ソリシター、サポーター、MR、プロモーター、AAC、代理店、代理店担当、ホールセラー、生命保険、ANP、リクルート、稼働、KASH、AC、セールスプロセス、来店型、セミナー、定期保険、養老保険、終身保険、ASR、銀行窓販、全額損金、象の背中、MDRT

2009/02/27

ダイアローグ

中原淳先生、長岡健先生の「ダイローグ 対話する組織」を読みました。



ダイアローグを勧める時に、デヴィッド・ボームの「ダイアローグ」をすすめていたのですが、とってもいい本なのですが、とっつき難くて、何か分かりやすい本ないかなあとと思っていたところいい本が出ました。



社会構成主義についても、分かりやすく触れていて、とてもいい本でした。




自分に向けて、引用します。


あなたは、大人に学べという
あなたは、大人に成長せよという
あなたは、大人に変容せよという
あなたは、お前は大人にダイアローグせよ、という

で、そういう「あなた」はどんなのだ?

あなたは学んでいるのか?
あなた自身は成長しようとしているのか?
あなた自身は変わろうとしているのか?
そして、あなたはダイアローグの中にいるのか?


一読されることをおススメします。

2009/02/26

引き寄せられているのでしょうか?

営業所長と直販の話を書いたら、このところ立て続けに、そのような経歴の方にお会いしました。


数日前にお会いした元営業所長の甲氏との会話です。

私「A代理店を担当しているのですか?」

甲氏「そうなんですが、行ったことないんです。行ったほうがいいですか?」

私「社長はMDRTの会長もされた方ですしね。行く価値あると思いますよ。力を入れられたらどうですか?」

甲氏「何をすれば良いですか?毎日行ってれば、何とかなりますか?」

私「はっ?行かないよりはいいと思いますが、・・」


その翌日にお話した元直販社員の乙氏との会話です。

乙氏「俺、面倒くさいこと嫌いなんだよね。」

私「今は、面倒くさいことを言う側から言われる側に変わりましたね。」

乙氏「だから代理店に言うんです、そんな面倒くさいことこと言われたらイヤでしょ。だから言わないでね。」

私「・・・」


お二人とも苦労が絶えないようでした。がんばれ、甲氏、乙氏。

2009/02/23

身体症状に宇宙の声を聴く

アーノルド・ミンデルの「身体症状に〈宇宙の声〉を聴く」を読みました。

昔は、コーチングの本をよく読んでいましたが、このごろ心理学系の本に凝っています。

昔は、コーチングは重要なスキルだなあと思っていました(今ももちろん思っています)が、コーチングだけでは難しいケースが結構あります。

優秀な人は、質問をすると、自ら気づいて、行動に変化がありますが、質問をすると、言い訳をするという悪いスパイラルを回って落ちていくようなタイプの方には、違うアプローチが必要です。

心理学の考え方やワークが使えるんじゃないかと思っています。


ただ、この本は、元物理学者のミンデルが、かなり物理学とプロセス指向心理学を融合させていて、とても難解です。

2009/02/20

成長の限界

ドネラ・H・メドウズ、デニス・L・メドウズ、ジャーガン・ラーンダス、ウィリアム・W・ベアランズ三世の「成長の限界」を読みました。

ずっと読みたいと思っていた古典です。初版が1972年、今手元にあるのは、61刷です。こんなに増刷されている本は初めてですね。

内容も全く古さを感じさせず、逆に今読んでも、タイトルの通り、衝撃を受ける内容ですね。

今のサブプライムローン問題は、まさしく”成長の限界”ですね。


40年近く前にこんなことを書いています。

自ら進んで成長に制約を課するには、多大な努力が必要であろう。それは、新しい方法で多くもものごとをなすのを学ぶことを意味するであろう。それは、人類の創意と柔軟さと自己抑制の能力を必要とするであろう。

2009/02/18

直販出身

営業所長出身の方が苦労している話を書いたら、その翌日、直販出身の方の苦労話を聞かされました。

P社、S社、A社、C社の方が多いでしょうか。

転職されて、いい代理店さんを担当させてもらせず、手数料ランクの一番低いところまで下がってしまった代理店さんばかり担当しているということでした。

手数料ランクをひとつでも上げようと、研修をするために会社に呼んでいるんです。でも、乗合代理店だから、別に当社の商品を売らなくてもいいんですよねー。だから誰も来てくれないんです。もちろん数字は全然でなくて、評価も悪いんです、と話されていました。


黙ってずっと聴いていましたが、支社長や周りの人に何も教えてもらえず、納得感のない評価をされ、やる気をなくしちゃうよなー、かわいそうだなー、これじゃ、ソリシターをやる人いなくなっちゃうなあ、と思いました。

