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2015/09/27

マンガでやさしくわかるU理論

中土井僚氏の「マンガでやさしくわかるU理論」を読みました。


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マンガって書いているので、日曜日にちょうどいいかなと思い読みはじめましたが、解説が多くて、いい意味で期待を裏切られました。

「U理論」は600ページ以上あり、「オットー先生、何言ってるの?」という感じの本です(笑)し、「人と組織の問題を劇的に解決するU理論入門」もU理論自体のことはよくわからないと思った人には、この本は、非常に読みやすく、U理論が一番良くわかると思います。


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U理論とは、「過去の延長線上ではな変容やイノベーションを個人、ペア、チーム、組織、コミュニティ、社会のレベルで起こすための原理と実践の手法を明示した理論」です。

U理論は、やり方ではなく、あり方が問われます。

代理店営業でも、知識やスキルではなく、社内で1番になるような人は、やり方ではなく、「あり方」が問われると思っています。

あり方は、心の内側の話なので、組織ではタブーとされてきたところだと思いますので、触れられてこなかったと思います。

また、教える、教わるという話でもありませんので、打つ手がなかったともいえます。


しかし、組織全体で(まずは自分から)自分たちの内面を観るという作業が必要だと思います。



是非読んでほしい1冊です。







2015/09/25

ブルー・オーシャン戦略

W・チャン・キム、レネ・モボルニュの「(新版)ブルー・オーシャン戦略」を読みました。


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初版が出た時に後輩に借りて読みましたので、10年ぶりに読みました。
(今回は買いました(笑))

10年経っても、この言葉「ブルー・オーシャン戦略」という言葉は使われていますね。

今月号の「ハーバード・ビジネス・レビュー」には、アカデミックの世界ではあまり取り上げられてないみたいですけど。

ブルー・オーシャンの対局なのが、レッド・オーシャンです。
違いは以下の通りです。


レッド・オーシャン戦略

・既存の市場空間で競争する
・競合他社を打ち負かす
・既存の需要を引き寄せる 
・価値とコストの間にトレードオフの関係が生まれる
・差別化、低コスト、どちらかの戦略を選んで、企業活動
 すべてをそれに合わせる

ブルー・オーシャン戦略

・競争のない市場空間を切り開く
・競争を無意味なものにする
・新しい需要を掘り起こす
・価値を高めながらコストを押し下げる
・差別化と低コストをともに追求し、その目的のために
 すべての企業活動を推進する


新しい価値曲線を描くために4つのアクション

Q1:業界常識として製品やサービスに備わっている
   要素のうち、取り除くべきものは何か
Q2:業界標準と比べて思いきり減らすべき要素は何か
Q3:業界標準と比べて大胆に増やすべき要素は何か
Q4:業界でこれまで提供されていない、今後付け加える
   べき要素は何か



生命保険の代理店営業の世界では、保険料の値下げ競争、返戻率の高さ競争、手数料の高さ競争で、レッド・オーシャンの真っ只中で、いきつくところまで来てるような気もします。

違う価値がないのか、業界構造を変え、新しい市場が開拓できるか考えてみたいと思います。


2015/09/22

リーン・スタートアップを駆使する企業

トレヴァー・オーエンズ、オービー・フェルナンデスの「リーン・スタートアップを駆使する企業」を読みました。


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保険商品開発は規制が多いので、ここで紹介されているベンチャー企業のようにはいきませんが、リーン・スタートアップの考え方は取り入れないといけないと思います。

保守主義、官僚主義から脱却する方法の一つだと思います。


新しい環境を支配する5つの原則

1 市場の変化は予測不可能である
2 小さなチームが大きな価値を創る
3 新しい市場は勝者が独り占めする
4 スピードが唯一の競争力である
5 成功には多くの失敗がつきものである


生命保険業界では、後出しじゃんけん、半年後には模倣されるので、独り占めというのはないと思いますが、スピードは最も重要な要素だと思います。

数時間前に後輩とこの話をしていたところです。



「大企業の経営陣が好むのは支配であり、結局はそれが彼らの得意技なのだ」

「新しいビジネスモデルを創り出すには、企業文化、優先事項、プロセスなどを柔軟に変化させられる環境が必要だ」

「大企業は、リスクを最小化しようとする文化を持つ」

「大企業経営者に欠けているのは、このオーナーシップに由来する強力なモチベーションである」

「大企業にとってリーン・スタートアップの最大の利点は、製品開発の致命的失敗を回避することにある」

「大企業にとって、ピボットは、低いコストで高い収益を上げ、スピードを維持することを意味する」



上記はリーン・スタートアップの反論に反論している箇所からの引用です。最後の2つなどは、保険商品では、頻繁に商品改定できるわけではないので、特に致命傷になりがちです。

