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2019/12/25

デザイン思考が世界を変える[アップデート版]

ティム・ブラウンの「デザイン思考が世界を変える -イノベーションを導く新しい考え方-[アップデート版]」を読みました。





アップデート版とあるように10年前にオリジナル版が出ています。

10年前はそれほど「デザイン思考」は注目されていなかったと思いますが、今は「デザイン思考」という名前を頻繁に聞くようになっていると思います。

VUCAやダイバーシティなどの言葉が頻繁に使われるようになり、既存のフレームワークでは立ちいかなくなってきたということがあるのでしょう。



デザインプログラムの三要素

洞察・・・他者の生活から学び取る
観察・・・人々のしないことに目を向け、
    言わないことに耳を傾ける
共感・・・他人の身になる(または他人の担架に横たわる)



IDEOの仕事ぶりを読んでいても、徹底した洞察と観察が感じられます。


デザイン思考のフレームワークを組織に浸透させるところからスタートですね。



2019/12/17

最高の企業文化を育む「少数」の法則

ジョン・カッツェンバック、ジェームズ・トーマス、グレッチェン・アンダーソンの「最高の企業文化を育む「少数」の法則」を読みました。





文化に命を吹き込む3つの基本的カテゴリー

◆形質
 会社の「家族的類似性」を体現する一連の要素。社員が
 共有する仕事上の前提であり、サブカルチャーを凌ぎ、
 社員と仕事の感情的なつながりの核となっている

◆要となる行動
 一部の社員が日常的に行っている、周囲の人々に良い
 影響を与える少数の行動。それらが広く組織内に行き
 渡れば、会社の成功につながる。

◆真の非公式のリーダー
 優れた感情的直観力または社会的ネットワークを備え、
 際立った存在になっている少数の人々



上記が原書のタイトルになっている「クリティカル・フュー」です。

「フュー」(少数の要素)に絞っているのは、企業文化を抜本的改革は難しく、既存の文化の良いところを活かしつつ再構成するべきと言っています。


日本で、企業文化を重要視する企業が多い、経営課題として認識している企業が多いというデータが紹介されていますが、変革が進んでいる企業は少ないのではないでしょうか。

2019/12/15

売った後が肝心 顧客との絆をマネジメントする

今月号のハーバードビジネスの論文のタイトルのひとつです。





マーケティングの大家、セオドア・レビットの論文です。

生命保険は保険金のお支払があってはじめて完結するものなのに、契約をいただくことがすべてになっていることが多いと思います。

一部の保険会社、一部のセールスパーソンは違うと思いますが・・・

私も今までどうやって見込客を発見するかということを中心に考えていましたが、ご契約いただいたお客さまがコミットメントを深め、リレーションが強まることを中心に考えた方がいいと思うようになりました。

契約後のセールスパーソンとお客さまの心理が語られることが多いですが、改めて比較して書かれると反省することばかりです。


過去に読んだことある人も多いと思いますが、ぜひ読んでほしい論文です。



2019/12/02

アート思考

秋元雄史先生の「アート思考 -ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法-」を読みました。





アートをテーマにした本がたくさん出ているような気がします。

左脳ばかり使って、論理的に考えるだけでは、新しいことは生まれてこないので、クリエイティブで芸術的な思考でないと、VUCA、ダイバーシティの時代ではうまくいかないのでしょう。

著者によると、

「人間社会の課題が広く、深くなっていく時代において、ビジネスの課題の立て方(ビジネスモデル)も広く、深いものではなければ、息の長いビジネスとして存続できないのではないかと、私は考えるからです」


この本では、「問いを見つける」ことが大切と言っています。


「問いを見つける」ことが重要、「問いを見つける」ことができれば、答えを見つけることは簡単だなど、多くの先人たちも言っています。

そのためには、あなたの曇った目を取り除くことを最初にやれと言っています。

曇った目、メンタルも出に気づくということは最も難しいことだと思っているので、やれと言われても難しいことです。

曇った目をガラスの目に磨いたアーティストたちの作品を見ることで曇った目に気づくことが出来そうです。