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2011/04/29

体験日記

震災の後、心に残る文章がいくつも書かれています。すでに読まれた方も多いと思いますが、小学生の日記がストレートに心に響きます。

4/25毎日新聞の箱石君の日記を抜粋します。



3月11日

 卒業式の歌の練習をしていました。とてもゆれの大きい地震が来ました。最初は単なる地震だと思っていました。大津波警報が出ても、どうせこないと思っていました。来たとしても10センチメートル程度の津波だと思っていました。全然違いました。ぼくが見たのは、国道45号線を水がとがれきが流れているところです。お母さんとお父さんが津波が来る前に大沢小に来ているところは見ました。だけどその後、お父さんが軽トラックでもどっていった姿を見ました。お父さんのことが不安でした。車を運転しながら津波にのみ込まれませんように。そう祈っていました。



3月18日

 津波から1週間。お母さんは、もうこんなに日がたっているのに、まだお父さんが見えないとあきらめていました。じいやんは泣いて「家も頑張って建てるし、おまえたちだってしっかり学校にいかせられるように頑張るから、お父さんがもしだめだとしても頑張るからな」と言っていました。



3月23日

 卒業式でした。「あるがとう」の歌を歌っている時、お父さんに「お父さん、お父さんのおかげで卒業できたよ。ありがとう」と頭の中で言いました。そしたらなぜか、声がふるえて涙が少し出てきました。その夜、こんな夢を見ました。お母さんとお父さんが宮古のスーパーマーケットから帰ってきた夢でした。



3月25日

 親せきの携帯に電話がかかってきました。お父さんらしき人が消防署の方で見つかったということでした。急いで行ってみると、口を開けて横たわっていたお父さんの姿でした。ねえちゃんは泣き叫び、お母さんは声も出ず、弟は親せきの人にくっついていました。顔をさわってみると、水より冷たくなっていました。
 ぼくは「なんでもどったんだよ」と何度も何度も頭の中で言いました。「おれがくよくよしてどうすんだ」と自分に言いました。でも、言えば言うほど目がうるんでくるばかりです。お父さんの身に付けていたお守りや結婚指輪、携帯。そして驚いたのが時計が動いていたことです。お父さんの息が絶えた時も、津波に飲み込まれている時も、ずっと。お父さんの時計は今はぼくのものになっている。ぼくがその時計をなくしたりすることは一生ないだろう。



3月26~27日

 見つかった時のお父さんの顔。まだ頭のどこかで見なきゃよかったと。でも見つかったおかげで火葬もできるし、お父さんをさわることができた。お父さんの体は水を飲んだのか胸がふくらんでいるだけだ。やっぱり見つかってよかった。



3月28日

 きょうは火葬の日。ぼくとねえちゃんとお母さんとけいじろうは、手紙を書いて、お父さんと一緒に入れてやりました。拝んでいる時ぼくは「箱石家は頑張って継ぐからまかせて」と言いました。お墓に骨を埋めるまで、ぼくに骨を持たせてくれました。骨をうめてホッとしました。



4月7日

 きょうは、ありがたいと心から言える日でした。お父さんとぼくたちの記事を見て、お父さんが東京マラソンを走った時の写真とお手紙を新聞の人が持ってきてくれました。ぼくたち家族に贈る言葉や、さらにはぼくに贈る言葉の手紙もありました。やっぱりお父さんはすごい。

2011/04/27

なぜ、エグゼクティブは書けないペンを捨てないのか?

パコ・ムーロの「なぜ、エグゼクティブは書けないペンを捨てないのか? -読むだけで、仕事と人生の報酬がUPするショートストーリー-」を読みました。





興味をそそるタイトルと大げさな副題ですね。

12章のショートストーリーで、150ページ弱の薄い本です。

最後の12章のタイトルがそのまま本のタイトルになっています。

タイトルになっているだけあって、最後の章の話がいちばん心に残ります。

逆に最初の章「来ない人は、いない人」はちょっと引いちゃいますね。

セールスパーソンはとりあえず訪問数を増やせ!と言っています。たしかに、訪問しないより訪問した方がいいのは当たり前ですが、これしか言えない支社長、とりあえず訪問することしかできないソリシターが多いことが代理店営業の世界では問題だと思っています。

訪問の目的は?
訪問のゴールは?
商談のプロセスは?
使用する資料は?
想定される質問は?
提供価値は?

