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2016/10/30

脳科学が明らかにする大人の学習

サンドラ・ジョンソン、キャスリン・テイラー編著の「脳科学が明らかにする大人の学習」を読みました。


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130ページほどの論文集です。

薄い本ですが、内容は濃いです。

心理学と同様に脳科学はマイブーム(古~い)というか、生命保険の学習うをする上で取り入れていかないといけないと思っています。



「学習経験は、大脳新皮質の4つの主要な領域(感覚野、後頭連合野、前頭連合野、運動野)を活用するようにデザインされるべきといえます。このことから、学習における4つの基本的な柱が特定されます。その柱とは、収集する、内省する、創造する、検証するの4つになります」


「学習環境におけるストレスや、過去の学習におけるネガティブな記憶、また学習者の生活上の問題も、学習能力をそぎ落としてしまいます」


「脳の機能に基づいて考えると、新しいトピックを教えるには、全体像を話すことから始めるよりも、成人の学習者がそのトピックに「立ち返る」ことができるような経験から始めるアプローチのほうが効果的といえます」


上の3つを読むだけでも、脳科学的にはよろしくない学びがはびこっているような・・・



興味深い1冊です。

2016/10/29

GRIT やり抜く力

アンジェラ・ダックワースの「GRIT やり抜く力 -人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける-」を読みました。


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この本、売れてるみたいですね。

読みやすくておもしろいです。


GRIT(やり抜く力)が成功の秘訣ということです。

やり抜く力は「情熱」と「粘り強さ」の2つからなります。


やり抜く力は、環境に影響を受け、年齢とともに強くなるそうです。

若者がやり抜く力が弱いのは仕方ない?



「やり抜く力」を強くする4つのステップ

1.興味
2.練習
3.目的
4.希望


「やり抜く力」が強いということは、一歩ずつでも前に進むこと。
「やり抜く力」が強いということは、興味ある重要な目標に、粘り強く取り組むこと。
「やり抜く力」が強いということは、厳しい練習を毎日、何年間も続けること。
「やり抜く力」が強いということは、七回転んだら八回起き上がること。



新入社員の離職率が高いと言われていますが、これからは「やり抜く力」を採用基準に導入する会社も出てくるかもしれませんね。


仕事で成果を上げたい人はおススメです。

2016/10/23

セミナー講師の教科書

立石剛氏の「セミナー講師の教科書」を読みました。


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セミナー講師を生業にする人向けの本です。

保険業界から教育・研修業に仕事を変えられる方が多いので、必要としている人が多いかもしれません。

自分をどうやって売り込んでいくかとか、どのようなセミナーにするかとか、どのような話し方をすればいいかとか、どのように継続していくかなど、おさえておかなければならないポイントをすべて押さえてくれています。



私たち、ソリシターも人前で話すことが多いと思います。参考になるところがたくさんあります。

ちょっとピックアップしますと・・・


自己紹介で必ず伝えるべき情報は、あなたの「過去(これまでに何をしてきたか)」と「現在(いま何をしているのか)です。それを「現在→過去」の順番で伝えてください


セミナーでは、「わかる」をゴールにしてはいけません。「できる」をゴールにしなければならないのです


ノウハウは受講者ができるものでなければ意味がありません。受講生に「これなら私にもできる!」「やってみよう」と思わせるノウハウをつくってください


「セミナー講師として、ぜひ覚えておいていただきたい間のとり方は次の3つ。「強調の間」「質問の間」「余韻の間」です」



お買い得の1冊です。


2016/10/17

ORIGNALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

アダム・グラントの「ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代」を読みました。


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「GIVE&TAKE」も随分話題になりましたアダム・グラントの新作です。

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本書のテーマが「ORIGINAL」で、「ORIGINAL」の最初に意味が書いてありました。

形容詞:何かが生じたり、進展したり、派生したりする、
    発端や源になる性質
名詞:唯一無二または独特な性質をもつもの。魅力的または興味深い形で、ほかとは違う人。奇抜な行動を起こす人、あるいは発明の才がある人。


