ジム・コリンズ、ビル・ラジアーの「ビジョナリー・カンパニーZERO -ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる-」を読みました。
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日本未発売だった「ビヨンド・アントレプレナーシップ」が加筆修正され、この本になっています。
起業家向けに書かれているサブタイトルになっていますが、全くそんなことはありません。
また、1994年にベースが書かれているとも思えません。
企業で有効なリーダーシップ
リーダーシップの機能
集団が共有し、実現を目指す、明確で説得力のあるビジョンを生み出す
➕
リーダーシップのスタイル
有効なリーダーシップ・スタイルの7つの要素(あらゆるスタイルに共通する要素)
・誠実さ
・決断力
・集中力
・人間味
・対人スキル
・コミュニケーション能力
・常に前に前進する姿勢
個人的特性(1人ひとりのリーダーに固有の要素)
コリンズ・ポラス式ビジョンのフレームワーク
・コアバリューと理念
会社の指針となる原則と信条の体系。事業と人生に関する哲学。
絶対に順守されるべき原則
組織のリーダー個人のコアバリューと理念の延長。
↓
・パーパス(存在意義)
組織が存在する根本理由
コアバリューから生まれる。
組織の行方を照らす星のように、常に努力すべき目標ではあるが、完全に達成されることはない。
100年間に渡って会社の指針となる。
↓
・ミッション
大胆で説得力のある野心的な目標
明確なゴールと具体的期限がある。達成されると、新たなミッションが設定される。
4つのタイプがある。
1.目標
2.共通の敵
3.ロールモデル
4.内部変革
リーダーシップ、ビジョンのところを少し引っ張り出してみましたが、ここだけでお腹いっぱいという感じです(他にも、戦略や戦術など色々書かれています)。
生命保険業界は衰退の五段階の中ではかなり進んでしまっていて、消耗戦真っ只中です。
今一度、リーダーシップやビジョンを問い直す時期ではないかと思います。