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2011/11/30

ハイ・フライヤー

モーガン・マッコールの「ハイ・フライヤー 次世代リーダーの育成法」を読みました。





タイトルの「ハイ・フライヤー(高く飛ぶ人)」はメタファーです。

一貫した主張は、リーダーシップは開発できる、開発するには経験をさせることが必要ということです。

書いてあることは分かりやすいですが、これを実践できている企業はほとんどないんじゃないでしょうかねえ。

次世代リーダー育成は難しいということですね。

しかし、支社長には読んでほしい1冊ですね。




「成長を促す経験」の要素

異動
 不慣れな任務
 自分の力量を示す

仕事関連
 <変化を生み出す>
 新しい方向への展開
 継承される問題
 縮小の決定
 従業員との問題
 <高レベルの責任>
 高度な責任
 多様なビジネス
 仕事の負担
 外的プレッシャー
 <非公式な活動>
 権限外での影響力

障害物
 事業へのマイナス
 トップの支援不足
 個人的な支援不足
 頑固な上司




経営幹部の早期識別に関する11の次元

 1.学習機会を追求する
 2.誠実の行動する
 3.文化の違いに適応する
 4.変化をもたらすことにかかわりあっていく
 5.広範囲の事業知識を追求する
 6.人も最も優れた部分を引き出す
 7.洞察力がある-新しい視点で物事を考える
 8.リスクを冒す勇気を持つ
 9.フィードバックを求め、それを利用する
10.失敗から学習する
11.批判に耳を駆け抜ける







自分が注意を払うほどには誰もその人の開発に注意を払わないということである。組織が開発を支持しようとも、それを抑制しようとも、個人は自分の潜在能力を開発していくことに対して責任を負う必要があるのだ。

2011/11/27

人を動かす力

椎名規夫氏の「人を動かす力」を読みました。





前作の「自分とまわりを変える魔法のNLP実践トレーニング」も良かったですが、この本もいいです。





今、私のテーマである「観察する」こと、「傾聴」だけでは足りない、がたくさん盛り込まれています。

言葉の背景にある感情や思考、価値観、信念などとコミュニケーションしていくために、言葉そのものを聴くだけではなく、「観察する」ということが必要です。

話していると、言葉そのものに反応して返答してくる人と、言葉そのものだけではなく、非言語メッセージをキャッチして、返答してくる人がいます。

この本には、非言語メッセージに返答していくための方法がわかりやすく書かれています。


おススメの1冊です。




人を動かすコミュニケーション力

01 相手に「自発性」を持たせる・・・・・「自己決定感」

02 ただ寄り添う

03 言葉の背景、世界観を大切にする

04 リフレーミング

05 土台を研く

06 自分の土台を見つけましょう

07 個々の意見は、すべて正しい

08 個々の世界観を知り柔軟性を持つ

09 同じ視線で向き合う

10 時制にアプローチしよう

11 気長に学びましょう

12 一対一の関係で向き合う




人を動かすアプローチ法

01 短所は部分化する

02 良い部分をすべてに当てはめる

03 過去の苦い経験はフィードバック情報にする

04 未来のポジティブな結果に焦点を合わせる

05 価値観にアプローチしてみる

06 意見の違いはその違いを尊重する

07 個々が大切にしている価値観を尊重する

08 未熟な部分を育てるのがリーダーの役目

09 相手が知覚できる範囲でコミュニケーションする

10 自分では解決できない問題があることを知る

11 非難されているのは商品・サービスで、あなた自身ではない

12 短所は持ち味であることを認識する

13 リフレーミング

14 事実、感情、行動を区別する。そして過去の事実に対して
   冷静に対処する

15 さらなる貢献にチャレンジする

16 まわりの成長を信じる

17 信じている古い観念を手放す

18 嫌悪感や憎しみは感謝で返す

19 問題より機会に目を向けよう

20 強みを伸ばす

21 ただ寄り添う

22 正義感が燃えるような出会いは、使命の発見!

