クリス・アージリスの「組織の罠 -人間行動の現実-」を読みました。
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人は言ってることとやってることが違うことが良くあります。
会社の中では、「やれー!俺はやらないけど。」みたいなのは日常茶飯事です(笑)。
モデルⅠ:防衛的思考
1.一方的に統制せよ
2.勝て負けるな
3.弱気は見せるな
4.合理的に振る舞え
モデルⅡ:建設的思考
1.根拠の確かな情報を集めよ
2.十分な情報のもとで選択せよ
3.誤りを発見し修正するよう常に監視せよ
人はモデルⅡを標榜しながら、実際の行動はモデルⅠになっています。これを著者は「罠」と言っています。どの学者もこのことに触れていないと痛烈に批判しています。
この「罠」から抜け出す方法を具体的に書いてくれはいませんが、モデルⅠとモデルⅡがあることを認識すること、モデルⅠなのかモデルⅡなのかを対話すること、防衛的思考を排除する仕組みをつくることをしないといつまで経っても何も変わらない気がします。
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