中村文子氏、ボブ・パイク氏の「研修アクティビティハンドブック -参加者のモチベーションを引き出す学習テクニック-」を読みました。
このお二方のタッグでの第三弾です。
講師・インストラクターハンドブック
研修デザインハンドブック
第三弾は、前半が過去の復習、後半がアクティビティ集になっています。
おわりにで、ボブ・パイク氏が指摘していますが、講義は準備に最も手がかからない方法ですが、スキルの習得や参加者が自信をつける最適な方法ではありません。
経験から学ぶ、疑似体験して学ぶ、主体的に学ぶということが必要です。
しかし、まだまだ講義形式の研修が多いですよね。
この本は、それを脱却するのに非常に参考になると思います。アクティビティに加えトークスクリプトも書かれているので、すぐに使えると思います。
アクティビティを紹介している本がほとんどなかったので、バイブル的に役立つと思います。
2019/05/27
2019/05/23
合同会社設立&運営完全ガイド
横須賀輝尚氏、佐藤良基氏の「合同会社設立&運営完全ガイド -はじめてでも最短距離で登記・変更ができる!-」を読みました。
久しぶりに実務のハウツウ本を買いました。
100%お仕事のためです。
最近、個人事業の延長で合同会社を設立して一人で会社を経営している人が多くなっていると思います。
合同会社のメリット
・「法人」という信用度
・有限責任
・自由な機関設計と運営
と書いてありましたが、メリットは個人と法人の税率の差ぐらいしかなさそうです。
こんな人に向いている
・ひとり起業を行う場合
・最初のコストを抑えたい場合
・サラリーマンで会社をつくりたい場合
・早く会社をつくりたい場合
・節税対策で会社をつくりたい場合
・法人格がほしいだけの場合
比較的少額で合同会社は設立できそうですが、当然面倒ですし、社会保険も必要になります。
保険会社的には、法人保険が販売できますので、メリットがおおきいいです(笑)。
久しぶりに実務のハウツウ本を買いました。
100%お仕事のためです。
最近、個人事業の延長で合同会社を設立して一人で会社を経営している人が多くなっていると思います。
合同会社のメリット
・「法人」という信用度
・有限責任
・自由な機関設計と運営
と書いてありましたが、メリットは個人と法人の税率の差ぐらいしかなさそうです。
こんな人に向いている
・ひとり起業を行う場合
・最初のコストを抑えたい場合
・サラリーマンで会社をつくりたい場合
・早く会社をつくりたい場合
・節税対策で会社をつくりたい場合
・法人格がほしいだけの場合
比較的少額で合同会社は設立できそうですが、当然面倒ですし、社会保険も必要になります。
保険会社的には、法人保険が販売できますので、メリットがおおきいいです(笑)。
2019/05/16
あなたは仕事に「意味」を感じているか
今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のタイトルの一つです。
ド直球のタイトルです。
仕事にやりがいを感じてる人は31%しかいないということです。
仕事にどんな意味を求めるかは人によって違います。
ここでは4つの分野、8つのポイントで書かれています。
目的
①自分一人の力を越える貢献
自己実現
②学習
③達成
地位と名誉
④ステータス
⑤パワー
社会性
⑥コミュニティへの帰属意識
⑦変化や影響の手応え
⑧自律性
この論文の締めくくりでは、たくさんあればいいというものではないし、1つ深いものがあれば十分かもしれない。ただ、1つもないのは問題だと言っています。
私は、②と④と⑧がないとつまらないと感じますかね。
私の近くに新人が配属されましたが、新人は何を重要と思い、周りはそれを理解し、サポートできるのでしょうか?
ド直球のタイトルです。
仕事にやりがいを感じてる人は31%しかいないということです。
仕事にどんな意味を求めるかは人によって違います。
ここでは4つの分野、8つのポイントで書かれています。
目的
①自分一人の力を越える貢献
自己実現
②学習
③達成
地位と名誉
④ステータス
⑤パワー
社会性
⑥コミュニティへの帰属意識
⑦変化や影響の手応え
⑧自律性
この論文の締めくくりでは、たくさんあればいいというものではないし、1つ深いものがあれば十分かもしれない。ただ、1つもないのは問題だと言っています。
私は、②と④と⑧がないとつまらないと感じますかね。
私の近くに新人が配属されましたが、新人は何を重要と思い、周りはそれを理解し、サポートできるのでしょうか?
