飯田史彦先生の「生きがいの本質 -私たちは、なぜ生きているのか-」を読みました。
久々に難しいタイトルです(笑)。
人間として生きることの目的・意義を考えるにあたって、2つの問いを立てています。
①生まれる前に「意識体」として存在する時には経験でき
なかったが、「肉体を持つ人間」としてこの物質世界に
生まれてきて、初めて経験できることは何だろうか?
②人間である限り、いつの時代のどの場所に生まれても、
避けることのできない苦悩は何だろうか?
この2つの問を突き詰めた仮説として、「死」を通じて学ぶために、「病気・ハンディキャップ」を通じて学ぶために、「人間関係」を通じて学ぶために生まれてきたとしています。
この「思い通りにならない」ことが物質世界が持つ最高の価値であり、たまに思い通りになったことに感謝することと言っています。
このように考えると、ものすごく楽に生きれると思います。
悩んでいる方は手に取ってみてはいかがでしょうか。
2018/01/26
全員で稼ぐ組織
森田直行氏の「全員で稼ぐ組織 -JALを再生させた「アメーバ経営」の教科書-」を読みました。
昔からアメーバ経営にものすごく興味があります。
今まで読んだ本の中で、この本は一番詳しくアメーバ経営のことが書いてあります。
組織を5~10人の小集団に分けるということ、非採算部門はアメーバ経営をやらないこと、時間当たりの採算で計算することなどなど。
アメーバ経営の三つの特徴
1.非常に小さな組織で独立採算
2.収支決算は「時間当り採算」
3.タイムリーで正確な経営情報
小さな単位で独立採算を行うので、収支や効率化に一人人がこだわるようにあるだろうなと思いながら読んでいました。
非採算部門の効率化、採算意識のために非採算部門もアメーバ経営を導入すると、なお興味深いと思います。
稲盛経営12カ条
第1条 事業の目的、意義を明確にする
第2条 具体的な目標を立てる
第3条 強烈な願望を心に抱く
第4条 誰にも負けない努力をする
第5条 売り上げを最大限に伸ばし、経費を最小限に
抑える
第6条 値決めは経営
第7条 経営は強い意志で決まる
第8条 燃える闘魂
第9条 勇気をもって事に当たる
第10条 常に創造的な仕事をする
第11条 思いやりの心で誠実に
第12条 常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて
素直な心で
六つの精進
1.誰にも負けない努力をする
2.謙虚にして驕らず
3.反省のある毎日を送る
4.生きていることに感謝をする
5.善行、利他行を積む
6.感性的な悩みをしない
JAL(の再建)は無理かなと、当時は思っていましたが、稲盛さん、アメーバ経営はすごいです。
昔からアメーバ経営にものすごく興味があります。
今まで読んだ本の中で、この本は一番詳しくアメーバ経営のことが書いてあります。
組織を5~10人の小集団に分けるということ、非採算部門はアメーバ経営をやらないこと、時間当たりの採算で計算することなどなど。
アメーバ経営の三つの特徴
1.非常に小さな組織で独立採算
2.収支決算は「時間当り採算」
3.タイムリーで正確な経営情報
小さな単位で独立採算を行うので、収支や効率化に一人人がこだわるようにあるだろうなと思いながら読んでいました。
非採算部門の効率化、採算意識のために非採算部門もアメーバ経営を導入すると、なお興味深いと思います。
稲盛経営12カ条
第1条 事業の目的、意義を明確にする
第2条 具体的な目標を立てる
第3条 強烈な願望を心に抱く
第4条 誰にも負けない努力をする
第5条 売り上げを最大限に伸ばし、経費を最小限に
抑える
第6条 値決めは経営
第7条 経営は強い意志で決まる
第8条 燃える闘魂
第9条 勇気をもって事に当たる
第10条 常に創造的な仕事をする
第11条 思いやりの心で誠実に
第12条 常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて
素直な心で
六つの精進
1.誰にも負けない努力をする
2.謙虚にして驕らず
3.反省のある毎日を送る
4.生きていることに感謝をする
5.善行、利他行を積む
6.感性的な悩みをしない
JAL(の再建)は無理かなと、当時は思っていましたが、稲盛さん、アメーバ経営はすごいです。
2018/01/25
生命保険のありえない裏ワザ
松木祐司氏の「生命保険のありえない裏ワザ」を読みました。
久々の本業に直結する本です(笑)。
この本は、生命保険の「出口」(保険金や解約返戻金の支払い時のこと)の裏ワザについて書かれています。
