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2014/04/30

〈対話〉のない社会

中島義道先生の「〈対話〉のない社会 -思いやりと優しさが圧殺するもの-」を読みました。


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最初は、著者の怒りが満載で非常に読みにくかったですが、だんだんおもしろくなってきました。


「対話」ということばは大流行りで、「「対話」しよう」といっても、実際に「対話」になっているかといわれると、「対話」になっていないことが多いです。

この本を読むと、日本では「対話」にならないことが多いのかがよくわかります。

一言で言うと、日本では「対話」をずっとしてこなかった、具体的には、サブタイトルにあるように、思いやりと優しさが対話を避けてきたということです。


マネジメントをしている人や子どものいる人などに是非読んでもらいたい本です。





2014/04/29

聞く力

阿川佐和子氏の「聞く力」を読みました。


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大ベストセラーやっと読みました。


週刊文春は読んだことないのですが、週刊文春の対談コーナーを900回以上されているようで、その経験、エピソードをまとめられています。

やっぱり、経験を積んでいる人の話はおもしろい。一流の人ばかりにインタビューしているので、エピソードが半端ないですね。



本のタイトルの「聞く力」という点では、いろいろ参考になるところがありました。


「自分で決めつけてはいけない。こっちの話が面白いに違いない。あっちの話はそんなに面白くないだろう。聞き手が勝手に決めつけることが、どんなに危険であるかを、その日、つくづく思い知りました」


「相手の気持ちがどこらへんにあるか。恐る恐る推し測りつつ、会話を始めることが大事なのだと思います」


「相手の話を聞きながら、「ああ、わかるわかる」と思うことは確かにありますが、その瞬間、「本当にわかってるのか、君は?」と自分に問いかける作業も、同時にするように心がけています」



インタビューをする機会はあまりないと思いますが、代理店さんやお客さんの話を聞く機会はたくさんあると思います。

参考になると思います。

2014/04/27

GE世界基準の仕事術

安渕聖司氏の「GE世界基準の仕事術」を読みました。


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しかし、凄い会社です。

すごいと感じた点が2点ありました。

ひとつ目は、人材育成へのコミットメントです。

人に対して、時間とお金の掛け方が半端じゃないです。


もうひとつは、変化へのコミットメントが凄い。

超巨大企業でありながら、官僚主義に陥らない企業文化の醸成はすごいですね。



まわりの変化以上に自らが変化し、強い会社を作ることです

GEのリーダーは、変化をドライブすることが大きな役割になります



ずっと世界の第一線で活躍するための要素なんでしょうね。



著者も書いていましたが、GEの宣伝っぽいと言えばそれまでですが、これが実践されているとしたらすごいです。



ハーバードビジネススクールで得た七つのこと

1.世の中は決して公平にはできていない

2.複数分野でのエキスパートにはなかなかなれない

3.不完全な情報の中で意思決定をしなければいけない

4.知識というのは、どんどん陳腐化していくものですが、
  問題へのアプローチや考え方の枠組みのようなものは
  陳腐化しない

5.人生において一番貴重な資源は時間である

6.リスクを取らなければ、リターンはない

7.アイデンティティは極めて重要だ



久々におもしろい本でした。

2014/04/25

学習を促す組織文化

北居明先生の「学習を促す組織文化 -マルチレベル・アプローチによる実証分析-」を読みました。


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マイブームの「組織文化」です。


前例主義、減点主義が変わらないのに、片方ではイノベーションを叫んでいる。

イノベーションが進まないので叫んでいるのでしょうが、前例主義、減点主義の組織文化が変わらないとイノベーションは起こりません。


学術書なので、基本的にはおもしろくない(笑)のですが、衝撃的な結果が書いていありました。


個人レベルでは、情報収集行動は、有能感や個人成績に正の影響を与えるが、情報共有活動は個人成績に負の影響を与えるということ。


あくまで、自動車ディーラーでの調査なので、すべての組織に当てはまらないかもしれませんが、環境的には、生命保険代理店営業も似ていると思います。



「社内外の人脈を利用して情報を集め、プライベートな時間も情報収集する行動は、個人の成長を促し、有能感を高めるだけでなく、個人成績にも影響する」



家に帰ってからもこのブログを読んでいる人は成績優秀なのかな。
(内容をもっと良くしろ!(笑))





2014/04/24

夢を実現する発想法

川口淳一郎氏、山中伸弥氏の「夢を実現する発想法」を読みました。


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ロケットの専門家とiPS細胞の専門家の異色の取り合わせです。

