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2022/07/24

「研修評価」の教科書

中原淳先生、関根雅泰氏、島村公俊氏、林博之氏の「研修開発入門 「研修評価」の教科書 −「数字」と「物語」で経営・現場を変える−」を読みました。 



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研修実施についての本は星の数ほどありますが、実施した研修を評価する本はほとんどありません。平易に書かれたものは全くと言っていいほどありません。


なので、実施することがゴールになっていたり、受講者の行動変容や成果ではなく、反応が評価の対象になっていたりすることがほとんどです。


成果は行動変容の結果なので、間接的な効果のため、行動変容をゴールに研修をしようとするとなると、行動を明確化しなくてはいけません。


ソリシターの世界では、行動の明確化、形式知化されていないことが多いのではないでしょうか。



行動変化が起きる4つの条件

⑴個人が、「変化したい」という欲求を持つこと

⑵個人が、「何をどうやればよいか」理解していること

⑶個人が、「適切な雰囲気」で働いていること

⑷個人が、変化することで評価されること



受講者の行動変容を左右する「職場の雰囲気」

抑止的・・・学んできたことの活用を上司が禁止している

やる気をそぐ・・・「やってはいけない」と直接的にはいわないが、上司が快く思っていないことは確実に伝えられている

中立的・・・研修を受けてきたという事実を上司が無視している

職務が今までどおりに完了するのであれば、何もいわない

奨励的・・・学んだ成果を職務に活用することを奨励している

要求的・・・部下が何を学んできたかを上司は把握していて、それを確実に仕事に転用させたいと思っている



この本をきっかけに、研修開発の捉え方が変わるのではないかと思います。

2022/07/13

従業員が仕事に愛情を持てる職場をつくる

 今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のタイトルの1つです。



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著者はマーカス・バッギンガム。


今年、海外では「Love + Work」という本が出版されてるようで、その抄録です。


日本人は、エンゲージメントが低いと言われ続けていますが、取組を聞いたことがありません(知らないのは私だけでしょうか)。



「勤続率、業務成果、エンゲージメント、レジリエンス、インクルージョンの最も有効な予測因子は、賃金水準、同僚への思い、勤務地ではなく、さらに言えば組織ミッションの強い信奉でさえなかった。これらのすべて、若干の説明にはなったが、以下の3点のような重要性は持たなかったのである」


・先週は毎日、楽しく仕事ができたか。

・自分の強みを活かすチャンスに日々恵まれたか。

・得意なことや好きなことをする機会を職場で与えられているか



これに当てはまる人はほとんどいないのではないでしょうか。


従業員が仕事を愛するような組織を意図的に勤務時間の20%つくるだけでも効果があると言っています。


個人的には、「学習」「多様性」「チーム」「信頼」がキーワードになると思います。




日本語版が楽しみです。



2022/07/06

新版 小さな会社★儲けのルール

 竹田陽一氏、栢野克己氏の「新版 小さな会社★儲けのルール −ランチェスター経営7つの成功戦略−」を読みました。



<a target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/%E3%80%90%E6%96%B0%E7%89%88%E3%80%91%E5%B0%8F%E3%81%95%E3%81%AA%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E2%98%85%E5%84%B2%E3%81%91%E3%81%AE%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB-%E7%AB%B9%E7%94%B0-%E9%99%BD%E4%B8%80/dp/4894517205/ref=sr_1_2_sspa?crid=IXWR3YK92UDB&amp;keywords=%E5%B0%8F%E3%81%95%E3%81%AA%E4%BC%9A%E7%A4%BE+%E5%84%B2%E3%81%91%E3%81%AE%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB&amp;qid=1657115752&amp;sprefix=%E5%B0%8F%E3%81%95%E3%81%AA%E4%BC%9A%E7%A4%BE%252Caps%252C448&amp;sr=8-2-spons&amp;psc=1&amp;spLa=ZW5jcnlwdGVkUXVhbGlmaWVyPUExNVFXMU5JVTk5SVdCJmVuY3J5cHRlZElkPUEwODUyNjcwM0ZDNjRSVFpHQVBFNyZlbmNyeXB0ZWRBZElkPUFMTVUyS0hROVYxQlomd2lkZ2V0TmFtZT1zcF9hdGYmYWN0aW9uPWNsaWNrUmVkaXJlY3QmZG9Ob3RMb2dDbGljaz10cnVl&_encoding=UTF8&tag=kon418-22&linkCode=ur2&linkId=0b33fc41a088bbf87a4c1457b53ff5dc&camp=247&creative=1211">新版 小さな会社★儲けのルール</a>



1 弱者の基本戦略

2 弱者の商品戦略

3 弱者のエリア戦略

4 弱者の客層戦略

5 弱者の営業戦略

6 弱者の顧客戦略

7 弱者の時間戦略



小さな保険会社や小さな保険代理店がどのように競合に対して戦っていくのかを考えるにあたって、答えが書いているわけではありませんが、とても参考になる本だと思います。


募集人の数が数人、5社程度乗合している代理店を担当している人は社長と一緒にこの本を読んで戦略を検討してみるといいと思います。他者のソリシターと異なるポジショニングが取れますので、一目置いていただけるでしょうし、感謝されると思います。


生命保険代理店は手数料率、手数料額が高いので、あまり活動効率が良くなくても今のところやっていけていると思いますが、徐々に厳しくなってくると思います。


どこで生き残るか、どこに活路を見出すのか、遅れている業界だからこそチャンスがあるような気がします。




絶対買いの1冊だと思います。