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2017/09/28

送別会

今日は久しぶりに本以外のお話。


2人だけの送別会から今帰ってきました。

わたくしの送別会ではなく、後輩の送別会。勤続3年6か月。

一緒に仕事したのは1年間だけでしたが、最もいろんなことを教えた後輩です。

お肉をいただきながら昔話をしていたら、1年間で20回も勉強会をしたということでした。



1か月半ほど前に久しぶりに電話があったと思ったら、転職の相談でした。

外資系企業に内定をもらい、今の仕事続けるか、転職するか、親からは転職を反対され迷っているということでした。

30分ほど電話で話し、しっかり将来のことを考えていたので、背中を押しました。



今書きながら考えていることは、職業人生ってどうなるかわからないなということです。

私が彼と接したのは、入社2年目の1年間だけでしたが、入社1年目の1年間だったら、違う職業人生になっていたんじゃないかなと思います。

いつどの部署に配属されて、誰と一緒に仕事をするかで、将来が大きく変わってきます。



それが運とか縁とかになるのでしょうが、新天地でも活躍してほしいなと思います。


2017/09/24

シリコンバレー式最強の育て方

世古詞一氏の「シリコンバレー式最強の育て方ー人材マネジメントの新しい常識1on1ミーティング」を読みました。





1on1ミーティングという言葉をよく聞くようになりました。


「1on1ミーティングとは、上司と部下による1対1の定期的な対話の時間です」

一般的な面談との大きな違いは「これは部下のための時間」だということです


著者が冒頭で指摘して衝撃を受けましたが、通常のコミュニケーションは業務に焦点を当てた「仕事の話」をしていて、個人に焦点を当てた対話をしていません。

個人が成長したり、やる気を上げたり、問題がクリアになったり、関係がよくなったりすることが、組織の結果につながるので、当たり前と言っちゃ当たり前ですが・・・



1on1ミーティングが行われていない理由
◆忙しい
◆面倒くさい
◆(過去の面談で)嫌な思いをした
◆苦手意識
◆「必要ない」と思っている
◆自分の上司に1on1を「されてこなかった」



上記の答えも含めて、かなり詳しく書かれています。

買いの1冊だと思います。

2017/09/23

科学革命の構造

トーマス・クーンの「科学革命の構造」を読みました。





50年以上前の古典です。

この本では科学の歴史をたどりながら、歴史を研究する人たちが考えた概念や理論のようなルールであるパラダイムから全く新しい理論などが出てきてパラダイムがシフトするということを述べています。

これがこの本のタイトルになっている「科学革命」ということだと思います。

全く新しい理論が出てくるためには、今までの理論では説明できなくなることが出てきます。今までの理論で説明できないことが出てきてもすぐに新しい理論を考え始めるわけではなく、古い理論にしがみつきます。


