ダニエル・ゴールマン、ピーター・センゲの「21世紀の教育 −子どもの社会的能力とEQを伸ばす3つの焦点−」を読みました。
<a target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/21%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%81%AE%E6%95%99%E8%82%B2-%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AE%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E7%9A%84%E8%83%BD%E5%8A%9B%E3%81%A8EQ%E3%82%92%E4%BC%B8%E3%81%B0%E3%81%993%E3%81%A4%E3%81%AE%E7%84%A6%E7%82%B9-%E3%83%80%E3%83%8B%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3/dp/4478104549/ref=sr_1_1?crid=1SRJNMBCO26B2&keywords=21%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%81%AE%E6%95%99%E8%82%B2&qid=1656426932&sprefix=%EF%BC%92%EF%BC%91%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%81%AE%252Caps%252C254&sr=8-1&_encoding=UTF8&tag=kon418-22&linkCode=ur2&linkId=2959f4c990d879011525291cb3bf4894&camp=247&creative=1211">21世紀の教育</a>
「EQ」のダニエル・ゴールマン、「学習する組織」のピーター・センゲの2人の書いたほんとなれば、買わずにはいられません。
原書のタイトルであるトリプルフォーカス、3つの焦点は「自身」(inner)「他者」(other)「外の世界」(outer)です。
1つ目のinnerは自分自身に注意を向け、自分のパーパスやソースにつながることです。
これは子供たちだけの話ではなく、大人になってもとても重要なことだと思います。仕事の捉え方、向き合い方が大きく変化すると思います。
2つ目のotherは他者に注意を向け、理解することです。
3つ目のouterは外の世界に注意を向け、何がどのようにつながっていて、どのように相互作用しているのかに気づくことです。
SEL (Social Emotional Learning)が教える5つの能力
・自分に気づく力
自分は何を感じているか、なぜそう感じているかを理解する能力
・セルフ・マネジメント
感じていることに適切に対処する能力
・他者を理解する力
他者が何を考え、何を感じているかを理解し、他者からの視点を把握する能力
・ソーシャルスキル
上の3つを統合して、調和の取れた関係性を築く能力
・より良い意思決定
上のすべての感情的知性に関するスキルセットを総動員して、人生におけるより良い意思決定をする能力
小中学校の導入事例から話を進めていますが、大人にとっても重要な要素になっていると思います。