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2020/06/24

問いのデザイン

安斎勇樹氏・塩瀬隆之氏の「問いのデザイン -創造的対話のファシリテーション-」を読みました。





この本のタイトルは私がずっとテーマにしていたタイトルです。

「問い」の力はものすごいと感じていて、何か「公式」のようなものをずっと探しています。


問いの基本性質
(1)問いの設定によって、導かれる答えは変わりうる
(2)問いは、思考と感情を刺激する
(3)問いは、集団のコミュニケーションを誘発する
(4)対話を通して問いに向き合う過程で、個人の
  認識は内省される
(5)対話を通して向き合う過程で、集団の関係性は
  再構築される
(6)問いは、創造的対話のトリガーになる
(7)問いは、創造的対話を通して、新たな別の問いを
  生みだす


この本はファシリテーションの中での「問い」ですが、営業でも「問い」で(1),(2),(4),(6)が言えますので、成約率に劇的に影響を与えると思います。

この本では、残念ながら「公式」は見つかりませんでしたが、これだけまとまっている本は初めてです。



良い課題の判断基準
①効果性
②社会的意義
③内発的動機


良いアイスブレイクの問いのポイント
①固定概念を揺さぶる
②集団の関係性を揺さぶる
③警戒と緊張をほぐす
④テーマと接続させる


ファシリテーターのコアスキル
①説明力
②場の観察力
③即興力
④情報編集力
⑤リフレーミング力
⑥場のホールド力



これがベストかどうかは検証が必要だと思いますが、「買い」の1冊です。



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