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2017/05/29

たった一つを変えるだけ

ダン・ロスステイン、ルース・サンタナの「たった一つを変えるだけ -クラスも教師も自立する「質問づくり」-」を読みました。





小中高校の教師と生徒の「質問づくり」をテーマにした本です。

学校でも仕事でも、ほとんどが一方的に話をする、話を聞かされるという関係になっていると思います。

この本では、以下をポイントにしています。


①すべての生徒は、自分で質問がつくれるようになる方法を
 学ぶべきであること。
②すべての教師は、生徒の質問づくりを授業の一貫として
 教えられるようにすること。


大学以降は、問いを立てる力がどんどん必要になってきますから、小さいうちから学んだ方がいいですよね。



質問づくりの7つの段階

質問の焦点
質問づくりのルール
質問をつくる
質問を改善する
質問に優先順位をつける
次のステップ
振り返り


それぞれの段階でどのようにすればよいか細かく書かれています。

社会人でも質問をつくるというのは難しい作業なので、フレームワークを提示してもらえるのはありがたいです。


質問をつくるワークショップを開発したくなりました。

2017/05/28

スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン

カーマイン・ガロの「スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン -人々を惹きつける18の法則-」を読みました。





旬からかなり外れていますけど、いまさらながら読みました(笑)。


18の法則は以下の通りです。


 1.構想はアナログでまとめる
 2.一番大事な問いに答える
 3.救世主的な目的意識を持つ
 4.ツイッターのようなヘッドラインを作る
 5.ロードマップを描く
 6.敵役を導入する
 7.正義の味方を登場させる
 8.禅の心で伝える
 9.数字をドレスアップする
10.「びっくりするほどキレがいい」言葉を使う
11.ステージを共有する
12.小道具を上手に使う
13.「うっそー!」な瞬間を演出する
14.存在感の出し方を身につける
15.簡単そうに見せる
16.目的に合った服装をする
17・台本を捨てる
18.楽しむ



プレゼンのハウツウ本という面と、スティーブ・ジョブズのプレゼンテーションの解説という面があるので、飽きずに読めます(笑)。

実際、代理店担当として、人前で話すことがあると思いますが、ここに書いてあることすべては真似できません。

引かれます(笑)。











2017/05/16

現代の覚者たち

森信三編著の「現代の覚者たち」を読みました。





雑誌「致知」に掲載されたインタビュー集です。

たくさんの偉い方のインタビューがありますが、一番興味深かったのは、元京大総長の平澤先生のインタビューです。


「教育とは火をつけることだ」


「人生で一番大事なことの一つは、自分を騙さず、自分が約束したことは、絶対に守る、まずもって、誠実、真心ですな。その真心の中でも、自分を騙さんということが一番大事だと思います」


