荒木寿友先生の「学校における対話とコミュニティの形成 -コールバーグのジャスト・コミュニティ実践-」を読みました。
コールバーグの道徳性発達理論が知りたくて読みました。
水準Ⅰ 慣習以前の水準
段階1 他律的道徳性
罰に裏付けされた規則を守ること
段階2 個人主義的道徳性
各人の直接的な利害にかなう時に限って、規則に従うこと
水準Ⅱ 慣習的水準
段階3 他社の基づく道徳性
身近な人々や一般的な他者の人々が自分に期待して
いる役割に背かないように行動する
段階4 社会的な組織を維持するための道徳性
自分が同意してきた現実の義務を果たすこと
水準Ⅲ 慣習以後の原理化された水準
段階5 社会契約あるいは最大多数の最大幸福、
個人の権利や価値を尊重する道徳性
段階6 普遍的な道徳原理に基づく道徳性
自ら選んだ道徳原理に従う
もともと気になったのは、コンプライアンスをぎりぎり守っているだけの世界にいるなということに気づかされたからです。
もっと当たり前のように守ったり、全く意識しなくてもいいような状態になるにはどうしたらいいのかなと考えていました。
著者の論文も過去に読んだことがあり、ワークショップにも参加したことがあったので、手に取りました。
0 件のコメント:
コメントを投稿