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2016/10/05

捨てられる銀行

橋本卓典氏の「捨てられる銀行」を読みました。


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「捨てられる保険会社」と読み替えて読んでしまいました(笑)。

この本では、地方銀行の本来の仕事である地域金融に取り組むことをしていない銀行は淘汰されるのではないかと問題提起をしています。


保険会社は本来の仕事をしているのでしょうか。

「リスク」を引き受けるとか、「保障」を売るとかだと思うのですが、利益の繰り延べの手伝いをすることが中心になっていたりとか、コンプライアンスという名のもとに顧客無視で保身に走ることが中心になっていないかとか・・・



「いろいろ書かれ過ぎているために、検査の上で最も大切なことが現場レベルで分からなくなってしまってるのではないだろうか。地域の特性を踏まえた地域金融において、どのようなリスクを最優先で議論すべきなのかが漠然としたまま検査に入ってしまい、結局、もっとも分かりやすい不良債権処理に最大の力点が置かれてしまったのではなかろうか」


「100%保証によって中小企業・小規模事業者に必要資金を流す金融円滑化の効果は確かにあった。しかし、銀行のみならず事業者も思わぬ「代償」を支払うことになった。銀行は完全にリスクから解き放たれる代わりに、企業の事業価値を見る目利き力を次第に失っていったのだ」


「「チェックリストさえ守れば、リレバンの原理原則は考えなくてよい」検査マニュアルによる厳格な不良債権処理を迫った結果、こうした思考停止に多くの金融機関が陥ってしまっていた。多胡は「金融庁の奴隷となる道を選んだ地域金融機関は、チェックリストという自らを縛る鎖がないと不安になり、しまいには鎖を欲しがるまでになってしまった」と悔む」



上の抜粋を読むと、100%地銀が悪いとは言えないですが、あるべき姿は忘れないでおきたいです。


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