「教育の基本は、第一はあくまで誉めること。第二はできるまでやらせること。第三は、自分もそれを実行すること」


「結局、人の欠点が目につく間はまだだめです。それらの欠点が「飾り」にみえるようになれば本物でしょう」



新入社員や新しく担当した代理店さんをイメージして読みました。

知らず知らずのうちに「他責」になっていたことに気づかされます。またダイバーシティを全く分かっていないということにも深く反省しました。

インタビューのタイトルが「八十歳になっても人間の成長はこれからである」です。


覚者は違います。




2017/05/15

復興を超えた社会エコシステムの創生

今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のタイトルの一つです。





女川町の復興ケーススタディです。

復興では、利害の対立で、なかなか物事が進まないことを想像していました。


しかし、女川町では、

「町は誰のものか」

「我々の「顧客」とは誰か」


本質的な問いから、一個人にとってよいことから、女川町にとってよいことに価値を見出しています。


衝撃的なことは「よそ者の参画」です。


今月号は、「エコシステム」がテーマですが、最も興味深い論文でした。

2017/05/09

低金利時代の不動産投資で成功する人、失敗する人

重吉勉氏の「低金利時代の不動産投資で成功する人、失敗する人」を読みました。





この頃、頂き物の本が多いです。この本もそうです。ありがたいことです。

不動産投資の本はここでも数多く紹介していますが、この本がリスクについて書いていると思います。

最近、CMでもレバレッジを効かせた投資を勧めているものもありますが、金利上昇した場合、空室になった場合、耐えられません。

借り入れを大きくしなければ、リスクがかなり抑えられることを力説しています。

全額自己資金で不動産投資を行った場合、金利が上昇してもリスクがあるわけではありませんし、空室になっても利回りが下がるだけで、致命傷を負うわけではありません。

この本では借り入れの割合を明示していて、過度な投資に警鐘を鳴らしています。


私の知り合いでも、不動産投資をしている人が複数いらっしゃいますが、この本でやってはいけないと書かれていることをやっている人が多いです。

この十数年、低金利が続いていて、結果的に大きな問題にはなっていませんが、取らなくてもいいリスクは取らないに越したことないです。


これから投資をする人、すでに投資をしている人、周辺知識として理解したい人は一読した方がいいと思います。

2017/05/07

ヒロセ物語

新田哲嗣氏シナリオ、水元あきつぐ氏作画の「ヒロセ物語 -株式会社ヒロセの人間力育成秘話-」を読みました。





読みましたといっても、漫画です。

3Kのごみ収集業で仕事に誇りも感じられず、荒れ果てた会社が木鶏会で激変したというストーリーです。

私の近くで木鶏会を行っている会社、事業所などを知りませんので、実際にどのように人が変化していくのかわかりませんが、他の人を見る目が変わりそうです。


この本では、社長の従業員を信じる気持ち、ビジョンがすごいです。


致知の宣伝が過ぎますが、ドキュメンタリーということなので、許しておきましょう。

2017/05/06

経営者の手帳

坂本光司先生の「経営者の手帳」を読みました。





100の名言集です。

共感する言葉が多いですね。

難しいことを言っているわけではないですけど、実践している会社はほとんどないことばかりです。



 1.経営とは、会社(組織)にかかわるすべての人々の
  永遠の幸せを実現するための活動のことである。


 7.経営者・管理職の最大の使命は、部下を管理
  (マネージ)することではなく、フェロー(メンバー、仲間)
  をリード・支援することである。

10.人財が最も嫌うのは、「管理」という名の刃物である。

17.前へ前へと進まない経営者・リーダーは、年齢を問わず
  老害である。倫理観・正義感が著しく欠落した人には、
  経営者の資格がない。ともに組織を去るべきである。

25.企業経営の成否は、すべてトップにかかっている。
  使命と責任が果たせない経営者は、潔く退出すべきで
  ある。



坂本先生の本なので、中小企業を取材して書かれているので、中小企業の経営者向けに書かれていると思いますが、一社員としても戒めないといけないと思います。

2017/05/05

講師・インストラクターハンドブック

中村文子氏、ボブ・パイク氏の「講師・インストラクターハンドブック -効果的な学びをつくる参加者主体の研修デザイン-」を読みました。





「クリエイティブ・トレーニング・テクニック・ハンドブック」は読みにくかったですが、この本は読みやすくて、バイブル的な本になると思います。





学習の法則
①学習者は大きな身体をした赤ちゃんである
②人は自分が口にしたことは受け入れやすい
③習得はいかに楽しく学ぶかに比例している
④行動が変わるまで学習したとは言えない
⑤くわっ、くわっ、くわっ(自分が習得したことを他人に
 教えられるレベルになって初めて習得したことになる)


オープニングに入れるべき3つの要素

①参加者の最大の関心事を打ち破る
 (研修に集中してもらう)
②ネットワーキングを促す
③研修内容に関係がある(アイスブレイクは内容に
 関係あるものを)


クロージングの流れ
①一通りのコンテンツが終了したところで、アンケートに
 記入してもらう
②その日の研修内容や、今後の実践に向けて自分
 自身が考えたことを振り返り、整理する個人ワークの
 時間をとる
③理解の確認などを行いたい場合は、全体を通しての
 理解度チェッククイズなどに取り組んでもらう
④今後何をどう実践するかを、グループ内など何らかの
 形で発表してもらう
⑤最後に講師から、その日の重要ポイントと関連性が
 あるメッセージや体験談などを話して終了する


話し方に関する4つのポイント
①間を入れる
②スピードに留意する
③無駄な言葉を入れない
④言葉の選択、用語(カタカナ、難しい単語等は使わない)


安心して学べる環境の特徴
・否定されない
・受け入れてもらえる
・失敗しても許される
・恥をかいたり自尊心が傷つくような場面がない
・この場(研修)での言動が後(仕事に対する評価など)に
 影響しない
・学ぶことの目的や意義が理解できている
・自分の存在価値が感じられる
・物理的にも快適である


質問対応の4つのステップ
①お礼を言う
②質問内容や意図を確認する
③回答する
④答えが十分であったかを確認する



他にもたくさん書きたいことがてんこ盛りでしたが、これぐらいにしておきます。

超おすすめの1冊です。

2017/05/04

かばんはハンカチの上に置きなさい

川田修氏の「かばんはハンカチの上に置きなさい -トップ営業がやっている小さなルール-」を読みました。





10年近く前の大ベストセラーやっと読みました(笑)。

「今ごろ?」と突っ込まれそうです。


トップセールスの人は、カバンをハンカチの上に置くだけではなく、細かいところにいろいろなルールを持っています。



白いシャツしか着ない、黒い靴しか履かない、契約を取るとは言わない、直帰はしないetc



ソリシターも真似をした方がいいことがたくさん書いてあります。

ソニー・プルデンシャルのOBの方と仕事をすることも多々あると思いますが、彼らがこのような価値観で仕事をしているということを知っているということも大切ですね。