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2014/06/29

チームが機能するとはどういうことか

エイミー・C・エドモンドソンの「チームが機能するとはどういうことか -「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ-」を読みました。


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原著のタイトルは、「チーミング」です。

チーミングとは、以下のように書かれています。


「協働するという「活動」を表す造語であり、組織が相互に絡み合った仕事を遂行するための、より柔軟な新しい方法を示している。チームに対する従来の考え方とは違い、チーミングは静的な集まりではなく、活動的なプロセスなのだ」


私は、持続的に高業績を挙げるには、学び続けるしかないと思っています。個人としてもそうですし、チームとしてもそうです。

この本はチェックするところがとんでもなく多い本でした。



学習の基盤としてのチーミング

学習しながら実行する
  ↑
学習するための組織づくり
  ↑
チーミング



チーミングの流れ

チーミングの必要性を認識する
  ↓
個人と個人がコミュニケーションを図る
  ↓
手順や相手に任せるべきことを調整する
  ↓
相互依存の行動をとる
  ↓
省察/フィードバック
  ↓
チーミングの考え方が身につく
  ↓
チーミングの必要性を認識する



成功しているチーミングの4つの特別な行動

・率直に意見を言う
・協働する
・試みる
・省察する



4つのリーダーシップ行動

行動1 学習するための骨組みをつくる
行動2 心理的に安全な場をつくる
行動3 失敗から学ぶ
行動4 職業的、文化的な境界をつなぐ





2014/06/23

なぜ、わかっていても実行できないのか

ジェフリー・フェファー、ロバート・サットンの「なぜ、わかっていても実行できないのか -知識を行動に変えるマネジメント-」を読みました。


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タイトルの原因が章になっています。


原因① 問題を話し合っただけで仕事をした気になる
原因② 過去のやり方にこだわりつづける
原因③ 部下を動かすために恐怖をあおる
原因④ 重要でないことばかり評価している
原因⑤ 業績を上げるために競争させる


どれも「あるあるある」(100人に聞きました風)と叫んでしまう内容です。


原因①の中でおもしろい、身近にもよくあることがいくつか書いてありました。


・決定しただけでは何も変わらないことを、人々が忘れている
・計画立案、会議、レポート作成など、それ自体が重要な
 「行動」になっている。しかし、実際の行動には何の影響も
 与えていない。
・実行力より、スマートな発言が評価される。
・発言が多いことが、仕事ができることだと誤解される。
・複雑な用語、アイデア、プロセス、構造が単純なものよりよい
 と考えられている。
・マネジャーは言葉の達人であり、部下は行動する人という
 考え方がある。


原因②でも、


・将来の行動を、いちいち過去に照らして判断しようとする。



原因⑤でも、


・「レース」や「ゲーム」感覚で社内競争をさせている。経営
 側は、勝者はほんの一握りで、その他大勢は敗者になって
 当然だと考えている。
・絶対評価ではなく、比較による相対評価が強調されている。



もともとは2000年に出版された本の復刊みたいですが、14年経ってもマネジメント変わってないですね~。

全く学習してない(笑)。


おススメの1冊です。
 

2014/06/22

流れとかたち

エイドリアン・べジャン、J・ペダー・ゼインの「流れとかたち -万物のデザインを決める新たな物理法則-」を読みました。


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いつもとと毛色の違う本です。物理法則である「コンストラクタル法則」について書かれた本です。


