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2016/01/30

資本主義に希望はある

フィリップ・コトラーの「資本主義に希望はある -私たちが直視すべき14の課題-」を読みました。


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資本主義について書かれた本が多くなっているような気がします。

これまでにも指摘されていることもあるような気がしますが、コトラーは資本主義の14の欠点を指摘して、それぞれについて解説しています。


資本主義の14の欠点

 1.資本主義は、根強く残る貧困の解決策をまったく、
  またはほとんど示せない。
 2.資本主義は、所得と資産の不平等を拡大させる。
 3.資本主義は、何十億人もの労働者に生活賃金を
  支払うことができない。
 4.資本主義は、自動化の進展に直面し、人間の
  仕事を十分に確保できなさそうである。
 5.資本主義は、企業活動による社会的費用の一部
  しか彼らに負担させない。
 6.資本主義は、規制がなければ環境および天然
  資源を搾取する。
 7.資本主義は、景気循環を生み出し、経済を不安定
  にする。
 8.資本主義は、個人主義と利己心を重視するため、
  共同体と共有資源を犠牲にする。
 9.資本主義は、消費者に多額の借金を促し、結果的
  に製造業主導型経済から金融主導型経済へシフト
  させる。
10.資本主義は、政治家と企業を一致団結させ、彼ら
  の利益のために大多数の市民の経済的利益を犠牲
  にする。
11.資本主義は、長期的な投資計画よりも短期的な
  利益計画にくみする。
12.資本主義は、製品の品質や安全性、広告の真実性、
  反競争的な行為に対する規制を必要とする。
13.資本主義は、GDPの成長だけを重視しがちになる。
14.資本主義は、市場の方程式に社会的価値と幸福を
  持ち込む必要がある。



一部は、アメリカだけじゃないの?と思うようなものもありますが、資本主義はいつまで続くのだろう、どうなっていくんだろうと考えさせられます。

2016/01/24

水平思考の世界

エドワード・デボノの「水平思考の世界 -固定観念がはずれる創造的思考法-」を読みました。


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水平思考と反対の言葉として垂直思考と言う言葉が書かれています。

垂直思考とは、従来の思考法で論理的思考法です。

穴掘りメタファーで以下のように書かれています。


垂直思考は同じ穴をより深く掘ることであり、水平思考はほかの場所でやり直すこと



水平思考の四つの見出し

1.支配的なアイデアを認識すること
2.さまざまなものの見方を探し求めること
3.垂直思考の強い支配から抜け出すこと
4.偶然の機会を活用すること



垂直思考はクリエイティブとは無縁であり、垂直思考だけでは限界があることはわかりますが。水平思考を習慣化するには、相当訓練が必要ですね。

2016/01/23

ハーバードの”正しい疑問”を持つ技術

ロバート・スティーヴン・カプランの「ハーバードの”正しい疑問”を持つ技術」を読みました。


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本質に関わること疑問を抱くこと

   ↓

「的を得るような疑問を抱くこと」
「定期的に物事から一歩距離を置いて疑問を抱く習慣を身につけること」


私の周りでいうと、ヒエラルキーが強く、疑問を持たずに「YES!」というシーンを多く見かけます(笑)。

当たり前のことなんですが、疑問を持つことの重要性を問うています。

そもそも疑問を持たない人は成長もスピードが極めて遅いと思います。



この本は、エグゼクティブ、シニアマネジメントやマネジャー向けに書かれていますので、ソリシターが読むとしっくりこないかもしれませんが、視座を高くして読まれることをお勧めします。

2016/01/21

私たちはどこまで資本主義に従うのか

ヘンリー・ミンツバーグの「私たちはどこまで資本主義に従うのか -市場経済には「第3の柱」が必要である-」を読みました。


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ミンツバーグ先生の最新刊です。

民間セクター(経済)、政府セクター(政治)以外の「第3の柱」として、多元セクター(社会)を提唱しています。

多元セクターとは、NGOや協同組合、大学などです。

現在は、民間セクターがものすごく力をもっているので、多元セクターが力をもつと、社会がバランス維持すると言っています。


私の周りでは、NPOの代表をしたり、ソーシャルなフィールドで活躍している人がたくさんいます。

ミンツバーグ先生が提唱する世界が近づいているのかもしれません。




2016/01/17

ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学

入山章栄先生の「ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学」を読みました。


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前作の今までのビジネス書になかった内容でしたが、今回も入山ワールド全開です(笑)。


「世界の経営学者はいま何を考えているのか」

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今回は、タイトルの通り、ビジネススクールでは学べない内容となっています。

というのも、ビジネススクールのテキストは、最先端の論文が反映されるわけではないようです。今も昔も「ポーター、ポーター、ポーター」らしいです。

それに、優れた研究の二軸は、「厳密性」と「知的に新しい」ということで、私たち一般ピープルには「厳密性」が読みづらい(笑)。

一般ピープにとっては、厳密性よりも、役に立つ(使いやすい)かどうかです。


この本を読むと、ビジネス書が楽しく読めるようになると思います。







2016/01/14

アドバイスの科学:与える技術・受ける技術

今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のタイトルのひとつです。


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今年は、私の周りも新人が多くなり、「アドバイス」は課題の一つです。

アドバイスされる側がたくさんいますし、アドバイスする側もたくさんいます。される側・する側双方に課題があることは分かってはいましたが、細かく参考になることがまとめられていました。

ちょっと長いですけど、自分のために記しておきます。



助言の各段階における留意点

第1段階  適任者を見つける

 助言を求める側
 ・強みが異なる多様な人々を載せた「助言者リスト」を、
  あらかじめ作成しておく。
 ・自分が求める助言の種類を見極める。
 ・現状のニーズに合う助言者を選ぶ(1人または複数)。

