アービンジャー・インスティチュートの「管理しない会社がうまくいくワケ -自分の小さな「箱」から脱出する方法《ビジネス篇》-」を読みました。
私の大好きなアービンジャー・インスティチュートの「箱」の最新刊です。
「自分の小さな「箱」から脱出する方法」
この本では、「マインドセット」をテーマにしています。
私たちの行動、人とどうかかわるか、どんな状況で振る舞うかはすべてマインドセットで決まるということです。
マインドセットは2つに分けていて、「外向き思考」と「内向き思考」です。
外向き思考になると、自分以外のものに目が向き、自分が損るとか得するとかという狭い思考ではなく、もっと広い思考になります。
内向き思考は相手のことを「モノ」として見ていて、外向き思考は相手を「人」として見ています。
これは思い当たる節があります。
ソリシターと代理店さんとの関係です。
私の数字が足りないから、数字を出してくれ!というソリシターがいる反面、お願いや恫喝はせず、お客さのために代理店さんのために、広い視野で、すべてのステークホルダーを人として見て、発言するソリシターがいます。
「人生を悩ましいものにする最大の要因は、「他者を理解すること」から目を背けている自分の姿勢なのだ」
「私たちの会社が利益を得ているのは、いつも自社の利益を考えていないときだった」
「外向き思考の人々や組織は、他者の仕事がうまくいくように手助けするのだ」
「大事な原則は、「自分が関わっているかぎり、問題は自分にある」
「「管理する人」と「管理される人」という区別をいつまでたってもやめない組織は、「自己正当化と非難」であふれることにある」
今回も名作です。ぜひ読んでほしい1冊です。
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