などなど



「とりあえず訪問」、「書類のデリバリー」を全否定はしませんが、出入りしているソリシターの中で選ばれる存在になるために、準備が必要ですし、代理店さんに喜んでいただける企画や提案が必要です。





第 1話  来ない人は、いない人
第 2話  前に進むためのオールの漕ぎ方
第 3話  社員が求めるお金より大事なもの
第 4話  プロとして価値を証明するのに言葉はいらない
第 5話  社長はダテに高い給料をもらっているわけじゃない
第 6話  リーダーシップで大切なことは「オズの魔法使い」が
       教えてくれる 
第 7話  「言い訳が先に出てしまう」タダ君と「一歩先を
       考える」デキタ君
第 8話  社員に決定事項を伝えるのに小細工などいらない
第 9話  エグゼクティブの誓い
第10話  社員の誓い
第11話  大いなる挑戦
第12話  なぜ、エグゼクティブは書けないペンを捨てない
       のか?

2011/04/25

仕事は楽しいかね?

デイル・ドーテンの「仕事は楽しいかね?」を読みました。





古い本なのですが、行きつけの本屋では平積みになっています。

惹きつけられるタイトルです。

「目標」に関する記述は、面白いですね。


目標や夢がないからという理由で失敗した事業を、僕は知らない。おもしろいことに、夢や目標こそが成功の秘訣だということは数え切れないくらい耳にするけど、いざその夢なり目標なりを実行に移して市場に入り込むと、十人中九人が失敗する。ろくでもない秘訣だね、そんな夢や目標なんて。


このようなことを書いている本はなかなか見かけませんね。私もこの考え方に近いです。目標設定が好きじゃないんですよね。数値目標を達成して喜んでいていいの?といつも感じてしまいます。営業に終わりなんかないし、顧客満足にも終わりなんかないですからね。



試してみることに失敗はない

明日は今日と違う自分になる

人は、変化は大嫌いだが、試してみることは大好きなんだ


保守的な会社や上司のもとで、なかなかのびのびできない人もいるかもしれませんが、試す機会を作っていきたいですね。



もし宇宙が信じられないような素晴らしいアイデアをくれるとして、きみはそれにふさわしいかね?


この文章を読んで、頭の中にこのような文章になって出てきました。


もし会社や上司が信じられないような素晴らしい代理店さんを担当させてくれるとしたら、きみはそれにふさわしいかね?


常に万全の準備をして、チャンスをモノにしたいですね。

2011/04/22

行くところがなくなったら読む本

福地恵士氏の「行くところがなくなったら読む本」を読みました。





生命保険の営業の3大テーマ

1.見込み客発見
2.アプローチ手法
3.モチベーションの維持・向上

の見込み客発見、アプローチ手法について書かれています。


残念ながら、目新しいものはありませんが、新しく生命保険営業をはじめられた代理店さんを担当されている方には役に立つと思います。

2011/04/20

教え上手になる!

関根雅泰氏の「教え上手になる!」を読みました。





「教える」ことをすることがある方には、とてもわかりやすく、参考になるいい本だと思います。



教えるのが下手の人とは?

教える内容を理解していない人
教わる人の気持ちがわからない人
自己満足タイプの人
伝えることで精一杯な人
「俺の背中を見て盗め!」タイプの人
自分のやり方を押し付ける人
全体像を説明してくれない人
細部にこだわる人
頑張っても認めてくれない人
気分によって接し方が変わる人
えこひいきする人
話を聞く気になれない人



学び上手な人の共通点

人の話を一生懸命聞く態度
経験から学ぼうとする姿勢
素直で前向きな考え方
多様な価値観を認める柔軟性
周囲のもの全てから学ぼうとする貪欲さ
旺盛な好奇心


学び上手な人材とは、教えなくても彼ら自身が学び成長していってくれる人材のことです。


人は「考えて」「行動して」学びます。
「考えて」「行動して」学んでもらうためには「ラーニング」



ラーニングの5ステップ

1.説明・体験
2.質問
3.討議
4.共有
5.整理



絶版のようなので、手に入りにくいかもしれませんが、おススメの1冊です。

2011/04/18

ネットで生保を売ろう!

