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2013/06/30

「教えないから人が育つ」横田英毅のリーダー学

天外伺朗氏の「「教えないから人が育つ」横田英毅のリーダー学」を読みました。





横田氏はあの有名なネッツトヨタ南国の社長です。

いろんなところで取り上げられていますが、本を読んだのは初めてです。

言っていることは、突拍子もないようなことはありませんが、なかなかできない。

タイトルの「教えない」というのもそう。

教えることは簡単で楽ですが、教えると考えなくなる、指示を待つようになる、工夫しなくなるなど、短期的にはいいかもしれませんが、副作用が大きい。


経営者として、ここまで考えている、勇気を持って変化してるのはすごいですね。




こんなことはしていません

①組織図を作らない
②上意下達をしない
③多数決をしない
④真似をしない
⑤プロに頼らない
⑥マニュアルを作らない
⑦失敗を咎めない
⑧できない理由を探さない
⑨教えない





2013/06/28

カウンセリング心理学入門

国分康孝先生の「カウンセリング心理学入門」を読みました。





「カウンセリング」を知りたくて買いました。

が、カウンセリング心理学のハウツウが書いてあるわけではなく、心理学の中のカウンセリング心理学の概観について書かれた本でした。



カウンセリング心理学の八領域

領域1 カウンセリング理論
領域2 カウンセリング技法
領域3 社会・文化的観点
領域4 アセスメント(現状把握)
領域5 キャリア・カウンセリング(進路相談)の理論
領域6 カウンセリングの哲学
領域7 カウンセリング研究法(リサーチ)
領域8 職業倫理


詳しいことは、「他の本で読んでね」というような内容です。


これは参考になるかも。



自律した部下を養成するポイント

①アイデンティティをはっきり定めさせること
②定型行動を教えること
③人間関係のツボを押さえさせること
④スキルの教育をすること

2013/06/25

先延ばし思考

ジョン・ペリーの「スタンフォード教授の心が軽くなる 先延ばし思考」を読みました。





面白いことを言っています。

「何かを先延ばしにする代わりにほかの多くのことをなに遂げているなら、その先延ばしには意義がある。」と言っています。

確かに、何かを先延ばしにしたからといって、ぼーっとしているわけありません。


「今日できることは今日やれ」というのが常識のように思っていましたが、上記のように考えることができれば、たしかに心が楽になります。


このごろ、仕事が激増している私にとってはありがたい考え方です(笑)。


しかし、先延ばしグセを称賛しているわけではありません。



2013/06/24

インバスケット実践トレーニング

鳥原隆志氏の「一瞬で正しい判断ができる インバスケット実践トレーニング」を読みました。





インバスケットのシリーズ売れているみたいですね。

インバスケットとは、限られた時間でより多くの案件を処理するビジネスゲームです。


随分昔に複数の保険会社で実施されていた記憶がありますが、新しく取り入れている会社もあるようです。

この本では、36のケースを紹介しています。

もちろん、本なので、時間制限がないため、インバスケットの面白みはほとんど消えちゃってますが、移動中に読むにはピッタリです。

2013/06/23

ワークショップデザイン論

山内祐平先生、森玲奈先生、安斎勇樹氏の「ワークショップデザイン論 -創ることで学ぶ-」を読みました。





ワークショップは、私の周りで必要なもののひとつです。

言われたこととかマニュアルに書いてあることはできますが、考えてやる、臨機応変にやることは できないということが顕在化してきています。

以前に担当していた複数の代理店さんから先週2件のクレームの電話をいただいてしまいました(悲)。

ワークショップというと、時間がかかる、ファシリテーターがいない、デザインできない等、いろいろ言い訳が聞こえてきそうですが、しっかり取り組まないといけない時期に来ていると思います。

私の周りだけではなく、他でも同じような問題が起きているのではないでしょうか。



ワークショップ実践の分類

(1)ものづくり
(2)アート教育
(3)メディアと表現
(4)コミュニケーション
(5)商品開発・サービス開発
(6)まちづくり・地域づくり
(7)発想力支援・創発支援
(8)ビジネス研修・企業研修・教員研修
(9)人権教育・国際理解
(10)演劇教育・ドラマ教育
(11)ダンス・身体表現
(12)科学教育・理科教育
(13)音楽教育・音楽づくり・オーケストラ関連
(14)環境教育・自然体験・野外活動



ワークショップの特徴

(1)短期集中型の学習
(2)小集団の相互作用
(3)能動的な関与
(4)問題解決
(5)成果としての行動変容
(6)新しい学習への応用


 一方的に教えるのでは、(3)、(5)、(6)がが得られにくいですからね。

2013/06/22

某社の営推の方が・・

先日、代理店さんに食事に誘われました。

行ってみると、某社の営推の方が。

全く接点のない会社の方で、日ごろ、活動していてもそこの会社のソリシターの人にはお会いしたことがありませんでした。

これからソリシターを増やして、規模を大きくしていくらしいです。


そこで、ご連携をさせてほしいとのこと。


うれしい限りです。


面白いこと大好き!

