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2015/08/30

対話のレッスン

平田オリザ氏の「対話のレッスン」を読みました。


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著者有名な劇作家です。


著者の問題提起として、

・近代演劇は、「対話」の構造を要求する
・日本語には、「対話」の概念がない


近頃、対話やダイアログという言葉が非常によく使われるようになってきていますが、上記のようなことがあるからかもしれません。



「「対話」(Dialogue)とは、他人と交わす新たな情報交換や交流のことである。「会話」(Conversation)とは、すでに知り合った者同士の楽しいお喋りのことである」


「演劇においては、他者=観客に、物語の進行をスムーズに伝えるためには、観客に近い存在である外部の人間を登場させ、そこに「対話」を出現させなくてはならない」



「対話」についても興味深い内容が多かったのですが、一番の収穫は「コンテキスト」についてです。

「コンテキスト」については、ここでも何回も書いていますが、今まで読んだ本のなかで、「コンテキスト」についてここまで書かれたものはありませんでした。



予想外の収穫でした。

トークに磨きをかけたい人は是非チェックしてほしいです。

2015/08/29

問題解決フレームワーク大全

堀公俊氏の「問題解決フレームワーク大全」を読みました。


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著者の3冊目のドジョウ、フレームワーク本です。


ビジネス・フレームワーク

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アイデア発想フレームワーク

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この本は、37のフレームワークを7つのアプローチで書かれています。

ギャップ・アプローチ
問題を生む原因が分からないとき

創造的アプローチ
解決するアイデアが思いつかないとき

合理的決定アプローチ
最適な代替案を選択していないとき

ポジティブ・アプローチ
解決策があってもやる気にならないとき

対立解消アプローチ
ジレンマのせいで解決できないとき

認知転換アプローチ
問題の設定が適切でないとき

ホールシステム・アプローチ
解決策が合意できないとき



知っているもの、良く使っているものもありますが、知らないフレームワークが多かったです。

フレームワークを支社内で共有しておくと、話し合いがぶれず、早いのでお勧めです。
(事例4も支社で共有してほしいです(笑))


過去の本も会社に置いていますが、この本も会社備え付けになりそうです。

2015/08/27

GEの口ぐせ

安渕聖司氏の「世界の超一流企業であり続ける GEの口ぐせ」を読みました。


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ほんとすごい。

細かいところまで決まっていますね。

多様な人材が集まっている企業なので、あうんの呼吸とか、適当にやっといてみたいなのでは仕事が回らないからだろうと思いますが・・・


この本は、悪く言えば、GE用語集を新書にしたともいえます(笑)。

よくいうと、ここに書かれている用語、その内容をそのまま持ってきて、会社の共通言語、プラットフォームとして使えるお買い得本です。



リーンシックスシグマ
すべてのプロセス・業務を洗い出し「ムラ」と「無駄」を徹底的に減らす


昨日の「リーンスタートアップ」が何度も出てきており、シックスシグマにも「リーン」が最初についています。スピードを重要視していることが何度も書かれていました。



CAP
変革を起こし、それを浸透させるための取り組み


CAPとは、Change Acceleration Processの略で、変革推進プロセスのことです。
Q(プロジェクト自体の質)×A(現場の受け入れ姿勢)=E(効果)の式で表されるように、掛け算なので、プロジェクトの質と同じぐらい現場の受け入れ姿勢が重要ということであり、どの人をどんなふうに説得するかまで考えています。



CTQ
日常的に使われる共通の言語がある組織は強い


CTQとは、Critical to Qualityの略で、「お客様にとって決定的に重要なものは何か」ということです。これが共通言語になっているところはすごいですね。



アシミレーション
新しい上司にどうしてほしいか、上司抜きで話し合おう


新しい上司が来てから、3~6カ月後に、人事にファシリテーターを依頼して、知りたいこと、知っておいてほしいこと、変えてほしいことなどを挙げていくようです。確かに、飲みにケーションよりよっぽど効果がありそうです。



スキップレベル
上司の上司が、上司や会社への不満を、上司抜きで聞いてくれる


この仕組みでは、変な上司はすぐにいなくなってしまいそうですね。



超一流企業は、ほんと仕組みがすごいですね。

2015/08/26

リーンスタートアップ

エリック・リースの「リーンスタートアップ -ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす-」を読みました。


