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2018/05/29

伝えることから始めよう

高田明氏の「伝えることから始めよう」を読みました。






ご存知、ジャパネットたかたの前社長の自伝本です。

著者と一緒に仕事していた人が友人にいます。

友人によると、著者と一緒に仕事した人はみんなファンになると言っていました。

この本を読んでも、著者の人柄がものすごく出ていて、めちゃくちゃ惹かれます。

この本では、幼少期からジャパネットたかたを引退するまでが書かれています。

今では、V・ファーレン長崎の社長として、倒産しかけのクラブをV字回復させて脚光を浴びています。

ぜひそちらの活躍も本にしてほしいですね。


著者の生き方、「今を生きる。過去にとらわれない。未来に翻弄されない。」を家業を手伝っている時、ジャパネットたかた時代、そして、サッカークラブ社長時代も実践されていると思います。



是非読んでほしい1冊です。





2018/05/27

女性セールスの集め方と育て方

吉田加寿子氏の「女性セールスの集め方と育て方」を読みました。





私が社会人になるずっと前の本です。なので、中古です。

営業所長や支部長と言われる職種を経験した人が書いたのかと思い手に取りましたが、
違いました。
セールスレディと一緒に仕事をする職種は全く経験がないので、直接経験したことはありません。

ただ、諸先輩に聞いたことのあるような話がたくさん書かれています。

生保レディも他の職種のセールスレディも同じなんだなと感じさせます。



「拠店は、トップの器以上に大きくはならない、だから長たる者は、まず自分を磨け」


「人の増減はもとより数字の良し悪しも、活気のあるなしも、全くもってトップの責任で、そこの拠店長の人柄と心理状態が良くも悪くも恐ろしいほど敏感に反映するのが販売現場だと身の引き締まる思いをするものです」

 
これはセールスレディの部署でもソリシターの部署でも同じですね。



「女性はヤキモチヤキが多い。そして常にだれかのために働きます。あの人に気に入られたい、あの人のために、あの人の喜ぶことならー、どういうわけか、情けないほど女は自分のために、とは思えないのです」



男性はここまで極端ではないでしょうが、自分のためとかお金のためとか出世のためよりも、誰かほかの人のためのほうが力は入ると思います。これも拠店長がどんなチームを作っていくかによるとは思いますが・・・


他のチャネルを理解するという意味では、面白いと思います。


2018/05/20

6%の売上UPで利益が2倍になるワケ

牧口晴一先生の「6%の売上UPで利益が2倍になるワケ」を読みました。





連続の牧口先生です。

タイトルの答えはわかりますか?










例えば、原価100円の商品100個を200円で売ると、利益は10,000円です。
180円に値引きして100個を売ると、利益は8,000円です。
90個を200円で売ると、利益は9,000円です。

110個を200円で売ると、利益は12,000円で、売上は10%しか上がってませんが、利益は20%上がっています。

110個を180円で売ると、利益は9,800円です。

売上を10%上げても、20%値引きしたら、利益が減ってしまいます。

書いてみると、すぐにわかります。



昔、学園祭で焼きそばを売ったことを思い出しました。

800食分仕入れたのですが、立地が悪いところで人通りがなく、200食ぐらいしか売れませんでした。

これでも利益が出ました。

たくさん残りましたが、値引きはしませんでした。利益がものすごく下がり、利益が下がる以上に売れる見込みがありませんでしたから。



この本も基本の基本が書かれています。

これがわかると、会計は面白いし、商売をやりたくなります。



2018/05/18

パラパラめくって比べる会計

牧口晴一先生の「パラパラめくって比べる会計」を読みました。





私は、複数の後輩に毎週簿記を教えていたことがあります(複数の後輩が簿記3級に合格しました)。

その際に一番最初に行っていたのが、著者が紹介しているパラパラめくって決算書がどのように変化していくのかを見ていく方法でした。

著者はこれを「ナビゲーション会計」と命名しています。

著者は、決算が終わってから、出来上がった決算書をみても遅いでしょ、今この瞬間を見ていかないと、手遅れになると、経営者向けに書いています。


私は、税理士と話をするのに、この程度がわからないと自信をもって話ができないと思い、教えていました。


この方法は非常にわかりやすいと思いますし、この本自体も分かりやすく書かれていますので、簿記や会計が苦手だと思う方にはおススメです。



2018/05/17

「職場の孤独」という伝染病

今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のひとつです。





今月号のテーマが「職場の孤独」です。

ソリシターという職業は一人で活動していることが多く、孤独を感じることが多い職業だと思います。

ソリシターという職種だけではなく、昔に比べると、社内で周りの人と話す習慣もなくなってきていると思います。

昔は、人も多かったので、いろいろ教えてもらう時間も余裕もあったと思いますし、チームで活動することも多かったように思います。



「孤独は心疾患、認知症、鬱病、不安神経症のリスクを高め、人々の創造力を狭め、推論や意思決定といった職務執行機能を損ない、仕事のパフォーマンスを低下させる」



上記のようなことがわかってきているにもかかわらず、喫煙や肥満の抑制のように対策は講じられていません。逆に、どんどん「個」で仕事をするような方向に向かっていると思います。


