ロナルド・A・ハイフェッツ、マーティ・リンスキーの「[新訳]最前線のリーダーシップ -何が生死を分けるのか-」を読みました。
組織の中の問題ですでに答えが分かっているものとそうでないものがあります。
すでに答えが分かっているものは「技術的問題」で権限のある人が粛々と解決に当たればいいのですが、指示に従うだけでは解決しない問題があります。それを「適応課題」といい、組織の中で対話をして、今までの考え方や価値観、行動を変えていかないとうまくいきません。
今はVUCAの時代と言われており、技術的問題よりも適応課題の方が多くなっていると思います。
そのような時代の中、リーダーシップを発揮していくことは人々から激怒され、攻撃されるリスクがあります。
この本は、リーダーとして行動することを機会と捉え、かつ生き残ることをテーマにしています。
活き残るためのスキルだけでなく、重圧に耐えるための考え方や訓練方法も紹介されています。
リーダーにはありがたい1冊だと思います。
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