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2020/03/30

ストーリーで伝えるブランド

デービッド・アーカーの「ストーリーで伝えるブランド -シグネチャーストーリーが人々を惹きつける-」を読みました。





シグネチャーストーリーとは、戦略的メッセージ―ブランド・ビジョン、顧客との関係、組織の価値観や事業戦略などを明確化または強化するメッセージ―を伝える、あるいは支える物語です。


今、代理店さんとストーリーづくりをしています。初回面談時の会社案内や自己紹介をストーリーで伝えたり、ニーズ喚起時にストーリーを使って、保険の必要性を自ら気づいてもらったり、プレゼンテーション時に反論誘発防止のためにストーリーを使ったりしようと考えています。

元々、代理店のミッションやビジョンをちゃんと届けたいというところからスタートしています。

ストーリーに関するいろんな本を読んでいると、ストーリーはいろんなところで使えること、ほとんど使われていないことに気づきました。

ストーリーで伝えることで、他代理店との差別化や、顧客との親密化などを大きな変化を期待しています。



シグネチャーストーリー作って活用する4つの要件

・興味をかき立てる
・真実味がある
・引き込む力がある
・戦略的メッセージを伴う



この本を読んでいると、いろんなアイデアが出てきます。
いろんなストーリーが紹介されており、心を動かされることを体感してほしいです。
おススメの1冊です。



2020/03/27

デザインされたギャンブル依存症

ナターシャ・ダウ・シュールの「デザインされたギャンブル依存症」を読みました。





今の日本で読まれていけない本です(笑)。

この本を読んだら、日本にカジノを作ろうとは思わないと思います(経営側は絶対作りたいと思うかもしれません)。


人がディーラーをしているルーレットやポーカーではなく、スロットやポーカーのマシンの依存症について書かれています。

たくさんのギャンブル依存症の人へのインタビューが生々しく、依存から抜けられない苦しさが伝わってきます。

作っている側の依存へ誘うデザインや賭ける時間を短くするデザインは空恐ろしいというしかありません。


日本にカジノができると、コロナウイルス以上の被害が出るかもしれませんね。





2020/03/23

全米No.1クリニックが教える最強マネジメント

レナード・L・ペリー、ケント・D・セルトマンの「全米No.1クリニックが教える最強マネジメント」を読みました。





全米No.1クリニックというのは、「メイヨ-・クリニック」のことです。

メイヨ-の自慢が過ぎて読みにくいですが(笑)、病院の理想形だと思います。

医師、看護師、療法士、技師、事務職員など、かなり分断されたヒエラルキーの強い「職場」のような気がしてますが、メイヨ-はかなり昔から「組織」として運営しているようです。


クリニックの精神

1 サービス精神の理想を追求し続け、利益は追わない。
2 個々の患者のケアと福祉を優先して真摯な関心を
  抱き続ける
3 職員の一人ひとりが他の全員の職業上の成長に
  関心を寄せ続ける
4 社会のニーズに応じて変化することをいとわない。
5 あらゆる活動に秀でるための努力を続ける。
6 全ての業務を徹底して誠実に遂行し続ける。


病院も保険業界も改善、変革できそうです。

2020/03/18

「無意識バイアス」が日本の女性活躍を妨げている

今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のタイトルの一つです。





「無意識バイアス」とは、「無意識下にある、人が経験や習慣、周囲の環境によって身につけた物の見方・考え方の偏り」です。

無意識なので、意識することが難しい。何かきっかけがないと、意識化できできません。

何かきかっけがあっても、そこから「学ぶ」という姿勢がないと無意識のままです。


この論文では、今月号冒頭のメリンダ・ゲイツの論文をベースにデータを読み解いています。

データを突き付けられると、思っていたことと違うことが明らかになります。


以前、「女性が活躍できるようにするためにはどうしたらよいか?」という質問をされたときに、「女性は活躍できないという思い込み・偏見を男性が無くせば活躍できる」というようなことを答えた記憶があります。

私の周りでは、どう見ても男性より女性の方が優秀です。が、女性の評価が男性に比べて低いような気がします。


無意識なだけに課題解消には相当の時間がかかると思います。




2020/03/09

SMALL GIANTS

ボー・バーリンガムの「SMALL GIANTS -事業拡大以上の価値を見出した14の企業-」を読みました。





・その仕事で優れた存在になること
・働きやすい環境を創ること
・顧客にサービスを提供し、サプライヤーと優れた
 関係性を築くこと
・生活とビジネスを置く地域に対して貢献をし、
 自分の生き方に結びつく優れた道を見つけること


利益を上げるだけではなく、上記の要素を満たす企業を「SMALL GIANTS」と言っています。

本当にこの要素がすべてなのか、他の要素はないのか、その要素を満たせば、ほんとうに小さな巨人と言えるのか、普遍性があるのか、読んでいても納得することがありませんでした。

感覚的には納得できますが・・・


先日、GEの元CEOのジャック・ウェルチが亡くなりましたが、彼のような企業買収で規模を拡大していくというのは限界がありますし、これから世界的に人口が減っていくとそのようなやり方ではうまくいかないと思います。

これからは新しい価値基準が必要になってくることは間違いないでしょう。



サブタイトルにある14社はアメリカの中小企業のため、私の知る企業はありませんでした。