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2014/03/31

なぜこの会社はモチベーションが高いのか

坂本光司先生の「なぜこの会社のモチベーションが高いのか -働く皆が幸せな会社-」を読みました。


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この本も坂本先生のたくさんの取材を中心にして書かれています。

会社の紹介だけではなく、後半は理論的なことも書かれています。

タイトルの答えとしては、以下のところでしょうか。



「モチベーションの高い高い企業や組織、さらにはその結果としての業績の高い企業には、もともと優秀な社員、モチベーションの高い社員が豊富にいたわけではなく、普通の社員をモチベーションの高い人財に変身させてしまう魅力的なトップとミドルの存在と見事な組織風土・企業文化が形成されているのです。」



具体的にどうするのかというところでは、やっぱりここですね。



「社員のモチベーションが高い企業においては、好不況にかかわらず人財の育成に注力しているばかりか、より人財たらんと意気込む人々をあらゆる機会をとらえ、発掘・発見する努力をしているのです。そして、こうした社員こそチャンスを与え続けているのです。」



なぜ多くの企業は人財育成にコミットメントできないのでしょうか。すぐに成果が出ない、時間がかかるからでしょうかねえ。

2014/03/30

学習の社会的成果

OECD教育研究革新センター編著の「学習の社会的成果 健康、市民・社会的関与と社会関係資本-」を読みました。


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学習とは、いわゆる学校でのお勉強というわけではなく、「フォーマルな学習」以外に「ノンフォーマルな学習」、日々の仕事などで培われる「インフォーマルな学習」の3つを指しています。


社会的成果はとは、個人の金銭的成果、個人の非金銭的成果、公共の金銭的成果、公共の非金銭的成果の4つのうち、個人非金銭的成果、公共の非金銭的成果を対象にしています。といいつつもこの4つは密接に絡み合っています。


企業にいると、カークパトリックやジャック・フィリップスの研修効果測定でどんな成果があったのか、ROIはどれだけかというふうに金銭的成果を求められますが、非金銭的効果というのも重要だなと改めて感じました。


2014/03/28

世界を動かすプレゼン力

ニック・バーリーの「日本はこうしてオリンピックを勝ち取った! 世界を動かすプレゼン力」を読みました。


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東京オリンピック招致のプレゼンテーションをコンサルティングした著者の本です。

プレゼンテーションは細部にまで考え抜かれており、ストーリーがあり、セールスポイントを押さえ、競合他社を暗に誹謗中傷し、相手の言葉で好感を持たせ、ビジョンを語る・・・

書いてあることは、ビックリするようなことはありませんが、ポイントを押さえまくっています。


もちろん、プレゼンテーションの基本的なスキル、声の強弱やパワーポイント作り方などは当たり前のことも書かれています。


プレゼンテーションをする機会のある人には、超おすすめです。


それ以外におもろかったのは、この本のタイトルとは直接関係ありませんが、外国人から日本のアピールポイント、日本への提案です。プレゼンテーション部分はサプライズはありませんでしたが、こちらは驚きの連続でした。



お買い得の1冊です。



2014/03/27

ワン・シング

ゲアリー・ケラーの「ワン・シング -一点集中がもたらす驚きの効果-」を読みました。


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サブタイトルの通り、「一点集中しろ」という本です。

どれだけ的を絞ったかで、成果が決まってくるということです。



成功を妨げる六つの嘘

1.すべてのことは等しく重要
2.マルチタスクは効果的
3.規律正しい生活が必要
4.意志の力は常に万全
5.バランスのとれた生活が肝心
6.大きいことは悪いこと



的をしぼり込む質問

それをすることで
他のすべてがもっと容易になるか不必要になるような
私ができる「一つのこと」は何か?



上記の質問を、仕事や人間関係や健康などに対して、自問自答していく、問い続けるというのが成功につながっていくということです。


仕事など、ちょっとうまくいっていないなあという方は読んでみるといいと思います。

2014/03/26

成功する子失敗する子

ポール・タフの「成功する子失敗する子 -何が「その後の人生」を決めるのか-」を読みました。


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もう、子どもが大きい人は読まないほうがいいかも(笑)。


「若い人々の成功にとってきわめて重要な役割を果たす性格の強みは、生まれながらのものではない」


「幼少期の親のかかわり方のみを判断材料に、子どもたち自身の気質や能力をあえて無視して数字をはじきだしたところ、精度は七十七パーセントだった。つまり、子どもたちが四歳にも満たないうちに、誰が高校を中退することになるかを八割近い確率で予測できたことになる」



