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2015/05/31

入門 組織開発

中村和彦先生の「入門 組織開発 -活き活きと働ける職場をつくる-」を読みました。


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昨年、著者の講演を聞く機会があり、興味深い話をされていました。出版されたのを知り、即行で買いました。

講演で話されていて興味深かったことが2つあり、ひとつは「組織開発の歴史」、もうひとつは「日本の組織内部の機能と隙間」です。

どちらも記載があります(嬉)。

組織開発の本は、ここでも何冊も紹介していますが、このような切り口の本は初めてですね。



組織開発という言葉は最近よく聞くようになりましたが、10年ぐらい前までは論文もほとんど書かれてていなかったようです。


「組織開発を「大きな木」と例えると、コーチングやファシリテーションなどの手法は、その木の「実りある枝葉」と捉えることができます」


「私は、組織開発では、OD実践者が「何をするか」(doing)」よりも、改善や変革を促進することを目指した、当事者との関係構築に向けた「あり方(being))」が大切だと考えていますので、手法の話だけを前面に出すことを好ましく思っていません」



組織開発をしている人はチェックしておかないといけない本だと思います。

2015/05/24

意志力革命

ハイケ・ブルック、スマントラ・ゴシャールの「意志力革命 -目的達成へのプログラム-」を読みました。


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旧版も読んでみました。


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「目的意識を伴う行動をとる人々には、二つの決定的な特徴がある。それは「エネルギー」と「集中」である。「エネルギー」とは、単に何かをするという以上の個人的な関わりを意味している。(中略)また、目的意識を伴う行動は、「集中した」行動でもある。それは意識的でかつ意図的な行動であり、ある特定の目標を達成しようという個人の決意に導かれた行動である」


この目的意識を伴う行動の背後のある力が「意志力」です。これがモチベーションより重要だと言っています。

この意志力が発揮されるためには、第一に行動するための自由が与えられないといけないということ、第二にサポートする組織プロセス、第三に支援の文化を築くということということです。


エネルギーを取り戻すには-

・目標を明確に定義する
・目標達成のための自分の能力に対する自信を深める
・マイナス思考を克服し、前向きな考え方や感情を育てる


集中力を高めるには-

・意図を頭の中に描く
・個人的にコミットする



ほんと名作です。



2015/05/23

チームの力

西條剛央氏の「チームの力 -構造構成主義による“新”組織論-」を読みました。


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タイトルからイメージしていた内容ではありませんでしたが、興味深く読めました。

この本は、主にボランティア組織「ふんばろう東日本支援プロジェクト」の運営を構造構成主義を用いながら展開されています。


「構造構成主義において、方法とは「特定の状況において使われる、目的を達成するための手段」と定義される。(中略)これは方法の本質-最も重要なポイント-は、「状況」と「目的」という2点にあることを示している」


「「賛成」「反対」で意見がぶつかるとき、その対立の奥には“関心の違い”がある」


関心というのは、上記で言うと、「目的」になります。



「一度利権を得た組織は、それを維持することが目的となってしまう」


ここで紹介されているボランティア組織は、なくなることを目的にしてそうです。



理念の本質(1):「理念」とは、組織が大切にする
        価値観を表明したものだ

理念の本質(2):「理念」とは、組織が目指すべき
        方向性や足並みを揃えるための
        “組織のコンパス”というべきものである

理念の本質(3):「理念」とは、それが失われたら存在
        している意味がない、というほどに最も
        堅持すべきものであり、それに照らして
        意志決定すべき“組織の憲法”でもある



組織で困っている人にはおススメです。

2015/05/21

伝え方が9割②

佐々木圭一氏の「伝え方が9割②」を読みました。


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ベストセラー「伝え方が9割」の第2弾です。


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相変わらずおもしろいです。

ここでも何度も書いていますが、やっぱり伝え方だなと再認識させられます。

生命保険の世界では、より強く言えると思います。

生命保険の話は、多くの人が聞きたくない(聞きたい人はほとんどが病気の人)話であり、伝え方を間違えるとすぐにメンタルブロック(シャッターガラガラ)となってしまいます。



