ8 先行指標と道標の選定
※ドライビングフォースというのはシナリオの筋書きを動かす要因
であり、物語の結末を決定するもの
最後の最後に付録として、アダム・カヘンが行ったアパルトヘイト後の南アフリカのシナリオ・プランニングの事例が引き込まれました。
この本が絶版とは悲しいですね。
2012/08/10
仕事の教え方
関根雅泰氏の「これだけはおさえておきたい「仕事の教え方」」を読みました。
ソリシターの仕事は忙しく、また、一匹狼のような方も多い業種です。なので、どうしても、新卒が育たなかったり、中途入社の人も前職に比べると、高いパフォーマンスが発揮できていないケースが多いと思います。
会社としても、「教え方」というのも考えないといけないかもしれません。
最初に、教える側として重要な要素、教えられる側との信頼関係の構築について書かれています。
信頼関係を築くには、
・共通点
・姿勢
・能力
姿勢とは、
・一生懸命教える気があるのか?
・自分にどれだけ真剣に向き合ってくれるのか?
・こちらの身になって考えてくれる人か?
これは耳が痛い。確かに教わる側からすれば、おっしゃる通りという内容です。が、教える側は片手間の時が多かったような・・・。
代理店さんの前で、何時間もしゃべる時のように、何時間もかけて準備したのか、と言われると、すいませんという感じです。
「忙しかったので」と心の中で言い訳をしようとしたら、その後に教える側の「バタバタ」、「イライラ」、「あやふや」、「プライド」についても書かれていました。
また、新人はこう思っている!
「話しかけづらい」
「新しい環境で心細い」
「新人の立場も考慮してほしい」
「もっとわかりやすく教えてほしい」
「信用して任せてほしい」
「少しは息抜きしたい」
「言うことがころころ変わる人困る」
「もっといい方法があるのに」
教える側は上記のように心の中で呟いているかもしれないなと推測しながら話をしないと、新人がどんどんモチベーションを下げていってしまいますね。
流石、新人教育の大家の本だけあって、深いところまでよく考えられていると感じさせる1冊です。
ソリシターの仕事は忙しく、また、一匹狼のような方も多い業種です。なので、どうしても、新卒が育たなかったり、中途入社の人も前職に比べると、高いパフォーマンスが発揮できていないケースが多いと思います。
会社としても、「教え方」というのも考えないといけないかもしれません。
最初に、教える側として重要な要素、教えられる側との信頼関係の構築について書かれています。
信頼関係を築くには、
・共通点
・姿勢
・能力
姿勢とは、
・一生懸命教える気があるのか?
・自分にどれだけ真剣に向き合ってくれるのか?
・こちらの身になって考えてくれる人か?
これは耳が痛い。確かに教わる側からすれば、おっしゃる通りという内容です。が、教える側は片手間の時が多かったような・・・。
代理店さんの前で、何時間もしゃべる時のように、何時間もかけて準備したのか、と言われると、すいませんという感じです。
「忙しかったので」と心の中で言い訳をしようとしたら、その後に教える側の「バタバタ」、「イライラ」、「あやふや」、「プライド」についても書かれていました。
また、新人はこう思っている!
「話しかけづらい」
「新しい環境で心細い」
「新人の立場も考慮してほしい」
「もっとわかりやすく教えてほしい」
「信用して任せてほしい」
「少しは息抜きしたい」
「言うことがころころ変わる人困る」
「もっといい方法があるのに」
教える側は上記のように心の中で呟いているかもしれないなと推測しながら話をしないと、新人がどんどんモチベーションを下げていってしまいますね。
流石、新人教育の大家の本だけあって、深いところまでよく考えられていると感じさせる1冊です。
2012/08/09
営業の魔術
トム・ホプキンスの「営業の魔術 -お客様の心を動かすプロになれ!-」を読みました。
これはいい!