それぞれの文章と対談の3部構成です。全体でも130ページ弱で、30分あれば読み終われます。


お二人ことを初めて詳しく知りました。

当然と言えば当然なんですが、成功の連続とというわけではなく、失敗に次ぐ失敗、紆余曲折があり、現在に至っています。

新年度に入り、環境が大きく変わったり、うまくいかなかったり、いろいろあると思いますが、私たちの周りで起こっていることは自然であり、その先に成功があるんだなと感じさせてくれます。



以下の言葉は聞いたことがありますが、やはり刺激的です。


何か悪いことが起こった時は「身から出たサビ」。つまり自分のせいだと考える。逆に、いいことが起こった時は「おかげさま」と思う。



「心意気」という言葉は久しぶりに聞いたような気がします。


メンバーが本当に、「心」で動いてくれないとダメですね。決して給料が高いわけでもないし、ミッションは難しく、時間もかかる。だから心意気で動いてくれる人をどれだけ集められるかは本当に大切だなあと感じます。(山中)



営業中、ちょっと時間のあるときに読んでみてはいかがでしょうか。

2014/04/23

犬は何を見たのか

マルコム・グラッドウェルの「犬は何を見たのか」を読みました。


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マルコム・グラッドウェルのコラム集です。

相変わらず、独特の視点で、TVショッピングからケチャップ、エンロンまで幅広いテーマを取り上げています。


個人的には、もう古いネタですが、エンロンの不正につて詳しく書かれていた第17章が興味深かったですね。


ソリシター的には、第9章のマンモグラフィー(乳房X線撮影法)をテーマに書いているところが興味深いです。

要は、写真を見ても、腫瘍かどうかの判断がきわめて難しく、そもそもお金払って、検査する人に不快な思いをさせて検査する必要がある?と言っています。



このコラムはオチもおもしろいので、是非読んでほしいです(笑)。

2014/04/22

ロジカル・ファシリテーション

加藤彰氏の「ロジカル・ファシリテーション」を読みました。


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もったいなーい。

タイトルこれでいいのかなと思ってしましました。ファシリテーション好きしか買わないんじゃないかと。


この手の本は、ファシリテーションで使うツールやフレームワークの紹介が多かったと思いますが、ファシリテーターの日頃見過ごしがちな細かなスキルを詳しく解説してくれています。

(フレームワークは最後にちょっとだけ紹介されています。)


細かなスキルはファシリテーターだけでなく、コーチやコンサルタントにも適用できます。


買いの1冊だと思います。

2014/04/21

心の扉を開く

アイリーン・キャディの「心の扉を開く -聖なる日々の言葉-」を読みました。


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1日1ページ、1年分で366ページ、スピリチュアルな文章が書かれています。

寝る前に1ページ読んで寝るとぐっすり眠れそうな本です。



「あなたに信頼がなければ、愛は生まれません」


「あなたの生活にストレスや緊張が多ければ多いほど、仕事の完成度は落ちるのです」


「自分自身の姿でいることができれば、ストレスも緊張も消えてしまいます」


「昨日のことは過去にとどめて、この新しいすばらしい日に、軽やかに入りなさい」




自分自身に強く言いたいこと。


「はっきりものを言うことは、必要のない痛みや苦しみを引き起こすこともあります。ですから、話すことをうまくコントロールし、口を開く前に十かぞえるようにしてみなさい」


深く反省。

たまにはこの手の本を読んで、心を鎮めないとといけませんね。

2014/04/19

脳には妙なクセがある

池谷裕二先生の「脳には妙なクセがある」を読みました。


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久々の池谷先生です。

相変わらず面白いです。



「私たちの脳はそもそも「ブランド」に反応するように作られているからです」


ということは、会社も個人もブランディングが大事ということですね。



「私たちが他人から見られるときには主に、相手にとっての左視野。つまり自分の「右側」に注意が集まっていることになります」


資料を置く場所に気をつけろということですね。



「恐怖への準備は、恐怖の感情そのものでなく、恐怖の表情をつくることによってスイッチが入ることを示しています」


恐いときも笑えと・・・  ムリだなあ。



「私たちの脳は、情報を何度も入れ込む(学習する)よりも、その情報を使ってみる(想起する)ことで、長期間安定して情報を保存することができるのです」


勉強ばっかりしてないで、アウトプットしろということですね。



月曜からすぐに使えそうなものをちょっとピックアップしてみました。

他にも面白情報てんこ盛りです。

2014/04/18

ポジティブ病の国、アメリカ

バーバラ・エーレンライクの「ポジティブ病の国、アメリカ」を読みました。


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1週間以上空いたのは数年ぶりだと思います。病に伏しておりました(今も不調ですが)。

