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2017/02/28

採るべき人 採ってはいけない人

奥山典昭氏の「採るべき人 採ってはいけない人 -採用に悩む小さな会社のための応募者を見抜く技術-」を読みました。





サブタイトルは「小さな会社」と書いてありますが、「大きな会社」でも必要な技術だと思います。

この本にある通り、学力が高い人材と優秀な人材は別です。

私の周りでも、超一流の大学を出た人がたくさんいますが、全く仕事ができない人が何人もいます。

小さな会社では学力の高い人材は取りにくいと思いますので、採用には違う基準が必要ということもあるんでしょうね。



優秀な人とは、自分で考え、自分で動く人のことです。逆に言うと、言われたことしかできない、マニュアルがないとできない人です。

前者を問題解決領域、後者を作業領域と言っています。

後者の仕事は、新入社員だったり、パート・アルバイトが中心になりますからね。


前者の能力が高い人が、ハキハキしゃべるとか、声が大きいとか、よくしゃべるとかとは相関関係がないことは明らかなので、そのような基準で面接してはいけないということになります。


そこまではよくわかったのですが・・・

見抜くポイントが20書いてありましたが、どうやって見抜くかはよくわまりませんでした(笑)。



2017/02/27

Graphic Recorder

清水淳子氏の「Graphic Recorder -議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書-」を読みました。
 





「グラフィックレコーディング」とか「グラフィックファシリテーション」とか「ファシリテーショングラフィック」とか言い方はいろいろあり、徐々に市民権を得始めているような気がしますが、本がなかなか出てこないイメージがありました。

この本をきっかけにさらに知名度をアップさせるような気がします。

非常にわかりやすいですし、バイブル的な存在になると思います。



なぜ「グラフィック」なのか?

特性1:一貫性がある→ひと目でパッとみんなで
   全体像が把握できる
特性2:構造化ができる→物事の複雑な関係性が
   明確になる


どんな効果が期待できる?

1.会議の最中で、対話の活性化を引き起こす
2.会議後に、第三者を巻き込む記録物になる



グラフィックの本なので、絵や写真が中心なので、文字では良さが伝わりません。

ぜひ読んでみてください。

2017/02/19

”トークの帝王”ラリー・キングの伝え方の極意

ラリー・キングの「”トークの帝王”ラリー・キングの伝え方の極意」を読みました。





アメリカの司会者が書いている本です。

極意(習慣)を9つ挙げていますが、ソリシターの極意としてもほとんど使えそうです。



第1の習慣
 達人は「独自のものの見方」をする

第2の習慣
 達人は「他人から学ぶ努力」をする

第3の習慣
 達人は「仕事への情熱」を語る

第4の習慣
 達人は「会話のボール」を返す

第5の習慣
 達人は「好奇心が旺盛」だ

第6の習慣
 達人は「深く共感」する

第7の習慣
 達人は「自然なユーモア」を出せる

第8の習慣
 達人は「自分独自のスタイル」で話す

第9の習慣
 達人は「黙るべき時」を見極める



今のマイブームは2と6です。

自分は完璧(学ぶことはない)だとか、過去に身につけたものに囚われるとか、多かれ少なかれあります。如何に他人から学べるかがつくづく重要だと思っています。

もうひとつ、売れている人と売れていない人の違いの一つががこの「共感」だと最近気づきました。

今までは、「例話」が大きく影響すると思っていましたが、営業初心者とそうでない人との違いとして、「共感」もものすごい差が出ますね。





2017/02/18

職場のイやな奴から身を守る法

今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のタイトルのひとつです。





これに悩まされれている人は多いのではないでしょうか?