もうひとつ、

オリジナリティには徹底的にリスクを冒すことが必要だという通説をくつがえし、オリジナルな人たちは私たちが思うよりもずっとふつうの人たちなのだ


ということです。

起業についても、

リスクを嫌い、アイデアの実現可能性に疑問をもっている人が起こした会社のほうが、存続する可能性が高い

既存の仕事を捨てて起業するよりも、軌道に乗るまで二股をかけている方がいいとも言っています。



最低所得者は一貫して、最高所得者よりも「現状を支持する傾向がある」


「天才児は才能にも野心にもあふれているのに、世界を進歩させるようなことを成し遂げられないかというと、「オリジナルであること」、つまり独自のことや独創的なことを率先して行なう術を学んでいないからだ」


オリジナリティは不変の性質ではない。自由に選択できるものだ



内容てんこ盛りで、全部は触れられません。面白いので是非読んでほしい1冊です。

2016/10/16

ソフトバンクビジネス創世記

今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のタイトルの1つです。


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再掲なので、内容をご存じな方も多いと思いますが、衝撃の内容です。

1992年の論文のようです。

ソフトバンクのスマホを使っていますが、ソフトバンクのことは全く知りませんでした(笑)。

そこからもすごいような気がしますが、そこまでもとんでもなくすごい。

一代で会社をここまで大きくしてこられているので、もちろん普通ではないのですが・・・


「誰にも負けない熱意と成功意欲だけは持っている」と書いてありますが、ほんとその通りの内容です。


売上が1万ドルのころに、75万ドルの融資を第一勧業銀行(今のみずほ銀行)にお願いしに行って、支店長が尽力してくれた話は感動します。相当の熱意があったんでしょうね。



是非立ち読みでもいいので、してほしいです(笑)。


2016/10/11

営業マンは断ることを覚えなさい

石原明氏の「営業マンは断ることを覚えなさい」を読みました。


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ベテランの人には、当たり前じゃないかと思われるようなタイトルですが、キャリアの浅い人には意外なタイトルのようです。


「じゃあいいです。無理にに買ってもらおうと思ってませんから。」


このフレーズは「魔法の言葉」と書かれています。これを言われると、人は急に不安になって、欲しくなってしまいます。

逆にぺこぺこしてしまうと、上手いことを言ってだまくらかそうとしていように聞こえます。

売ろう売ろうとすればするほど、売れなくなるということになります。


後半は、マーケティングや教育のことについて書かれています。

後半も当たり前のことが書かれています。ただ、後半は実践されていません。

マーケティングも教育も生命保険(代理店)営業では不足していると思います。



薄い文庫本なのですが、ポイントをついているなと思いながら読みました。





2016/10/08

ビジネス・フォー・パンクス

ジェームズ・ワットの「ビジネス・フォー・パンクス -ルールを破り熱狂を生むマーケティング-」を読みました。


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スコットランドのクラフトビール創業者が書いた本です。

経営のベースがパンク(ロック)ということです。パンクはもちろんメタファです。

規制を破ったり、暗黙のルールを覆したり、誰もが考えないことをやったり、やっていることが痛快で、気持ちがすーとします。

面白いので、分厚い本ですが、一気読みでした(笑)。


ただ、財務、会計に関してはきっちりしており、失敗の可能性を下げて下げて、経営しています。

この辺りは、是非保険代理店の方々にもアドバイスできるようにしたい内容です。



「キャッシュこそ絶対王者だ。利益はただの手段であって、目的ではない。しかし、キャッシュはわけが違う。キャッシュは酸素であり、血液だ」


「「ビジネス」という名の船における最重要課題は、乗組員かもしれない。どんな会社も、そこで働く人間のレベルを超えることはない。これが事実だ。優秀な人材を何人も見つけ、声をかけ、チームに加え、鍛え成長させ、意欲を引き出しながら、まとめ上げなければならない」