健康診断で社員の肉体的健康管理だけではなく、人間関係やつながりに価値をおいて、精神的健康にも力を入れていかないといけないでしょう。


私の周りでも長期に休んでいる人もいますし、今月号は非常に興味深い内容でした。

今月号は是非買って読んでほしいです。

2018/05/13

PRE-SUASION

ロバート・チャルディーニの「PRE-SUASION -影響力と説得のための革命的瞬間-」を読みました。





私の営業バイブルのである「影響力の武器」の著者であるロバート・チャルディーニの最新刊です。





PRE-SUASION(プリ・スエージョン)=「下準備」です。

トップセールスパーソンが多くの時間を割いていたのは「下準備」ということです。

保険業界では、訪問する前にたくさんロープレをしてから訪問することが多いと思いますので、確かに「下準備」に多くの時間を割いています。

別の言い方をすれば、「3つの保険」(ちょっと古い?)でしっかりサプライズを与えられるレベルになるまで練習をしてから訪問していると思います。


「影響力の武器」も理解して、使いこなすまでにはかなり読み込みが必要ですが、この本も理解して、使いこなすまでにはかなり読み込みが必要です。


ただ、身につけると、この本も強力な武器になると思います。

超おススメの1冊です。








2018/05/12

人生の困難を突破する力

小野寺佑太氏の「人生の困難を突破する力」を読みました。





トップコンサルティングサービスの会長の波乱万丈の人生をつづった自伝です。

代理店のホームページにも概略の記載がありますが、想像を絶する困難を乗り越えられてきています。

その精神力もすごいのですが、保険業界に入り、すぐにトップセールスになり、TOT(MDRTの基準の6倍)にまですぐに上り詰めています。

ガテン系の仕事から保険業界に来られているので、知識を一から習得していかれた努力を感じることができます(あまり書かれていませんが)。



TOTの方には何人もお会いしていますが、皆さんそうでない人とはずば抜けているところがありますね。




2018/05/05

Zoomオンライン革命!

田原真人氏の「Zoomオンライン革命! -新しいWeb会議システムが世界を変える!-」を読みました。





私の周りでは、今までWeb会議といえば「Skype」でしたが、今では「Zoom」になっています。

おかしいなあと思っていたら、この本に私に知人が複数紹介されていました(笑)。

ただ、1対1で話すだけなら、Skypeで十分ですが、Zoomの機能が優れているのは、少人数に分かれて話し合いができるところと、全員で書き込めるというところですね。

この本は、Zoomの使い方と機能の素晴らしさをここまで書くかと思ってしまうぐらい書いています。

確かに、時間的、距離的になかなか集まれない人たちにとっては、非常に便利なツールだと思いますし、これからもっともっと使われるでしょう。



著者はZoomが万能のように書いてますが、ものすごい抵抗感があります。

対面には及ばないでしょ。







2018/05/01

実践版 GRIT やり抜く力を手に入れる

キャロライン・アダムス・ミラーの「実践版 GRIT やり抜く力を手に入れる」を読みました。





「GRIT」(やり抜く力)という言葉は頻繁に聞くようになりました。

この本は、「オーセンティック・グリット(本物のグリット)」(いくつかのタイプの中でも最良の結果を生むと考えられるグリット)について書かれています。


定義としては、以下のように書かれています。

高い目標に対する情熱的な追求であり、周囲の人の畏敬の念を引き起こし、より良い人間へと成長し、精神的な持続的幸福を獲得し、ポジティブなリスクを冒し、最高の人生を送りたいというモチベーションを引き出すもの


GRITに寄与する資質として、「情熱」「幸福感」「目標設定」「自制心」「リスク・テイキング」「謙虚さ」「粘り強さ」「忍耐」が挙げられています。


これだけ挙げられると、そりゃやり抜けるでしょと思ってしまいます(笑)。

また、オーセンティック・グリット(良いグリット)と「悪いグリット」もかなり結果論が含まれているような気もします(笑)。



考えてるだけ、言ってるだけではビジネスになりませんから、やり抜く力は必要ですね。