2019/05/14
EQ2.0
トラヴィス・ブラッドベリー、ジーン・グリーブスの「EQ2.0 -「心の知能指数」を高める66のテクニック-」を読みました。
久しぶりにEQの本を読みました。本屋で見かけました。
EQとは、サブタイトルの「心の知能指数」と呼ばれているものです。
自分自身と他者の心の動きに気づき理解する力です。
勉強ができても、いい大学を出てても、ソリシターとして活躍できるわけではないと思います。
EQが高いことの方がソリシターとして活躍できるような気がしますが、流行りませんね。
私の尊敬する代理店主は今まで見たことのないEQの高さでした。
EQの4つのスキル
自己認識
自己管理
社会的認識
人間関係管理
66のテクニックはぜ全部書けませんので、ぜひ読んでみてください。
まだやっていないのですが、EQのオンラインテストのパスコードも付いてます(ストレングスファインダーみたい)。
久しぶりにEQの本を読みました。本屋で見かけました。
EQとは、サブタイトルの「心の知能指数」と呼ばれているものです。
自分自身と他者の心の動きに気づき理解する力です。
勉強ができても、いい大学を出てても、ソリシターとして活躍できるわけではないと思います。
EQが高いことの方がソリシターとして活躍できるような気がしますが、流行りませんね。
私の尊敬する代理店主は今まで見たことのないEQの高さでした。
EQの4つのスキル
自己認識
自己管理
社会的認識
人間関係管理
66のテクニックはぜ全部書けませんので、ぜひ読んでみてください。
まだやっていないのですが、EQのオンラインテストのパスコードも付いてます(ストレングスファインダーみたい)。
2019/05/13
20代で億を稼ぐ!
藤山大二郎氏の「20代で億を稼ぐ! -自己資金ゼロの私が、1年半で年収2億を達成した不動産投資戦略-」を読みました。
不動産投資の本はたくさん紹介してきました。
今までに紹介した本は都心の中古のワンルームマンションに投資をするというローリスクローリターンの手法の本ばかりでした。
この本は、地方のボロアパート1棟に投資をするというハイリスクハイリターンの投資手法です。
確かにリスクを取らないと、大きくは稼げません。
この投資ではポイントが2つあると感じました。
サブタイトルにあるように自己資金ゼロで投資をしたということなので、1つはお金を貸してくれる銀行を探すということです。
もう一つのポイントは、割安な物件を見つけるということでしょうか。
割安な物件を見つける方法はわかりましたが、お金を貸してくれる銀行の開拓は本を読んでも分かりませんでした。
それがノウハウなんだろうと思います。
不動産を判断する3つの基準
収益力
担保力
稼働力
不動産投資の本はたくさん紹介してきました。
今までに紹介した本は都心の中古のワンルームマンションに投資をするというローリスクローリターンの手法の本ばかりでした。
この本は、地方のボロアパート1棟に投資をするというハイリスクハイリターンの投資手法です。
確かにリスクを取らないと、大きくは稼げません。
この投資ではポイントが2つあると感じました。
サブタイトルにあるように自己資金ゼロで投資をしたということなので、1つはお金を貸してくれる銀行を探すということです。
もう一つのポイントは、割安な物件を見つけるということでしょうか。
割安な物件を見つける方法はわかりましたが、お金を貸してくれる銀行の開拓は本を読んでも分かりませんでした。
それがノウハウなんだろうと思います。
不動産を判断する3つの基準
収益力
担保力
稼働力
スルガ銀行やレオパレスなど不動産投資には逆風が吹いていると思いますので、チャンスが広がってるのかなと思います。
2019/05/09
仕事に効くオープンダイアローグ
鈴木隆氏の「仕事に効く オープンダイアローグ -世界の先端企業が実践する「対話」の新常識-」を読みました。
オープンダイアローグは、もともとは北欧発の心理療法です。
オープンダイアローグの7つの原則
1.即時対応
必要に応じてただちに対応する
2.社会的ネットワークの視点を持つ
クライアント、家族、つながりのある人びとを
皆、治療ミーティングに招く
3.柔軟性と機動性
その時々のニーズに合わせて、
どこででも、何にでも、柔軟に対応する
4.責任を持つこと
治療チームは必要な支援全体に責任を持って関わる
5.心理的連続性
クライアントをよく知っている同じ治療チームが、
最初からずっと続けて対応する
