一昨日の東大の中原先生のブログに取り上げられていたテーマです。
他の人のブログを取り上げたのは初めてだと思います。
生保の代理店営業の世界にも当てはまるテーマで興味深い内容だったので、取り上げてみました。
ポーチング(Poaching)とは、競合他社の優秀な人材を引き抜くことのようです。
取り上げた理由は以下のところです。
「「ポーチング」が手法として一段落した今にいたっては、「ポーチングした人材が思ったよりも成果をだせない」「たしかに優秀な人材だったはずなのに、自社では成果をだせない」「ポーチングした人材が、さらにポーチングされ、定着しない」などの問題も起こっているようです。このあたりは、ある個人の「優秀さ」というものが「個人の資質」だけによって規定されているものではないからです。「優秀さ」とは「個人の資質」と「個人がおかれている社会的コンテキスト」から構成されているものだと考えられます。当然、「社会的コンテキスト」が違えば、「優秀さ」を発揮できるとは限りません。」
優秀だと言われていた人でも、なかなかうわさ通りの成果をあげることができない人を何人か見てきました。
個人の資質だけではなく、社会的コンテキストにも影響を受けるということです。
もちろん、優秀なので人並み以上に成果を上げるのですが、お互いもっと高いレベルを求めているわけです。
即戦力なんだから、勝手にやってよというのではなく、中途入社の人のコンテキストを共有し、環境を整える必要があるのではないかと思いながら読んでいました。
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