「強いコトバ」をつくる8つの技術

①サプライズ法
②ギャップ法
③赤裸裸法
④リピート法
⑤クライマックス法
⑥ナンバー法
⑦合体法
⑧頂上法


「イエス」に変える7つの切り口

①相手の好きなこと
②嫌いなこと回避
③選択の自由
④認められたい欲
⑤あなた限定
⑥チームワーク化
⑦感謝


「イエス」に変える3つのステップ

①自分の頭の中をそのままコトバにしない
②相手の頭の中を想像する
③相手のメリットと一致するお願いをつくる



第2弾なので、1冊目に比べるとインパクトはありませんが、生命保険業界の人には是非読んでもらいたい本です。

文字も大きく、図も多いのですぐに読めると思います。

2015/05/17

こんなとき私はどうしてきたか

中井久夫先生の「こんなとき私はどうしてきたか」を読みました。


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精神科医の著者の講演録です。

営業の世界ではヒアリングだの、傾聴だの、観察だの、いろいろ言われますが、著者のレベルは全く異次元です(生保の営業と比べるなと言われそうですが)。

患者からの暴力や凶器を持った患者もいる中で、考えられない対応です。

営業の小手先のテクニックとは全く違います。絶対にできない職業ですね。


臨床医学と保険医学の違いもよくわかりますし、精神疾患の症状もよくわかります。

また、メンタルで休まれた方とも接し方も考えていかないといけないなと感じさせられました。



医療保険をたくさん取り扱っているソリシターは是非読まれるといいと思います。

2015/05/16

最良の慣行に従うためのチェックリスト

今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文の中の囲みのタイトルです。


イノベーションステップを確実に進むためのプロセスチェックシートです。


最良の慣行(ベストプラクティス)に従うためのチェックリスト

 1 経験あるいは学習意欲を持った少数精鋭の専担チーム
  が、イノベーション推進の先頭に立っているか。

 2 専担チームは見込み顧客を深く知るために、十分な時間
  をかけてじかに接してきたか。

 3 顧客ニーズに応える斬新な方法を検討するに当たり、
  他の業界や国の状況を調べたか。

 4 最初にどのような顧客を獲得するのか。それに続いて
  どう顧客数を増やしていくのか、チームははっきりと道筋を
  示すことができるか。

 5 チームの構想は、会社の大きな競争優位を活かす戦略的
  分野を踏まえているか。

 6 ビジネスモデル案の中身は詳しい説明がなされている
  か。

 7 製品やサービスの収益予想は、信頼に足る前提に基づい
  ているか。

 8 チームメンバーは、その前提が成り立つための条件を
  すべて把握しているか。

 9 不確実な条件すべてを重要なものから順に検証する
  ために、プランを作成してあるか。個々の検証に関して、
  明快な目的、前提、実行策を決め、具体的な予測をして
  あるか。

10 固定費が大きいせいで軌道修正の足枷になる心配はない
  だろうか。

11 チームは速やかに試作品を作成して、行動意欲を示して
  いるだろうか。


生保業界に100%当てはまりませんが、イノベーションが起きた時は、これと近いステップを踏んでいたような心当たりがあります。

いま思うと、1が1番大切なような気がします。

2015/05/11

ジャック・ウェルチのGE革命

ノエル・M・ティシー、ストラトフォード・シャーマンの「ジャック・ウェルチのGE革命」を読みました。


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もう古典ですね。

この本が出てから20年以上、ジャック・ウェルチが退任してからも10年以上経ちますからね。

しかし、内容は古さを感じさせません。

ジャック・ウェルチの変革の歴史、もっと言うと、官僚主義に蝕まれていたGEという超巨大企業を生まれ変わらせた改革の書です。

超巨大企業を改革したというのもすごいのですが、業績が落ち込んでいて危機的状況の時に改革したのではなく、業績が好調の時に、社員に危機感がないときに改革を行ったというのがすごい。