アメリカ人の書いた本なので、こんな強烈なプッシュできないとか、生命保険のセールスには合わないよ、というようなところも少しありますが、それを差し引いても、読む価値ありです。
タイトルは、大袈裟です。「魔術」というよりも「基本テクニック集約」といった方がぴったりきます。
「営業という仕事は、ほかの職業では考えられないぐらいの高額の所得を得られるおもしろい仕事にも、雀の涙ほどの報酬で耐えなければならない、つまらない仕事にもなりうる。自分がどれだけ努力するかですべてが決まるのだ。ほかの人の要求や手助けはまったく関係ない。」
ソリシターは年収がほとんど変わらないかもしれませんが、生涯賃金では上記のことがあてはまると思います。また、私たちが担当している代理店さんは、完全にこの世界にいる人だということです。
トップ営業マンの一二の特徴
(1)見た目
(2)プライド
(3)自信
(4)思いやり
(5)確信
(6)豊かになりたいという欲求
(7)成功への強い欲求
(8)不安。恐れの克服
(9)周囲に左右されない
(10)お客様に対する敬意を持つ
(11)断られても落ち込まない
(12)つねに学ぶ姿勢
質問の一二の役割
(1)会話の主導権を握るため
(2)提案すべき製品やサービスを決めるため
(3)小さなイエスをとりつけるため
(4)お客様の感情を高め、買いたいという気を起させるため
(5)反論を切り離すため
(6)反論を切り返すため
(7)お客様が手にするメリットを伝えるため
(8)事実を認識してもらうため
(9)興味を確かめ、営業のステップを一歩進ませるため
(10)お客様がそれを所有することをイメージさせるため
(11)「買いたい」という衝動を正当化させるため
(12)クロージングするため
「それはあなたがお客様に伝えているからである。人の信念は他人から言われても、簡単に変わるものではないのだ。「同じことでも、自分が言えばお客様は疑い、お客様が言えばそれは真実になる」これは営業の基本だ。」
失敗にうまく対処する五つの心構え
(1)失敗は、何かを学ぶためも良い経験である
(2)失敗は、自分のズレを修正するための必要なフィードバックである
(3)失敗は、ユーモアのセンスを高めるチャンスだ
(4)失敗は、自分のテクニックを試し、パフォーマンスを高める機会である
(5)失敗は、成功へ一歩近づく一つの通過点である
トップ営業マンの信条
失敗の数によってではなく、成功した数によって自分の評価が決まる。 成功の数は、失敗してもなおやりつづける数に比例する。
反論に対処するときの注意
(1)お客様と議論してはいけない
(2)お客様の顔をつぶさない
(3)自ら自分の反論に答えさせるようにリードする
反論はこうかわす
(1)ますはすべて受け入れる
(2)お客様にその反論を返す
(3)逆に質問する
(4)反論をメリットに置き換える
(5)答えを確認する
(6)話題を変え、次のステップに移る
お客様の反論を吸収する四つの方法
(1)こちらの立場になってもらう
(2)些細な点よりも全体に目を向けさせる
(3)お客様が納得した点を確認する
(4)過去にヒントを探す
スランプから抜け出す一〇のアドバイス
(1)自分のスキルをより高める
(2)過去はその日のうちに完了する
(3)いま、このときを生きる
(4)未来を心配するより、計画する
(5)人生はフェアであるはずという考えを捨てる
(6)後悔しない
(7)ノーを言うこと
(8)いますぐやる習慣を
(9)ユーモアのセンスを磨いておく
(10)成長、変化および人生を楽しむ
他にも、そのまま使えるセールストークがたくさん紹介されていて、この本をPDFにしてiphoneに入れておきたい内容です。
これはいい!
