ジェフリー・フェファー、ロバート・サットンの「なぜ、わかっていても実行できないのか -知識を行動に変えるマネジメント-」を読みました。
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タイトルの原因が章になっています。
原因① 問題を話し合っただけで仕事をした気になる
原因② 過去のやり方にこだわりつづける
原因③ 部下を動かすために恐怖をあおる
原因④ 重要でないことばかり評価している
原因⑤ 業績を上げるために競争させる
どれも「あるあるある」(100人に聞きました風)と叫んでしまう内容です。
原因①の中でおもしろい、身近にもよくあることがいくつか書いてありました。
・決定しただけでは何も変わらないことを、人々が忘れている
・計画立案、会議、レポート作成など、それ自体が重要な
「行動」になっている。しかし、実際の行動には何の影響も
与えていない。
・実行力より、スマートな発言が評価される。
・発言が多いことが、仕事ができることだと誤解される。
・複雑な用語、アイデア、プロセス、構造が単純なものよりよい
と考えられている。
・マネジャーは言葉の達人であり、部下は行動する人という
考え方がある。
原因②でも、
・将来の行動を、いちいち過去に照らして判断しようとする。
原因⑤でも、
・「レース」や「ゲーム」感覚で社内競争をさせている。経営
側は、勝者はほんの一握りで、その他大勢は敗者になって
当然だと考えている。
・絶対評価ではなく、比較による相対評価が強調されている。
もともとは2000年に出版された本の復刊みたいですが、14年経ってもマネジメント変わってないですね~。
全く学習してない(笑)。
おススメの1冊です。
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