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2012/05/23

裏方ほどおいしい仕事はない!

野村恭彦氏の「裏方ほどおいしい仕事はない!」を読みました。






この本は、会社を動かす裏方の仕事「事務局力」をテーマにしています。


 
「事務局力」の7つの仕掛け
 
①「ケア」するメール
②アガペー(神の愛)モード
③鍋奉行ホワイトボード
④付箋ワークセッション
⑤内職プレゼンテーション
⑥あれこれベンチマーク
⑦あとづけバイオグラフィー
 
 
 
これだけではよくわからないと思いますが。
 
この本は、ズバズバ書いてあって面白いです。たとえば、管理職は目指すな!と言ってます。
 
 
「管理職を目指す人」の行動指針
 
業績目標の達成に躍起
残業をたくさんする
上司の好きなタイプになる
部門利益に貢献する
無理な挑戦はしない
 
 
「自分の価値観に従って生きる人」の行動指針
 
理想の実現に真剣
社外の人と活発に会う
他部門の上位層にメンターを持つ
会社利益を考えて行動する
挑戦して失敗してもめげない
 
 
上の行動指針では、課長にはなれても、それより上にはなれないと言っています。下は(少なくてもうちの会社では)課長にもなれない可能性が高いと思うので、正しいとは思いませんが、下のような生き方は大好きです。
 
上のリストにもう一つ付け加えるなら、上は「上司に気に入られ、同僚から嫌われる」、下は「上司から嫌われるが、同僚から好かれる」という感じでしょうか。
 
 
他にも、こんな記述があります。
 
 
タコツボ化した組織のもとで、「自分の仕事をスピーディにこなしている人」=「生産性の高い人」という認識がまかり通っていることは、恐ろしいことだ。組織全体でみると、何も変化が起こせないような危機的状況に陥っているときに、その最大の加担者である「自分の仕事しかしない人々」が、最も生産性が高い人だと認識され、評価され、昇進しているのだから。
 
 
このタコツボ乗り越える力が「事務局力」ということです。
 
 
 
コンサルタントである著者が、興味深いことをいっています。新しいことをチャレンジしている人は参考になると思います。
 
 
通常、フォーマルな提案の場では、意思決定者は提案者よりも情報を持っていない。「このアイデアはいかがですか?」と言われても、決定者は判断の基準を持っていないので、過去の経験で判断することになる。そうなると、どうしても保守的な判断になりやすい。(中略)提案が通るかどうかは、「参加者の心理プロセス」である。提案を一発で通せる人と、通せない人の最大の違いは、そこの理解の差にある。
 
 
おススメの1冊です。
 

2012/05/22

僕がリクルートトップセールスマンからMBAになった訳

江草三四朗氏の「僕がリクルートトップセールスマンからMBAになった訳」を読みました。





 
MBAの内容について書いてある本かなと思い、電子書籍をダウンロードしましたが、MBAを目指す人の情報・解説書でした。
 
思っていた内容とは違いましたが、刺激を受けました。
 
リクルートのような厳しい会社で営業をしながら、平日夜、土曜日に大学院に通い、MBAを取得する人がいる中で、かたや何も学ばずに無駄な時間を過ごし、のほほんとしている私がいるということ、深く反省しながら書いています。
 
4年ぐらい前から大学院に行きたいと思っていますが、いまだ実現していません。私の周りでは、大学院にいっている人が数人いるのですが・・・
 
 
代理店主と一緒に仕事するに当たって、経営を勉強するというのは非常に役に立つと思っています。というか、代理店主の一番大きな悩みではないかと思います。
 
学ばないと。

2012/05/21

知識創造経営のプリンシプル

野中郁次郎先生、紺野登先生の「知識創造経営のプリンシプル -賢慮資本主義の実践論-」を読みました。





 
野中先生、紺野先生ペアの最新作です。かなり気合が入った1冊だと思います。
 
ものすごい数の企業の実践例が紹介されており、書きあげるまでに相当の時間が費やされたと思われます。
 
なので、滅茶苦茶内容が濃い。この頃簡単な本ばかり読んでいたせいかもしれませんが、滅茶苦茶読むのに時間がかかりました。
 
 
 