岩瀬大輔氏の「ネットで生保を売ろう!」を読みました。





岩瀬氏の本は「生命保険のカラクリ」以来です。





生命保険会社の立ち上げを書いた本です。

もちろん、ライフネット生命です。

ライフネット生命の前身、ネットライフ企画のころに著者が書いていたメールマガジンを毎回わくわくしながら読んだことを思い出しました。

免許申請、資金調達、人材発掘など、大変な苦難の道が感じ取れます。

企画会社時代に、出口社長、岩瀬副社長の話を聞いたことがありますが、この本に書かれているようにネットで生保を売るというビジネスモデルが成功するとは全く感じられませんでした。

当時は、まだ概論的な話が多く、具体的なマーケティングは全くうち出されていなかったと記憶しています。

まだまだ採算ベースには乗ってないと思いますが、業界に新風を巻き起こして欲しいと思います。


この業界は、もっとお客さんのほうを向いて仕事をするべきです。

2011/04/14

リーダーになる人のたった1つの習慣

福島正伸氏の「リーダーになる人のたった1つの習慣」を読みました。





福島氏の本は、これで2冊目です。

この本は、3人の店長の物語です。

印象に残った台詞にはこんなものがあります。


「人は、権限で動くことはない。もし動いているようなら、動いているふりをしているだけだ。」

「人は罰によって、行動するふりをし、信頼によって、自ら行動します。」

「競争は、仲間同士でするものではなく、昨日の自分とするものだと思います。」



最後にまとめのように以下のことが箇条書きでありました。


相手が自分の意思で変わろうとするきっかけの行動

・相手の話を聞く
・相談に乗り、一緒に考える
・自分の体験を語る
・共に夢を語り合う
・相手がやる気になる言葉で励ます
・自由に相手に任せる
・一緒に行動する
・いつでも笑顔でそばにいる
・心の底から褒める
・共に喜びを分かち合う
・相手に感謝する
・相手のために尽くす

2011/04/12

働くみんなのモチベーション論

金井壽宏先生の「働くみんなのモチベーション論」を読みました。





ちょっと古い本ですが、金井先生のモチベーション論の本です。

この本は、常に高いテンションで人生を送るとまではいかなくても、モチベーション(やる気、意欲、動機づけなど)を自己調整できるように手立てを探ることが目的です。


多様なモチベーション論すべてを網羅できないといいつつも、マグレガー、マズロー、デシなど数多くの理論が紹介されています。




大きな系統として、下の3つの理論に分けています。

・ズレ、緊張、不協和、欠乏を解消、回避するためにひとは
 動く(緊張系)
・夢、希望、目標、自己実現、達成など、ありたい姿に
 近づくためにひとは動く(希望系)
・自分がどうやれば動くか暗黙にあるいは明示的に知って
 いるまま、ひとは動くことになる(持論系)



新年度に入った会社も多く、海外インセンティブを発表された会社もあると思います。この時期になると、いつも下記のようなことを感じてしまいます。


アルフィー・コーンは、外発的報酬が悪影響をもたらす理由として、5つあげている。

1.報酬は罰になる
2.報酬は人間関係を破壊する
3.報酬は理由を無視する
4.報酬は冒険に水をさす
5.報酬は興味を損なう

さらにエドワード・デシは2つあげている

6.報酬は使い出したら簡単には引けない
7.報酬はそれを得るための手抜き(最短ルート)を選ばせる



デシは、内発的に意欲が持てる課題に、外発的報酬をつけてしまうと、好きだからやっているという気持ち阻害することを強調した。(アンダーマイニング現象)


せっかくのインセンティブがマイナスに作用しないようにしたいですね。

2011/04/10

経営はロマンだ!

小倉昌男氏の「経営はロマンだ!」を読みました。





ご存知のとおり、ヤマト運輸の元社長、小倉昌男氏が日経新聞の「私の履歴書」に9年前に連載されたものの文庫本です。

当時読まれた方も多いと思います。

今読んでもいいですねえ。宅急便をはじめた話も福祉財団を作った話も心を揺さぶられます。おかしいと感じたことに恐れず挑戦していく姿は読んでいてすっきりさせてくれます。