23 高い感受性を持つリーダーなら、落ち込むことは当たり前

2011/11/26

ネクスト・ソサエティ

P・F・ドラッカーの「ネクスト・ソサエティ」を読みました。





10年前に出版されたドラッカーの論文集です。

10年前の本なので、古さを感じさせるところはありますが、なぜ、その時にこんなことが書けるのか、未来を予測できるのか、誰もが見過ごしてしまう些細な出来事から将来が見えてしまうのか、謎です。


ソリシターに重要で、欠けているところで、このごろ気になってて、私自身メスを入れ始めたことが書いてありました。


知識労働者には二つのものが不可欠である。その一つが、知識労働者としての知識を身につけるための学校教育である。もう一つが、その知識労働者としての知識を最新に保つための継続教育である。



知識は急速に陳腐化する。

2011/11/23

マネー・ボール

マイケル・ルイスの「マネー・ボール」を読みました。





先日、ワールド・ビジネス・サテライトで取り上げらているのを観て、この前の日曜日に映画を観に行き、今日、文庫を読みました。

映画館に行ったのは久々でした。昨年までは、年間15本ぐらい観てたんですけどねえ。


この本は、メジャーリーグの極貧球団が、少ない予算で強いチームを作る物語です。

今までにない価値基準で人選し、今まで注目されていない年俸の低い選手を集めて勝利していきます。



この本は、野球をテーマにしていますが、ビジネスの世界でも同じことを考えないといけないでしょう。

わたしたちは、高い返戻率、安い保険料、高い手数料、高いインセンティブなどをいつも求めてしまいます。すべてをそろえられる会社はいいですが、多くの会社は、給与が高かったり、人が多過ぎたり、高い利益率を設定していたり、継続率が悪かったりして、すべてをそろえられないでしょう。



アスレチックスのように、新しい価値基準で勝負する球団がでてきてもいいかもしれません。

2011/11/21

ピザ屋を呼んだらそのまま帰すな

近藤直樹氏、岩堀禎廣氏の「ピザ屋を呼んだらそのまま帰すな」を読みました。





初めての電子書籍で読みました。AppStoreで85円でダウンロードできました。

面白いタイトルがついていますが、「学習する組織」をテーマにした本です。5つのディシプリンである「システム思考」、「メンタルモデル」、「自己マスタリー」、「共有ビジョン」、「チーム学習」について、難しい話ではなく、身近なテーマで、書かれています。

この本が書かれたときは、「学習する組織」は「最強組織の法則」が参考文献でしたが、今年、同名の本が、セカンドエディションとして出版されています。ここで、今年130冊以上紹介していますが、「学習する組織」は間違いなく今年最高の本です。






話を「ピザ屋を呼んだらそのまま帰すな」に話を戻すと、最後の「チーム学習」のところが特に面白かったですね。



会議では意見が出ないのだろうか?その原因は、「会議をダラダラやるのが嫌だ」と思っている人がかもし出す雰囲気である。その雰囲気は、会議に「発言に関する安心感と安全性」を欠落させる。

「結論を出す」発想に囚われていると、新しいアイデアが出にくくなる。つまり、「よさそうなアイデア」にすぐ飛びつくのだが、人間の思考は、過去の自分の経験を元に発想する以外の結論は、出しようがない。結果、「ありきたりのアイデア」を出してしまう。

情報の受け手と伝え手に情報格差がある場合、このように、正確に伝えれば伝えるほど、理解を妨げることがある。正確に伝えようとすればするほど、どんどん説明がわかりにくくなり、情報量がどんどん多くなってしまうからだ。

「社内半径5メートル以内の人間関係が悪くなると、人は転職する」のである。

部下が「やる気がない」「能力がない」から辞めるというよりも、部下の「やる気」「能力」を引き出すことに失敗しているだけなのだ。

感情の機微や、それぞれの立場は、一方通行のメールではなかなかわからない。

会議で重要なことは、議論でも、決定でもないかもしれない。それらは、一緒にいなくてもできる。つまり、一緒に「いる」ことが重要なのだ。

2011/11/19

ヒプノセラピー

A・M・クラズナーの「クラズナー博士のあなたにもできるヒプノセラピー」を読みました。





催眠療法(ヒプノセラピー)の本です。

多くの方が、「怪しい」と思うのではないでしょうか?