ここまで書いていると、今のビジネス書につながってるなと感じます。

2017/09/13

カスタマーサービスの現場は何を求められているか

今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のタイトルの1つです。





好きな調査です。

カスタマーサービスがテーマにはなっていますが、どのようなタイプの人がカスタマーサービスに向いているかを7つのタイプに分けて調査しています。



カスタマーサービス担当者の7つのタイプ

コントローラー
泰然自若
便宜者
共感者
働き者
イノベーター
負けず嫌い



私も「共感者」がカスタマーサービスには向いているのかと思いましたが、調査結果は「コントローラー」が1位で「共感者」は4位ということです。

採用も「共感者」を中心にされているので、ミスマッチが起こっていることになります。

ストレングスファインダーじゃないですけど、強みを生かせる適材適所の人材採用、人材配置がお互いにとって幸せですよね。

逆に言うと、自分自身も会社もどこで力が最大限に発揮されるのか分かっていないということですね。


このあたりの調査がもっと進めばいいですし、自己理解も深めたいですね。





2017/09/11

アルフレッド・アドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉

小倉広氏の「アルフレッド・アドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉」を読みました。





アドラーの100の言葉の第2弾です。


「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉」




第2弾も名作です。



「「もしもAだったらBしたのに」は人生の嘘である。順番が逆なのだ。「Bでの失敗を避けるためにAを創り出した」のだ。」


「仕事ばかりしているワーカホリックは、わずらわしい夫婦関係、親子関係、友だちづきあいから逃げていることに気づくべきである。」


「心配性な人は危険を見つけるセンサー感度が驚くほど高い。取るに足らないような危険を見つけ出し、大きなサイレンを鳴らして、他者を支配する。」


「まじめな人が成功しても、英雄にはなれない。怠け者が成功すると、英雄になる。怠け者は失敗しても、「やればできるのに」と言われる。怠け者は得ばかりなのだ。」


「勇気とは「自分に能力があり、価値がある」と思える感覚。」


「勇気がある人は、簡単に友だちを作る。職場、趣味の場で、周囲の人とうまくやっていく。自分のことばかりでなく、他者にも関心があるからだ。」


「共同体感覚とは、他者を助け喜ばせることに、喜びを感じる心。奪うことよりも与えることに、喜びを感じる心。」


「あらゆる失敗は、共同体感覚の欠如に原因がある。協力する能力が低いから失敗するのだ。」


「共同体感覚の高い人が教師になった。目的は貢献である。共同体感覚の低い人が教師になった。目的は弱者を支配し、弱者の中で安心することである。」


「「怒り」は相手をねじ伏せ、支配するために使われる。相手を犠牲にして自尊心を高める、安っぽい方法である。しかし、しばしばうまくいくため、常用される。」



他にも名言がいっぱいあり、たくさんチェックしましたが、きりがないのでこれぐらいします。

また、思い当たる節があることばかりで、アドラー心理学のすごさをまたまた思い知らされました。


超おススメの1冊です。


2017/09/03

管理しない会社がうまくいくワケ

アービンジャー・インスティチュートの「管理しない会社がうまくいくワケ -自分の小さな「箱」から脱出する方法《ビジネス篇》-」を読みました。





私の大好きなアービンジャー・インスティチュートの「箱」の最新刊です。



「自分の小さな「箱」から脱出する方法」




この本では、「マインドセット」をテーマにしています。

私たちの行動、人とどうかかわるか、どんな状況で振る舞うかはすべてマインドセットで決まるということです。

マインドセットは2つに分けていて、「外向き思考」と「内向き思考」です。

外向き思考になると、自分以外のものに目が向き、自分が損るとか得するとかという狭い思考ではなく、もっと広い思考になります。

内向き思考は相手のことを「モノ」として見ていて、外向き思考は相手を「人」として見ています。

これは思い当たる節があります。

ソリシターと代理店さんとの関係です。

私の数字が足りないから、数字を出してくれ!というソリシターがいる反面、お願いや恫喝はせず、お客さのために代理店さんのために、広い視野で、すべてのステークホルダーを人として見て、発言するソリシターがいます。



「人生を悩ましいものにする最大の要因は、「他者を理解すること」から目を背けている自分の姿勢なのだ」

「私たちの会社が利益を得ているのは、いつも自社の利益を考えていないときだった」

「外向き思考の人々や組織は、他者の仕事がうまくいくように手助けするのだ」

「大事な原則は、「自分が関わっているかぎり、問題は自分にある」

「「管理する人」と「管理される人」という区別をいつまでたってもやめない組織は、「自己正当化と非難」であふれることにある」



今回も名作です。ぜひ読んでほしい1冊です。

2017/09/02

法人FPの教科書

井上得四郎氏、島津悟氏、渡辺文憲氏、奥田雅也氏の「法人FPの教科書」を読みました。





かなり遅くなってしまいましたが、やっと買いました。

「逆ハーフタックスの教科書」より読みやすいです(笑)。





第Ⅰ部は、
井上先生の昔話も興味深いですし、奥田氏のケーススタディもとても参考になります。

第Ⅱ部は、
逆ハーフタックス(GHT)について書かれています。
最近は、予定利率の低下もあり保険会社も養老保険を販売したくないという理由もあると思いますが、GHTもあまり聞かなくなってしました。

第Ⅲ部は、
恒例の座談会です。



ちょっと高い気もしますが、発行部数から考えると仕方ないのかなと思います。