著者が書いている通り、出口に着目した本はなかったと思います。
この本を読むと、生命保険はネットではなく、誰から入るかが非常に重要ということがわかります。
少々高くても「出口」のことに詳しい、実際に何かあったときにサポートしてもらえるセールスパーソンから加入することが重要です。
変換、延長、短縮、契約者貸付、自動振替貸付など、ベテランのソリシターには常識かもしれませんが、念のため確認しておいた方がいいかもしれません。
後半はネタ切れのようで、裏ワザでないことが書かれています(笑)。
久々の本業に直結する本です(笑)。
この本は、生命保険の「出口」(保険金や解約返戻金の支払い時のこと)の裏ワザについて書かれています。
著者が書いている通り、出口に着目した本はなかったと思います。
この本を読むと、生命保険はネットではなく、誰から入るかが非常に重要ということがわかります。
少々高くても「出口」のことに詳しい、実際に何かあったときにサポートしてもらえるセールスパーソンから加入することが重要です。
変換、延長、短縮、契約者貸付、自動振替貸付など、ベテランのソリシターには常識かもしれませんが、念のため確認しておいた方がいいかもしれません。
後半はネタ切れのようで、裏ワザでないことが書かれています(笑)。
2018/01/24
1分間メンタリング
ケン・ブランチャード、クレア・ディアス=オーティスの「1分間メンタリング -進化を引き起こす6つの鍵-」を読みました。
久々の1分間シリーズです。
テーマは「メンタリング」。
女性活躍推進などで注目を浴びてきているのではないでしょうか。
6つの鍵は以下です。
第1の鍵 ミッションを定める
第2の鍵 絆を深める
第3の鍵 人脈を広げる
第4の鍵 信頼を築く
第5の鍵 チャンスをわかち合う
第6の鍵 振り返り、新たにする
上記の頭文字をとって、「MENTOR」モデルと言っています。
Mission
Engagement
Network
Trust
Opportunity
Review and Renewal
この本で印象に残ったのは、メンティーだけではなく、メンターにも効果があるというところです。
逆に、メンターのためにやっている会社もあるのではないかと思ってしまいました。
役員や部長級に研修を行うのは難しいでしょうから、メンターに選んで、役員や部長の成長を促すために使っている、メンティーの成長は二の次だったりして・・・
なんて考えてしまいました。
他の1分間シリーズ同様簡単に読める仕上がりになっています。
久々の1分間シリーズです。
テーマは「メンタリング」。
女性活躍推進などで注目を浴びてきているのではないでしょうか。
6つの鍵は以下です。
第1の鍵 ミッションを定める
第2の鍵 絆を深める
第3の鍵 人脈を広げる
第4の鍵 信頼を築く
第5の鍵 チャンスをわかち合う
第6の鍵 振り返り、新たにする
上記の頭文字をとって、「MENTOR」モデルと言っています。
Mission
Engagement
Network
Trust
Opportunity
Review and Renewal
この本で印象に残ったのは、メンティーだけではなく、メンターにも効果があるというところです。
逆に、メンターのためにやっている会社もあるのではないかと思ってしまいました。
役員や部長級に研修を行うのは難しいでしょうから、メンターに選んで、役員や部長の成長を促すために使っている、メンティーの成長は二の次だったりして・・・
なんて考えてしまいました。
他の1分間シリーズ同様簡単に読める仕上がりになっています。
2018/01/23
組織は変われるか
加藤雅則氏の「組織は変われるか -経営トップから始まる「組織開発」-」を読みました。
今年まだ始まったばかりですが、今年No.1になるかもしれません。
英治出版またやってくれました。
以前、著者の話を聞いたことがあります。
こんなワークショップをやっている人がいるんだと衝撃を受けました。
それで、前作を期待して読みましたが、聞いた話が文章に落とし込まれてないなあという印象でした。
今年まだ始まったばかりですが、今年No.1になるかもしれません。
英治出版またやってくれました。
以前、著者の話を聞いたことがあります。
こんなワークショップをやっている人がいるんだと衝撃を受けました。
それで、前作を期待して読みましたが、聞いた話が文章に落とし込まれてないなあという印象でした。
この本は、話を聞いた時の衝撃を思い出させてくれました。
