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2022/06/29

21世紀の教育

ダニエル・ゴールマン、ピーター・センゲの「21世紀の教育 −子どもの社会的能力とEQを伸ばす3つの焦点−」を読みました。 



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「EQ」のダニエル・ゴールマン、「学習する組織」のピーター・センゲの2人の書いたほんとなれば、買わずにはいられません。


原書のタイトルであるトリプルフォーカス、3つの焦点は「自身」(inner)「他者」(other)「外の世界」(outer)です。


1つ目のinnerは自分自身に注意を向け、自分のパーパスやソースにつながることです。


これは子供たちだけの話ではなく、大人になってもとても重要なことだと思います。仕事の捉え方、向き合い方が大きく変化すると思います。


2つ目のotherは他者に注意を向け、理解することです。


3つ目のouterは外の世界に注意を向け、何がどのようにつながっていて、どのように相互作用しているのかに気づくことです。




SEL (Social Emotional Learning)が教える5つの能力


・自分に気づく力

 自分は何を感じているか、なぜそう感じているかを理解する能力

・セルフ・マネジメント

 感じていることに適切に対処する能力

・他者を理解する力

 他者が何を考え、何を感じているかを理解し、他者からの視点を把握する能力

・ソーシャルスキル

 上の3つを統合して、調和の取れた関係性を築く能力

・より良い意思決定

 上のすべての感情的知性に関するスキルセットを総動員して、人生におけるより良い意思決定をする能力



小中学校の導入事例から話を進めていますが、大人にとっても重要な要素になっていると思います。



2022/06/20

コミュニケーションの本質は「聞く」ことである

 今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のタイトルの1つです。



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70年前に書かれたロジャース=レスリスバーガーの論文です。


70年前から「本質」は変わっていません。


コミュニケーションの阻害要因は「判断しようとする傾向」があること


良い・悪い、賛成・反対などと判断するために聞いてしまっていることを深く反省します。

相手の話を理解しながら聞くとコミュニケーションできて判断する傾向を避けることができると言っています。


できない理由も書かれています。

・勇気に欠けている

・感情が高ぶっている

・人数が多すぎる


「勇気に欠けている」というのは驚きでした。

判断せずに理解しようとして聞くと、自分の意見や態度、人格が変わるリスクがあります。これを受け入れる勇気は、言われてみれば、ありません(悲)。



聞くことの難しさがここに詰まっているように感じました。


2022/06/15

武器としての組織心理学

 山浦一保先生の「武器としての組織心理学 −人を動かすビジネスパーソン必須の心理学–」を読みました。


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「組織心理学とは、組織のトラブルの原因を突き止め、うまくいってる集団に共通する「リーダーシップ」や「人間関係」を明らかにする学問です」


組織心理学の定義がこれだとすると、組織人にとっては最も学ばないといけない学問ですね。

「お金」の勉強を小さい頃からした方がいいという議論がありますが、「組織心理学」も高校の授業にあってもいいですね。


この本は、「妬み」「温度差」「不満」「権力」「信用(不信感)」の5つのテーマで書かれています。


どれも組織の困りごとではないでしょうか。

この5つの対処法も子供の頃から知っていた方が良さそうなものです。



とても読みやすいので、困っている方には特にオススメです。


2022/06/07

経営リーダーのための社会システム論

 宮台真司先生、野田智義先生の「経営リーダーのための社会システム論 −構造的問題と僕らの未来−」を読みました。



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野田先生のこの本が大好きなので、新刊が出ない出ないかと待っていました。



「リーダーシップの旅」

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これを書こうと思い、ブックカバーを外したら、帯に4人の経営者のコメントが書いてありました。



「二人の巨匠の知的シャワーを浴びると、目が回り、愛を感じ、最後には勇気が出ます」(高島宏平)

「不確実な社会を見通すための教科書。刺激と示唆に満ちています」(山田メユミ)

「これからの企業運営に必須の『社会』という観点を育む最良の書」(松本恭攝)

「世代を超え、未来社会を見通す道標。若者たちに読んでほしい」(宮城治男)



全てのコメントがこの本を端的に表しています。

平易な言葉で話進めてくれていますが、頭から煙が出そうですし、刺激、示唆だらけです。

この本を読んでいるのといないのでは、ものの見方、見え方が大きく変わってくると思います。



「社会は、人によって構成されている。そして社会は人がつくるものだ。しかしながら、本書は、社会は僕らの思い通りにはならないという出発点に立つ。これは社会学の最も重要なメッセージでもある」


「人は、絶対的な不満というより、何かを比較の対象とした不満、「過去よりもひどい」とか、「周りよりも状態が悪い」といった不満を感じやすい。これが相対的剥奪感です。加えて人は、わかりやすい異物や、昔はなかったような対象を指して、「悪いのはこいつらだ」と決めつけがちです。これが外部帰属化です」


「社会をいっぺんに立て直すのが難しいのであれば、小さなユニットで「われわれ意識」を再構築していけばいいじゃないか、というのが僕たちの考え方です」



絶対「買い」の1冊です。

これから宮台先生の本も漁りたいと思います。