平田オリザ氏の「対話のレッスン」を読みました。
http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=kon418-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4062922991&ref=qf_sp_asin_til&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr
著者有名な劇作家です。
著者の問題提起として、
・近代演劇は、「対話」の構造を要求する
・日本語には、「対話」の概念がない
近頃、対話やダイアログという言葉が非常によく使われるようになってきていますが、上記のようなことがあるからかもしれません。
「「対話」(Dialogue)とは、他人と交わす新たな情報交換や交流のことである。「会話」(Conversation)とは、すでに知り合った者同士の楽しいお喋りのことである」
「演劇においては、他者=観客に、物語の進行をスムーズに伝えるためには、観客に近い存在である外部の人間を登場させ、そこに「対話」を出現させなくてはならない」
「対話」についても興味深い内容が多かったのですが、一番の収穫は「コンテキスト」についてです。
「コンテキスト」については、ここでも何回も書いていますが、今まで読んだ本のなかで、「コンテキスト」についてここまで書かれたものはありませんでした。
予想外の収穫でした。
トークに磨きをかけたい人は是非チェックしてほしいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