「私が考える組織開発とは、「平時の組織改革」である。「業績は好調」だが「組織は低調」という状況で、より効果を発揮する」
この本の面白さというか、著者のやっていることの素晴らしさは上記にあると思います。
危機的状況に直面しないと組織改革はできないという人も多いですが、平時にそれをやるっているということです。
さらにいいのが、どうやってやっているかということが、細かく手に取るようにわかるように書かれています。
これだけ具体的に書かれている本を初めて読みました。
ぜひいろんな人に読んでほしい本です。
2018/01/15
そもそも解決すべきは本当にその問題なのか
今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のひとつです。
すぐに答えを求めてしまう私にとって、重い問いです。
有名な例から始まっています。
「エレベータがなかなか来ない」
↓
「エレベーターの速度を上げる」
「新しいエレベーターを設置する」
・
・
・
ではなく、
「エレベーターがなかなか来なくて、イライラする」
↓
「エレベーターの横に鏡を取り付ける」
ここでは、「問題のリフレーミング」という言葉を使っています。
答えにすぐに飛びつくのではなく、問題の本質をしっかり考えることが重要です。
私のためにやり方をまとめてくれています(笑)。
有効なリフレーミングを行う7つのステップ
1.正統性を示す
2.第三者を話し合いに同席させる
3.問題の定義を書き出させる
4.何が抜け落ちているかを尋ねる
5.複数のカテゴリーを検討する
6.よい意味での例外を分析する
7.目的を問い直す
すぐに答えを求めてしまう私にとって、重い問いです。
有名な例から始まっています。
「エレベータがなかなか来ない」
↓
「エレベーターの速度を上げる」
「新しいエレベーターを設置する」
・
・
・
ではなく、
「エレベーターがなかなか来なくて、イライラする」
↓
「エレベーターの横に鏡を取り付ける」
ここでは、「問題のリフレーミング」という言葉を使っています。
答えにすぐに飛びつくのではなく、問題の本質をしっかり考えることが重要です。
私のためにやり方をまとめてくれています(笑)。
有効なリフレーミングを行う7つのステップ
1.正統性を示す
2.第三者を話し合いに同席させる
3.問題の定義を書き出させる
4.何が抜け落ちているかを尋ねる
5.複数のカテゴリーを検討する
6.よい意味での例外を分析する
7.目的を問い直す
これが終わってはじめて、プロトタイピングですね。
2018/01/12
プロフェッショナル・プレゼンテーション
土井哲氏、高橋俊介氏の「プロフェッショナル・プレゼンテーション」を読みました。
今年最初の本は、基本の基本です。
ロジカルシンキングを使ったプレゼンテーションの基本が書かれています。
複雑で答えがないといわれている時代で要素を分解してロジカルに物事を見ていくだけではうまくいきませんが、ロジカルシンキングをしっかり理解したうえで、システム全体を見る必要があると、改めて感じました。
私の隣に座っている若手が来週のプレゼンのスライド作成とプレゼンテーションに頭を悩ませています(笑)。
お手製の資料を作ってはいけない時代になり、ソリシターがパワーポイントをでスライドを作成する機会も激減し、私の周りではプレゼンテーションを学ぶ機会、練習する機会もありませんので、仕方ないというかかわいそうになりました。
この本は、そのような若手にぴったりの本です。
アマゾンで中古本が1円ですので、勧めてあげようと思います。
今年最初の本は、基本の基本です。
ロジカルシンキングを使ったプレゼンテーションの基本が書かれています。
複雑で答えがないといわれている時代で要素を分解してロジカルに物事を見ていくだけではうまくいきませんが、ロジカルシンキングをしっかり理解したうえで、システム全体を見る必要があると、改めて感じました。
私の隣に座っている若手が来週のプレゼンのスライド作成とプレゼンテーションに頭を悩ませています(笑)。
お手製の資料を作ってはいけない時代になり、ソリシターがパワーポイントをでスライドを作成する機会も激減し、私の周りではプレゼンテーションを学ぶ機会、練習する機会もありませんので、仕方ないというかかわいそうになりました。
この本は、そのような若手にぴったりの本です。
アマゾンで中古本が1円ですので、勧めてあげようと思います。
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