2009/02/16

営業所長出身

日本社の営業所長出身のソリシターの方が苦労している様子を良く見かけます。

A社、M社、旧Y社の方が多いのでしょうか。

同じ生命保険業界の固定給職種の営業でも全く違う業種と考えたほうがいいですね。営業所長としての経験がほとんど役に立たないかも知れませんね。

かなり主観的で、異論があるかもしれませんが、

コンサルティングセールスが中心 と 型販売が中心
乗合 と 一社専属
フルコミッション と 固定+歩合+社会保険
業として営んでいる方が多い と パート感覚の方が多い
企画提案 と お願い


今までの経験や知識、スキルを手放して、新しいものをつかめるか、多分研修でそんなこと教えてもらったり、OJTがあったりしないと思いますので、新卒のように新しいことを吸収できるかが重要だと思います。

2009/02/13

コピーライティング

久々ですね。

ジョン・ケープルズの「ザ・コピーライティング」を読みました。

通販をやっている保険会社、事業部では、当たり前のことかもしれないですが、いままでの保険会社にはない発想、考え方だなあと思いました。

いまだに多くの保険会社が、マーケティング(見込み客発掘)をセールスパーソン(代理店)に任せて、会社としては全くやってこなかった。そろそろお金をかけてもいいんじゃないかなあ。


本の中身ですが、生命保険の世界では、すべてをそのまま使えないですが、日頃、提案書や研修資料を作っているソリシター、来店型ショップやセミナーをしている代理店さんを担当しているソリシターには、とても参考になると思います。

コミットしていただける代理店さんと思いっきりテストしてみたいなあ。

2009/02/12

いい代理店を全然担当していないんです

以前にこのようなことを言っている某社のソリシターがいました。

そのソリシターと代理店A社と代理店B社の方とと食事をしました。

A社はたくさん乗り合いをしており、相当売っている代理店さんでした。

B社はこれから代理店事業を始めようとしており、どこの保険会社を乗り合うかを検討していました。

お話をしている中で、B社の方は、「某社の医療保険を販売したい」というお話をされました。

そこで、某社のソリシターの予想外の発言が出ました。

「甲社の医療保険が安いですよ。」

私は、お前何言ってんの?という顔をしましたが、本人は全く気づいていません。A社の方は、私の顔色が変わったことに気がつきました。

彼は、甲社の医療保険が安いことを僕は知っているんだよ、ということを自慢しているようでした。

保険のことをあまり知らない、これから代理店を始めようとしている、自社の商品を売りたいと言ってくれている人に対して、他社の医療保険がいいですよ、自分の言っていることに全く気づいていない、周りの人の表情も全く気づいていない、本当にびっくりしました。


彼は、一生いい代理店さんは担当できないだろうなあ、いい代理店さんを担当させてもらえない理由も一生分からないんだろうなあ。

2009/02/11

ベスグロ

先日、某社のソリシターの方から、2008年度グロスで一番になりました、とメールをいただきました。このブログを読んでいるかどうか分かりませんが、おめでとうございます。

ベスグロを獲ると、周りのソリシターから、いい代理店を担当しているから当然だ、のようなことを言われがちです。

まあ、確かにその通りなのですが、いい代理店さんを担当させてもらえるということが重要なのです。影でそういうことを言う人は、代理店営業が良く分かっていない、自分がなぜいい代理店さんを担当させてもらえないか分かっていない人が多いような気がします。

でも、そういうことを言われると、気分が良くないので、言われないようにリクルートや稼働代理店数など、他の指標も一番もしくはそれに近い結果を残せるようにがんばってください。(大変ですけど)


負けないようにがんばろ。

2009/02/02

社会構成主義

ケネス・J・ガーゲンの「あなたへの社会構成主義」を読みました。

社会構成主義、なかなか聞きなれない言葉ですが、Wikipediaで調べてみると、現実(reality)、つまり現実の社会現象や、社会に存在する事実や実態、意味とは、すべて人々の頭の中で(感情や意識の中で)作り上げられたものであり、それを離れては存在しないとする、社会学の立場だそうです。

興味深い箇所がいくつもあり、いつものように引用するのがすごく難しいです。


対話について書かれている箇所を引用します。


グローバル化の進行に伴い、人々の現実の対立がますます深まっていく今日に世界において、コミュニケーションの新しい資源は必要不可欠です。対立は、教室、家族などどんなに親密な関係の中にも存在します。私は、相手を肯定し、相手にとってそれほど敵対的でない別の「自己」を、自らの内に見い出すことが非常に有用だということがわかりました。



難しいですが、自分のことを客観的に見る自分を意識してみましょうか。


読みやすい本とは言いがたいですが、新しい発見、気づきがいっぱいある本だと思います。