私が気になって、どうしても書きたかったところは、以下です。
 
 
 
 「モノづくり」モデルを基本としてきた日本企業には、特にビジネスモデルイノベーションが求められるだろう。確かに日本製の部品や技術力の高さは依然根強い。しかし、製造業にしても、流通業や情報通信サービス業にしても、従来日本はキャッチアップ型の事業(すでにある事業や市場)を基盤にして、その上に改善を重ねることが得意であった。
 しかし、それも限界を迎えている。キャッチアップ戦略は必ず後発のキャッチアップ戦略に抜かれる、というのが定石だ。これを避ける道はイノベーションしかない。(P.216)
 
 
「日本は技術で頑張れ」といわれながら「技術だけでは儲からない」といわれ、「新規事業で頑張れ」といわれながら「それで本当に大丈夫か?」と聞かれるような、矛盾したメッセージの板挟みになるのが日常化している。「自分の考えでやってみろ」と上司に言われて実際にやってみると、「そこまでやれと言った覚えはない」と怒られる。(中略)ひたすらこうした組織の内向きで曖昧な関係が継続されたままなので、企業が柔軟性を失っていったのも事実だ。これが、いわば「組織的ひきこもり」のような内向きの精神的症状をもたらしている。
 ダブルバインドを打ち破るには、母親(支配者)から逃げ出すか、第三者とのつながりを築くか、あるいは新たに第三の道を見出さなければならない。それには閉塞的な企業の枠を超えた対話、現状から逸脱した未来創出のための場の構築を経て、結果的に自らのあり方を生み出すこと、あるいは再構築するプロセスが必要である。(P.24-25)
 
 
閉塞していて、相互に対話の起きない内向きの社会や組織では、知識創造は起きない。こうした状況を転換するには、意識的な境界の融合や境界間の創発が生み出されなければならない。システム間、組織と環境との間での相互作用、創発が起きる媒介が必要となる。(中略)「フューチャーセンター」やリヴィングラボ(イノベーションのための都市などにおける社会実験)などの協業的な試みは、こうした場のデザイン例であると考えられる。(P.33-34)
 
 
新たなビジネスは閉じられた企業組織内部からではなく、社会的な関係性を持った「個」の気づきからしか生まれないとさえいってよい。個の力を集めて社会の問題を解決してビジネスにつなげていく新たな機能が企業に求められている。有力な存在として期待できるのが、フューチャーセンターという場である。(P.305-306)
 
 
 
ということで、私がやりたい「フューチャーセンター」に(無理やり?)こじつけてしまいました。
 
いつもならば、オスターワルダーのビジネスモデル・デザインのフレームワークを紹介して、商品競争ではなくて、ビジネスモデルを考えましょう、とするところですが、今日はがっつり書いちゃいました。
 
 
他にも読みどころたくさんの超お買い得な1冊だと思います。

2012/05/20

一瞬でお客の心をつかむ飛び込み営業術

細見昇市氏の「一瞬でお客の心をつかむ飛び込み営業術」を読みました。






元リクルートの営業マンの本です。リクルート出身の人はたくさん本を書かれていますし、どの方もすごい人ばかりですね。

私のまわりでもリクルート出身の人がたくさんいますが、すごい人ばかりです。

この本も読んでいると、引いちゃうぐらいすごいです。飛び込みを続けられる人はそれだけで尊敬してしまいます。著者がいう「心のリセット」が自由にできないので、断られたことを引きずってしまいます。


実践のステップは以下です。


「超飛び込み営業マン」への実践7ステップ

ステップ1  狙いを定めて飛び込む!
ステップ2  門前払いはもう食わない!
ステップ3  チャンスは一度きりじゃない!
ステップ4  めげない!あきらめない!
ステップ5  商品は「自分自身」!
ステップ6  小さな手抜きで被る損失は大!
ステップ7  「自分なしではいられない状態」を作る!