コンストラクタル法則を私の理解で言うと、自然や生き物、デザインまで、流れがよくなるように進化するということです。


川の水が自然に流れるように流れるところが変わったり、生物が効率のいいように進化してしてきた。逆に進化しないと滅びるということです。


企業もが流れがよくなるように進化し、進化しないと滅んでしまうんでしょうね。

進化のベースが流れだということです。


会社にいると、どんどんプロセスが複雑になっているような気がしますが、流れをベースにシンプルに考えていかないといけないんでしょうね。

2014/06/19

ポーチング

一昨日の東大の中原先生のブログに取り上げられていたテーマです。

他の人のブログを取り上げたのは初めてだと思います。

生保の代理店営業の世界にも当てはまるテーマで興味深い内容だったので、取り上げてみました。


ポーチング(Poaching)とは、競合他社の優秀な人材を引き抜くことのようです。

取り上げた理由は以下のところです。



「「ポーチング」が手法として一段落した今にいたっては、「ポーチングした人材が思ったよりも成果をだせない」「たしかに優秀な人材だったはずなのに、自社では成果をだせない」「ポーチングした人材が、さらにポーチングされ、定着しない」などの問題も起こっているようです。このあたりは、ある個人の「優秀さ」というものが「個人の資質」だけによって規定されているものではないからです。「優秀さ」とは「個人の資質」と「個人がおかれている社会的コンテキスト」から構成されているものだと考えられます。当然、「社会的コンテキスト」が違えば、「優秀さ」を発揮できるとは限りません。」



優秀だと言われていた人でも、なかなかうわさ通りの成果をあげることができない人を何人か見てきました。

個人の資質だけではなく、社会的コンテキストにも影響を受けるということです。

もちろん、優秀なので人並み以上に成果を上げるのですが、お互いもっと高いレベルを求めているわけです。

即戦力なんだから、勝手にやってよというのではなく、中途入社の人のコンテキストを共有し、環境を整える必要があるのではないかと思いながら読んでいました。

2014/06/16

ことばと思考

今井むつみ氏の「ことばと思考」を読みました。


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心理学の他にもうひとつ気になっている学問が言語学です。

言い回しで相手の受けとり方が全然違います。


この本の中でも有名な例が挙げられてました。

伝染病の話です。

対策Aは、600人の犠牲者が見込まれるうち、200人が救われる。

対策Bは、3分の1の確率で600人が救われるが、3分の2の確率で誰も救われない。

期待値は同じですが、70%の人が対策Aを選んだということです。


対策Cは、400人が死ぬ。

対策Dは、3分の1の確率で誰も死なないが、3分の2の確率で600人が死ぬ。

対策CとDは同じことを言っていますが、75%の人が対策Cを嫌いました。



個人的に面白かったのは、ことばがあるから認識ができる、ことばないと認識ができないということ。



ことばの重要性がよくわかる本です。

2014/06/13

ダッバーワーラー:インドで根づくITを超えた物流システム

今月号のハーバード・ビジネスレビューの論文のタイトルの一つです。


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「ダッバーワーラー」という人たちのことを全く知りませんでした。

弁当箱の配達人のことです。

家で作られたお弁当を取りに行って、職場に運び、空になった弁当箱を家に運ぶ仕事がダッバーワーラーの仕事だそうです。

一日13万個の弁当箱を約5,000人でほとんどミスなくやっちゃうそうです。


組織、マネジメント、プロセス、文化の4本柱がしっかりしていることを指摘しています。


チェック機能がたくさんあり、ITをフル活用しても、事務ミス、コンプライアンス抵触など、いろんな問題が発生する企業が多い中、真似できないところはあるにせよ、参考にあるところが多いとおもいます。

2014/06/10

洗脳支配

苫米地英人氏の「洗脳支配 -日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて-」を読みました。


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2008年に出版された古い本なので、絶版ですね。

GHQの時代からアメリカの洗脳が始まっているというところからスタートしています。


日本、外国の名家(お金持ち)の支配が書かれています。この話が本当かどうかはわかりませんが、最近、某名家の人がとんでもない金銭感覚だったり、行動を走っているのを一度も見たことない超高級外車に乗っているという話を聞いたので、強ち間違ってないのかと思いつつ読んでました。


ただ、日本がIMFの管理下になっているとか、はずれている予測もあり、話し半分で読むとおもしろいと思います。


洗脳のテクニック、常套手段とお金から自由になることの2つはしっかりチェックしておかないといけないと思います。

2014/06/09

日常の小さなイライラから解放される「箱」の法則

アービンジャー・インスティチュートの「日常の小さなイライラから解放される「箱」の法則 -感情に振りまわされない人生を選択する-」を読みました。


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名作中の名作、「自分の小さな「箱」から脱出する方法」の第四弾です。