「今の優秀な人材が望むのは、全力で打ち込め、裁量があり、成長でき、挑戦でき、きちんと報われる仕事だ」


「単純な話だが、社員は自分が成長して成功できると感じているときに、最高のパフォーマンスを発揮する。社内における学びや技術の習得、教育、昇進を約束することすべてが、長い目で見ると社員の定着や熱意の向上につながる」


「リスクがあるからといって、行動しないことは許されない。リスクはいつでもつきまとう。それにリスクは常にあるべきなのだ。ブリュードックが今の成功を収められたのは、リスクをまったく気にせず、動かずにいることを全力で拒んだからだ」




今年のNo.1かな。

2016/10/05

捨てられる銀行

橋本卓典氏の「捨てられる銀行」を読みました。


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「捨てられる保険会社」と読み替えて読んでしまいました(笑)。

この本では、地方銀行の本来の仕事である地域金融に取り組むことをしていない銀行は淘汰されるのではないかと問題提起をしています。


保険会社は本来の仕事をしているのでしょうか。

「リスク」を引き受けるとか、「保障」を売るとかだと思うのですが、利益の繰り延べの手伝いをすることが中心になっていたりとか、コンプライアンスという名のもとに顧客無視で保身に走ることが中心になっていないかとか・・・



「いろいろ書かれ過ぎているために、検査の上で最も大切なことが現場レベルで分からなくなってしまってるのではないだろうか。地域の特性を踏まえた地域金融において、どのようなリスクを最優先で議論すべきなのかが漠然としたまま検査に入ってしまい、結局、もっとも分かりやすい不良債権処理に最大の力点が置かれてしまったのではなかろうか」


「100%保証によって中小企業・小規模事業者に必要資金を流す金融円滑化の効果は確かにあった。しかし、銀行のみならず事業者も思わぬ「代償」を支払うことになった。銀行は完全にリスクから解き放たれる代わりに、企業の事業価値を見る目利き力を次第に失っていったのだ」


「「チェックリストさえ守れば、リレバンの原理原則は考えなくてよい」検査マニュアルによる厳格な不良債権処理を迫った結果、こうした思考停止に多くの金融機関が陥ってしまっていた。多胡は「金融庁の奴隷となる道を選んだ地域金融機関は、チェックリストという自らを縛る鎖がないと不安になり、しまいには鎖を欲しがるまでになってしまった」と悔む」



上の抜粋を読むと、100%地銀が悪いとは言えないですが、あるべき姿は忘れないでおきたいです。


2016/10/04

最高の戦略教科書 孫子

守屋守氏の「最高の戦略教科書 孫子」を読みました。


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たまに読むといいですね。

孫子を全部書いているわけではなく、著者がピックアップした箇所を詳しく解説してくれています。

著者の解釈、時代背景、孫子の著者といわれる孫武の置かれていた立場など、読み解く上で重要な要素がしっかり書かれているので、読んだ後に今に自分に当てはめてみたらどうかという視点で楽しく読めました。



「亡国は以ってまた存すべからず、死者は以ってまた生くべからず」
-国は亡んでしまえばそれでお終いであり、人は死んでしまえば二度と生きかえらないのだ


「百戦百勝は善なるものに非ず。戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり」
-百回戦って百回勝ったとしてもそれは最善の策とはいえない。戦わないで敵を屈服させることこそが最善の策なのだ


「上兵は謀を伐つ」
-最高の戦い方は、事前に敵の意図を見破ってこれを封じることである


「勢とは利に因りて権を制するものなり」
-「勢」とは、その時々の情況にしたがって、臨機応変に対処することをいう


「道とは、民をして上と意を同じくせしむるなり」
-「道」-下々の人間を上に立つ者と一心同体にさせる理念


「将とは、智、信、仁、勇、厳なり」
-「将」-知謀、信義、仁慈、勇気、威厳など将軍の器量