テレビ番組でよくある催眠ショーとは違います。私も3,4年前まで、この本に書いてある「誤解」をしてました。



催眠についての誤解

◎意志が弱いと催眠にかかる?
◎秘密があばかれるのではないか
◎笑い者にされるのではないか
◎他人にあやつられるのではないか
◎「トランス」がこわい
◎「私は催眠にかかっていませんでした。だってあなたの
 言っていることが全部聞こえましたから」
◎ちゃんと目がさめるだろうか



著者のヒプノセラピーは、「習慣になっているふるまいを変えて本人が望む結果を導く」タイプのものです。





催眠とは、思考やイメージをリアルに体験させるプロセスである。


たいていの問題は「習慣」「感情」「健康の不調」に集約される


自己催眠には四つの柱がある。それは「リラックス」「参加」「集中」「想像力」だ。


自己催眠のセッションは「リラックスする」「催眠を深める」「自己セラピーをおこなう」「後催眠暗示を入れる」「目ざめる」で構成される。

「あがり症」を克服したいなら、「私は人まえに立ったとき自信に満ちている」と暗示するだけでなく、イメージのなかで、たくさんの人を前にしたあなたが笑みを浮かべて、余裕のある態度で堂々とスピーチしている姿を見るのだ。言葉による暗示は、イメージに一致するデータを潜在意識に送りこむ効果がある。


食べすぎてしまうのは、それが習慣となって潜在意識にインプットされているからだ。そこにある思考パターンを完全に変えなければ、過食の習慣も変わらない。自己催眠ではそれを変えることができる。私たちは「空腹」と「食欲」を混同しがちだ。「空腹」は必要性だが、「食欲」は習慣だ。




この手の本は、ワークをやらないとよく話からいことが多いですが、非常に分かりやすくて、セールスにも参考にあるところがあるとおもいます。

2011/11/17

コールドリーディング

石井裕之氏の「一瞬で信じ込ませる話術 コールドリーディング」を読みました。





初めて人気の石井裕之氏の本を読みました。

以前、仲間内で学んでいる人がいるので、勉強会の話も出ていました(が、やらずじまい)。


コールドリーディングとは、「まったく事前の準備なしで初対面の人を占うこと」「人の心をその場で読むこと」と書かれています。


悪いことに使う人もいるんでしょうが、これは営業に使えますね。

マイブーム(古い!?)なのですが、たとえば、「3つの保険」の話をして、高い確率で成約する人とほとんど成約しない人がいます。言っている内容は、両方とも同じですが、話し方、言い回しが違います。どういった言い回しをしたら、成約率が上がるのかのヒントがこの本にあると思います。