ピボットの仕組み作りがKeyになりそうです。

2015/09/20

ポジティブ・リーダーシップ

マーガレット・グリーンバーグ、セニア・マイミンの「ポジティブ・リーダーシップ」を読みました。


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今年一番のヒットです。

薄い本なのですが、ものすごくまとまっていて、内容がめちゃくちゃ濃いです。


生産性低下の原因

・働きすぎ
・マルチタスク
・仕事の先延ばし

  ↓

・とにかく計画する
・自分をだまして行動を起こす
・目標を立てるだけでなく、習慣にする
・より少なく働いて、より大きな成果を出す


管理欲の強いリーダーのデメリット

・部下が率先して行動するのをやめ、言われたことしか
 しなくなる
・部下がリスクを負うのを恐れるようになる
・部下が次の指示が来るまで何もしなくなる


自律を重んじるリーダーのメリット

・部下が業務改善の方法を探る
・部下が計算されたリスクを負う用意がある
・部下が上司が不在の場合も仕事を前に進めることが
 できる


会議の問題

・会議が多すぎる
・会議が非生産的である
・関与の度合いが低い

  ↓

・会議の最初にやる気を起こさせる
・ピーク・エンド法則を実現する
・出席者全員に関与させる


先週、会議についてダイアログをしていたのですが、出席者全員を関与させる方法は参考になります。並行して、質問と主張の比率を1:1もチャレンジしてみます。



一部をピックアップしましたが、ピックアップしてないところも興味深いところが非常に多く、買いの1冊です。

特に、部下のいる人にはマストバイだと思います。

2015/09/19

楽しい修行

中野民夫先生の「楽しい修行 -より納得できる人生と社会のために-」を読みました。


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現在は大学教授であり、著名ファシリテーターの本です。


楽しい修行のまとめとして、2つの「基本」と8つの「道」で修業を10で表しています。


①自分の至福についていく(至福)
②今ここをマインドフルに(今ここ)

①身体と呼吸を調える(身心)
②食生活を正し農に触れる(食農)
③外と内の自然を体験する(自然)
④多様な人々と対話をする(対話)
⑤未知なる異世界を旅する(旅)
⑥目の前の仕事をやりきる(仕事)
⑦もっと気楽にアートする(アート)
⑧祈ることと感謝すること(祈り)


このように書くと、How-To本のようですが、著者の培ってきた歴史がにじみ出ている興味深い内容です。


小手先のテクニックだけのファシリテーターも多いですが、ファシリテーションだけでなく、仕事も含めて、在り方を問われているような気がしました。


2015/09/13

社員の成長につながる人事評価システムをつくる

今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のタイトルの一つです。


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今月号は、「ブルーオーシャン戦略」の特集ですが、別の論文をピックアップしてみました(ひねくれてますねえ)。

ピックアップしたのは、マーカス・バッギンガムの論文です。

まず、高業績チームの特徴が書かれています。ギャラップの調査です。


「自分たちの長所を最も重視していること」

私の周りでは、全員に同じことをやらせようとします(残念)。


高業績チームと相関関係のある質問が3つあるとして、


「私の同僚たちは質の高い仕事をすると決意している」
「会社の使命は私のやる気を引き出す」
「私の長所を活かす機会が毎日ある」


もちろん、3つ目が一番効力があったということです。



外国の評価システムは、日本にはあまりなじまないなあといつも感じます。





2015/09/10

HARD THINGS

ベン・ホロウィッツの「HARD THINGS -答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか-」を読みました。


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タイトル通り、厳しい状況の連続が書きつづられています。

1冊の内容じゃないですね。3冊分ぐらいの価値はありますね。

興味深い状況がてんこ盛りだったのですが、個人的に興味深いところをいくつかピックアップしてみました。



人を正しく解雇する方法

1 自分の頭をしっかりさせる
2 実行を先送りしない
3 レイオフの理由を自分の中で明確にしておく
4 管理職を訓練する
5 全社員に説明する
6 みんなの前にいる


社内政治を抑えるテクニック

1 正しい野心を持った人材を採用する
2 厳格なルールづくりをする
  □実績評価と給与査定
  □会社組織のデザインと責任分野
  □昇進


リーダーに従いたくなる要因

■ビジョンをいきいきと描写できる能力
■正しい野心
■ビジョンを現実化する能力


フィードバックのスタイル

■威厳を持て
■正しい動機からフィードバックを与えよ
■個人攻撃をするな
■部下を同僚の前で笑いものにしてはならない
■フィードバックはひとつ覚えの型ではいけない
■単刀直入であれ



お買い得の1冊です。

2015/09/03

赤を身につけるとなぜもてるのか?

タルマ・ローベル先生の「赤を身につけるとなぜもてるのか?」を読みました。


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恋愛本ではありません(笑)。

タイトルが残念。この頃このような本のタイトルが多いですね。ほんとうにこの本が必要な人が手に取れないタイトルです。


この本は、大好きな社会心理学の本です。

とてもたくさんの研究結果が載っています。章の最後に研究結果をまとめてくれていますので助かります。


使えそうなものをピックアップしますと、・・・


第1章 温度

研究1
◎コーヒーを持たせたあと、ある人物の(A)の評価を
 させると・・・
・ホットコーヒーを持った人:Aは温かい人だ
・アイスコーヒーを持った人:Aは冷たい人だ


第2章 手触り

研究1
◎スーパーで試食を勧める販売員が客の腕に軽く
 触れると・・・
→客が試食を受け取り、商品を購入する割合が
 上がった


第5章 赤 その2

研究4
◎女性に男性(A)の写真を見せると・・・
→背景が赤色の写真を見せられた人は、他の
 写真を見せられた人よりも、Aを魅力的で
セクシーだと判断した
→背景ではなく、シャツの色で実験してみても、
 赤には同様の効果があった
→女性は、赤いシャツを着た男性の


第9章 浄め

研究2
◎過去の非倫理的な行為をパソコンで入力させた
 あと、ボランティアを募ると・・・
・入力後、除菌シートで手を拭かなかった人:
 七四%が協力を申し出た
・入力後、除菌シートで拭いた人と手を拭いた人:
 四一%しか協力しようとしなかった



心理学者と一緒に、どういうことをすると成約率が上がるか実験したいですね。