関根雅泰氏の「これだけはおさえておきたい「仕事の教え方」」を読みました。
ソリシターの仕事は忙しく、また、一匹狼のような方も多い業種です。なので、どうしても、新卒が育たなかったり、中途入社の人も前職に比べると、高いパフォーマンスが発揮できていないケースが多いと思います。
会社としても、「教え方」というのも考えないといけないかもしれません。
最初に、教える側として重要な要素、教えられる側との信頼関係の構築について書かれています。
信頼関係を築くには、
・共通点
・姿勢
・能力
姿勢とは、
・一生懸命教える気があるのか?
・自分にどれだけ真剣に向き合ってくれるのか?
・こちらの身になって考えてくれる人か?
これは耳が痛い。確かに教わる側からすれば、おっしゃる通りという内容です。が、教える側は片手間の時が多かったような・・・。
代理店さんの前で、何時間もしゃべる時のように、何時間もかけて準備したのか、と言われると、すいませんという感じです。
「忙しかったので」と心の中で言い訳をしようとしたら、その後に教える側の「バタバタ」、「イライラ」、「あやふや」、「プライド」についても書かれていました。
また、新人はこう思っている!
「話しかけづらい」
「新しい環境で心細い」
「新人の立場も考慮してほしい」
「もっとわかりやすく教えてほしい」
「信用して任せてほしい」
「少しは息抜きしたい」
「言うことがころころ変わる人困る」
「もっといい方法があるのに」
教える側は上記のように心の中で呟いているかもしれないなと推測しながら話をしないと、新人がどんどんモチベーションを下げていってしまいますね。
流石、新人教育の大家の本だけあって、深いところまでよく考えられていると感じさせる1冊です。
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