以下の3つの質問にひとつでも「No」があると、真正面から立ち向かわないほうがいいということです。


①当人と話し合っても安全だろうか。
②当人はわざとそう振る舞ったのか。
③当人の無作法は一度限りのものか。


大概「No」じゃないでしょうか(笑)。


もし全部「Yes」だったら、

・話し合いに備える
・率直にフィードバックしてくれる人とリハーサルをする
・言葉以外のコミュニケーションに注意する
・互いの成果を念頭に置く
・感情的な反応に備える
・傾聴する
・将来は礼節ある関係を築くことを重視する


上記の6点に留意して、話し合えとのことです。


「No」の場合は、抵抗力を高める、活力や自身の成長実感できる心理状態「成功感覚」を身につけるということです。



やっぱり答えは自分に向いてきますね。



2017/02/13

DREAM WORK PLACE

ロブ・ゴーフィー、ガレス・ジョーンズの「DREAM WORK PLACE -だれもが「最高の自分」になれる組織をつくる-」を読みました。





「最高の自分」になれる組織、つまり、理想の組織というのはどういう要素が必要かということがテーマになっています。

それが、頭文字を集めた「DREAMS」です。


・違い(Difference)
 「ありのままでいられる場所、他者とは違う自分のあり方や
 物の見方を表現できる場所で働きたい」

・徹底的に正直であること(Radical honesty)
 「今実際に起こっていることを知りたい」

・特別な価値(Extra value)
 「私の強みを大きく伸ばしてくれて、私自身と私個人の
 成長に特別な価値を付加してくれる組織で働きたい」

・本物であること(Authenticity)
 「誇りに思える組織、良いと思えることを本当に支持して
 いるような組織で働きたい」

・意義(Meaning)
 「毎日の仕事を意義あるものにしたい」

・シンプルなルール(Simple rules)
 「バカげたルールや、一部の人だけに適用されて他の人
 には当てはまらないようなルールに邪魔されたくない」



この本で指摘しているように、上記の半分をクリアしてる企業はほとんどないと思います。

残念ながら、私のいる組織はどれもクリアしていません(悲)。

一つ目でいうと、ダイバーシティになると思いますが、ダイバーシティ=女性活躍推進になっていますから(笑)。



とにかく面白いです。

超おすすめの1冊です。


2017/02/11

LIFE SHIFT

リンダ・グラットン、アンドリュー・スコットの「LIFE SHIFT -100年時代の人生戦略-」を読みました。





遅ればせながら、読みました(笑)。

現在は男性の平均寿命が80歳ちょっと、女性でも87歳ちょっとですが、今年10歳になる子供たちは107歳まで生きる確率が50%だそうです。

また、現在は65歳から年金がもらえるようになっていますが、今後は少子という面でも無理っぽいですが、高齢化という面でも無理っぽいということです。

金融業界にいると、退職金+年金では生活できないことは多くのファイナンシャル・プランナーが言っています。

そして、仕事をする期間を長くする+資産を運用するを提案してくれます。

この本では、もっと具体的に提案してくれています。

既存の仕事はAIに置き換わっていくでしょうし、逆に新しい仕事がどんどん出てくるでしょうから、今から学ぶということにもっと取り組んでいかないといけませんね。






2017/02/05

学校における対話とコミュニティの形成

荒木寿友先生の「学校における対話とコミュニティの形成 -コールバーグのジャスト・コミュニティ実践-」を読みました。





コールバーグの道徳性発達理論が知りたくて読みました。


水準Ⅰ 慣習以前の水準
 段階1 他律的道徳性
  罰に裏付けされた規則を守ること
 段階2 個人主義的道徳性
  各人の直接的な利害にかなう時に限って、規則に従うこと

水準Ⅱ 慣習的水準
 段階3 他社の基づく道徳性
  身近な人々や一般的な他者の人々が自分に期待して
  いる役割に背かないように行動する
 段階4 社会的な組織を維持するための道徳性
  自分が同意してきた現実の義務を果たすこと

水準Ⅲ 慣習以後の原理化された水準
 段階5 社会契約あるいは最大多数の最大幸福、
    個人の権利や価値を尊重する道徳性
 段階6 普遍的な道徳原理に基づく道徳性
  自ら選んだ道徳原理に従う



もともと気になったのは、コンプライアンスをぎりぎり守っているだけの世界にいるなということに気づかされたからです。

もっと当たり前のように守ったり、全く意識しなくてもいいような状態になるにはどうしたらいいのかなと考えていました。


著者の論文も過去に読んだことがあり、ワークショップにも参加したことがあったので、手に取りました。