アメリカ人の書いた本なので、こんな強烈なプッシュできないとか、生命保険のセールスには合わないよ、というようなところも少しありますが、それを差し引いても、読む価値ありです。
タイトルは、大袈裟です。「魔術」というよりも「基本テクニック集約」といった方がぴったりきます。
「営業という仕事は、ほかの職業では考えられないぐらいの高額の所得を得られるおもしろい仕事にも、雀の涙ほどの報酬で耐えなければならない、つまらない仕事にもなりうる。自分がどれだけ努力するかですべてが決まるのだ。ほかの人の要求や手助けはまったく関係ない。」
ソリシターは年収がほとんど変わらないかもしれませんが、生涯賃金では上記のことがあてはまると思います。また、私たちが担当している代理店さんは、完全にこの世界にいる人だということです。
トップ営業マンの一二の特徴
(1)見た目
(2)プライド
(3)自信
(4)思いやり
(5)確信
(6)豊かになりたいという欲求
(7)成功への強い欲求
(8)不安。恐れの克服
(9)周囲に左右されない
(10)お客様に対する敬意を持つ
(11)断られても落ち込まない
(12)つねに学ぶ姿勢
質問の一二の役割
(1)会話の主導権を握るため
(2)提案すべき製品やサービスを決めるため
(3)小さなイエスをとりつけるため
(4)お客様の感情を高め、買いたいという気を起させるため
(5)反論を切り離すため
(6)反論を切り返すため
(7)お客様が手にするメリットを伝えるため
(8)事実を認識してもらうため
(9)興味を確かめ、営業のステップを一歩進ませるため
(10)お客様がそれを所有することをイメージさせるため
(11)「買いたい」という衝動を正当化させるため
(12)クロージングするため
「それはあなたがお客様に伝えているからである。人の信念は他人から言われても、簡単に変わるものではないのだ。「同じことでも、自分が言えばお客様は疑い、お客様が言えばそれは真実になる」これは営業の基本だ。」
失敗にうまく対処する五つの心構え
(1)失敗は、何かを学ぶためも良い経験である
(2)失敗は、自分のズレを修正するための必要なフィードバックである
(3)失敗は、ユーモアのセンスを高めるチャンスだ
(4)失敗は、自分のテクニックを試し、パフォーマンスを高める機会である
(5)失敗は、成功へ一歩近づく一つの通過点である
トップ営業マンの信条
失敗の数によってではなく、成功した数によって自分の評価が決まる。 成功の数は、失敗してもなおやりつづける数に比例する。
反論に対処するときの注意
(1)お客様と議論してはいけない
(2)お客様の顔をつぶさない
(3)自ら自分の反論に答えさせるようにリードする
反論はこうかわす
(1)ますはすべて受け入れる
(2)お客様にその反論を返す
(3)逆に質問する
(4)反論をメリットに置き換える
(5)答えを確認する
(6)話題を変え、次のステップに移る
お客様の反論を吸収する四つの方法
(1)こちらの立場になってもらう
(2)些細な点よりも全体に目を向けさせる
(3)お客様が納得した点を確認する
(4)過去にヒントを探す
スランプから抜け出す一〇のアドバイス
(1)自分のスキルをより高める
(2)過去はその日のうちに完了する
(3)いま、このときを生きる
(4)未来を心配するより、計画する
(5)人生はフェアであるはずという考えを捨てる
(6)後悔しない
(7)ノーを言うこと
(8)いますぐやる習慣を
(9)ユーモアのセンスを磨いておく
(10)成長、変化および人生を楽しむ
他にも、そのまま使えるセールストークがたくさん紹介されていて、この本をPDFにしてiphoneに入れておきたい内容です。
2012/08/07
対話力
ハーバード・ビジネス・コミュニケーション・レター編集部編著の「ハーバード・ビジネススキル講座 対話力」を読みました。
ハーバード・ビジネス・レビューの論文集です。
今流行りのダイアログ(対話)の本ではありません。
タイトルは「対話力」というよりも「コミュニケーション力」の方がいいですね。
エレベーター・ピッチのことが書かれている「三〇秒で自己主張する」などは、時間のない偉い人と話すには必須スキルですし、「的確な質問とは何か」などは、部下を持つリーダーには必須のスキルです。
