ソリシター、サポーター、MR、プロモーター、AAC、代理店、代理店担当、ホールセラー、生命保険、ANP、リクルート、稼働、KASH、AC、セールスプロセス、来店型、セミナー、定期保険、養老保険、終身保険、ASR、銀行窓販、全額損金、象の背中、MDRT

2016/01/14

アドバイスの科学:与える技術・受ける技術

今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のタイトルのひとつです。


http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=kon418-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B017A615GY&ref=qf_sp_asin_til&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr


今年は、私の周りも新人が多くなり、「アドバイス」は課題の一つです。

アドバイスされる側がたくさんいますし、アドバイスする側もたくさんいます。される側・する側双方に課題があることは分かってはいましたが、細かく参考になることがまとめられていました。

ちょっと長いですけど、自分のために記しておきます。



助言の各段階における留意点

第1段階  適任者を見つける

 助言を求める側
 ・強みが異なる多様な人々を載せた「助言者リスト」を、
  あらかじめ作成しておく。
 ・自分が求める助言の種類を見極める。
 ・現状のニーズに合う助言者を選ぶ(1人または複数)。

 助言を与える側
 ・自分は適任かどうかを判断する:力添えできるだけの
  時間、専門性、経験があるだろうか。
 ・自分以外にも適任者を見つけ出す。

第2段階  共通の理解を得る

 助言を求める側
 ・何に困っているかを過不足なく相手に伝える。
 ・都合の悪い事実から目を背けない。

 助言を与える側
 ・効果的な助言をするための環境づくり:十分な時間を
  取り、じゃまが入らず本題に集中できる場所を選ぶ
  ほか、プライバシーを確保する。
 ・判断を控え、相手の話を熱心に聞く。
 ・自由回答形式の質問をして広範な理解に達した後、
  詳細を掘り下げる。
 ・問題の全体像をつかんだら、どのような助言が必要か、
  相手と意見を擦り合わせる。

第3段階  複数の選択肢を抽出する

 助言を求める側
 ・選択肢の抽出に主体性に関わる。
 ・以下の諸点を理解するために質問を投げかける。
  ・各選択肢のコスト、便益、論拠
  ・助言内容の妥当性や適合性
  ・実行手法

 助言を与える側
 ・自分の役割は判断ではなく助言であると心得て、そう
  はっきり伝える。
 ・実行可能な選択肢をいくつも考えるよう、相手の背中を
  押す。
 ・助言の背景を成す論拠、経験、信条を説明する。

第4段階  選択肢を一つに絞る

 助言を求める側
 ・深く考えずに無批判に助言に従うことがないよう、気を
  つける。
 ・第2、第3の助言者に意見を求めることを検討する。
 ・複数の助言者の意見と自分の知見を結びつけて解決
  策を練る。

 助言を与える側
 ・拙速を避け、すべての選択肢を吟味して解決策を導き
  出す。
 ・話の途中で何度も間を置き、相手の反応を見る。
 ・さらなる説明や詳述が必要な時のために、自分の都合
  を伝えておく。

第5段階

 助言を求める側
 ・状況や環境の変化、軌道修正の必要性に注意を払って
  おく。
 ・取り組みや成果を報告し、必要ならさらに助言を講う。

 助言を与える側
 ・決断してその結果を引き受けるのは相手であることを
  念押しする。
 ・さらなる助言や後押しの用意があるなら、その気持ちを
  伝える。



今月号は、読みどころ満載でおススメです。
 
 

0 件のコメント: