杉山尚子氏の「行動分析入門」を読みました。
https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=kon418-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4087203077&ref=qf_sp_asin_til&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr
好きなタイトルです。
行動随伴性がベースとなって書かれています。
行動随伴性とは、行動の原因を分析する枠組みで、行動とその直後の状況の変化との関係のことです。
本書ではマトリクスで書かれていますが、好子・嫌子、出現・消失の4つの随伴性があります。
好子(こうし)出現の強化:
行動の直後に好子が出現すると、その行動は将来繰り返される
嫌子(けんし)消失の強化:
行動の直後に嫌子が消失すると、その行動は将来繰り返される
嫌子(こうし)出現の弱化:
行動の直後に嫌子が出現すると、その行動は将来しなくなる
好子(けんし)消失の弱化:
行動の直後に好子が消失すると、その行動は将来しなくなる
直前→行動→直後
インプット→行動→アウトプットと言ってもいいと思いますが、このように行動を見ていくと、無理なこじつけはなくなりますね。
2016/08/28
組織の罠
クリス・アージリスの「組織の罠 -人間行動の現実-」を読みました。
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人は言ってることとやってることが違うことが良くあります。
会社の中では、「やれー!俺はやらないけど。」みたいなのは日常茶飯事です(笑)。
モデルⅠ:防衛的思考
1.一方的に統制せよ
2.勝て負けるな
3.弱気は見せるな
4.合理的に振る舞え
モデルⅡ:建設的思考
1.根拠の確かな情報を集めよ
2.十分な情報のもとで選択せよ
3.誤りを発見し修正するよう常に監視せよ
人はモデルⅡを標榜しながら、実際の行動はモデルⅠになっています。これを著者は「罠」と言っています。どの学者もこのことに触れていないと痛烈に批判しています。
この「罠」から抜け出す方法を具体的に書いてくれはいませんが、モデルⅠとモデルⅡがあることを認識すること、モデルⅠなのかモデルⅡなのかを対話すること、防衛的思考を排除する仕組みをつくることをしないといつまで経っても何も変わらない気がします。
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人は言ってることとやってることが違うことが良くあります。
会社の中では、「やれー!俺はやらないけど。」みたいなのは日常茶飯事です(笑)。
モデルⅠ:防衛的思考
1.一方的に統制せよ
2.勝て負けるな
3.弱気は見せるな
4.合理的に振る舞え
モデルⅡ:建設的思考
1.根拠の確かな情報を集めよ
2.十分な情報のもとで選択せよ
3.誤りを発見し修正するよう常に監視せよ
人はモデルⅡを標榜しながら、実際の行動はモデルⅠになっています。これを著者は「罠」と言っています。どの学者もこのことに触れていないと痛烈に批判しています。
この「罠」から抜け出す方法を具体的に書いてくれはいませんが、モデルⅠとモデルⅡがあることを認識すること、モデルⅠなのかモデルⅡなのかを対話すること、防衛的思考を排除する仕組みをつくることをしないといつまで経っても何も変わらない気がします。
2016/08/18
大企業のジレンマ回避
今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のタイトルの一つです。
https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=kon418-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B01HIP2NAO&ref=qf_sp_asin_til&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr
今月号は、クリステンセンの「イノベーションのジレンマ」の特集です。
20年以上前に発表された輪ですが、色あせないですね。
タイトルの論文はマイクロソフトの樋口会長が書いています。
マイクロソフトとパナソニックの例を挙げて、破壊的イノベーションが起こらない理由を3つ挙げています。
1.株主のプレッシャー
2.新製品開発使命
3.組織のタコツボ(サイロ)化
もちろん、対策も書いていて、
1.秘密の組織をつくる
2.評価のバランスを変える
3.ダイバーシティ
日本の大企業(タコツボ企業)では、1と3も難しい気がするので、ジリ貧(保有契約高の低下)になりますね。
https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=kon418-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B01HIP2NAO&ref=qf_sp_asin_til&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr
今月号は、クリステンセンの「イノベーションのジレンマ」の特集です。
