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2016/05/31

下り坂をそろそろと下る

平田オリザ先生の「下り坂をそろそろと下る」を読みました。


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「下り坂を下る」ということは必ずいつか考えないといけないことです。

会社でいうと、平社員から主任、副長、課長、部長、執行役員・・・

諸先輩方が下る姿を見て、いつかは自分の番になります。


日本でいうと、高度成長期から成熟社会となり、大昔のような成長はないでしょう。

以前、映画「降りてゆく生き方」を観ましたが、その時も考えさせられました。


http://www.nippon-p.org/mov.html



この本は、下る寂しさの根底にあるものは何かを探す旅です。

2016/05/30

こんな時代でも伸び続ける「営業マンの秘訣」

トム・ホプキンスの「こんな時代でも伸び続ける「営業マンの秘訣」」を読みました。


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古本市でとても安かったので、買いました(笑)。

アマゾンでは中古は1円みたいですね。

1円なら即買いだと思います(笑)。私は200円で買いましたが、私が買った金額でもお買い得です。


タイトルでは、不況だから、飽和状態だからというニュアンスを感じますが、いつ読んでも参考になります。

著者は不動産出身ですが、保険でも役に立ちます。本にかなり多くのチェックを入れました。



営業とはサービス、つまり相手に尽くすことなのだ

「常に前進しつづけるには、自分の時間の五パーセントを勉強のためにあてることをおすすめしたい」

自分はほかの人から一緒に仕事をしたい人物と思われているか、いつも自問しつづけよう

「営業は、こちらが売りたいものを売る仕事ではない。究極的には相手がほしいものを売る仕事なのだ」

営業とは、感情を扱うビジネスである。人々は物事を合理的にかつ論理的に決めると思っているが、実際に決断を左右するのは感情である

営業で成功するかどうかは、相手に自分を気に入ってもらい、信頼してもらい、あなたの話を聞きたいと思わせることができるかどうかにかかっている



名言がたくさんあります。

センテンスだけでは分かりにくい部分もあると思いますので、是非読んでみてください。





2016/05/22

最高のリーダーは何もしない

藤沢久美氏の「最高のリーダーは何もしない -内向型人間が最高のチームをつくる-」を読みました。


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もちろん、最高のリーダーは、何もしてないわけではなくて、何もしていないように見えるということです。

サブタイトルの「内向型人間」は流行りなので付けたのでしょうが、そのような本ではないです(笑)。

著者は企業のリーダーをインタビューする番組をしているらしく、タイトルはイマイチですが、本はおもしろいです。


この本は、6つのテーマ(発想転換)で書かれています。


1.「人を動かす」から「人が動く」へ
2.「やるべきこと」から「やりたいこと」へ
3.「命令を伝える」から「物語を伝える」へ
4.「全員味方」から「全員中立」へ
5.「チームの最前線」から「チームの最後尾」へ
6.「きれいごと〈も〉」から「きれいごと〈で〉」へ


どれも目新しくはないかもしれませんが、私の周りでは前者ばかりで、なかなか後者が実践されていないと思います。

2016/05/17

会社の中はジレンマだらけ

本間浩輔氏、中原淳先生の「会社の中はジレンマだらけ -現場マネジャー「決断」のトレーニング-」を読みました。


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「なぜマネジャーに”現場仕事”が増えるのか」

「なぜ産休社員への人員補充がないのか」

「なぜ「働かないおじさん」の給料が高いのか」

「なぜ新規事業のハシゴはすぐ外されるのか」

「なぜ転職すると給料が下がるのか」


上記の5つのジレンマについて、二人の対談形式で書かれています。

どれもよくある話ですね。

個人的にはどれもジレンマを感じませんが、対談はどのテーマもおもしろいです。特に、ヤフーの陣に担当役員の本間さんの話は、軟らかい口調なのですが、ズバズバ書かれています。



随分前に中原先生のブログでジレンマを募集していましたが、やっと形になったという感じです。


2016/05/15

ファシリテーション・ベーシックス

堀公俊氏の「ファシリテーション・ベーシックス -組織のパワーを引き出す技法-」を読みました。


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シリーズ第7弾で、初の単著ですね。

第2弾の「チーム・ビルディング」はワークショップを開催する前に辞書代わりに会社の引き出しに入れていたのですが、この本も辞書代わりになりそうです。


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コーチングもそうなんですが、ファシリテーションも「問いかけ」が極めて重要です。