アメリカの研究なので、日本で高校中退する人が多いかどうかわかりませんが、遺伝ではなく、環境であることが、様々な研究結果から述べられています。



「若者の気質を育てる最良の方法は、深刻に、ほんとうに失敗する可能性のある物事をやらせてみることなのだ。ビジネスの分野であれ、スポーツや芸術の分野であれ、リスクの高い場所で努力すれば、リスクの低い場所にいるよりも大きな挫折を経験する可能性が高くなる。しかし、独創的な
本物の成功を達成する可能性もまた高くなる」



失敗を通して、やり抜く力だったり、自制心や意欲、社会的知性などを手に入れるしかないということです。


子どもが小さい人、採用に関わっている人など、おススメです。

2014/03/25

柴田秋雄のホテル再生物語

柴田秋雄氏の「柴田秋雄のホテル再生物語 -「日本一幸せな社員」をつくる-」を読みました。


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ホテルアソシア名古屋ターミナルの再生物語です。

今このホテルは立替のため閉館しています(残念、泊まりた~い)。


ずっとJRの組合の幹部だった著者が、ホテルの転籍して、総支配人になり改革を行うわけですが、一言でいうと、「従業員満足の追求」ですかね。

一般企業でも、不景気になると教育に関する予算を削減するのが一般的ですが 、赤字のホテルなのに、設備投資よりも、人材に投資をしているところがすごい。

人材に投資をしているだけではなく、総支配人自身が従業員の成長、幸せにコミットメントしている、具体的には、従業員一人ひとりをしっかり見ていますし、マネジャーにも従業員を見るように徹底しています。


名古屋は駅前に新しいホテルが建ち、見た目では全く勝ち目がないですが、やはり企業は人ですね。

この人たちの接客を受けたいと心から思います。

2014/03/23

脳内麻薬

中野信子氏の「脳内麻薬 -人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体-」を読みました。


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タイトルに惹かれて買いました(笑)。


以下のようなときにドーパミンが分泌されるようです。


*楽しいことをしているとき
*目的を達成したとき
*他人に褒められたとき
*新しい行動を始めようとするとき
*意欲的な、やる気が出た状態になっているとき
*好奇心が働いているとき
*恋愛感情やときめきを感じているとき
*セックスで興奮しているとき
*美味しいものを食べている



ドーパミンが過剰に分泌されると、興奮状態になる、依存症などのある種の行動がやめられなくなる、幻覚をみたりする(統合失調症)ようです。

逆に不足すると、無気力な状態になる、パーキンソン病のような症状になるようです。



と、ここまでは興味深かったのですが、この先は依存症の話が中心になり、セールスには関係ない展開に・・・

読み物としてはおもしろいです。


2014/03/22

多様性を活かすダイバーシティ経営 実践編

荒金雅子氏の「多様性を活かすダイバーシティ経営 実践編」を読みました。


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半年ぐらい前に基礎編を紹介しましたが、内容がよかったので実践編も買いました。


実践編を読むと、なおさらダイバーシティの難しさを痛感します。

男性、健常者、日本人、生え抜きの人がマネジメント層のほとんどを占めていると思います(100%の会社もあるかもしれません)。

その人たちの割合を減らして、女性の割合を増やすとか、今のマネジメント層、次期マネジメント層には不利益変更でであり、流行りだからダイバーシティとは言っても、コミットメントして、異質な文化、価値観を受け入れていくというのはハードルが高い。


もちろん、多様な文化、価値観を受けいれて活かしている企業は強い。


次の問題は、多様な文化、価値観を受け入れるということはマネジメントそのものが非常に難しくなる。

今までは、阿吽の呼吸ですんだものがそれでは済まなくなる。

それで著者が提唱しているのが、学習する組織。


私も、理想は学習する組織というか、学習する組織でないと生き残れないと思っている。だが、それも難しい。


著者も最後に書いているが、ダイバーシティは「終わりのない旅」。

2014/03/21

免疫細胞治療

武藤徹一郎先生監修の「免疫細胞治療」を読みました。


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4年前に出版された本なので、内容がかなり古くなっているのではないと思いますが、「免疫細胞治療」はがんの第4の治療と言われるので、参考になるかと思い読みました。

ちなみに、ご存じとは思いますが、三大治療は以下の3つです。

外科治療
放射線治療
抗がん剤治療


先ほど、第4の治療と書きましたが、この本の中で、千葉県がんセンターの木村先生は、


「免疫細胞治療は「第4の治療」ではなく他の治療との併用により、効果が期待できるもの」と言っています。

なぜなら、
「免疫細胞は、ダメージを受けているがん細胞に対して、非常に強く力を発揮する」


とのことです。


もっと突っ込んで、


「他のすべての治療の土台になるもの」


と言っています。


免疫細胞治療以外のことも結構書かれており、タイトルは違う方がいいような感じです。


免疫細胞治療がこんなにたくさんあるとははじめて知りました。

2014/03/18

起業の技術

浜口隆則氏の「起業の技術」を読みました。


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ライフプランナーから独立・起業する人は多いです(ソリシターから独立・起業する人も多いですが)。

