クリストファー・チャブリス、ダニエル・シモンズの「錯覚の科学」を読みました。
おもしろーい。
バスケットの試合にゴリラが乱入しても気づかないというおもしろい実験(注意の錯覚)が最初に紹介されています。
予期しないものに対する注意力の欠如から起きる、「非注意による盲目状態」。
他にも5つの「錯覚」が紹介されています。
都合よく覚えていたり、背びれ尾びれをつけて覚えていたり、「記憶の錯覚」。
自信満々で話している人の話を信用してしまう、ほかの人が思っているより、自分の能力を評価する「自信の錯覚」。
専門用語を使う人の話を信じてしまう、見慣れたものはわかった気になりやすい「知識の錯覚」。
人は統計より実話に弱い「原因の錯覚」。
サブリミナル効果や脳トレを信じてしまう「可能性の錯覚」。
優秀なセールパーソンは、「原因の錯覚」を巧みに(いい意味で)使ってますよね。
おススメの1冊です。
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