ストックスピール(誰もが体験するようなことをリーディングしたもの)のフレーズ例

「あなたのこれまでの人生は、もらうよりも与えることの方が多かったですね」
「あなたは、どんなに頑張っても本当の悪人にはなれない人ですね」



サトルネガティブ(否定疑問文をそれと悟られないようにさりげなく使うこと)のフレーズ例

「~ではありませんよね?」
「人から~とは言われませんか?」



サトルクエスチョン(質問していることを悟られずに質問すること)のフレーズ例

「~の意味がわかりますか?」
「~というのはなんだろうなあ・・・」



サトルプリディクション(未来を予言し、それを的中させたように思わせること)のフレーズ例

「近いうちに~があるはずです」
「くれぐれも~に気をつけてください」

2011/11/15

ザ・ファシリテーター2

森時彦氏の「ザ・ファシリテーター2」を読みました。





先日紹介した「ザ・ファシリテーター」の第2弾です。

第2弾では、ファシリテーターを主役にしたフィクションの要素だけでなく、リーダーシップの要素も入っています。


この本を思い出しました。




あと、前作よりも、ファシリテーションのフレームワークなどの解説が多くなっています。





この本のテーマの一つが、企業買収後の組織変革・融合です。この業界も合併をした、またはこれから行う会社があり、自分ごとのように読める方もいるかもしれません。

合併をされた、控えている会社の方には特におススメです。



「どんな企業変革も「危機感」が出発点」



確かに、危機感があれば変わりやすいでしょうが、危機感がなくても常に変革していきたいですね。

2011/11/13

日本人にしかできない「気づかい」の習慣

上田比呂志氏の「ディズニーと三越で学んできた 日本人にしかできない「気づかい」の習慣」を読みました。





ディズニーで働いていた著者が、ディズニーでもできない「気づかい」をテーマにして書いています。

この本には、軽い衝撃を受けました。

仕事では「スキル」中心の話ばかりになりますが、やはりスキルだけはないですよね。





サービスとはお金で買うもの、商品なのです。しかし、気づかいはサービスではありません。


自分が大切だと思っている人に対して、「この人は何が好きなんだろう?」「何をしたら喜んでくれるのだろう?」と考え、実際にしてあげること。これが気づかいの本質です。


ディズニーがすごいのは、この「ゲストを喜ばせる」という目的のために設備設計やスタッフ教育、組織づくり、すべて科学的に取り組んでいる点です。


有名な話ではありますが、ディズニーにマニュアルはほとんど存在しません。あるのは、「ディズニーのためにどうしたらよいか」を考えさせ、実行させる基準です。


カリフォルニアで初めてディズニーランドがつくられた時、彼らがやったことは優秀な心理学者やエンジニアのヘッドハンティングでした。


意識の差がそのまま気づかいの差となる




反省させられる1冊です。

2011/11/11

ザ・ファシリテーター

森時彦氏の「ザ・ファシリテーター」を読みました。





久々のフィクションです。一人の女性がファシリテーションを駆使して、会社を変革していく物語です。

この本に出てくるのは、製造メーカーなので、保険会社とは違いますが、この本で出てきている問題点は、保険会社と共通するものがあると思います。

保険業界も古い体質のところが多く、なかなか新しいことにチャレンジできないというか、変化を極端に恐れる人たちが多いというか、このままいいのかなと思うことが多いですね。

見た目は、350ページ以上ある分厚い本なので、手に取ることを敬遠してしまいそうですが、サクセスストーリーなので、読んでいて痛快ですし、ファシリテーションのツールやポイントが自然に入ってきますので、非常に面白いです。


超おススメの1冊です。

2011/11/10

リーダーの役割と使命

今月号のハーバード・ビジネス・レビューのタイトルです。

いつもと違って、最初にコカ・コーラ、ウォルト・ディズニー、ホールフーズ、イーベイのCEOのインタビュー記事が載っています。これはこれでおもしろいですね。


コカ・コーラは最近紹介した生物多様性の本にも紹介されていましたが、ここでもサスティナビリティのことに触れています。

ディズニーは、個人的に好きで、毎年ディズニーランドに行ってます(笑)。ディズニーグッズも結構使ってまーす(再笑)。伝統と革新のなかでのリーダシップは非常に興味深いですね。

編集長がいちばん最後に質問していることなんかは、厳しい質問で日本ではなかなかないんじゃないでしょうか。

2011/11/09

ソリシター研修

3年半ぶりぐらいに、新人ソリシター向けに3時間ほどお話しさせていただきました。

もちろん、3時間一方的に話したわけはなく、というか、ほとんどしゃべることなく、ほとんどの時間、ソリシターの皆さんに考えていただく時間でした。

・ソリシターとして重要なことは?
・あなたの強み・弱みは何ですか?
・どんなプロセスで仕事をしてる?
・困っていること・できてないことは?
・アクションプラン

などなど


とりあえず、代理店さんのところに訪問しているというのが現状で、それが上司の指示とことらしく、かわいそうな環境でした。

自分の短期業績のことが、頭の中の大部分を占めているようでした。

そんなことなので、何を質問しても、明確に答えられない。


後から、研修主催者に話を聞いたことを、この3時間で、頭をトンカチで殴られたような衝撃があったらしく、代理店さんのことを何も知らないということを気づかされ、かなり凹んでたと言ってました。


ベテランと違って、仕事に対するひたむきさが伝わってきて、こちらもとても刺激を受けました。

2011/11/06

企業のためのやさしくわかる「生物多様性」

枝廣淳子氏、小田理一郎氏の「企業のためのやさしくわかる「生物多様性」」を読みました。





「生物多様性」の本は初めてですね。

「なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?」、「もっと使いこなす!「システム思考」教本」などのシステム思考の著者が書いた本なので、第3章の「生物多様性をシステム思考で理解する」がとてもわかりやすいです。







ちなみに「システム思考」はこのように書かれています。


システム思考は、つながりを重視する思考で、とりわけ時間や空間の離れた要素間のつながりに着目します。「今、ここ」の問題だけではなく、空間的に離れたところへのつながりまで、また時間軸を伸ばして長期の影響まで広げることによって、問題を引き起こす構造の全体像を把握しようとするアプローチです。


