広井良典先生の「ポスト資本主義 -科学・人間・社会の未来-」を読みました。
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このところ、「資本」に関する本が多くなってますが、限りない成長・拡大の資本主義では行き詰まり、定常化への移行を指摘しています。
3つの観点から論じていますが、社会の部分では、ピケティと同様のことを言っていることもあるが、興味い深かったです。
税というのは、富の再配分なので、富に対して、税をかけないといけない。つまり、圧倒的に「土地」にかけないといけない。
しかし、現在は所得や消費にかけられるようになった。
経済成長がすべてを解決してくれるという考え方から、税の再配分や格差の縮小、著者のいう「持続可能な福祉社会」への道を志向することが良いと言っています。
高齢社会、有限の化石資源など、成長の限界はあるので、「ポスト資本主義」を考えていないといけないんでしょう。
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