6.不確実性に耐える
答えのない不確かな状況に耐える
7.対話主義
対話を続けることを目的とし、多様な声に耳を傾ける
対話実践の12の基本要素
1.本人のことは本人のいないところでは決めない
2.答えのない不確かな状況に耐える
3.治療ミーティングを継続的に担当する
2人(あるいはそれ以上)のスタッフを選ぶ
4.クライアント、家族、つながりのある人々を、
最初から治療ミーティングに招く
5.治療ミーティングを「開かれた質問」からはじめる
6.クライアントの語りのすべてに耳を傾け、応答する
7.対話の場で今まさに起きていることに焦点を当てる
8.さまざまな物の見かたを尊重し、
多様な視点を引き出す
9.対話の場では、お互いの人間関係をめぐる反応や 気持ちを大切に扱う
10.一見問題に見える行動であっても、”病気”の
せいにせず、困難な状況への”自然な””意味のある”
反応であるととらえて、応答する
11.症状を報告してもらうのではなく、
クライアントの言葉や物語に耳を傾ける
12.治療ミーティングでは、スタッフ同士が、
参加者たちの語りを聞いて心が動かされたこと、
浮かんできたイメージ、アイディアなどを、
参加者の前で話し合う時間を取る
日本では精神疾患の治療は薬物療法が中心です。精神科の病床数は全世界の20%が日本にあるとのことで、ガラパゴス化しています。
上記の原則、基本要素を読むだけで、投薬よりも効きそうな印象があります。これをビジネスに応用しても、効くだろうなと感じます。
日本のビジネスの世界では、ホンダの「ワイガヤ」や京セラの「コンパ」など、有名なものもありますが、対話の場が創業者のマンパワーではなく、会社の文化、共通言語的に会社に溶け込んでいる会社が生き残っていくんだなと感じました。
今年一番の本でした。
オープンダイアローグは、もともとは北欧発の心理療法です。
オープンダイアローグの7つの原則
1.即時対応
必要に応じてただちに対応する
2.社会的ネットワークの視点を持つ
クライアント、家族、つながりのある人びとを
皆、治療ミーティングに招く
3.柔軟性と機動性
その時々のニーズに合わせて、
どこででも、何にでも、柔軟に対応する
4.責任を持つこと
治療チームは必要な支援全体に責任を持って関わる
5.心理的連続性
クライアントをよく知っている同じ治療チームが、
最初からずっと続けて対応する
6.不確実性に耐える
答えのない不確かな状況に耐える
7.対話主義
対話を続けることを目的とし、多様な声に耳を傾ける
対話実践の12の基本要素
1.本人のことは本人のいないところでは決めない
2.答えのない不確かな状況に耐える
3.治療ミーティングを継続的に担当する
2人(あるいはそれ以上)のスタッフを選ぶ
4.クライアント、家族、つながりのある人々を、
最初から治療ミーティングに招く
5.治療ミーティングを「開かれた質問」からはじめる
6.クライアントの語りのすべてに耳を傾け、応答する
7.対話の場で今まさに起きていることに焦点を当てる
8.さまざまな物の見かたを尊重し、
多様な視点を引き出す
9.対話の場では、お互いの人間関係をめぐる反応や 気持ちを大切に扱う
10.一見問題に見える行動であっても、”病気”の
せいにせず、困難な状況への”自然な””意味のある”
反応であるととらえて、応答する
11.症状を報告してもらうのではなく、
クライアントの言葉や物語に耳を傾ける
12.治療ミーティングでは、スタッフ同士が、
参加者たちの語りを聞いて心が動かされたこと、
浮かんできたイメージ、アイディアなどを、
参加者の前で話し合う時間を取る
日本では精神疾患の治療は薬物療法が中心です。精神科の病床数は全世界の20%が日本にあるとのことで、ガラパゴス化しています。
上記の原則、基本要素を読むだけで、投薬よりも効きそうな印象があります。これをビジネスに応用しても、効くだろうなと感じます。
日本のビジネスの世界では、ホンダの「ワイガヤ」や京セラの「コンパ」など、有名なものもありますが、対話の場が創業者のマンパワーではなく、会社の文化、共通言語的に会社に溶け込んでいる会社が生き残っていくんだなと感じました。
今年一番の本でした。
2019/05/08
コーチングの神様が教える「できる女」の法則
サリー・ヘルゲセン、マーシャル・ゴールドスミスの「コーチングの神様が教える「できる女」の法則」を読みました。
マーシャル・ゴールドスミスの「コーチングの神様が教える」シリーズの第3弾です。