今の時期に特におススメの1冊です。

2011/04/09

絆が生まれる瞬間

高野登氏の「絆が生まれる瞬間 -ホスピタリティの舞台づくり-」を読みました。





リッツ・カールトンの元日本支社長の著者が、リッツのミッションやビジョン、ホスピタリティについて書いています。


Labor・・・いやいや言われたこと業務をこなす
Job・・・普通に業務をこなす
Work・・・にこにこと笑顔で仕事をする


リッツはそれより上の

「ワクワク感を持って仕事に取り組む」を目指しているそうです。


本の中で紹介されているエピソードは素晴らしいものばかりで、眼がウルウルするものもあります。

読んだらみんな泊まりたいと思うのではないでしょうか。

私は、泊まりたいを通りこして、一度このような企業で働いて見たいと思いました。働いている人もお客さんも幸せですもんね。


生命保険業界ではこのようなホスピタリティは実現できないんでしょうかねえ。

2011/04/08

人脈の赤本

ジェフリー・ギトマーの「人脈の赤本」を読みました。





昨日の「コーヒーハウス」と違って、仕事に直結する内容の本です。

本のタイトルからは、「見込客発見」のための本で、ソリシターの仕事には直接関係ないのでは、という印象があるかもしれませんが、代理店さんとの関係構築という観点で読むと、いろいろ役に立つところがあります。


この本の中で、何回も出てくる言葉、「価値」。


あなたは相手にとって会う「価値」がありますか?

どんな「価値」を代理店さんに提供していますか?

あなたを他の代理店さんに紹介する「価値」がありますか?

などなど



考えさせられます。




人脈作りのための17.5の戦略と方針とルール

 1.親しみをこめて相手に接する
 2.信頼できる人として自分を印象づける
 3.相手の目を見て話し、相手に対する敬意を伝える
 4.いつもポジティヴでいれば、ポジティヴな反応と結果が
   得られる
 5.リスクを負わなければ人とのつながりは作れない
 6.成功の九〇パーセントは、準備万端であること
 7.目的のみを追求しないほうがうまくいく
 8.自分に関心を示して欲しいと思う前に、相手に心からの
   関心を示す
 9.共通点が見つかるのが早いほど、壁は早く消える
10.出世の階段をあがるたびに、周囲はあなたに対して
  より慎重になる
11.イメージが悪ければ、つながりを作ることはできない
12.あなたの言動があなたの評価を決める
13.価値を提供する
14.メッセージをすぐれた方法で伝える
15.つながりを維持することは、最初のつながりを作ること
   よりも大切で価値がある
16.強力なつながりを作る機会はいつ訪れるかわからない
17.あなたのいまの評判が将来の運命を決める
17.5.自分らしく

2011/04/07

コーヒーハウス

小林章夫先生の「コーヒーハウス」を読みました。





イギリスで17世紀中ごろに作られ、1世紀以上にわたって、政治や経済、文化に大きな影響を与えたコーヒーハウスの本です。

挿絵がたくさん書かれていて、当時の様子が絵からも感じ取れます。

コーヒーハウスという「場」に、集い、語らいあうことから、広い意味での文化が作られています。


以前にも「cafeから時代は創られる」を紹介しましたが、こちらの本は素晴らしい本で、著者にも直接お話しを伺ったりしましたが、なかなか手に入らないようです。






カフェのような「場」が注目されていますので、興味のある方は読まれてみてはいかがでしょうか。

2011/04/05

ストーリーで学ぶ経営の真髄

マーシャル・ゴールドスミス、ビバリー・ケイ、ケン・シェルトン編の「ストーリーで学ぶ経営の真髄」を読みました。





ベニスやコリンズ、コヴィーにクーゼスなどすごい人たちが35人のショートストーリーがまとめられた本です。

コーチングの大家、ゴールドスミスが編者ですから、ストーリーごとに問いが投げかけられています。


36人目のエピローグで、ストーリーを読むという作業は、右脳で行われて、ストーリーから何が学べるかと問われて、左脳が働く。2つを結び付けることで完全な学びにつながると言っています。




会社では、データ、データで、データがすべてという感じもありますが、ストーリーの力を改めて感じました。

2011/04/04

人生をマスターする方法

田村洋一氏の「人生をマスターする方法」を読みました。





大局的に自分自身の目指すところを見えるようにして、近づくための方法を書いています。

最初に5つの質問があります。

①この本から何を学びたいか?
②幸せと成功について、すでに自分が知っていることは何か?
③幸せと成功について、まだ自分が知らないことは何か?
④今から一年後、「この本に出会えてよかった」と思うとしたら、
 それはいったいどんなことか?
⑤どうしてそれが「よかった」と言えることなのか?