2013/06/20

置かれた場所で咲きなさい

渡辺和子氏の「置かれた場所で咲きなさい」を読みました。






著者の本は2冊目です。





この本もいい。

このごろ、精神的に余裕のない状況が続いていましたが、その状況を冷静に見つめさせてくれる本でした。

そもそも余裕のなかったことを気づかせてもらいました(感謝)。

温もりのある言葉ではなく、ツンツンした言葉を使っていました(反省)。


キリスト教を信仰しているわけではありませんが、名言のオンパレードです。



「結果がよかった時は、人の功績に。悪かった時は、自分が悪者となる。」


「”あなたが大切だ”と誰かにいってもらえるだけで、生きてゆける。」


「ありのまま受け入れた時、相手の秘めた可能性が開花する。」


「一生の終わりに残るものは、我々が集めたもでなく、我々が与えたものだ。」


「相手を生かすぬくもりのある言葉を使える自分でありたい。」




見えるところに置いておき、繰り返し読みたい本です。

2013/06/18

ワーク・シフト

リンダ・グラットンの「ワーク・シフト -孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉-」を読みました。






遅ればせながら、やっと読みました(笑)。


私の周りでももっと力つけていかないといけないという話をしていました。というより、もう集まって勉強会を始めたところです。

多くの会社で、人件費の安い(=若い)ソリシターを採用して、来店ショップ等を担当させていると思います。

そのような若いソリシターと比べると、2倍、3倍給料をもらっている人も少なくないと思います。

ということは同じ仕事内容、量、質でいい訳がありません。


著者が「第一のシフト」で言っているとおり、専門技能を連続的に習得していかないといけないと思います。



第一のシフト
ゼネラリストから「連続スペシャリスト」へ

第二のシフト
孤独な競争から「協力して起こすイノベーション」へ

第三のシフト
大量消費から「情熱を傾けられる経験」へ



「職業生活で大きな価値を生み出し、仕事に楽しさを見いだすことを望むのであれば、学校を卒業しても学習は終わらない。生涯にわたり学習と自己研鑽を重ね、たえず成長を続け、エネルギーを自分に注入し続けなくてはならない。」



問題意識や危機感のある人におススメです。

2013/06/16

マーケティング戦略

嶋口充輝先生、和田充夫先生、池尾恭一先生、余田拓郎先生の「マーケティング戦略」を読みました。






ずっと、「売る」から「売れるしくみ」を探していますが、なかなか見つかりません(笑)。

この本も、どこかにヒントがあるのでは?と思いながら読みましたが、見つかりませんでした(笑)。

探しているのは、代理店を介さないマーケティングではなくて、代理店さんの前にお客様を座らせるマーケティングです。


ビジネススクールのテキストと書いてあり、確かに体系立てて書いてあるので分かりやすいのですが、生命保険にはしっくりきません。


代理店手数料にはマーケティングフィーが多く含まれていると思いますので、簡単に前に座らせることができるのなら、代理店手数料をもっと少なくしないといけないと思いますが。



見込客発見の旅は続きます。

2013/06/12

フロー体験 喜びの現象学

ミハイ・チクセントミハイの「フロー体験 喜びの現象学」を読みました。






友人に借りて読みました。

こういういい本は買いなさいよ~と自分自身に言いつつ借りちゃいました。

著者の本はたくさん読みましたが、この本だけ縁がなかったです。


「フロー」、仕事など後ろに人が近づいても気づかないぐらい集中しきっている状態のことです。

これだと退屈やつらいという感覚ではなく、楽しいという感覚になりますね。


このような状態だと、給料とか残業とか関係なく、仕事が楽しいので自分の仕事ではない仕事も引き受けられそうです。



今ちょうど他の人の仕事まで引き受けて、全く新しい仕事を始めている私には旬の本でした。

2013/06/10

コミュニティシップ

今月号のハーバード・ビジネス・レビューのミンツバーグのインタビュー記事のタイトルです。


リーダーシップとシチズンシップの間の「コミュニティシップ」を提案しています。

具体的には、トップダウンのリーダーシップではなく、現場の人を励まし、巻き込んで、自発的な行動を促す「ほどよいリーダーシップ」というものです。


リストラして、コストを下げて、短期的収益を上げて、株価を上げて、わけのわからない高額の報酬とストックオプションをもらう、アメリカ流のマネジメントがいいとは思えません。

