ジョン・カッツェンバック、ジェームズ・トーマス、グレッチェン・アンダーソンの「最高の企業文化を育む「少数」の法則」を読みました。
文化に命を吹き込む3つの基本的カテゴリー
◆形質
会社の「家族的類似性」を体現する一連の要素。社員が
共有する仕事上の前提であり、サブカルチャーを凌ぎ、
社員と仕事の感情的なつながりの核となっている
◆要となる行動
一部の社員が日常的に行っている、周囲の人々に良い
影響を与える少数の行動。それらが広く組織内に行き
渡れば、会社の成功につながる。
◆真の非公式のリーダー
優れた感情的直観力または社会的ネットワークを備え、
際立った存在になっている少数の人々
上記が原書のタイトルになっている「クリティカル・フュー」です。
「フュー」(少数の要素)に絞っているのは、企業文化を抜本的改革は難しく、既存の文化の良いところを活かしつつ再構成するべきと言っています。
日本で、企業文化を重要視する企業が多い、経営課題として認識している企業が多いというデータが紹介されていますが、変革が進んでいる企業は少ないのではないでしょうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