個人事業主として、自分自身で売っているときはいいのですが、社長業をするようになるとたちまちうまくいかなるケースを何度も見てきました。

代理店の「経営指導」というような、大上段に構えている会社のソリシターには、この本はとても参考になると思います。

参考になるというレベルではなく、様々な観点から、非常に細かく、かつ、分かりやすく書かれていて、この本を読みながら、スゲーこの本!と10回ぐらいつぶやいてしまいました。



「経営のパフォーマンス」=「商品力」×「営業力」×「管理力」



商品力の4つの価値

(1)存在価値 ← ミッション
(2)絶対価値 ← 商品の29Cuts
(3)相対価値 ← ポジショニング
(4)認知価値 ← ブランディング



営業力の4つのステップ

(1)集客する ← 集客力
(2)見込客をフォローする ← 見込客フォロー
(3)販売する ← サイレントセールス
(4)リピートを増やす ← CLVマネジメント



管理力の4つの体制

(1)社長のコックピットをつくる ← 経理・財務
(2)自立型組織にする ← チームビルディング
(3)安定と継続を築く ← 仕組み化
(4)永遠への善循環を築く ← 投資とリスクマネジメント



もちろん、保険代理店は特殊な業種なので、上記のすべてがあてはまるわけではないですが、「営業力」のところだけも買う価値ありです。


今年出版されて、読んだ本の中で、いちばんです。超おススメです。

2014/03/17

GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代

アダム・グラントの「GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代」を読みました。


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ギバー(与える人)、テイカー(受けとる人)、マッチャー(バランスを取る人)の3種類の人間にわけて論じています。

テイカーは与えるよりも多くを受け取ろうとする人、マッチャーは与えることと受けとることのバランスをとる人のことを言っています。


「与える人になりなさい」「GIVE&GIVE」などと言われてきましたが、ギバーが研究結果として、素晴らしいものだと延々と書かれています(当たり前と言えば当たり前のような気がしますが)。

ただ、ギバーは、短期的にはうまくいかないということ、成功するギバーは自己犠牲ではなく、他者志向性を持っているということです。


他者志向とは、受けとるよりも多くを与えても、決して自分の利益は見失わないことです。


書きながら、当たり前だなあと思いつつも、これができないんだなあと、半分反省していました(笑)。

2014/03/16

研修開発入門

中原淳先生の「研修開発入門 -会社で「教える」、競争優位を「つくる」-」を読みました。


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研修をする人のためのバイブルが出ました。

研修の企画、デザインから研修準備、実施、フォローまで、ひと通りのことが、メタファーを多用し、わかりやすく書かれています。


代理店研修で参考・実践したいものピックアップ


学習者のプロファイリングの5K

経験:Keiken
知識:Knowledge
言葉:Kotoba
権限:Kengen
肝:Kimo





①腹から声を出す
②声を届ける
③感情を声に乗せる
④間を使う



会社の机の中に入れておきたい1冊です。


2014/03/12

MIND HACKS

トム・スタッフォード、マット・ウェッブの「MIND HACKS -実験で知る脳と心のシステム-」を読みました。


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100種類のMINDのHACK(何かをするための賢い方法)が書かれています。

MINDの部分も、脳そのもの、視覚、聴覚、記憶など、幅広いコンテンツが用意されています。

例えば、ニューロンとか、盲点とか、プラシーボ効果とか、サブリミナル効果とか・・・


1つ1つのHACKに実験と解説があり、読み物としておもしろいです。


読んだ目的は、もちろん営業活動に使えるネタはないかなんですが、雑学としてはどれも参考になりますし、錯覚などの絵などもおもしろいのですが、セールストークに直結するHACKは見つかりませんでした(残念)。


2014/03/10

モノではなく、モノゴトをつくる

今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のタイトルの一つです。


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原発内部を調査したロボットを開発した千葉工大の先生が書かれています。

モノづくりをしている人は、モノそのもののクオリティは追求しますが、その後は知りませんということが多いと思ってました。



「技術を世の中に定着させるためには、法律や政策など、あらゆる方面と連携して戦略を立て、使う人の立場になって考えなくてはいけない。これがモノづくりだけではなく、モノゴトをつくるということだ。」



保険業界でも、売れてもよさそうな商品なのに売れないことがあります。

ソリシターのスキルに合わなかった、ソリシターの知識が追いついてなかった、代理店のマーケットと合わなかったなどなど。


短い文章なんですけれど、惹きつけられました。




2014/03/09

コネクト

デイブ・グレイ、トーマス・ヴァンダー・ウォルの「コネクト -企業と顧客が相互接続された未来の働き方-」を読みました。


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昨日紹介した「感動のつくり方」に通じるところがあります。

