今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文の中の囲みのタイトルです。
イノベーションステップを確実に進むためのプロセスチェックシートです。
最良の慣行(ベストプラクティス)に従うためのチェックリスト
1 経験あるいは学習意欲を持った少数精鋭の専担チーム
が、イノベーション推進の先頭に立っているか。
2 専担チームは見込み顧客を深く知るために、十分な時間
をかけてじかに接してきたか。
3 顧客ニーズに応える斬新な方法を検討するに当たり、
他の業界や国の状況を調べたか。
4 最初にどのような顧客を獲得するのか。それに続いて
どう顧客数を増やしていくのか、チームははっきりと道筋を
示すことができるか。
5 チームの構想は、会社の大きな競争優位を活かす戦略的
分野を踏まえているか。
6 ビジネスモデル案の中身は詳しい説明がなされている
か。
7 製品やサービスの収益予想は、信頼に足る前提に基づい
ているか。
8 チームメンバーは、その前提が成り立つための条件を
すべて把握しているか。
9 不確実な条件すべてを重要なものから順に検証する
ために、プランを作成してあるか。個々の検証に関して、
明快な目的、前提、実行策を決め、具体的な予測をして
あるか。
10 固定費が大きいせいで軌道修正の足枷になる心配はない
だろうか。
11 チームは速やかに試作品を作成して、行動意欲を示して
いるだろうか。
生保業界に100%当てはまりませんが、イノベーションが起きた時は、これと近いステップを踏んでいたような心当たりがあります。
いま思うと、1が1番大切なような気がします。
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