この本は、飛び込みの精神的なこと以外にも、いろんなテクニックが紹介されています。

代理店設置で飛び込みをしている人は読まれるといいかもしれません。

2012/05/18

終末患者からの3つのメッセージ

大津秀一先生の「終末患者からの3つのメッセージ」を読みました。





 
大津先生の本はこれで3冊目です。
 
 

 
 

 
 
今までで一番考えさせられました。
 
・死ぬときに何を「後悔」するのか
 
・死ぬ直前に「死」をどのように捉えているのか
 
・死の直前、どのような「つながり」を感じているのか
 
・足るを知ることができるのか
 
・生涯をどう生きたのか
 
 
 
これを読まれている皆さんが、日ごろ「死」について語ったり、考えたりするかどうかわかりませんが、たまには、代理店さんと一緒に考えてみるのもいいと思います。
 
 
 
ちなみに3つのメッセージは以下の通りです。
 
①しかるべきとき
②つながりを編む
③2周目に見つけたもの

2012/05/16

マーケティングのコツ32

経沢香保子氏の「マーケティングのコツ32」を読みました。





 
著名な女性社長の本ですが、初めて読みました。
 
「32のコツ」というタイトルになっていますが、32の事例紹介といった感じです。
 
その中で、外資系生保のライフプランナー採用のマーケティングの事例も載っていました。こんなことやってるんだー、と驚きです。
 
リクルートよりも見込客発見+ニード喚起に使うと面白いと思って読んでました。
 
保険業界では、マーケティングは代理店、ライフプランナーの仕事という位置づけになっていますが、マーケティング会社と一緒になって、もっと真剣に取り組んでもいいかもしれませんね。
 
 
著者がネットワーク化している「F1層」(20~34歳のキャリア志向高い女性たち)というのは、生命保険業界にとっても非常に面白いと思います。

2012/05/15

魔法の即決営業術

吉野真由美氏の「魔法の即決営業術」を読みました。


この本は電子書籍だけのようです。

この著者の本は初めて読みました。

この本は使えます。セールス本で、生保で使えるものは少ないですが、著者は生保で営業経験もあるようで、生保営業で使えるトークも満載です。


まだ、無料動画は見ていないのですが、たくさんの無料動画が見られるようです。


一部紹介しますと、


売れない人が大好きなのが商品説明だけというバージョンです。これは先ほどの第3象限ならOKです。第4象限の商品・サービスで、商品説明だけしていたら先ほどの絵が売れなかった営業になってしまいます。


お金の話をしたら最後、人は二度と本音では語らなくなるからです。


初回面談の最初に悔しい体験をご本人の口から2つ話してもらうようにしていました。


「もっと〇〇できたらいいなと思った事ありますか?」「それはどんなときでしたか?」「ほかにありますか?」


「検討しやすいように私の方からもう少し、情報提供させていただきますね!」


人は良い想像しながら物を買うのだとはっきり分かったのです。




おススメの1冊です。

2012/05/14

アッという間の説得術

内田賢司の「たった20秒!”アッ”という間の説得術」を読みました。




これも電子書籍で読みました。



5つのツールとして以下が紹介されています。


説得の第1ツール  時間のかけ方を工夫する
説得の第2ツール  断りにくい状況をつくる
説得の第3ツール  相手の性格を逆手にとる
説得の第4ツール  駆け引き上手になる
説得の第5ツール  ときには自己犠牲を買って出る


そのツールの中でも、説得のスキルと話し方のポイントが細かく紹介されています。

そのほとんどが、生命保険営業でよく言われていることです。

生命保険営業のトークスクリプトが載っているわけではないので、分かりにくいかもしれませんが、まとまっているので、一度読まれてみるといいかもしれません。