「もの言わぬ自分の魅力を高める」は、ここで何回も書いている自分自身の「見せ方」に参考になると思います。
さすがハーバード・ビジネス・レビューです。てんこ盛りです。
ハーバード・ビジネス・レビューの論文集です。
今流行りのダイアログ(対話)の本ではありません。
タイトルは「対話力」というよりも「コミュニケーション力」の方がいいですね。
エレベーター・ピッチのことが書かれている「三〇秒で自己主張する」などは、時間のない偉い人と話すには必須スキルですし、「的確な質問とは何か」などは、部下を持つリーダーには必須のスキルです。
「もの言わぬ自分の魅力を高める」は、ここで何回も書いている自分自身の「見せ方」に参考になると思います。
さすがハーバード・ビジネス・レビューです。てんこ盛りです。
2012/08/06
ソース
マイク・マクマナスの「ソース -あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。‐」を読みました。
ワクワクの源泉(ソース)について書かれています。
ソースを発見することで、「人生を劇的に活性化し、内側から自発的で奇跡的な力を呼び覚ます」を言っています。
責任感、ヤル気、能力、上手、決断、妥協、優先順位、現実的になれ、というウソ(メンタルモデル)を克服して、「ワクワク」に気づき、それを生活で生かしきることが大切だと言っています。
自分の仕事を振り返ってみると、やりたくない、代理店さんのためにならない、ワクワクしないことを上司から押し付けられていることが多々あります(大体無視してますが(笑))。
「ワクワク」をベースに仕事をすると、モチベーションも上がるだろうし、仕事のクオリティも上がるだろうし、代理店さんにも喜ばれるだろうし、業績も上がるだろうし、いいことばかりです。
自分の仕事を見つめ直すのにいいきっかけになる本だと思います。
ワクワクの源泉(ソース)について書かれています。
ソースを発見することで、「人生を劇的に活性化し、内側から自発的で奇跡的な力を呼び覚ます」を言っています。
責任感、ヤル気、能力、上手、決断、妥協、優先順位、現実的になれ、というウソ(メンタルモデル)を克服して、「ワクワク」に気づき、それを生活で生かしきることが大切だと言っています。
自分の仕事を振り返ってみると、やりたくない、代理店さんのためにならない、ワクワクしないことを上司から押し付けられていることが多々あります(大体無視してますが(笑))。
「ワクワク」をベースに仕事をすると、モチベーションも上がるだろうし、仕事のクオリティも上がるだろうし、代理店さんにも喜ばれるだろうし、業績も上がるだろうし、いいことばかりです。
自分の仕事を見つめ直すのにいいきっかけになる本だと思います。
2012/08/03
ビジネス着想100本ノック
岡崎太郎氏の「金がないなら知恵をしぼれ! ビジネス着想100本ノック」を読みました。
これも電子書籍で読みました。
マーケティングの専門家の著者が、普段のなにげない生活の中での疑問からいろんな切り口で新しい発想を紹介いてくれています。
よくこんなこと気づいたなあと、著者のアンテナの高さに脱帽です。 これを読むと、いかに自分が何も考えず、ぼーと過ごしているか思い知らされます。
金融機関のテーマ(銀行のテーマですが)も書かれています。 ポイントが、「セミナー」と「顧客を育てる」で書かれています。これは、保険会社にもばっちりはまるテーマです。
商品、手数料競争ではなくて、頭を使って、考えて、どの会社もやってないブルーオーシャンで戦わないといけないですね。
これも電子書籍で読みました。
マーケティングの専門家の著者が、普段のなにげない生活の中での疑問からいろんな切り口で新しい発想を紹介いてくれています。
よくこんなこと気づいたなあと、著者のアンテナの高さに脱帽です。 これを読むと、いかに自分が何も考えず、ぼーと過ごしているか思い知らされます。
金融機関のテーマ(銀行のテーマですが)も書かれています。 ポイントが、「セミナー」と「顧客を育てる」で書かれています。これは、保険会社にもばっちりはまるテーマです。
商品、手数料競争ではなくて、頭を使って、考えて、どの会社もやってないブルーオーシャンで戦わないといけないですね。
2012/08/02
売り込まなくても「トップ営業」になれる!
