ポール・タフの「成功する子失敗する子 -何が「その後の人生」を決めるのか-」を読みました。
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もう、子どもが大きい人は読まないほうがいいかも(笑)。
「若い人々の成功にとってきわめて重要な役割を果たす性格の強みは、生まれながらのものではない」
「幼少期の親のかかわり方のみを判断材料に、子どもたち自身の気質や能力をあえて無視して数字をはじきだしたところ、精度は七十七パーセントだった。つまり、子どもたちが四歳にも満たないうちに、誰が高校を中退することになるかを八割近い確率で予測できたことになる」
アメリカの研究なので、日本で高校中退する人が多いかどうかわかりませんが、遺伝ではなく、環境であることが、様々な研究結果から述べられています。
「若者の気質を育てる最良の方法は、深刻に、ほんとうに失敗する可能性のある物事をやらせてみることなのだ。ビジネスの分野であれ、スポーツや芸術の分野であれ、リスクの高い場所で努力すれば、リスクの低い場所にいるよりも大きな挫折を経験する可能性が高くなる。しかし、独創的な
本物の成功を達成する可能性もまた高くなる」
失敗を通して、やり抜く力だったり、自制心や意欲、社会的知性などを手に入れるしかないということです。
子どもが小さい人、採用に関わっている人など、おススメです。
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