日本企業は上記のような極端なことはありませんが、成果主義を導入した結果、自分の業務を超えて全体のための仕事をする習慣が失われていると指摘しています。


私の周りでも、人事目標設定に書いていないという理由でやらない人がいます(驚)。


ミンツバーグ先生の指摘のように、いき過ぎた個人主義からもう少しコミュニティをベースにする考えが拡がるといいかもしれません。

2013/06/08

経営戦略全史

三谷宏治氏の「経営戦略全史」を読みました。






先日紹介した「経営戦略論入門」に内容は似ていますが、中身はこちらの方が濃いです。

この手の本は難しくなりがちで飽きてきます(笑)が、物語的に書いているところもあり、メリハリがあり読みやすいです。


また、年代順に書かれていますので、流れがわかりやすくなっています。

知っている学者、説、フレームワーク、読んだ本もたくさんありますが、すべて断片なので、時系列に関連づけて書いてくれているのは助かります。



今まで紹介していないもので、超有名なのは



テイラーの科学的管理法

①課業管理
②作業研究
③指図票制度
④段階的賃金制度
⑤職能別組織



ランチェスターの法則

第1の法則(一騎討ちの法則)
1人が1人としか戦えないなら、数の多い方がその差の分だけ勝つ
第2の法則(集中効果の法則)
1人が複数人と戦えるので、その戦力はその数の2乗に比例する
    72冊の本が紹介されているようなのですが、早速、ここで紹介されている本をネットで注文しちゃいました。

2013/06/04

習慣の力

チャールズ・デュヒッグの「習慣の力」を読みました。






「習慣」、私の最も興味のある言葉です。

生命保険業界では、「KASH」という言葉が有名です。

優秀なセールスパーソンを調べると、4つの共通点があった、それが「KASH」です。

Knowledge(知識)
Attitude(態度)
Skill(技術)
Habit(習慣)

この中で、本当に相関関係があったのは2つだけと言われています。

それは


Attitude
Habit


です。


生命保険の世界でもっとも有名なセールスパーソン、トニー・ゴードンは、毎週15人の新規顧客に会えば、誰でも成功できると言っています。

まさしく、「習慣」です。


私は、生命保険の世界で(というかなんでも?)、成功する一番のキーワードは「ing」だと言っています。

もちろん、ING生命ではありません(笑)。


「~し続ける」=「習慣」です。


前置きが長くなりましたが、この本では、悪い習慣を断ち切る方法が書かれています。逆に言うと、悪い習慣を断ち切って、良い習慣を作ることもできるということです。



習慣の核となるループ

きっかけ
 ↓
ルーチン
 ↓
報酬
 ↓
きっかけ



変化の枠組み

1.ルーチンを特定する
2.報酬を変えてみる
3.きっかけを見つける
4.計画を立てる



習慣を始めさせる5つのきっかけのカテゴリー

・場所
・時間
・心理状態
・自分以外の人物
・直前の行動



おススメの1冊です。

2013/06/03

「しゃべらない営業」の技術

渡瀬謙氏の「「しゃべらない営業」の技術 -内気・口ベタを武器にする”省エネ型”セールス手法-」を読みました。






私も「しゃべらない営業」なので、この本は同意するところが多いです。

口ベタな人、内気な人には勇気を与えてくれる本だと思います。営業1,2年目に読みたかったです(笑)。


しゃべる練習はロープレなどでよくやられますが、しゃべらない練習はなかなかやらないですね。

今日、たまたま代理店さんのロープレを頼まれて見ていたのですが、二人ともしゃべる、しゃべる、びっくり(笑)。交互にセールス役をやっていましたが、二人の話を聞いていても何の気づきもありませんでした(笑)。これでは次回のアポ取れない、二度と会えないですね(笑)。


聴くとか、黙る(お客様にしゃべってもらう)とか、今日の面談の目的にたどり着くためのプロセスを考えれば、一方的にしゃべるという方法はないと思うんですけどねえ。