20年以上前に発表された輪ですが、色あせないですね。
タイトルの論文はマイクロソフトの樋口会長が書いています。
マイクロソフトとパナソニックの例を挙げて、破壊的イノベーションが起こらない理由を3つ挙げています。
1.株主のプレッシャー
2.新製品開発使命
3.組織のタコツボ(サイロ)化
もちろん、対策も書いていて、
1.秘密の組織をつくる
2.評価のバランスを変える
3.ダイバーシティ
日本の大企業(タコツボ企業)では、1と3も難しい気がするので、ジリ貧(保有契約高の低下)になりますね。
2016/08/13
TED TALKS
クリス・アンダーソンの「TED TALKS -スーパープレゼンを学ぶTED公式ガイド-」を読みました。
https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=kon418-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4822251659&ref=qf_sp_asin_til&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr
TEDは今NHKで「スーパープレゼンテーション」という名前で放送されているので、観ている人も多いと思います。
TEDの代表がプレゼンの極意を書いています。
「まずいちばん大切なのは、わかりやすいことだ」
「演劇や映画や小説の分析に使われる言葉がある。スルーラインだ。つまり、一つひとつの物語の要素をひとつにまとめる、一貫したテーマのことだ。どんなトークにも、このスルーラインが必要になる」
ストーリーを語るときの4つの大切なこと
・観客が共感できるような登場人物を主人公にすること
・好奇心、社会的な関心、実際の危険を通して緊張を
盛り上げること
・適度な量のディテールを盛り込むこと
・最後に笑いや感動や驚きできちんと締めくくること
優れたビジュアルに共通の要素
・表に出す力
・説明する力
・目で楽しませる力
TEDのようなプレゼンをする機会はないと思いますが、人前で話すことのある人には参考になることがてんこ盛りです。
是非読んでほしい1冊です。
https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=kon418-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4822251659&ref=qf_sp_asin_til&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr
TEDは今NHKで「スーパープレゼンテーション」という名前で放送されているので、観ている人も多いと思います。
TEDの代表がプレゼンの極意を書いています。
「まずいちばん大切なのは、わかりやすいことだ」
「演劇や映画や小説の分析に使われる言葉がある。スルーラインだ。つまり、一つひとつの物語の要素をひとつにまとめる、一貫したテーマのことだ。どんなトークにも、このスルーラインが必要になる」
ストーリーを語るときの4つの大切なこと
・観客が共感できるような登場人物を主人公にすること
・好奇心、社会的な関心、実際の危険を通して緊張を
盛り上げること
・適度な量のディテールを盛り込むこと
・最後に笑いや感動や驚きできちんと締めくくること
優れたビジュアルに共通の要素
・表に出す力
・説明する力
・目で楽しませる力
TEDのようなプレゼンをする機会はないと思いますが、人前で話すことのある人には参考になることがてんこ盛りです。
是非読んでほしい1冊です。
2016/08/11
「ネガティブな感情」の魔法
ブレネー・ブラウンの「「ネガティブな感情」の魔法」を読みました。
https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=kon418-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4837957455&ref=qf_sp_asin_til&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr
今ブレネー・ブラウンがマイブームになっています(笑)。
先日の「本当の勇気は「弱さ」を認めること」よりも読みやすく書かれいています。
https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=kon418-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4763133004&ref=qf_sp_asin_til&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr
この本では10の魔法のルールが紹介されています。
1 「人がどう思うか」より「自分はどうしたいか」
2 「完璧主義」は捨てていい
3 「変化」をおそれない
4 「ありがとうのパワー」を手にする
5 チャンスをつかむ「直感」を鍛える
6 他人とのこんな比較をしない
7 大胆に「遊び」、堂々と「休む」
8 「ぶれない自分」を手に入れる
9 「ToDoリスト」なんかゴミ箱行き!