「感動のつくり方」では、セールスパーソンと顧客が、「感動」という接着剤でつながるということがテーマだと思いますが、この本は、「企業と顧客がコネクトするためには」というテーマで書かれています。



コネクト型企業

ホラーキー(部分であり全体)
フラクタルなワークユニット
自律性
柔軟
不確実な環境に適応できる



上記を読むと、コネクト型企業って企業の理想形じゃないの?と思ってしまいます。縦割りで、しかも縦割りの中では完結できず、知識やスキルだけではなく、ミッションやビジョンにもばらつきがあり
、上司や優績者に依存し、権限は委譲されず、硬直化した組織、マニュアル至上主義という企業が多いのではないでしょうか。



「コネクト型企業になるための旅の手始めとして、今すぐできることが4つあります。それは有機的成長、トップダウン型でリーダー主導の変革、試験的ポッド、そしてネットワークの構築です。」



ものすごい長い旅になりそうですが、やはり学習が鍵になりそうですね。



2014/03/08

100万人の心を揺さぶる感動のつくり方

平野秀典氏の「100万人の心を揺さぶる感動のつくり方」を読みました。


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MDRTで話したり、保険会社でも講演していたことは知っていましたが、初めて読みました。


感動プロデューサーというネーミングは胡散臭い(笑)ですけど、書かれていることは、保険会社のライフプランナーにピッタリの内容です。

ピッタリというのは、セールスプロセスの解説本に書かれているポイントがちりばめられています。

セールスプロセス概論として、保険セールスを学ぶ前に読むのがいいと思わせる本です。

そう思ったのは、以下ですかね。



感動を才能や芸術家だけに任せてはいけない。感動はスキルなのだから


人は、説得されたいのではなく、納得したり、共感したり、感動して心が動いた結果、モノを買いたくなるのです


感動を生み出すとは、感情のメカニズムを知り、心が動く確率の制度を上げる日々の試行錯誤の積み重ねなのです


「適切なメタファーを使うことで、一気に「伝わる力」が向上します」


なりたい自分とは、あなたの大切にしている価値観に沿った自分です


人は最高の価値観に合った仕事をやるとき、最もモチベーションが上がり潜在能力を発揮します

2014/03/05

最後の授業

ランディ・パウシュ、ジェフリー・ザスローの「最後の授業 -ぼくの命があるうちに-」を読みました。


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末期の膵臓ガンで教壇に立つ凛とした姿に感銘を受けましたが、奥様との馴れ初め、子供の誕生、家族の写真で感傷的になってしまいました。


内容を見てみると、「夢をかなえること」と「人生をどう生きるか」の2つがテーマです。

「人生をどう生きるか」で気になったメッセージは以下です。




「不満を言うことに費やすエネルギーの一〇分の一を、その問題を解決することにまわしたら、ものごとがいかにうまく進むか驚くだろう。」


「自分に言い寄ってくる男性がいたら、気をつけることは簡単。彼の言うことはすべて無視して、彼のすることだけに注意すればいいの」


「近道を探す人はたくさんいる。僕は、最高の近道は長くかかることを知っている。一生懸命にやること、それだけだ。」


「郵便を仕分けする仕事に決まっても、心から喜ぶべきだ。仕分け室に行ったらやるべきことはひとつ。郵便の仕分けの達人になることだ」

2014/03/03

学習する学校

ピーター・センゲ、ネルダ・キャンブロン=マッケイブ、ティモシー・ルカス、ブライアン・スミス、ジャニス・ダットン、アート・クライナーの「学習する学校 -子ども・教員・親・地域で未来の学びを創造する-」を読みました。


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またやってくれました、英治出版。

ピーター・センゲの唯一翻訳されていなかった本です。

もう一つやってくれたのは、この本、888ページもあります。

私は移動中に読むことが多いのですが、電車の中で読むには重すぎます(笑)。売れるのでしょうかね(絶版にならないことを祈ります)?


私が小学生、中学生のころは、エキスパート(の前提)である先生が、何も知らない(前提である)生徒に一方的に教えるというモデルしかありませんでしたが、今は机をロの字にして、インタラクティブに行う授業もあるようです。


この本は、「学習する組織」でいっている5つのディシプリンを学校に取り入れたらどうなるか、どういう点に注意が必要かが書かれています。


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画一的な商品を大量生産、大量販売する時代ではないので、イノベーションやダイバーシティ、サスティナビリティなどが必要なわけで、5つのディシプリンが求められていると思います。


この本は、「学校」がテーマになっていますが、「企業」にも当てはまります(いま、研修の参考文献として、いちばん重宝しています)。



5,000円以上しますが、安いと思います。