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このシリーズを読むと、いつも深く反省させられます。


「箱」とは、自己欺瞞、自分を欺き、騙すことです。



「箱」から出る4ステップ

ステップ1 自分の箱に気づくこと
ステップ2 箱の外の世界を探すこと
ステップ3 新たに状況を考えなおす
ステップ4 感じたことをする




『自分が箱に入って接していると思う人に、次のことをする』

1.その人が経験しているだろうと思われる障害、重荷、
  苦痛を考えてみる
2.自分が加えたと思われる障害、重荷、苦痛を書き出す
3.大きい小さいにかかわらず、その人を不正に扱ったり、
  見下してみたことはないか
4.これらのことを踏まえて、その人に自分がすべきことは
  何か



最近受けた研修でも、本書と同じようなことで内省する機会があり、意識している時間が長いので深く入りました。
 

2014/06/07

この人はなぜ自分の話ばかりするのか

ジョーエレン・ディミトリアスの「この人はなぜ自分の話ばかりするのか -こっそり他人の正体を読む法則-」を読みました。


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陪審コンサルタントが書いた「人を読む(reading people)」本です。


滅茶苦茶細かい。細部にわたって書かれています。

外見やボディランゲージの第一印象から読んだり、オフィスや自宅、車などの環境から読んだり、行間や口調などの話し方から読んだり、逆に、人からの読まれ方まで読んだりとこれでもかというぐらい書いています。



人を読むための準備として7つのポイントが最初に書かれています。一言で言うと、

1.人と接する時間を増やして、
2.じっくり観察して、
3.自分も心を開き、
4.自分が求めていることを確認し、
5.客観的になり、
6.偏見を持たず、
7.決断し、実行する



表紙からは軽い内容かと思いきや本格的です。

2014/06/03

営業チームの強化法

DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部編訳の「営業チームの強化法」を読みました。


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またまたハーバード・ビジネス・レビューの「営業」の論文集です。


興味深いテーマが多いのですが、特に、第2章の「成果管理か、行動管理か」と第3章のコトラー他の「営業とマーケティングの壁を壊す」の2つに惹かれました。


「成果管理か、行動管理か」では営業管理の要素を8つに分類して、それぞれの管理方法の特徴をまとめています。

成果管理と行動管理は整理されておらず、あいまいな評価が下されていると思います。



「管理システムの整合性が失われた環境では、モラールが次第に低下していく」



まあ、当たり前のことではありますが、真剣に考えないといけないテーマだと思います。



「営業とマーケティングの壁を壊す」も、真剣に考えないといけないテーマだと思います。

マーケティング部門はあまりないと思いますが、商品開発がになっていると思います。

この中では、営業とマーケティングの発達四段階として、最後は「統合化」となっています。

統合は難しいと思いますが、両部門の垣根がなくなるというのは、新しい未来が開けると思います。

2014/06/02

保険代理店廃業を回避できるメールコピーの書き方入門

古川康彦氏の「保険代理店廃業を回避できるメールコピーの書き方入門 -13のテクニックと四つの学習タイプでお客様の心を掴め!-」を読みました。


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キンドルで安かったので、ダウンロードしてみました。


損保代理店の方が書かれたみたいです。損保代理店はほとんど知りませんので、この方も全く知りません。


最初に保険会社への愚痴が書かれていて、一部同意するところはありますが、非常に読みにくいです。

内容は参考になると思います。

特に、営業の苦手な損保代理店にとっては使える内容だと思います。

ソリシターにとっても、インターネットを活用した保険販売は代理店さんと話題になることが多いと思いますが、ここに書かれているテクニックなどは知識として持っていると役に立つと思います。


ちなみに13のテクニックは、

テクニック 1:一行15~20文字前後にして改行を多くする
テクニック 2:あなた
テクニック 3:具体性
テクニック 4:興味性
テクニック 5:返報性
テクニック 6:ニュース性
テクニック 7:真実性
テクニック 8:バランス
テクニック 9:摩擦
テクニック10:ベネフィット
テクニック11:限定性
テクニック12:隠喩
テクニック13:引き金単語を使う


です。

どれも聞いたことがあるキーワードですが、具体的な例文がたくさん紹介されていますので、実用的だと思います。