10 もっと「熱く」なっていい
人生の足を引っ張る感情
「羞恥心」
「恐怖」
「弱さ」
恥の感情は打ち明けないと大きくなります。逆に誰かに話せば消えていきます。
できない自分を受け入れる、自分の気持ちを大切にする、ありのままの自分を愛するということなど、日ごろの仕事ではできていないことを痛感させられます。
疲れている方は、ぜひ夏休みに読んでほしい1冊です。
https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=kon418-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4837957455&ref=qf_sp_asin_til&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr
今ブレネー・ブラウンがマイブームになっています(笑)。
先日の「本当の勇気は「弱さ」を認めること」よりも読みやすく書かれいています。
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この本では10の魔法のルールが紹介されています。
1 「人がどう思うか」より「自分はどうしたいか」
2 「完璧主義」は捨てていい
3 「変化」をおそれない
4 「ありがとうのパワー」を手にする
5 チャンスをつかむ「直感」を鍛える
6 他人とのこんな比較をしない
7 大胆に「遊び」、堂々と「休む」
8 「ぶれない自分」を手に入れる
9 「ToDoリスト」なんかゴミ箱行き!
10 もっと「熱く」なっていい
人生の足を引っ張る感情
「羞恥心」
「恐怖」
「弱さ」
恥の感情は打ち明けないと大きくなります。逆に誰かに話せば消えていきます。
できない自分を受け入れる、自分の気持ちを大切にする、ありのままの自分を愛するということなど、日ごろの仕事ではできていないことを痛感させられます。
疲れている方は、ぜひ夏休みに読んでほしい1冊です。
2016/08/10
ハーバードの心理学講義
ブライアン・R・リトルの「自分の価値を最大にする ハーバードの心理学講義」を読みました。
https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=kon418-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4479795316&ref=qf_sp_asin_til&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr
この本はパーソナリティ特性について書かれています。
パーソナリティ診断の質問がたくさん紹介されていて、占いより面白いです。
主要五因子(ビックファイブモデル)をベースに話が進められています。
五因子とは、
・誠実性
・協調性
・情緒安定性
・開放性
・外向性
です。
どの項目のスコアが高ければいいというわけではなく、メリデメがあります。
誠実性でいうと、スコアが高い人は勉強の成績がいいし、長寿にあることがわかっているそうです。逆に低い人は、変化が激しくこんとんとした環境は苦手です。
パーソナリティは固定されているものではありませんし、場面場面で使いわけていることもあると思います。
疲れたときのために、回復方法も書いてあります。
自分を知る、自分とうまく付き合っていく、相手のパーソナリティを理解するなど、非常に役立つ本だと思います。
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この本はパーソナリティ特性について書かれています。
パーソナリティ診断の質問がたくさん紹介されていて、占いより面白いです。
主要五因子(ビックファイブモデル)をベースに話が進められています。
五因子とは、
・誠実性
・協調性
・情緒安定性
・開放性
・外向性
です。
どの項目のスコアが高ければいいというわけではなく、メリデメがあります。
誠実性でいうと、スコアが高い人は勉強の成績がいいし、長寿にあることがわかっているそうです。逆に低い人は、変化が激しくこんとんとした環境は苦手です。
パーソナリティは固定されているものではありませんし、場面場面で使いわけていることもあると思います。
疲れたときのために、回復方法も書いてあります。
自分を知る、自分とうまく付き合っていく、相手のパーソナリティを理解するなど、非常に役立つ本だと思います。
2016/08/09
確率思考の戦略論
森岡毅氏、今西聖貴氏の「確率思考の戦略論 -USJでも実証された数学マーケティングの力-」を読みました。
https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=kon418-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4041041422&ref=qf_sp_asin_til&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr
USJのCMOがUSJをV字回復させたマーケティングを裏付けを書いています。
マーケティングは全く疎いので、難しい数式はさっぱりわかりませんが、V字回復(64打数63安打)がまぐれではなく、計算されて尽くされていことがよくわかり、興味深いです。
戦略の3つの焦点
1)自社のプレファレンスを高める
