西條剛央氏の「チームの力 -構造構成主義による“新”組織論-」を読みました。
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タイトルからイメージしていた内容ではありませんでしたが、興味深く読めました。
この本は、主にボランティア組織「ふんばろう東日本支援プロジェクト」の運営を構造構成主義を用いながら展開されています。
「構造構成主義において、方法とは「特定の状況において使われる、目的を達成するための手段」と定義される。(中略)これは方法の本質-最も重要なポイント-は、「状況」と「目的」という2点にあることを示している」
「「賛成」「反対」で意見がぶつかるとき、その対立の奥には“関心の違い”がある」
関心というのは、上記で言うと、「目的」になります。
「一度利権を得た組織は、それを維持することが目的となってしまう」
ここで紹介されているボランティア組織は、なくなることを目的にしてそうです。
理念の本質(1):「理念」とは、組織が大切にする
価値観を表明したものだ
理念の本質(2):「理念」とは、組織が目指すべき
方向性や足並みを揃えるための
“組織のコンパス”というべきものである
理念の本質(3):「理念」とは、それが失われたら存在
している意味がない、というほどに最も
堅持すべきものであり、それに照らして
意志決定すべき“組織の憲法”でもある
組織で困っている人にはおススメです。
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