コーチが書かれている本ですから、最初だけではなく、いろんなところに問いが投げかけられており、読んでいる時間より、考えている時間が長い本です。

著者には何度かお会いしたことがありますが、この本も視野が広い。いろんな視点で書かれていて、飽きないと思います。

2011/04/03

どんな仕事も楽しくなる3つの物語

福島正伸氏の「どんな仕事も楽しくなる3つの物語」を読みました。





有名コンサルタントで名前はいろんなところで聞いていましたが、初めて読みました。

この本の最初に書かれている話は、以前から知っていて、大好きな話です。youtubeに映像があり、いつ見ても泣いてしまう感動の作品です。

他の2つもすばらしい。


仕事が面白くないと感じている人には、とくにおススメの本です。




 仕事が面白くないという人は、仕事を面白くないものにしているのです。
 そもそも、面白い仕事もなければ、つまらない仕事もありません。
 そこに関わる人が、面白いものにしたり、つまらないものにしたりしているだけなのです。
 楽しくやろうと思えば、何でも楽しくなってくるし、イヤイヤやれば何でもイヤになります。
 今、自分が関わっている仕事の面白さは、自分の仕事に対する考え方によって決まるものなのです。



仕事を感動に変える人は

どんな些細な仕事であっても、
その仕事の意味を考えながら取り組みます。
仕事の意味を実感することで、
どんな仕事であっても感動を得られることを
知っているからです。



仕事を感動に変える人は

どんな問題が起きたとしても、
前向きに受け止めます。
前向きに受け止めることで、
次の機会や自分の成長に活かすことができることを
知っているからです。



仕事を感動に変える人は

ものごとの根本的な原因を、
自分自身に見出します。
自らに原因を見出すことによって、
自分の出番も見出すことができるようになることを
知っているからです。



仕事を感動に変える人は

自分ができることを、
自分らしくやります。
自分らしく取り組むことで、仕事を楽しみ、
より高い価値を生み出すことができるようになることを
知っているからです。



仕事を感動に変える人は

夢や目的をあきらめません。
自分があきらめない限り、本当の失敗でないことを
知っているからです。

2011/04/02

錯覚の科学

クリストファー・チャブリス、ダニエル・シモンズの「錯覚の科学」を読みました。





おもしろーい。

バスケットの試合にゴリラが乱入しても気づかないというおもしろい実験(注意の錯覚)が最初に紹介されています。

予期しないものに対する注意力の欠如から起きる、「非注意による盲目状態」。


他にも5つの「錯覚」が紹介されています。


都合よく覚えていたり、背びれ尾びれをつけて覚えていたり、「記憶の錯覚」。

自信満々で話している人の話を信用してしまう、ほかの人が思っているより、自分の能力を評価する「自信の錯覚」。

専門用語を使う人の話を信じてしまう、見慣れたものはわかった気になりやすい「知識の錯覚」。

人は統計より実話に弱い「原因の錯覚」。

サブリミナル効果や脳トレを信じてしまう「可能性の錯覚」。



優秀なセールパーソンは、「原因の錯覚」を巧みに(いい意味で)使ってますよね。



おススメの1冊です。

2011/04/01

世界トップクラスの営業マンのモチベーションに左右されずに結果を出す仕事術

林正孝氏の「世界トップクラスの営業マンのモチベーションに左右されずに結果を出す仕事術」 を読みました。





モチベーションは、上がったり下がったりするもので、維持できるものではなく、「調子が悪い時に何をしたか」ということが重要だと言っています。

そして、モチベーションが下がった時にしておくべきこととして、4つの方法が紹介されています。


方法1
「困る」状態を作る

方法2
自分の「特性」を見極める

方法3
「適正な目標」を立てる

方法4
「面白く」する


最後には、「自己投資」を勧めています。


一昨日、上司とこの話題になりました。

私の上司もものすごく自分に時間もお金もかけている方で、かなり頻繁に休みの日には研修に出かけています。

自己投資をする人としない人がどうして出てくるのか?


著者の言うように、「ノーリスク・ハイリターン」と投資だと思います。



私は、「投資」というより、新しい知識を得る、視野が変わる、成長、代理店さんの期待に答える「喜び」や「欲求」などですかねえ。