山下義弘氏の「紹介・口コミだけで10年連続No.1 売り込まなくても「トップ営業」になれる!」を読みました。
著者の講演は何度か聞いたことがありますが、講演内容がそのまま本になっていました。
どうやったら紹介をもらえるか、口コミで広がっていくかを徹底的に考えて、それもセールスパーソンにストレスにならないようなやり方を実践しています。
昔から語られている生命保険のセールスプロセスは、かなりセールスパーソンにストレスのかかる営業スタイルで、精神的にタフな一部の人しか続けられない手法でした。卓越した成果を上げている人でも、10年もやっていると疲れてきて、他のビジネス(教育やコンサルティングなど)に転身する方が多く見られます。
この営業スタイルであれば、訓練すればできると思いますし、ストレスがなく、多くの人が真似できる手法だと思います。
著者の講演は何度か聞いたことがありますが、講演内容がそのまま本になっていました。
どうやったら紹介をもらえるか、口コミで広がっていくかを徹底的に考えて、それもセールスパーソンにストレスにならないようなやり方を実践しています。
昔から語られている生命保険のセールスプロセスは、かなりセールスパーソンにストレスのかかる営業スタイルで、精神的にタフな一部の人しか続けられない手法でした。卓越した成果を上げている人でも、10年もやっていると疲れてきて、他のビジネス(教育やコンサルティングなど)に転身する方が多く見られます。
この営業スタイルであれば、訓練すればできると思いますし、ストレスがなく、多くの人が真似できる手法だと思います。
2012/08/01
チーム・ファシリテーション
堀公俊氏の「チーム・ファシリテーション -最強の組織をつくる12のステップ-」を読みました。
ファシリテーション協会初代会長、堀氏の本を久々に読みました。
12のステップは以下の通りです。
STEP 1 互いを知り合う
STEP 2 置かれた環境を共有する
STEP 3 知覚や感情を分かち合う
STEP 4 活動の意義を明らかにする
STEP 5 将来像を描き出す
STEP 6 拠り所を見つけ出す
STEP 7 問題の本質を明らかにする
STEP 8 柔軟にアイデアを集める
STEP 9 優先順位をつける
STEP10 体験を分かち合う
STEP11 学習を明らかにする
STEP12 持続的に改善する
チームが成長する
↓
効率性を求める
↓
役割分担、規則、制度などの決まり事ができる
↓
秩序正しく活動することを目指す手段の目的化が起こる
↓
自己中心的な思考に陥り、考え方も行動も内向きになる
↓
前例主義、形式主義、思考放棄、自動反復、リスク回避などの
安定志向がはびこる
これが組織が本質的に持っている病で、このままでは組織が淘汰されてしまいます。こうならないために、「チーム・ファシリテーション」が必要だと言っています。
前例主義、形式主義、思考放棄、自動反復、リスク回避は私の周りでもあてはまります。
うちもそうだと思われた方は、読まれるといいと思います。
ファシリテーション協会初代会長、堀氏の本を久々に読みました。
12のステップは以下の通りです。
STEP 1 互いを知り合う
STEP 2 置かれた環境を共有する
STEP 3 知覚や感情を分かち合う
STEP 4 活動の意義を明らかにする
STEP 5 将来像を描き出す
STEP 6 拠り所を見つけ出す
STEP 7 問題の本質を明らかにする
STEP 8 柔軟にアイデアを集める
STEP 9 優先順位をつける
STEP10 体験を分かち合う
STEP11 学習を明らかにする
STEP12 持続的に改善する
チームが成長する
↓
効率性を求める
↓
役割分担、規則、制度などの決まり事ができる
↓
秩序正しく活動することを目指す手段の目的化が起こる
↓
自己中心的な思考に陥り、考え方も行動も内向きになる
↓
前例主義、形式主義、思考放棄、自動反復、リスク回避などの
安定志向がはびこる
これが組織が本質的に持っている病で、このままでは組織が淘汰されてしまいます。こうならないために、「チーム・ファシリテーション」が必要だと言っています。
前例主義、形式主義、思考放棄、自動反復、リスク回避は私の周りでもあてはまります。
うちもそうだと思われた方は、読まれるといいと思います。
登録:
投稿 (Atom)