安渕聖司氏の「世界の超一流企業であり続ける GEの口ぐせ」を読みました。
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ほんとすごい。
細かいところまで決まっていますね。
多様な人材が集まっている企業なので、あうんの呼吸とか、適当にやっといてみたいなのでは仕事が回らないからだろうと思いますが・・・
この本は、悪く言えば、GE用語集を新書にしたともいえます(笑)。
よくいうと、ここに書かれている用語、その内容をそのまま持ってきて、会社の共通言語、プラットフォームとして使えるお買い得本です。
リーンシックスシグマ
すべてのプロセス・業務を洗い出し「ムラ」と「無駄」を徹底的に減らす
昨日の「リーンスタートアップ」が何度も出てきており、シックスシグマにも「リーン」が最初についています。スピードを重要視していることが何度も書かれていました。
CAP
変革を起こし、それを浸透させるための取り組み
CAPとは、Change Acceleration Processの略で、変革推進プロセスのことです。
Q(プロジェクト自体の質)×A(現場の受け入れ姿勢)=E(効果)の式で表されるように、掛け算なので、プロジェクトの質と同じぐらい現場の受け入れ姿勢が重要ということであり、どの人をどんなふうに説得するかまで考えています。
CTQ
日常的に使われる共通の言語がある組織は強い
CTQとは、Critical to Qualityの略で、「お客様にとって決定的に重要なものは何か」ということです。これが共通言語になっているところはすごいですね。
アシミレーション
新しい上司にどうしてほしいか、上司抜きで話し合おう
新しい上司が来てから、3~6カ月後に、人事にファシリテーターを依頼して、知りたいこと、知っておいてほしいこと、変えてほしいことなどを挙げていくようです。確かに、飲みにケーションよりよっぽど効果がありそうです。
スキップレベル
上司の上司が、上司や会社への不満を、上司抜きで聞いてくれる
この仕組みでは、変な上司はすぐにいなくなってしまいそうですね。
超一流企業は、ほんと仕組みがすごいですね。
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