システム思考で見ると、

途上国の森林を伐採する→生物が住めなくなる
 ↓
保水力がなくなる
 ↓
洪水が起きやすくなる


など、構造が見えやすくなります。


この本は、バイオダイバーシティの本なので、ソリシターには、直接関係ないかもしれませんが、ダイバーシティ、システム思考を考えるにはいいと思います。

2011/11/03

プロフェッショナルを演じる仕事術

若林計志氏の「プロフェッショナルを演じる仕事術」を読みました。





久々に新書を買いました。

ビジネスブレイクスルーの事務局長が書かれているということで読んでみました。

新書もたまにはいいですねえ。とても読みやすいし、移動時間の短い時間でもスラスラ読めます。流石、MBAのプログラムリーダー、今までここに出てきた分厚い本のいくつかのエッセンスが入っています。最後はオットー・シャーマーのU理論で締めくくられています。


この本のテーマは、「プロフェッショナルから学ぶ」です。著者は、結論として、「教えられる力」が重要と言っています。

個性的な(中には、ちょっとおかしいんじゃないのというような)人からプロフェッショナルの仕事術を学ぶのは、確かに「教えられる力」が必要になってきます。個性的なものは、拒絶反応が出てしまいますが、それをすべてをそのまま「演じる」ということがこの本のタイトルになっているようです。


取り上げている内容が面白いので、おススメの1冊です。

2011/11/02

リーダーシップの真実

ジェームズ・M・クーゼス、バリー・Z・ポズナーの「リーダーシップの真実 -どんな時代でも人々がリーダーに求めていること-」を読みました。





上でクルクル回っている「リーダーシップチャレンジ」の著者の最新作です。



第一の真実
違いを生み出す

第二の真実
信頼性がリーダーシップの基礎である

第三の真実
価値がコミットメントを推し進める

第四の真実
将来に向けるのがリーダーである

第五の真実
一人ではできない

第六の真実
信頼がすべて

第七の真実
挑戦から偉大なことが生まれる

第八の真実
模範によってリードしなければリードできない

第九の真実
最良のリーダーは最良の学習者である

第一〇の真実
リーダーシップとは心を通わすことである



10の真実を読んでの通り、小手先のテクニックの話ではなく、根本的な話の本です。このようなテーマだと、抽象的になりがちで、難しくなりがちですが、実践者へのストーリーテリングを入れていて、とてもわかりやすくなっています。

また、10の真実について書いているのですが、ページ数も少なく、かなりコンパクトにまとめられている印象です。

もちろん、リーダーシップの本ですが、ソリシターの本としても読めます。信頼性がソリシターの基礎ですよね。代理店さんと心を通わすことですよね。

2011/11/01

話し合う技術を磨く

ピープルフォーカスコンサルティングの「”困った職場”を劇的に変える話し合う技術を磨く」を読みました。





ファシリテーションで有名なピープルフォーカスコンサルティングのファシリテーションの本です。

この本のなかでも、ファシリテーション協会の調査結果が書いてありましたが、ファシリテーションという言葉自体、全く浸透してませんね(残念)。

このごろ、つくづく最も必要なスキルの一つと感じていますが・・・。



ファシリテーターの4つの役割

中立な立場になる
プロセスを管理する
チームワークを醸成する
成果が最大化するように支援する



ファシリテーターの求められる10カ条

Fact・・・事実に忠実に議論させよ
Ask・・・適切な質問で発言を引き出せ
Conflict・・・対立を恐れず対処せよ
Interpersonal・・・人間関係のダイナミクスを見落とすな
Lead・・・プロセスをリード、議論の中身はリードするな
Intervene・・・活動が停滞している時は介入せよ
Tools・・・ツールを活用せよ
Agenda・・・アジェンダは必須。
       しかし当日は臨機応変に対処せよ
Team・・・チームとしての一体感を醸成せよ
Energize・・・チームにエネルギーを与えよ



チームの3要素

ベクトル・・・明確な方針と目標
プロセス・・・明確な手順と役割分担
ヒューマン・・・必要な能力を有したメンバー



初心者向けに書かれていますので、とてもわかりやすいと思います。