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遅ればせながら(笑)、読みました。


リーンスタートアップの5原則

1.アントレプレナーはあらゆるところにいる
2.起業とはマネジメントである
3.検証による学び
4.構築-計測-学習
5.革新会計


リーンスタートアップとは、トヨタ生産性方式がベースとなっていて、そこに科学的管理法がプラスされたような感じですかね。

がっつり製品開発するのではなく、最低限の製品をアーリーアダプターをターゲットに販売し、フィードバックを得ることで、大ゴケすることを防ぐというところが1つめのポイントですね。

次は、検証ですね。

3つ目が、失敗を最低限に食い止める会計ですね。



起業家だけではなく大企業でも使えるメソッドですが、全体で共有することが必要ですし、そこが難しいでしょうね。

2015/08/21

高収益事業の創り方

三品和広先生の「高収益事業の創り方 経営戦略の実戦1」を読みました。


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この本高~い。

何気に買ってしまいましたが、9,720円也。

700ページ近くあり、調査にとんでもなく時間がかかっているでしょうから、しかあがないとは思いますが・・・


この本は、151の成功ケースと101の失敗ケースが掲載されています。

保険会社や銀行、証券会社の事例はありません。

名前は聞いたことのある会社が多いのですが、事業内容やヒストリー、競合他社など知らないことだらけで純粋に楽しめました。


「営業面では「モノを売るということは、簡単に言えば買い手の信頼と満足を得ることです・・・いいときは売り手も買い手も満足する場合が多いけれども、悪くなったときに買い手をどのように扱ったかが問題です」」(信越化学工業)


「母親からして「会社を起こすなら、人の倍働くか。倍働かないと、成功できんよ。人並みに働いて成功なんて絶対にない」と信じていたというから、永守氏のモットーが筋金入りであることがよくわかる」(日本電産)


「自ら天職とするセールスについて「元来、セールスということは、単に物財を売るのではなく、その物財の持っている機能を売ることである。セールスとは、その物財を求める顧客に対して、それを利用することによって得られるメリット、デメリットのあらゆる情報を提供し、それの相談にあずかることである。セールスはその意味において一方的なものではなく、ユーザーとの機能を巡っての議論という過程を含むものであり、コンサルタント的なものである、(中略)そして機能のセールスは、あらゆる機能が補完関係にあることを通して、システムとしてのセールスへと発展する道を辿るのである」というのは、野村氏の変わらぬ持論であった」(東陽テクニカ)



成熟市場
・既存の売り物を根底からつくりかえる
・既存の売り先とは異なる売り先を開拓する
・売り方を大きく変える



当たり前と言えば当たり前ですが、「立地」(当該事業の「売り物」と「売り先」、「狭義」と「広義」の競合)大切です。

2015/08/14

成功はあなたのすぐそばに

福地恵士氏の「完全ロープレ形式 成功はあなたのすぐそばに -頑固職人が教える生命保険セールスのすべて-」を読みました。


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ロープレ形式というより、物語形式でセールスプロセスが書かれています。

頑固職人の達人と、先輩エグゼ、エグゼ秘書、売れないライフプランナーの4人で物語が進んでいきます。

物語なので、日ごろ活字を読んでない人にもとっつきやすいと思います。

ただ、福地さんの本なので、セールス自体は強烈ですが・・・


セールスプロセスがわかりますし、ソニープルデンシャルで使われている言葉もわかりますので、代理店さんと共通言語ができると思います。

新人には是非読んでほしい1冊です。

2015/08/12

稲盛和夫の経営論

今月号のハーバード・ビジネス・レビューの特集のテーマです。


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今月号のハーバード・ビジネス・レビューは稲盛和夫氏の特集です。

読み応え満載です。

以前にも書いたような気がしますが、若い頃(まだ若いつもりですが)、代理店さんから「稲盛和夫の実学」を紹介され、衝撃を受けたのを思い出します。


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また、もう2年ぐらい前だと思いますが、稲盛さんの講演を聞きに行ったことも思い出しました(開場30分前で数百人が並んでいました)。


今でも少しの期間でいいので、京セラで働いてみたいと思います。


稲盛さんの講演録の間にある経営供創基盤の冨山さんや元LINE社長の森川さんの話も興味深いです。



会計の話も衝撃を受けたのですが、そのようなテクニカルな話だけではなく、人に対しても深く考えられているところが惹かれますね。



保存版ですね。

2015/08/09

哲学用語図鑑

田中正人氏の「哲学用語図鑑」を読みました。


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哲学の世界は難しくて、とっつきにくくて、勉強しないとなあと思いつつ、敬遠していました。