しかし、やっと本が読めるようになりました。



この本は、ポジティブシンキングを痛烈に批判しています。

基本的にはポジティブシンキング好きなので、著者の意見に100%賛成ではありませんが、私の周りでは行きすぎたポジティブシンキングというか、ポジティブシンキングの押し売りというか、異常な事態になっているので、興味深く読みました。
著者は、クリティカルシンキングのスキルを身につけろ、我々の目の前にある脅威は現実であり、自己陶酔から抜け出して行動せよと言っており、深くうなづいてしましました。


「その自信どこから来るの?」

「言うだけ、思うだけで上手くいくの?」

と突っ込みたくなることが、私の身近に頻繁におこっていました。



アメりがだけでなく、日本でもポジティブシンキング大流行りのこの時代、このような本も必要だと思います。

2014/04/10

データは構想に従う

今月号のハーバード・ビジネス・レビューのインタビュー記事のタイトルのひとつです。


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インタビューされているのは、セブン&アイの鈴木会長です。

お恥ずかしながら、今まで鈴木氏の本を読んだことも、話を聞いたこともありませんでした。

読む前は、左脳的、分析的なイメージでしたが、変わりました。



「データを大量に集め、ただ分析するだけでは意味がありません。現在のような買い手市場では、人間の心理の領域にアプローチしなければ、消費者が何を求めているか見えてこないからです。」



例えば、この発言です。心理的です。


「データからは、本当の消費者のニーズをつかんでいたかは、わからないのです。」


エクセルシートをつくる人、見る人には注意が必要ですね。


厳しそうな印象は変わりませんでした(笑)。

2014/04/07

活躍する組織人の探究

中原淳先生、溝上慎一先生編の「活躍する組織人の探究 -大学から企業へのトランジション-」を読みました。


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学術書なので、一般ビジネスパーソン向けではありません。

しかし、採用をしている人にはおもしろいと思います。


ちょうどこの時期、ソリシターの中にも、リクルーターとして、採用面接をしている人もいると思います。

この本を読むと、リクルーターの役割というのが非常に重要であり、会社としてリクルーター教育をしなければならないのだろうと思います。


どのような大学生活を送っている人が望ましい結果を出しているか、どのような大学生活を送っている人が望ましい仕事の仕方をするのか、統計から導き出しています。


最近ここでも書いたような気がしますが、ネッツトヨタ南国など、採用に力を入れて高いパフォーマンスを上げている会社が注目されているような気がしています。

この本は、それを統計的に明らかにした本になっています。

2014/04/03

ディープ・デモクラシー

アーノルド・ミンデルの「ディープ・デモクラシー -〈葛藤解決〉の実践的ステップ-」を読みました。


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超久々のアーノルド・ミンデルです。

ユング系心理学、プロセスワークの創始者です。


この本、内容が濃い!


タイトルのディープ・デモクラシーは、日本語で言うと、深層民主主義。

民主的を超えて、すべての人の感情に耳を傾け、役割や感情の多様性に気づくことが未来をつくっていくということです。

ディープ・デモクラシーの方法論として、オープンフォーラムというワークを紹介しています。

オープンフォーラムは、ビジネス会議とオープンで感情的な話し合いの中間のようなものです。


本の後半では、細かい手法について触れらているのですが、人間の内面を1対1ではなく、1対多数で取り扱っていくというのはすごい手法ですね。

2014/04/01

奇跡の経営

リカルド・セムラーの「奇跡の経営 -一週間毎日が週末発想のススメ-」を読みました。


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年度初めにふさわしい本です。


ブラジルのセムコのCEOが書かれた本です。

「奇妙」な経営を何度も書かれていましたが、その言葉がピッタリです。どうしてこれで急成長しているのか不思議で仕方ありません。


ないものとして、以下のようなことが書かれています。


・組織階層、公式の組織図
・ビジネスプラン、企業戦略、短期計画、長期計画
・ゴールや企業理念
・COOやCIO
・業務フロー
・人事部
・キャリアプラン、職務記述書
・レポート、経費の承認
・監視・監督



要は、従業員をコントロールしない、信頼する、信頼することで社員が情熱を持っていい仕事をする、それが会社とってもよい。


このように書くと、確かに納得感はありますが、本当にそのシステム回るのと思ってしまいます。


著者の手放し感はハンパないです(すごい)。



マネジメント職の方には超おススメです。