官僚主義をぶっ潰していくところは、読んでいて痛快です。

ティシー先生の本はいい本ばかりです。



昔、代理店さんにティシー先生の本をあげた記憶があります(どちらか忘れましたけど)。


リーダーシップ・エンジン

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リーダーシップ・サイクル

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2015/05/09

君なら勝者になれる

シブ・ケーラの「君なら勝者になれる -成功者の「態度」と「行動」の法則-」を読みました。


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久々の大当たりの自己啓発書です。



「私たちに物事のやり方を教えてくれるのが「能力」であり、なぜやるのかを決定するのが「モチベーション」である。この二つをいかにうまくできるか、それを左右するのが「態度」である」


「態度とは思考や思考パターンの習慣であり、それが行動へと反映される。習慣が心の状態を左右し、私たちの反応に影響を与えているのだ」


習慣が変えられない人

・変わろうとする意志がない-彼らが持っているのは
 こうだったらいいのになあという願いであり、確固
 たる意志ではない。
・変わるための訓練が足りない。
・自分は変わることができると信じられない。
・変わる必要性に気がついていない。


成功できる、あるいはその可能性のある人の六つのC

1.人格(Character)
2.信念(Conviction)
3.勇気(Courage)
4.献身(Commitment)
5.礼儀正しさ(Courtesy)
6.力量(Competence)



代理店営業でも以下のことが言えますね。

「私たちは成績ではなく、知識と知恵を競うべきなのだ。知識とは事実の積み重ねであり、知恵とは事実の簡潔化である」

「得られるアウトプットは、インプットとしたものと等価である」



本を読むときは、気になったところは印をつけるのですが、印だらけになってしまいました。

2015/05/07

クリエイティブ・プロセスワーク

エイミー・ミンデルの「クリエイティブ・プロセスワーク -目ざめながら夢をみる30の方法-」を読みました。


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プロセスワークのエクササイズが30近く紹介されています(30はないと思います(笑))。


クリエイティビティになる必要はなくて、わたしたちはクリエイティビティをすでに持っていて、それに心を開いて、気づくということが必要です。

この本は、それに気づくためにガイド、エクササイズを通してそれに気づくための本です。


心理療法なので、抵抗がある人も多いと思いますが、葛藤で困っている人は試してみてもいいと思います。


来年もGWに来日してくれるみたいなので、実際にワークを受けにいかれてもいいかもしれません。

2015/05/06

個を活かす企業

クリストファー・A・バートレット、スマントラ・ゴシャールの「個を活かす企業 -自己変革を続ける組織の条件-」を読みました。


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自己変革のための行動環境

規律
サポート
信頼
ストレッチ


そのためには、社員の行動を変えるよりも社内の雰囲気を変える方が先決ということです。


これに対して、伝統的な行動環境は、

服従
コントロール
制約
契約


個を活かす企業になった共通点は組織構造は関係なく、起業家精神、自己変革、学習する組織の3つをそろえた企業が多かったようです。

学習する組織は私の永遠のテーマでしたが、起業家精神、自己変革も意識したいと思います。


明日から仕事が再開しますが、私の部署にも新人が配属されてきており、以下の文章が強烈に刺さりました。


「「個を活かす企業」という新しいコンセプトの核心にあるのは、「企業は個人の異質性、果ては奇抜性までをも最大限に利用しなくてはならない」という、これまでとは根本的に異なる考え方である。そのためには、個人独自の能力を認識し、開発、応用する必要がある。奮闘している新入社員の中に潜在能力を見出すには、スキルと感性が必要だ。彼ら独自の能力を開花させるには勇気と忍耐が求められる。しかし、だからこそ、最終的に個人と組織が得る見返りもまた莫大なのである。」


超おススメの1冊です。