2)認知を高める
3)配荷を高める
プレファレンスとは、消費者の好意度でブラインドエクイティ、価格、製品パフォーマンスで決まります。
P&GとUSJという全く異なるビジネスで、ヒットを打つというのはマーケティングの力恐るべしです。
生命保険の場合、どのようにプレファレンスを高めていけばいいのか全くわかりません(笑)。
また、上記の3つの焦点でいいのかもわかりません。
以前にも書きましたが、保険会社もマーケティングをしないといけないと思いますし、CMの効果測定もしないといけないと思います。
https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=kon418-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4041041422&ref=qf_sp_asin_til&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr
USJのCMOがUSJをV字回復させたマーケティングを裏付けを書いています。
マーケティングは全く疎いので、難しい数式はさっぱりわかりませんが、V字回復(64打数63安打)がまぐれではなく、計算されて尽くされていことがよくわかり、興味深いです。
戦略の3つの焦点
1)自社のプレファレンスを高める
2)認知を高める
3)配荷を高める
プレファレンスとは、消費者の好意度でブラインドエクイティ、価格、製品パフォーマンスで決まります。
P&GとUSJという全く異なるビジネスで、ヒットを打つというのはマーケティングの力恐るべしです。
生命保険の場合、どのようにプレファレンスを高めていけばいいのか全くわかりません(笑)。
また、上記の3つの焦点でいいのかもわかりません。
以前にも書きましたが、保険会社もマーケティングをしないといけないと思いますし、CMの効果測定もしないといけないと思います。
2016/08/02
本当の勇気は「弱さ」を認めること
ブレネー・ブラウンの「本当の勇気は「弱さ」を認めること」を読みました。
https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=kon418-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4763133004&ref=qf_sp_asin_til&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr
掘り出し物、今年一です。
この本は、ヴァルネラビリティ(Vulnerability)、もろさや傷つく可能性のある状態がテーマです。
「恥をかかせることは、人が道を踏みはずすのを防ぐ手段になると考えている。「ちょっと恥をかいたほうが、次から行動に気をつける」と。しかし、その考え方は間違いであるばかりか危険だ」
「偽りのない生き方とは、自己肯定感に立って人生に深く関わることである」
「偽りのない心の中心には、ヴァルネラビリティと自己肯定感がある。確実なものがなく、もろさをさらし、感情的リスクを負いながらも、私はこれでよいと思えることである」
「欠乏感に対抗できるのは、豊かさではない。むしろ豊かさと欠乏はコインの裏と表だ。「足ることを知らない」欠乏感の対極にあるのは、充足感であり、「偽りのない心」なのだ」
傷つきたくない、恥ずかしい思いをしたくない、称賛されたいなど気づかないところで、これらに占領されていることに気づきました。
また、知らず知らずのうちに、人に恥ずかしい思いをさせたりしてることも気づかされました。
上記以外にも抜粋したいところがてんこ盛りです。
超おススメの1冊です。
https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=kon418-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4763133004&ref=qf_sp_asin_til&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr
掘り出し物、今年一です。
この本は、ヴァルネラビリティ(Vulnerability)、もろさや傷つく可能性のある状態がテーマです。
「恥をかかせることは、人が道を踏みはずすのを防ぐ手段になると考えている。「ちょっと恥をかいたほうが、次から行動に気をつける」と。しかし、その考え方は間違いであるばかりか危険だ」
「偽りのない生き方とは、自己肯定感に立って人生に深く関わることである」
「偽りのない心の中心には、ヴァルネラビリティと自己肯定感がある。確実なものがなく、もろさをさらし、感情的リスクを負いながらも、私はこれでよいと思えることである」
「欠乏感に対抗できるのは、豊かさではない。むしろ豊かさと欠乏はコインの裏と表だ。「足ることを知らない」欠乏感の対極にあるのは、充足感であり、「偽りのない心」なのだ」
傷つきたくない、恥ずかしい思いをしたくない、称賛されたいなど気づかないところで、これらに占領されていることに気づきました。
また、知らず知らずのうちに、人に恥ずかしい思いをさせたりしてることも気づかされました。
上記以外にも抜粋したいところがてんこ盛りです。
超おススメの1冊です。
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