ひとつの「問いかけ」が深い気づきを与えたり、場に大きな影響を与えます。

それはわかっていても、どのように「問いかけ」をしていいかわかりません。

私は上手いファシリテーターの「問いかけ」をメモしたこともありますが、数を集めるのにものすごい時間と労力がかかります。

この本は、ファシリテーターの「問いかけ」を中心に構成されています。


ベーシックとありますが、初心者だけでなく、中級者にも参考になると思います。

2016/05/14

単純な脳、複雑なデータ

今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のタイトルの1つです。


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論文の著者は、東京大学の池谷先生です。

今月号のテーマは「心を動かすデジタルマーケティング」です。後半の「デジタルマーケティング」のところはおいておいて、前半の「心を動かす」という部分で、この池谷先生の論文は、生保セールスにとって必読だと思います。



「脳は相関が強い時に、勝手に因果関係があると解釈してしまう。人が因果関係を求めたがるのは、因果を求める生き物が生存に有利になるからだ。ジャングルを歩いて茨のとげを踏んだ生き物が、ただ痛がっていているだけでは進歩がない。なぜ痛いのかというストーリーが必要になる。茨の生えた道を歩いたから踏んでしまい、痛くて血が出た。こうしたストーリーをつくって因果関係を推定した生き物だけが、それを学習して避けることができるようになる」



例話から因果関係を推測し、解釈してくれる。それは人間の本能のようなものということだと解釈しました。



「同じ餌でも、労働せずに得た餌よりも、労働することで得た餌のほうに価値があると考えるのだ。この性質をコントラフリー・ローディングという。あらゆる種に見られる普遍的な特性だ。サルや犬はもちろん、鳥や魚にも見られる。人間も同じだ。(中略)人が「自分の意思で行動した」という強い幻覚の中を生きているのは自明である」



一方的に説明するのではなく、相手に(労働させ)気づかせるということが重要だと解釈しました。


脳科学をベースにしたセールストレーニングというのは、聞いたことありません。脳科学ももっと取り入れられるようになるかもしれないですね。


2016/05/08

アクティブトランジション

舘野泰一先生編著の「アクティブトランジション -働くためのウォーミングアップ-」を読みました。


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大学生、大学教員、企業の採用担当者のために書かれた本です。

前半が就職前の大学生向けのワークショップ、後半が研究論文になっています。

前半の3つのワークショップは丁寧に解説されていて、非常に分かりやすいですし、面白いワークショップです。

後半は、大学生、就職活動生、新社会人についての研究で、私の部署にも新入社員が配属されているので参考になります。



「大学生活が充実している学生は、入社後にプロアクティブ行動を行っていることが明らかになった」


「プロアクティブ行動の平均値が高いものとしては、「インターンシップ」「共通の趣味・興味による友人の集まり」「市民活動、社会活動」「NPO」などであった。一方、平均値が低いのは、「インターネットを通じて知り合った友人の集まり」「授業で知り合った友人の集まり」などであった」


「内定者を対象とした集合研修が組織参入直後のリアリティ・ショックを媒介し、入社1年後までの離職意思を抑制することが明らかになった」



人事の人は必読だと思います。

2016/05/05

幸せになる勇気

岸見一郎氏、古賀史健氏の「幸せになる勇気 -自己啓発の源流「アドラー」の教えⅡ-」を読みました。


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大ベストセラー「嫌われる勇気」の第2弾です。


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本作も、哲人と(学校の先生となった)青年の会話形式で話が展開していきます。今回は、アドラー心理学の疑問を全部哲人にぶちまけている感じです。



役割として「教える側」に立っている人間が、「教えられる側」に立つ人間のことを敬う


「われわれに必要なのは、「他者の目で見て、他者の耳で聞き、他者の心で感じること」だと」

「教育者に求められるのは、問題行動を起こす「個人」に目を向けることではなく、問題行動が起きる「共同体」に目を向けることです」


他者のことを「信頼」できるか否かは、他者のことを尊敬できるか否かにかかっています




ソリシターも多かれ少なかれ「教える」ということがあると思います。

上記の文章には考えさせられました。

2016/05/01

「儲け」のネタ大全

岩波貴士氏の「そんな仕組みがあったのか! 「儲け」のネタ大全」を読みました。


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この本は安い。400ページ近くありますが、たったの1,000円。

内容も超面白い。


いろんな業種の「儲けのネタ」が入っているので、すべて生命保険セールスで使えるわけではありませんが、使えないところも興味深いと思います。

ネタと言っても、マーケティングについてであったり、セールスについてであったり、守備範囲が広いです。



特に気になったところは・・・


ビジネスにおいて、話を進めやすくなるか否かは、相手の持つ「立場の認識」が大きく関係しています」


「営業をスムーズに運びたいと考えるなら、(中略)名刺から「営業部」の文字を外すべきです」

人が判断に迷うのは、そのミスにともなう「責任への恐怖」です。そのため、売る側は、買い手の抱く責任への恐怖を取り除くだけの「根拠」を提示する必要があります」


人間の欲求とは「理想と現状の隔たりの大きさ」と深い関係があります」



欲を言うと、理論的な解説があるといいんですけど・・・