今が旬のテーマです。
女性にはもちろんおススメですし、男性の方も読んでおいた方がいいと思います。
この本は、女性のキャリアを阻害する12の悪癖がテーマです。
1.自分の実績をきちんと言わない
2.あなたの仕事ぶりをほかの人が自然に気づいて
報いてくれると期待する
3.専門性を過大評価する
4.人間関係を築くだけで活用しない
5.初日から協力者を得ようとしない
6.キャリアより仕事を優先する
7.完璧主義の罠に陥る
8.喜ばせたい病
9.矮小化する
10.やりすぎる
11.反芻する
12.自分のレーダーで注意散漫になってしまう
この悪癖を読むだけで、自分に該当する箇所が3つもあり(悲)、書きながら反省しています。
1,2などは、アメリカ人以上に日本人は敬遠する人が多いと思います(私の周りには自分がやってもいないことを自分の実績という人がたくさんいますが・・・(笑))。
素晴らしい上司ばかりではないですから、自分を売り込む技を身につけないと、結果的に気持ちよく仕事ができないことになります。
特に、女性はいやらしいと感じる人が多いと思いますので、男性以上にソンをしてると思います(私の周りでは優秀な女性が多いですが、評価は低い人が多いです)。
今回も興味深い内容です。
マーシャル・ゴールドスミスの「コーチングの神様が教える」シリーズの第3弾です。
今が旬のテーマです。
女性にはもちろんおススメですし、男性の方も読んでおいた方がいいと思います。
この本は、女性のキャリアを阻害する12の悪癖がテーマです。
1.自分の実績をきちんと言わない
2.あなたの仕事ぶりをほかの人が自然に気づいて
報いてくれると期待する
3.専門性を過大評価する
4.人間関係を築くだけで活用しない
5.初日から協力者を得ようとしない
6.キャリアより仕事を優先する
7.完璧主義の罠に陥る
8.喜ばせたい病
9.矮小化する
10.やりすぎる
11.反芻する
12.自分のレーダーで注意散漫になってしまう
この悪癖を読むだけで、自分に該当する箇所が3つもあり(悲)、書きながら反省しています。
1,2などは、アメリカ人以上に日本人は敬遠する人が多いと思います(私の周りには自分がやってもいないことを自分の実績という人がたくさんいますが・・・(笑))。
素晴らしい上司ばかりではないですから、自分を売り込む技を身につけないと、結果的に気持ちよく仕事ができないことになります。
特に、女性はいやらしいと感じる人が多いと思いますので、男性以上にソンをしてると思います(私の周りでは優秀な女性が多いですが、評価は低い人が多いです)。
今回も興味深い内容です。
2019/05/07
ビジネスモデル for Teams
ティム・クラーク、ブルース・ヘイゼンの「ビジネスモデル for Teams -組織のためのビジネスモデル設計書-」を読みました。
ビジネスモデルジェネレーションシリーズの第4弾です。
解説が一橋の楠木先生、推薦が埼玉の宇田川先生と帯に豪華メンバーの名前が並んでいます。
今回も写真集のような作りです。
私の所属する会社には、組織の中で、業務改善やビジネスモデル設計などに関して、標準プロセスやフレームワークといったものがありません。
そのような会社にとってはものすごく役に立つ本だと思います。
楠木先生が書かれているように、使いたくなるようなフレームワークがたくさん紹介されていて、チームで目線を合わせる、共有することが容易になると思います。
今回もいろんな企業の実践事例(39か国、225名)を交えて書かれていますので、使うイメージがしやすくなっています。
おススメの1冊です。
ビジネスモデルジェネレーションシリーズの第4弾です。
解説が一橋の楠木先生、推薦が埼玉の宇田川先生と帯に豪華メンバーの名前が並んでいます。
今回も写真集のような作りです。
私の所属する会社には、組織の中で、業務改善やビジネスモデル設計などに関して、標準プロセスやフレームワークといったものがありません。
そのような会社にとってはものすごく役に立つ本だと思います。
楠木先生が書かれているように、使いたくなるようなフレームワークがたくさん紹介されていて、チームで目線を合わせる、共有することが容易になると思います。
今回もいろんな企業の実践事例(39か国、225名)を交えて書かれていますので、使うイメージがしやすくなっています。
おススメの1冊です。
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