 助言を与える側
 ・自分は適任かどうかを判断する:力添えできるだけの
  時間、専門性、経験があるだろうか。
 ・自分以外にも適任者を見つけ出す。

第2段階  共通の理解を得る

 助言を求める側
 ・何に困っているかを過不足なく相手に伝える。
 ・都合の悪い事実から目を背けない。

 助言を与える側
 ・効果的な助言をするための環境づくり:十分な時間を
  取り、じゃまが入らず本題に集中できる場所を選ぶ
  ほか、プライバシーを確保する。
 ・判断を控え、相手の話を熱心に聞く。
 ・自由回答形式の質問をして広範な理解に達した後、
  詳細を掘り下げる。
 ・問題の全体像をつかんだら、どのような助言が必要か、
  相手と意見を擦り合わせる。

第3段階  複数の選択肢を抽出する

 助言を求める側
 ・選択肢の抽出に主体性に関わる。
 ・以下の諸点を理解するために質問を投げかける。
  ・各選択肢のコスト、便益、論拠
  ・助言内容の妥当性や適合性
  ・実行手法

 助言を与える側
 ・自分の役割は判断ではなく助言であると心得て、そう
  はっきり伝える。
 ・実行可能な選択肢をいくつも考えるよう、相手の背中を
  押す。
 ・助言の背景を成す論拠、経験、信条を説明する。

第4段階  選択肢を一つに絞る

 助言を求める側
 ・深く考えずに無批判に助言に従うことがないよう、気を
  つける。
 ・第2、第3の助言者に意見を求めることを検討する。
 ・複数の助言者の意見と自分の知見を結びつけて解決
  策を練る。

 助言を与える側
 ・拙速を避け、すべての選択肢を吟味して解決策を導き
  出す。
 ・話の途中で何度も間を置き、相手の反応を見る。
 ・さらなる説明や詳述が必要な時のために、自分の都合
  を伝えておく。

第5段階

 助言を求める側
 ・状況や環境の変化、軌道修正の必要性に注意を払って
  おく。
 ・取り組みや成果を報告し、必要ならさらに助言を講う。

 助言を与える側
 ・決断してその結果を引き受けるのは相手であることを
  念押しする。
 ・さらなる助言や後押しの用意があるなら、その気持ちを
  伝える。



今月号は、読みどころ満載でおススメです。
 
 

2016/01/11

エッシェンシャル版 イノベーションと企業家精神

P・F・ドラッカーの「エッシェンシャル版 イノベーションと企業家精神」を読みました。


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「もしドラ」の第2弾を買おうと思ったのですが、こちらを先に買ってしまいました(笑)。


「もしも高校野球の女子マネジャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」


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「もしも高校野球の女子マネジャーがドラッカーの「イノベーションと企業家精神」を読んだら」


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ドラッカーのどの本を読んでも示唆に富んでいます。

会社のダメなところ、できてないところを見にきていたのではないかと思うぐらい的確に指摘してくれています(笑)。


イノベーションの七つの機会

1.予期せぬことの生起
2.ギャップの存在
3.ニーズの存在
4.産業構造の変化
5.人口構造の変化
6.認識の変化
7.新しい知識の出現


ベンチャーが成功する四つの原則

1.市場に焦点を合わせること
2.財務上の見通し、特にキャッシュフローと資金に
 ついて計画をもつこと
3.トップマネジメントのチームをそれが実際に必要と
 なるずっと前から用意しておくこと
4.創業者たる企業家自身が自らの役割、責任、位置
 づけについて決断すること



たまには、ドラッカー読まないとだめですねえ。

2016/01/05

WORK RULES!

ラズロ・ボックの「WORK RULES! -君の生き方とリーダーシップを変える-」を読みました。


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グーグルの人事のトップが書いたグーグルの「Work rules」です。

読んで最初に思ったこと、この会社には勝てない(業種違いますけど)なあ。

自由が確保されているというか、クリエイティビティ優先、クリエティビティを阻害するものを徹底的に排除しているというか、ぶれないスタンスが明確です。

章末にワークルールが箇条書きに書いてあり、他社と違うなと思われるところをピックアップしますと、


□さあ、創業者のように行動しよう
□自分の仕事は重要なミッションを持つ天職だと考えよう
□社員に与える責任、自由、権威の程度を、安心して与え
 られるよりやや大きくしよう。あなたが不安を感じていない
 とすれば、十分にあたえていないということだ
□資源が限られていることを考え、人事予算をまず第一に
 採用活動に投資する
□時間をかけて最高の人材だけを雇う。何らかの点で自分
 より優れた人材だけを雇う。マネジャーに自チームの
 メンバーの採用を任せてはいけない
□採用活動を全社員の仕事の一部にする
□社内で最も優秀な人を教師にする



真似できると強い会社になるのはわかりつつも、真似できないんですよねえ。

2016/01/03

2015年 読んだ本ベスト5

あけましておめでとうございます。


年初恒例(?)の昨年読んだ本ベスト5を決めたいと思います。

2014年は140冊弱だったと思いますが、2015年は数え間違っていなければ、113冊だと思います。

毎年少なくなってます。昨年は一昨年以上に仕事時間が増え、土曜日はほぼ出勤となってしまいました(今年もただの言い訳です)。



第5位

マンガでやさしくわかるU理論

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U理論が分かりやすく書かれています。



第4位

みんなのきょうしつ

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心に沁み入ります。



第3位

 アクションバイアス

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第2位

異文化理解力

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アプローチの方法、参考になります。



第1位

世界はシステムで動く

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システム思考をわかりやすく学べます。



今年もよろしくお願いします。