この本は350ページ近くありますが、ほとんど絵です(笑)。

用語辞典だと、文字ばかりで挫折してしまいそうですが、かわいらしい絵が中心なので、読み進められます。

古代から現代まで時系列で、哲学者ごとに用語が解説されています。


知徳合一
二元論
弁証法
無意識
現象学
パラダイム
構造主義
二項対立
脱構築

など



用語は1ページか2ページで解説されているので、営業の移動中にも読みやすいと思います。

2015/08/06

日本のこころの教育

境野勝悟氏の「日本のこころの教育」を読みました。


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高校での講演が本になっています。

話の中心は、言葉の意味です。

「さようなら」

「お母さん」

「お父さん」

「今日は」

など。


言葉から日本の文化・歴史、日本の「こころ」に近づいています。


西洋文化がかっこいい?からかぶれている部分があるので、古き良き日本のソースが伝承されていません。

著者の言うように、西洋のものを取り入れても、日本のこんていにあるものは分かっているということは大切かもしれません。



この本を読んでいると、日本のことを全く知らないと改めて気づかされます。


2015/08/05

ポスト資本主義

広井良典先生の「ポスト資本主義 -科学・人間・社会の未来-」を読みました。


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このところ、「資本」に関する本が多くなってますが、限りない成長・拡大の資本主義では行き詰まり、定常化への移行を指摘しています。

3つの観点から論じていますが、社会の部分では、ピケティと同様のことを言っていることもあるが、興味い深かったです。

税というのは、富の再配分なので、富に対して、税をかけないといけない。つまり、圧倒的に「土地」にかけないといけない。

しかし、現在は所得や消費にかけられるようになった。


経済成長がすべてを解決してくれるという考え方から、税の再配分や格差の縮小、著者のいう「持続可能な福祉社会」への道を志向することが良いと言っています。


高齢社会、有限の化石資源など、成長の限界はあるので、「ポスト資本主義」を考えていないといけないんでしょう。

2015/08/02

人の心を一瞬でつかむ方法

ジョン・ネフィンジャー、マシュー・コフートの「人の心を一瞬でつかむ方法 -人を惹きつけて離さない「強さ」と「温かさ」の心理学-」を読みました。


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テーマはサブタイトルにある「強さ」と「温かさ」です。

この2つを身につければ、人の心をつかむということです。

「強さ」を感じさせると、人の尊敬を集めます。

「温かさ」を感じさせると、人が集まってきます。

「強さ」は「能力」と「意志の強さ」から成り立っています。

「温かさ」を感じさせ感情は、「共感」、「親しみ」、「愛」の3つです。


この本は、マネジャー、セールスパーソンなど、身につけていると非常に役に立つと思います。


役に立ちそうなところをピックアップしますと、


単なる「敬意」を「称賛」にまで引き上げるためには、人々の好感を得なければなりません

ある人が一つの側面において優れている場合、別の側面も優れていると見なされがちである

テストステロン濃度の高さは「高圧的な態度」や「危険をいとわない姿勢」と結びついています

エストロゲンは「オープンな感情表現」や「人との触れ合いを好む性質」と結びついており、オキシトシンには心地良い一体感(=温かさ)をもたらす働きがある

テストステロンの値の高さは「肉体的な強さ」や「決断力」と関連していますが、その半面、「他人への無関心」にも結びついています

エストロゲンは「他者への共感」と結びついています

人はみな、なじみの深い顔に基づいて、自分だけの美の基準を作り上げているのです」

「男性でも女性でも言えるのは、小柄の人は、その体格のせいで見くびられる恐れがあるということです」

「人格とは、もって生まれた容姿や性格などによって決まるものではなく、自分自身でつくり上げていくものです。人物評価の決め手となるのは、あなたの行動、とりわけ他人との接し方なのです」

「真の笑顔は「口元」と「目元」の二つの部分によって生み出されているからです」

「一貫性」の高い話し方は「強さ」を感じさせます

心が温かくならなければ、笑顔は出てこないのです

聞き手が本当に求めているのは、あなたが「自分と同じ目線に立った人間」であるという確信です

冒頭の「温かさ」のアピールが強力であればあるほど、私たちの言葉はより大きな説得力をもつようになるからです」

何よりも大切なのは、相手に感情移入することです」

相手が敵意に満ちている場合は、感情そのものを共有するのではなく、そうした敵意の底にある「フラストレーション」のほうに理解を示すようにしましょう」

「「強さ」と「温かさ」を同時に自ずと発揮できるレトリック形式が二つあります。それは「物語」と「ユーモア」です」

物語という形式には、私たちの批判精神を和らげ、警戒心を解く働きがあります

私たちは人を笑わせる能力のある人、とりわけそれを武器にできるほど頭の回転が速い人に対して一目置いています



超おススメの1冊です。